
サディスティックな表情の女王様っぽいイラストが表紙を飾っています。
80年代のSM雑誌ですが、立花冷子女王の独白というキャプションも見える。
これは絶対にジャケ買いしまっせ。
しかし、この雑誌の主なコンテンツは、明らかにS男M女系で女性緊縛写真ばかり。
それをツマラナイとは言わないけれど、当時M男系に特化したコンテンツに飢えていた僕にはやや不満でした。
昔のSM雑誌の表紙は、今の「スナイパーEVE」とかみたいに顔出しOKの女王様はいなかったので、ほとんどがイラストでしたネ。
「SMファン」や
セレクトも、あるいはコレクターといったM男に理解のある雑誌ですら、どちらかというと一般ノーマル男性を意識したカバー・デザインだったように思います。当時は(今もかもしれないですが)、変態じゃないノーマルな男性が、S男性であるという理解が一般的だった(たぶん)
表紙絵の、そのおどろおどろしさはどのメディアも共通しており、S男性向けというよりは、一般向けを狭義に狙っていたのかもしれない。何故かMの心にも刺さっていたようにも感じる。
SだろうとMであろうとなかろうと、両者はゲシュタルト的に揺らぎあっているワケで、その感性は共有できる要素が多いのである。
それにしましても、本当に狭い世界でしか流通し得ない、不気味な匂いの漂う雑誌といった趣が、今となっては懐かしいです。
【昔のSM雑誌】
■ 奇譚クラブのマゾフォト
■ 女王様の地位向上の歴史

昔の女王様はなぜマスクで顔を隠していたのか?
■ マゾフォトのカメラ目線
■ SMスナイパーの廃刊

SMメディア変遷の歴史
■ マゾ写メ 
S女性にM男の恥ずかしい姿を撮影されちゃうマゾ写メ (>_<)
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気持ち良くわかります。
雑誌でも映像でも編集者はマゾでなかったりするので、そこのところミソクソになって一体何かわからなくなってます。
中にはマゾの編集者もいますがブレる、一途でない。
それは時間と共に内容が変遷し最終的に別物になってしまう。
まあ大体内容が見た目、汚くなっていきますね。
モデルの容姿も劣化していきます。
僕が考えるには編集者はマゾである事、ブレずに性的嗜好を変えない事、常に女性が美しく映える様にする事ですね。
馬の介さんが縛りへ転向された事はショックでした。
ホーマーさんは顔面騎乗一途でいて欲しいと思います。
私はその嗜好ありませんが多くの顔面騎乗依存者がブログ更新を楽しみにしている事は認識しておいて下さい。
そして美しさは追求して欲しいですね。
多くのSM愛好者が抱えるその先にあるものとは何か…朝霞さんも先日そのテーマで書いていましたが死って言うのも困るとか…
その先にある物とは死じゃない!洗練された美しさでテーマはマンネリです。と思いますね…
例えばいつの時代でも顔面騎乗ファンているでしょ?
マンネリ最高!その先に求めるものは美しさだ!
ブレない!それが本当のマゾ先生なのだ!
馬の介さんも出来ればヨボヨボになっても馬一途に続けて欲しかった…
ヨボヨボ老馬に容赦なく拍車かけ鞭入れる美しいドミナって最高な美なんですけどね…
シオラのドミナも死ではなく特化した過酷な責めで自分が美しく映えるよう洗練されて欲しいですよね。
ホーマーさんどう思います?