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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

女王様とお風呂に入りたい 

 毎日蒸し暑い日が続くと、女王様とお風呂に入りたくなりますよね (。。)☆\バキ

 そんなのありえないでしょ!という声も聞こえてきそうですが、昔のSM雑誌ではよくあったのです。

 というわけで、押し入れの隅っこから引っ張り出してきました。

CleanServe_cover.jpg

 このグラビアのタイトルは気が利いていると思う。

 女王様が奴隷の口を「洗浄」しています。 これでは逆なのでは?

 そうではなくて、これは次に奴隷が口で女王様を「洗浄奉仕」するために、汚れた口が清められているのです。

 SMクラブなどでは舌奉仕の前に奴隷の口をリステリンなどでうがいさせる女王様がいらっしゃいます。



Tongue_2b.jpg

しかし、この時代、実際には局部奉仕の場面は出てきません。


 この当時のグラビアでは、クンニや舌奉仕のシーンは、モザイク規制する以前に撮影すらされていませんでした。

 ギリギリのラインで読者のイマジネーションを膨らませるように工夫されていた時代。

 自分の妄想力であんなコト こんなコトをイメージするための、きっかけ場面であればいい。

Tongue_4.jpg

 マゾ男グラビアが稀少な時代に、これはかなり キタキタ キタ━(゚∀゚)━!のイメージ。



緊縛されて湯船につかるというのは恐怖心があおられるものです。

 Tongue_2a.jpg

しかし、女王様と一緒にお風呂に入れるんだから、もう死んでもいいよネ(>_<)






【昔のSM雑誌】



Mエグゼクティヴ    SMキング 

 奇譚クラブ keel  







[ 2012/07/19 00:00 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(0)

早乙女宏美の「エロスの鉄人」 

エロスの鉄人_PHOTO_01

 今からちょうど15年前、春川ナミオ氏はSM雑誌の取材に応じられたことがあります。

 僕の知る限りでは、春川さんご本人がメディアに登場したのはおそらくこれが初めてだったのではないでしょうか。

 この翌年(1998年)にも「お尻倶楽部」という、SMとはちょっと異なるテイストのマニア向け雑誌で、松沢呉一氏(スナイパーEVEなどで女王様のインタビューなどを手がけるライター&エディター)の記事にも登場しましたが、滅多なことでは顔を出さない寡黙な巨匠だっただけに、一時期話題となりました。

 とはいっても、顔は出さずに写真では後ろ姿だけでしたが、長年沈黙していた大御所の肉声には感銘を受けたのでした。

 この1990年代後半という時代は、すでにSMも社会的に認知されて久しく、ブームを越えて安定した爛熟期だったのだと思います。

 春川さんは北川プロ主催の女王様オーディションの審査員などもされたりしていました。

エロスの鉄人_PHOTO_02
リックすると拡大画像で記事本文がお読み頂けます


 独特の筆致は、それが「マゾ画」であることを差し引いても強烈な印象を残してくれます。

 オーソドックスな芸術的感動がそこにはある。

 鮮やかな色彩はないのだけれど、とことん描き込まれたディテールからは画家の魂が伝わってくる。

 鉛筆による素朴なモノトーンの味わいが、ある一つのメッセージを強調しているかのよう。


エロスの鉄人_PHOTO_03
 *写真は全て「S&Mスナイパー」1997年7月号より


 
 SMやこの分野に特に興味のない人でも、芸術表現としてこの職人芸に触れてみる価値はあります。

 S男性ですら様々な解釈を抱き、その「果実」を心の中に思い描く風景に投影するはず。




春川ナミオ バロック展






 


[ 2012/06/26 03:03 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(0)

SMセレクトのマゾ写真 

鞭の調教師_1

鞭の調教師_2


鞭の調教師_3


鞭の調教師_4B


鞭の調教師_4A




【関連エントリー】



■ 奇譚クラブのマゾフォト

PU_Kitan_OLD_MazoPhoto.jpg



 ■ 女王様の地位向上の歴史

 昔の女王様はなぜマスクで顔を隠していたのか?



 ■ マゾフォトのカメラ目線

マゾフォトの目線



 ■ SMスナイパーの廃刊

 SMメディア変遷の歴史


■ マゾ写メ  

Mazo_Shame_20111216101358.jpg S女性にM男の恥ずかしい姿を撮影されちゃうマゾ写メ (>_<)













[ 2011/12/14 23:56 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(5)

昔のSM関係の広告 

SMクリニック

 1990年の「SMスナイパー」に掲載された広告。

 あきらかにこれは、「お元気クリニック」のパロディと思われるのですが、乾さん公認?

こんなのが許されるほど、のどかな時代だったのでしょうか。

メニューにある「便秘治療」ってのが笑える。

「甘え」って、なんなんだろう (^o^) 

 複数羞恥観察も気になります。

 当時だったらこの広告見て、まず行く気にはなれんかったと思います。

 今ならちょっと行ってみたいかも...


奥様SMの会

SMスナイパー 2000年 2月号


 これもよくやるよっていう感じなのですが、蕗谷虹児の絵を使う度胸というかセンスは評価したい。



マゾヒズトの広告


 これは詳細不明ですが、マゾ男性の個人広告かと思われます。

 漢字の表記が相当古くさいです。「密書」なんてほとんど死語でしょう。もしかして戦前?



【関連エントリー】


■ 昔のSMクラブの広告

■ 蕗谷紅児
pu_Fukiya_reijyokai_3s.jpg








[ 2011/06/26 07:08 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(7)

マゾフォトのカメラ目線 


    


 先日、女王様の地位向上の歴史 で、SM系グラビアのモデル意識について触れました。




 昔の緊縛写真を見ていて、もう一つ気になる点があるのです。





 女性モデルがカメラ目線をくれません。

 この当時のSM雑誌ではほとんどがこのパターンです。



「SMコレクター」1982年 3月号



 編集部の意向なのか、撮影現場でのそういう指示なのでしょうか?

 それともモデルさんが恥ずかしがってレンズの方を見れないのか。

 悶え苦しむ表情はいつも判で押したように向こう側を向いている。





 ところが90年代に入ってくると、読者の視線を意識するような鋭い目つきを見せるようになります。


「SMスナイパー」1990年 11月号



 グラビアによって演出の違いもあるし、時代とともに編集スタイルも変わったのでしょうが、SM雑誌のモデルさんも、一般雑誌と同じ感覚で、つまりちょっとは誇らしい?気持ちで撮影に望める意識レベルへ変遷してきたように思えます。

 昔のM女モデルの表情には、内心では「やっぱり恥ずかしくてイヤ(>_<)」という心が見えた。

 「恥じらい」というのはなかなか演技力で表現できない。




 海外ドラマ Lie to meのライトマン博士でなくても、このウソは見抜けます。

 羞恥のマゾヒズムに敏感な目でみると、最近のモデルさんにはもう恥じらいが感じられない。






「SMスナイパー」2008年 9月号






 僕が昔の緊縛写真に、なぜか興奮していたのは、そういうことだったのかもしれない。



 ついに自らのカメラ目線を写し込む「セルフ・フォト」が今のギャル(←死語?)のトレンドだ。


フェラフォト

 最近増えたフェラ・フォト


 そこにはもやは、羞恥心は存在しない。





【関連エントリー】


 ■ SMスナイパーの廃刊

 SMメディア変遷の歴史



 ■ 女王様の地位向上の歴史

 昔の女王様はなぜマスクで顔を隠していたのか?




■ 奇譚クラブのマゾフォト

PU_Kitan_OLD_MazoPhoto.jpg



■ マゾ写メ  

Mazo_Shame_20111216101358.jpg  S女がM男を撮影するのがマゾ写メ




[ 2011/06/03 00:56 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(3)

女王様の地位向上の歴史 

女性緊縛写真_1s  淫美な


 昔のSM雑誌を見ていると、ある興味深いことに気がつきます。

 緊縛写真の女性モデルは素顔をさらしているのに、M男を責める女王様は仮面をつけたり、目線に黒スミ処理などをして顔がわからないようになっている。

 もっとも奇譚クラブの春日ルミ などは例外中の例外で 僕がここで言っているのは昭和50年代(1970年後半から80年代前半ぐらいまで)の、比較的新しいSM雑誌についてです。

 内容的にはまだまだ「団鬼六」的に女性が責められる図式が主流の時代。

 M男の読者を満足させてくれるようなイメージは希薄で、女王様は原則として顔出しNGの場合がほとんどでした。


SMフロンティア_女王様、ご慈悲を

「SMフロンティア」1980年 1月号(三和出版)


 これは、M女役には(実際にはMでなくても)モデルとしてのプロが存在していたのに対し、女王様役には(S性はあっても)素人を起用していたことが多かったためだと思われます。

 当時はグラビア撮影でプロとして女王様役をこなせる人材がいなかった。

 プロと呼べるのは数少ないクラブ女王様ぐらいですが、SM自体がまだ市民権を得ておらず、SMクラブの女王様に気安くモデルをお願いできる状況にはなかったのでしょう。

 SMセレクトの「拝啓クイーンローズ様」シリーズでは、初代こそ中野クイーンから手配されていましたが、後の歴代クイーンはM女モデルが女王様役として登場し、皆マスクをつけていました。

 六代目の 秋川瑞枝 などは M女役 で人気のあったモデルだったので、珍しく素顔でも登場できたケースです。

全裸女王様_秋川瑞枝

M女はつまり「ヌードモデル」。であればこそ可能であった全裸女王様。当時はよくみられた。


 プライベートでひっそりとセッションを行う本格派のS女性が、表舞台には立つことはなかった。

 さらにM男というのは、SMという文化の中では最もおぞましい存在であり、その相手役を務める女王様というのも微妙なポジションだったと言えるのかもしれません。


聖水に酔いしれるマゾ男_C-UP

 1970年代までのSM雑誌では、セレクトなどの例外を除けばM男向けの企画は稀であり、カラー・グラビアなどは皆無。せいぜいモノクロの見開き2ページ程度のスペースしか与えられていなかった。 

 M女役でグラビアを飾るのは誇らしい実績となりえても、女王様イメージには不名誉とはいわないにしても、どことなく「ウシロメタイ」という雰囲気があったように思います。

 女性の羞恥心という見地では、M女役で責められる姿のほうが恥ずかしいような気がしますが、日活ロマンポルノ映画「花と蛇」のヒットで、谷ナオミのような女優が脚光をあびていた時代です。

 こういう言い方は心苦しいのですが、当時のステロタイプを敢えてわかりやすく表現してみるなら、

 M女役モデルには可能性として「(ポルノ)女優」への輝かしい道が開けているけれども、 

 女王様はキワモノ的扱いで、ただの変態で終わってしまう。

 それが70年代の価値観でありました。

 男はSが当たり前。女性はセックスでもSMでも責められる立場が初期設定です。

 男を責める痴女のようなイメージは変態コミュニティでも異様とされ、忌み嫌われる。

 惨めな変態マゾ男との2ショットは、M女役で責められる姿よりも抵抗があった。

 だから、素顔を隠していたのではないでしょうか。



 乳房は見せても、顔はみせない乙女心...


 キャリアとして「女王様」を演じた記録を残したくなかった。

 ところが80年代に入ってくると、だんだん女王様も美しい素顔を見せてくれるようになります。

 AV業界でも影が薄かったSMが、立花冷子や北川繚子、シャネルら初期のパイオニア達の努力により、真の「女王様」の存在感が全国的に浸透していきます。

 それまで脇役だった女王様が陽のあたるスターダムにのし上がっていく。

  黒木香 の「SMっぽいの好き」(1986年)がヒットし、中野クイーン出身の元女王様 山田詠美 の作家デビューもこの頃です。

 こうした時代の勢いが、後進のアイドル女王様の快進撃をバックアップしました。

 少数派と思われていたM男市場が開放され、SMにおける「女王様×奴隷」というジャンルが確立されたのです。

 性風俗ビジネスの現場においても、マゾヒストの魂を癒す救世主として、朝霧リエ のような意識レベルの高いカリスマ女王様も登場してくる。





 メディアでの女王様の扱いも変化し、司書房の「ミストレス」や三和出版の「女王様バイブル」といった専門誌までも出版されるようになりました。

 かつては女王様として素顔をさらすことが汚名であった時代を知る者としては、万感の思いが込み上げてきます。

 さらに、SMバーなどでも現役のプロ女王様がホステスとして相手をしてくれるケースもあり、会いに行けるAKB48のような女王様もいらっしゃいます。


スナイパーEVE



 今やSMクラブ所属の女王様がグラビアを飾ることがステイタス・シンボルとなり、昔の価値観はコペルニクス的に転回したと言えるでしょう。


ピチピチギャル(←死語?)が女王様になる現代 ピンクリのたまきんと

たまきん

70年代ならこのような2ショットはあり得ない?


 M男もいつの日か、素顔をさらすことが誇らしいと思える時代が来るのでしょうか...?




【関連エントリー】

■ カリスマM男優


[ 2011/05/14 00:24 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(9)


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