恥の多い人生をおくってきました。
僕はどちらかというと、きわめて楽観的な性格なのですが、おウチ時間が長期化し、気軽にSMが出来ないとなってくると、やっぱり独特のフラストレーションがたまってきます。
なので先日、我慢しきれなくなって
Go To SM してきまスた・・・
SMというのは、気軽にやるべきものではない。
ストレス発散のために「気
楽」にやるのはいいが、慎重に行うべきである。
今でも僕は、SMクラブへ予約の電話をする時は、緊張・・・ ? う〜ん、
実はもう、それほど緊張しなくなりましたかね〜(>_<)
先日、一応は覚悟を決めて、SMクラブに逝ってきたんですけど、しょっちゅう通ってるわけではないのに、冒頭で「いつもお世話になっております。」なんて言ってみたりして。
「こんなご時世で誠に申し訳ありませんが、予約可能でしょうか?」と、
敢えて腰の引けた挨拶を、アドリブで言えた自分に、我ながら感心してしまいました。
もう予約をする段階からプレイは始まっている。
昔はそんな感覚で電話をしていた。
最近は、立て板に水が流れるように、とまではいかないけど、噛まずに、とちらずに、こちらの発話が先方の応対にかぶらないように、落ち着いて、間を意識しながらなめらかで自然なトークを心がけています。
ご調教のご挨拶ではないですが、丁寧な敬語で最大限のリスペクトを表現。
ある意味で、「私の恥ずかしいマゾヒズム」のプレゼンテーションを行う心意気。

プレイそのものが、マゾヒズムのプレゼンテーションなわけで、それを冷静に行うぐらいの、余裕というか気持ちのゆとりを持ちたい。
そんなこと言ったって、優秀な女王様は容赦なく追い込んでくるから、
「ウハー」 と、いつの間にか、なっちゃうんだけど(>_<)
平常心でSMやっても、面白くないのでは?という意見もあるでしょう。
それはごもっともと思う一方で、冷静に惨めな自分を見てみたい気もする。
いわば能楽の世界で言うところの「
離見の見」みたいな?
昔、カメラを部屋の隅っこに置きっぱなしにしてセッションを撮影してたりしました。
自分で撮影しておきながら、恥ずかしくて、とても見られたもんじゃないんだけれど、最近は、おうち時間が増えたこともあって、少しだけ冷静に見られるようになった。
画面の中で、一応はまともに「お許し下さい〜 ヒえ〜!!!」とか叫んでる(>_<)
今、この歳になって見てみて言えることは、
バカだよね、ジブン(>_<) この
「ひエ〜」と言ってるジブンの姿はおぞましい(>_<)
もうちょっと、なんとかならんものか・・・
馬之助さんや
龍パイセンのように、スタイリッシュでかっこいいマゾになりたいものである。
とてもじゃないが、この偉大なお二人のようにはなれそうもないけれど、平常心で冷静にSMプレイができれば、少なくとも見た目には「カッコいい」ような気がする。
ラリって見苦しく女王様の前でのたうちまわるのもいいんだけど、人生百年時代、残りの人生で、かっこいいいマゾになることを目標にしたいと思っているのですが、何かモンダイありましたでしょうか?
*馬之介さんの文章は昔mixy時代から拝見していたけど、好きだったなあ〜 *マゾヒストとしての勝ち組ともいえる、北川プロ初期作品にも出演されていた龍パイセン。またの名をヤプー0号氏
ブログ「マゾほど素敵な性癖はない!」より