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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

マゾフォトの文学的キャプション 



 苦痛は官能の歓びに還元され恍惚の渦の中に埋没する。

 ひとことで「苦痛と快楽」などと言っても、それは単純に二項対立的なものではない。

 僕の感覚的には、揺らぎのあるゲシュタルトであり、苦痛も快楽も同じというか、時には区別のつかない重層性を持つ。

 このことは、一見相反するかにみえる「光」と「闇」の両義性にも繋がる。

 万葉集の「渡る日のかげも隠ろひ 照る月の光も見えず」にあるように、月の影は光であり、この輝きによってその物と重なるもう一つの姿が黒い「かげ」と呼ばれる。

 影とは現身(うつせみ)の分身とも言えるでしょう。

 SとMも似たような構造であり、SM雑誌の編集者たちは、古代から繰り返されて来たこの形而上学的な重層性を示唆してくれます。

 そうでなければ、このように文学的に冴えたキャプションを、添えることは適わないと思うのです。


 どうでもいいか、そんなコト(>_<)





[ 2020/01/11 18:02 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(6)

恍惚のあえぎ 

恍惚のあえぎキャプション

 年末年始は、「死後のコレクション」の整理整頓をしてのんびりしてました。ここんとこ、毎年のようにやっています。

 いやぁ、真面目な話、老衰で大往生できれば本望だけど、地震や津波で突然命を落とさないとも限らないご時世、理不尽なアオリ運転も怖い。

 いつオサラバしても大丈夫なように、絶対に秘密のアブナいお宝写真は処分せねばなるまいて...(>_<)

 いや、捨てきれずにとりあえず「絶対に秘密(>_<)」というラベルをつけて分類しているだけなんだが・・・

 これが結構楽しい。

 老後の楽しみにとっておきたい(もうすでに老後みたいなものか...)

 とにかくマゾ気分をさっぱり整理してから、極楽浄土に旅立ちたいもの。

 それはともかくとして、昭和の時代の古いSM雑誌には、昔はあまり気にしなかったけれど、グラビア写真についてくるキャッチなコピーが目を引く。

 詩情あふれるこのキャプション。

 読者の皆さん、ものは試しで音読してみませんか?

KouKotsu_no_Aegi_textpart_LARGE.jpg

 何度読んでも笑える。いや、泣ける(>_<)

 声に出して読みたい日本語だよ。セッション前に言葉責めへの練習用に使えるかも。

 「たとえ火の中、水の中...」なぁんて表現、現代ではもう死後、じゃなくて死語でしょう。

 恍惚状態で喘いでいる時に、こんな名文句はなかなか言えたものじゃないと思う。

 「極楽浄土」も、単語として祖母から聞いたことあるぐらいで、日常会話ではもう使えない。

 宗教的なことをヌキにしても、インパクトありすぎて、気安には口にできそうもない。

 だけど、SMのセッション中になら、現代でも使える、ナウい口語となる。
 (「ナウい」はもう死後か?)

 僕はSMプレイの時には何故か昔から(若い時から)「嬉しゅうございます女王様」とか、妙に古臭い大和言葉を使ってしまう癖があって、普段の自分のボキャブラリーにない表現をよく使った。

 例えば「お許し下さい!」の代わりに、

 「どうか、お慈悲を...」とか。じひかな?

 自分でも変なヤツと、後から思ったりして。

 言葉責めで使って頂きたい文言を台本形式にして持参しても、「こんな歌舞伎みたいな台詞、言えないわヨ!」と、却下はされないまでも、呆れられたりもしたっけな(>_<)

 山田詠美が「ひざまずいて足をお舐め」という小説を書いてくれて本当にありがたかった。

写楽

 理性的になれば、SMプレイみたいな茶番劇は、見るに堪えない。

 なんとなれば、茶番なのにガチで真剣だから。

 女王様もそれを判っていればこそ、内心呆れていても誠実に対応してくれる。

 いわば「筋書きのないドラマ」を、存在するはずのない観客を前に演じているわけで、そこに描かれる演劇的空間は、ある意味では芸術的なものだと僕は思うのです。

 誰のためでもない、自分のための罪深いお芝居。

 女王様という美しい共犯者を得て、輝く背徳の芸術。

 それは、ボードレールの言う祝祭であり、マラルメが惹かれる陶酔。

 マゾヒストの恍惚のあえぎは、フランスの詩人たちの魂の声のように、僕の胸を打つのでした。





[ 2020/01/04 19:45 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(4)

不思議だな 胸を舐めるの 好きなマゾ 

不思議だな胸を舐めるの好きなマゾ

 これは昔のSM雑誌グラビアには時々登場していた。

 いわゆる「赤ちゃんプレイ」とは違っていて、わりとノーマルっぽく。

 まぁ、別にいいんだけど、SMプレイとしてはどうなのだろう。

 ここは倒錯の世界が主流で、どこか「健全」っぽい胸舐め奉仕は、あまり似つかわしくないような気はする。
 (*個人の見解です)

 実際、SMクラブにもご褒美感覚でなさる女王様は、稀にいらっしゃいます。

 僕もかつて、頼みもしないのに胸を押しつけられ「お舐め!」と言われたことがたまにあったけれども、どちらかというと「胸よりはお尻」派だったので、

 はぁ? てな感じでびっくりしたんだ。

 もちろん、「いいのかな?」と思いつつ、むしゃぶりついたのは言うまでもない(>_<)

 女王様の中には母性本能が強く、その場の勢いでつい「やらかしてしまう?」場合もあるかもしれませんが、まぁなんとなく微笑ましいプレイではある。

 
海外のBDSMフォトにもよく見られる光景
tumblr_mxgjevEosA1rtumbjo1_500.jpg
 *ちなみに、コレが「エアー緊縛」 ↑


 しかしプレイメニューには入らないでしょう? オプションでも。

 いや、別にあってもいいのか(>_<)

 よく考えたら(考えなくとも)あったほうが、いいかもしれないね (。。)☆\バキ

 
■ チチの日
NaMeNaMeMan_TB.jpg

 
■ 女性の足を舐めるのは犯罪か?
tumblr_n1rru2PCPs1sel8ayo2_400.gif マゾには足を舐める義務がある!
 

■ 春川ナミオのおっぱいグリグリ絵
春川ナミオのおっぱいグリグリ絵図

 春川ナミオさんも絵のモティーフとして取り入れてますから.. (←「から」どうだというのか?)


 ちなみに、「用事プレイ」で一般的に使用される言葉(ようじ)がFC2ブログ利用規約に抵触するらしく、この文字が文中にあると記事が投稿できません。コメントなどでもご注意願います。「奨学生」などもそうです。不思議だな。

[ 2020/01/03 08:51 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(6)

マゾのグルメ 

マゾのグルメ

 切り抜き保存だから、出処が不明ですが、おそらく70年代の「SMセレクト」あたりか?

 昔のグラビア写真には独特の迫力があって、目に焼きつくような印象が残る。

 その中でも当時としてこれは珍しいタイプだった。

 今見ても斬新なビジュアルで、たまたまひらめいた「マゾのグルメ」という言葉からふと記憶が蘇り、年末の大掃除のついでに探してみたら、幸いなことにすぐ見つかった。

Mazo_Gurume_03.jpg
 女王様:ハイ、あ〜んして


 別にグルメでなくたって、誰でも皆こういう食べ方してみたいですよね?

 ( ↑ フツーですよね? )

 この時ハイヒールで踏みつぶして欲しいという願望を持つマゾもいたりして。

 感覚的に咀嚼と近いような気もするんだけど、気のせいかも。


■ 美味しいワインのいただき方



■ SMセレクトのマゾ写真
鞭の調教師_4A

■ マゾ写メ  
Mazo_Shame_20111216101358.jpg S女性にM男の恥ずかしい姿を撮影されちゃうマゾ写メ (>_<)


■ 奇譚クラブのマゾフォト
PU_Kitan_OLD_MazoPhoto.jpg


 ■ 女王様の地位向上の歴史
 昔の女王様はなぜマスクで顔を隠していたのか?



 ■ マゾフォトのカメラ目線
マゾフォトの目線



 ■ SMスナイパーの廃刊
 SMメディア変遷の歴史


■ 死後のコレクション
絶対に秘密




[ 2019/12/30 09:39 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(4)

屈辱の縄 

 今年「奇想の系譜展」と題する、江戸美術の絵画展をとても興味深く観ました。

 この流れでぜひとも、春川ナミオについて語りたいところなのですが、その前に、明治時代から大正、昭和にかけて活躍した伊藤晴雨を経て、昭和における後継者として突出した存在感を示した須磨利之という絵師について触れてみたいと思います。

 またの名を喜多玲子。このブログでも何度か紹介していますが、1970年代のSM雑誌で美濃村晃というペンネームでも知られる「奇想の人」です。

 かつて「奇譚クラブ」の編集者として腕を振るい、挿絵やカットを描き、緊縛師としてはモデルを縛り写真も撮影するという才気煥発になクリエイター。そして、もしかしたらこの人は詩も書いていたのだろうか?と思われる痕跡を古いSM雑誌から「再発見」しました。



 花は おしつぶされて 屈辱が身をせめる

 涙が乳房を伝うと けだものが それをみて嗤う(笑う) 
 
 からだのひだに 喰いこんでくる縄は 

 泣き声を誘って

 ああ、花が濡れ 屈辱が身をせめる

 
(1971年 SMセレクト 8月号)

SMセレクト

      
 なんというのか、刺激に満ちたSM雑誌のキャプションにしては、素朴な味わいがあります。

 ここでは、「屈辱」という言葉が、僕の心に刺さりました。

pic17.jpg

 鑑賞者は、詩や絵の対象が感じている屈辱に共感することで悶える。

 羞恥と似ているようで、少し趣が異なります。

 須磨が描く女性緊縛絵図では、羞恥よりも屈辱にスポットライトが当たり、女性はおそらくマゾではない。気位の高い貴婦人が、責めの結果として将来的にマゾとして堕ちる可能性はあるにせよ、強い意思と誇りで責めに抵抗しようとする姿に、鑑賞者は心打たれる。

reiko17.jpg

 本来なら、サディスティックな女王様として、男を屈服させるべき資質を持つ女性が、不本意ながら責められるところに官能的な美を見いだし、S男性もM男にも、いやSMとは無縁なノーマルな鑑賞者にも普遍的な感動を与えることに成功しているようです。

 これと対照的なのが椋陽児の筆致で、彼の責め絵においては、無垢な少女はもう抵抗を諦め、屈辱を受け入れて羞恥の表情を浮かべています。

椋陽児 「羞恥晒し」

 それがやはりS男性にもM男にも受けた。

 須磨は、本人にMっ気があったかどうかはともかく、SM雑誌の編集者として、男性マゾヒズムにも深い理解を示しており、S男性向けが主流だった当時のメディアにおいて、M男向けを意識した企画やコンテンツが目を引きます。

Kita-Reiko_Omoshi-Zeme.jpg

 SM自体にまだ市民権がなく、致命的にマイノリティだった男性マゾヒストに寄り添う姿勢は、当時としては異端の、その意味で「奇想の絵師」と呼べるのではないでしょうか。





SumaNureki.jpg
「裏窓」編集部時代の須磨利之(左)と右は濡木痴夢男




■ 万華鏡〜抒情と緊縛
竹久夢二と伊藤晴雨


■ 伊藤晴雨  責め絵(女性緊縛絵画)のパイオニア!
伊藤晴雨フォト


■ SMのクオリア



■ 椋陽児  女性緊縛イラストの巨匠!


■ 女は縛ると美しくなる
 責め絵の巨匠・伊藤晴雨


■ 緊縛の文化史・日本人の知らない日本美
緊縛の文化史 表紙


■ マスター "K"の素顔に触れて
マスター



■ 緊縛の芸
女性緊縛_1



■ 縛師 Bakushi



■ 男性緊縛美
樹里ふぉとぐらふ







[ 2019/05/03 19:46 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(4)

チチの日 

哀願少年

 父と子と聖霊は三位一体。

 現代のフェティシズム的に置き換えると、乳と胸と乳首は一体である。

 つまり、こじつけがましいけれども、バスト崇拝信仰です。

 ということで本日は「牛乳(ちち)の日」なのですね。


 わかりにくく言うと、おっぱいの日でもありますよね〜  (。。)☆\バキ

 全国のマゾのお父さんは、いかがお過ごしでしょうか。

 別にこれまで内緒にしていたわけではありませんが、僕はチチが大好きなのです(>_<)

淫微なご奉仕

 僕が「うぶ」だった(今もだが)少年時代(1970年代〜)のSM雑誌には、どういうワケだか「女王様のおっぱいをM男奴隷が舐めるの図」グラビアが数多くありました。 平成も終わろうとしている現代ではほとんど見かけないビジュアルです。

 SMクラブやM性感などでも、いわゆる用事プレイなどは例外として(よく知らんが)これはセクハラでしょう。

 別にそれにいちゃもんをつける気はありません。

 ただ、まだオナニーを知らなかった少年の僕としては、

「どうせ舐めるんだったら、胸でなくてお尻のほうがいいんだけどなぁ」と思っていた。

 この時点で、マゾヒズムのフォースが覚醒していたのかもしれない。

舐め舐めM男(カラー)

 健全な男の子であれば、ボイン(←もしかして死語?)を舐めたいと思うところが、僕はお尻のほうに惹かれていた。

 言い訳じゃなく、誤解を恐れずに言うと、ボインをないがしろにしていたわけではありません。

 さらにつけ加えるなら、大きいかどうかも、たいして問題ではない。

 もちろん、大きいことはいいことだが... 胸もお尻もネ。


 憧れの女性のものであれば、その属性としての身体の一部分にフェチは感じており、その順番がお尻の次だったというだけのことです。

 ですから、きちんと心の中では、胸にもリスペクトを持って興味を抱いていました(たぶん)

恍惚の雨

 だけどねえ、すでに大人になっちまったM男のてまえ、シリが好きとは言えても、ムネが好きとは言えませぬ(>_<)

 だから、年に一度の乳の日にけ、声を大にして言ってみたいのです!

NaMeNaMeMan_TB.jpg


 本当は、女王様のボインや乳首を舐めてみたい!(>_<)のですが、何か問題ありましたでしょうか?


 * 補記:子どもを意味する「ようじ」や「じどう」という用語がFC2ブログ内で使用できません


AnaruButa_4B_201806170824522af.jpg
昔のSM雑誌では、女王様は顔を隠しても、胸は隠さないお約束でした。



薔薇をお舐め




■ 春川ナミオのおっぱいグリグリ絵
春川ナミオのおっぱいグリグリ絵図



父の日



[ 2018/06/17 08:46 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(2)


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