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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

幻の絵コンテ ⑤ 

復讐の檻_06

 高校時代からSMクラブ通いしていたとカミングアウトされたコメンテーターがいたが、あの時代にそれが可能であったということ、しかも港区民だったということは、かなり育ちがよろしかったのであろう。
 
 それでなくとも、十代で逝く勇気、その決断力に驚かされる。

 30歳過ぎてから遅咲きで逝った人もいるようだし、僕などは標準レベル?だったのであろうか・・・

 僕が初めて逝ったのは大学生の時だったが、悩みに悩ぬいて、やっとの思いで決断した覚えがある。

 本当に、逝ってもいいのだろうか?

 そんなことが許されるのか?

 いざ現実的に実行可能となった段階で、怖じ気づいていた。

 遡ればそれは、ショー学生の時から追い求めていた、人には言えぬ、見果てぬ夢であった。

 実際のところ、バイト代を積み立てた秘密の「M預金」だけでは足りず、親からの仕送りで補填。

 なんとか、やりくりしたが、それがまた罪悪感というか、ウシロメタくて・・・

 両親は僕が東京で勉学に勤しみ、立派な大人になることを願って、送金してくれている。

 そのかけがえのない、貴重なお金を、SMクラブで女王様に顔面騎乗されるために使うだなんて、誰がどう考えても、親不孝にもほどがある。せめて就職してから、自分で稼いだ初任給でまず親に感謝の気持ちの贈りものをしてからにすべきだった。

 これほどナサケナイ自分にも、良心の呵責ってもんがある。

 いや、もう良心そのものがない。しかし、両親はある。(イヤ、シャレでなくて)


 僕の青春時代は、特に何かに打ち込むという情熱は持てずに、その日その日を、何ものかに追われるかのように、それなりに、いや、かなり真面目に送っていた。

 ほどほど裕福で、比較的恵まれた環境にいて、何かに必死になりたかったのかもしれない。

 そして何となく、実態のわからない夢を情熱的に追い求めていたような気もする。

 そのような「表」向きの熱意とは別に、肉体的、精神的コンプレックスからくる、暗い負の情熱が、マグマのように噴出口を求めて、渦巻いていたのではないかと、今になってからは、思うのである。

 港区六本木での初めてのSM体験によって僕は、眩しい青春の喜びと、人生の苦悩に目を開かされた。



 アレ、なんのハナシでしたっけ?

 あ、「復讐の美尻」は、中古DVDがまだかろうじて流通しているようですので、見ようと思えば見れるかもです。

 この作品の監督は春川氏本人で、そういう意味からも見逃せない作品だと思います。




幻の絵コンテ ①

幻の絵コンテ ②

幻の絵コンテ ③

幻の絵コンテ ④





[ 2022/09/22 18:27 ] 試験に出る春川ナミオ | トラックバック(-) | CM(12)

幻の絵コンテ ④ 

復讐の檻_05


 しばらく中断していた春川さんの幻の絵コンテをご紹介します。


 これは昔、春川さん自らが企画され、北川プロからリリースされたビデオ作品「復讐の美尻」の原案のラフ・スケッチです。

 このスケッチブックは、絵としては未発表のものでして、次世代に伝えたい文化遺産として今回、初めて公開するものです。

 便宜上ラフという言い方をしてしまいましたが、とてもラフとは思えない、緻密な構成になっています。




幻の絵コンテ ①

幻の絵コンテ ②

幻の絵コンテ ③







[ 2022/09/17 18:00 ] 試験に出る春川ナミオ | トラックバック(-) | CM(2)

春川ナミオの日記シリーズ The Diary 

日記シリーズ_1

 時々、海外の読者から春川さんのイラストに関してお問い合わせを頂きます。
よくあるのが、絵の中に書き込まれているキャプションや、タイトルなどの日本語について。

 「なんて書いてあるの?」「どういう意味ですか?」という、質問をされました。

 絵の中では文字データとしてウエブ上では現れていませんから、コピー&ペーストで翻訳ソフトへ持っていけません。
 
 春川さんご自身による手書き文字もたまにあります。

 僕が「ダイアリーシリーズ」と勝手にカテゴライズしている作品群がそれです。

Diary_010.jpg

 この手書き筆跡の文言は、言うまでもなく、そこにいる女王様目線の日記です。

 時々、M奴隷視線とも読める場合もあって、興味深いものがあります。

Diary_03_20220825172446be3.jpg

 部分的に少ししか見えなくて、全文を読むことは出来ないのですが、だいたい予想はつく。

 この不完全性が、読み手にイマジネーションを発揮させてくれる機会となり、絵によりいっそうの深みを、美しい輝きを加えます。

 よくある「M男的台詞付画像」ではないけれど、この類いの文言には、思わず感情移入して引き込まれてしまいます。

 ほとんど文芸作品の世界に近くて、春川さんのまた別の一面を垣間見る思いが致します。

Diary_10.jpg





■ 春川ナミオの幻の流出原画
春川ナミオ_サン出版流出原画

 ■ 挿絵画家としての春川ナミオ
ダメ男M日記_01
 
■ 春川ナミオのストイックなペニス描写について
ペニスが強調されることがあまりない_1








[ 2022/08/26 16:34 ] 試験に出る春川ナミオ | トラックバック(-) | CM(4)

春川ナミオの幻の流出原画 

春川ナミオ_サン出版流出原画

 読者の皆様におかれましては、見たくもない僕の酷いマゾフォトに、そろそろウンザリされていらっしゃるかと思います。本当に申し訳ありません。

 ご不快な思いをさせてしまって・・・(>_<)

 こんなのをネットで公開するなんて、自分でも信じられず、後悔しています。
    (いや、シャレじゃなくてね)

 その罪ほろぼしというわけでもないですが、僕のお宝画像をご覧頂きたく思います。

 春川ナミオさんの未発表原画です。

 これは、おそらくサン出版かどこかの編集部から流出した、印刷前の版下原稿で、何らかの事情で使用されなかったのではないかと推察されます。

 春川さんのイラストがよく登場する普通の(?)SM雑誌のマゾ絵に比べると、ややインパクトが薄いというのか、別のエロスが感じられる。物語に寄り添う筆致なのでしょうが、女性の表情がいつもより優しそうに見える。

 官能小説の挿絵ですから、そこにまた独特の味わいがあって、春川さんご自身の情熱でもって、イケ逝けドンどんな調子で描く過激な顔面騎乗絵図よりは、少し上品な感じがします。

 そうでありながら、パーフェクトにエリックスタイルな顔面騎乗で、ご奉仕の舌も伸びてますよ〜コレは!

 見えてないけれど、大切なところは目に見えない。

 やはり、突き詰めて細かく見ていくと、妥協なきコダワリで責めの作品に仕上がっている。

 掲載メディアと調和するように、こういう描き分けができるという点においても、春川さんは偉大なるアーティストだったのだと、今さらながら感服させられるのでありました。



 ■ 挿絵画家としての春川ナミオ

ダメ男M日記_01
 
 





[ 2022/08/10 19:01 ] 試験に出る春川ナミオ | トラックバック(-) | CM(2)

ダメ男M日記 

ダメ男M日記_01
 
 挿絵画家としての春川ナミオは、あまり語られてこなかったような気がします。

 他の作家による情景であろうとなかろうと、春川ナミオの作品世界には、それだけで強烈なプレゼンスを感じさせる独自の普遍性に満ちている。

ダメ男M日記_06

 しかしそうはいっても、これは確かに、春川さん特有の世界観とは、ややズレているのかも?という感はあるかも鴨川。

 先に春川さんが絵(コンテ)を描いて、それに合わせてライターがストーリーを構成するとは考えにくい。

 むろん、そういうことがあってもいいし、春川さんの力量ならば、それはそれで面白いと思う。

 春川さんには「処刑島の女王」という漫画作品(絶版)もあるし、ストーリーテラーしての才覚は素晴らしいものがある。

 言うまでもなく、小説の主役はやはり「物語」であり、例えば、泉鏡花の文学に魅了され、鏡花の小説に挿絵を描くことを夢みて画家になった鏑木清方のように、画家と小説家に精神的に密接な繋がりがあるのが理想です。

 物語と絵の関係性は対等でありながら、相対的で、補完的でもあり、総合的に見るべきではあろうとは思う。だが、この種の小説では、自分の性癖や願望とどれだけリンクする部分があるかどうかの方に注目しがちであり、ストーリーはそっちのけで、絵的イメージを先に追いかけてしまう僕のような読者もいる。

 なにしろ昔のSM雑誌には、男性マゾヒスト向けの小説は、団鬼六さんのような文芸レベルの作品が希少だった。

ダメ男M日記_活字

 仮に物語の中で自分的にお気に入りの描写があったとして、その箇所がどのように絵で表現されているのだろうかと思いを巡らせても、多くの場合、そこの部分は描かれていない。だから自分で脳内に描くしかない。

 そこで読んだ文章に、文学的な表現だけで、詩的に感動してもよさそうなものなのに、自分が見たい絵を勝手に春川さんタッチで脳内に思い描いてしまう。

 絵のインパクトの方に読み方が引っぱられていく。

 主人公が仰向けで顔面騎乗されているのか、うつ伏せ、あるいは四つん這いになって奉仕しているのか。そうしたアングルまで読み手側のオプションになってしまう。

 いわば「春川色」というレイヤー、またはフィルター越しで物語を読んでしまっている。

 そんな挿絵画家は希代な存在だと思います。絵が主導権を握っている。

 ある意味で、春川ナミオは鏑木清方を越えている。

ダメ男M日記_08

 大正時代から昭和初期にかけて活躍した有名な挿絵画家に、岩田専太郎という人がいますが、小説の内容よりも、彼の描く女性描写に魅せられた読者も多かった。それと同じようなことが、春川作品にも言えるんじゃなかろうか。

 今日はどんな春川さんの絵が見られるのかな?という期待で、SM雑誌のページをめくる、愛おしい時間がかつてありました。

 春川ナミオさんが泉鏡花や江戸川乱歩の作品に挿絵を描いていたら、どうなっていただろうと想像するのも楽しい。


 ところで、この「ダメ男M日記 」というタイトルを、しばらく僕は「ダメM男日記」だと勘違いしていました。

 おそらく、この当時はまだ「M男」という用語が世間的には登場していなかったか、していてもそれほど使用されてなかったような気もします。

 「マゾ男」という表現は、また独特の響きがこもっていて、「M男」という言い方の方がまだ人口に膾炙している印象です。ただ「エムお」なのか「エムおとこ」なのかが、また微妙です。

 バーやスナックだと、エムダンセイとかエム紳士なんていう、気をつかった表現も時々耳にします。

 「うちのお店には、あまりエムダン、来ないんですよ」っていうホステスさんもいました。

 いろいろな呼び名がありますけど、「マゾヒスト」というフルネームだと、沼正三とか龍パイセンのように、それなりに気合いの入った人だけの呼び名という感じであります。

 ちなみに女性にはあまり「マゾヒスト」って使われないみたいですが、ここにもジェンダー意識が関係しているのでしょうか・・・

 昔は「男はサドが基本」で、女性は初期設定でマゾなので、あえて言わない男尊女卑的な因習の名残りかな?



■ 春川ナミオのマニアックなサイト

■ 春川ナミオの絵について・団鬼六

■ 春川ナミオの芸術

■ 試験に出る春川ナミオ

■春川ナミオのデジタルリマスター作品

■ 顔面騎乗の形而上学

■ 春川ナミオ氏と会う!
春川ナミオと
  憧れの巨匠とついにご対面!





[ 2022/06/28 17:21 ] 試験に出る春川ナミオ | トラックバック(-) | CM(0)

春川ナミオのペニス描写 Stoic Namio 

ペニスが強調されることがあまりない_1

 多くの皆さんも、お気づきかと思うが、春川さんの作品では、男のペニスが強調されることがない。

 しかし、ここで紹介する作品では、何かが示唆されているように、僕には思える。

 ズボンのベルトがはずれて、下着が見える。

 おそらく、皮相の見では、勃起はしていないようだ。

 ただ、注目すべきは、右手が拘束されていない点であろう。

 まもなく、マスターベーションが始まるのか?という期待も可能。

 男の舌は奉仕しているようだが、女王様はご不満なようにも見える。

 空をさまよう男の右手を押さえつけて、

「私を気持ちよくさせたら、オナニーを許してあげるわ!」とでも言っているかのよう・・・

 春川さんの意図はともかくとして、そういう解釈も可能と思われる。


 この作品で、もう一つ特徴的なのは、男の舌がきちんと描かれている点。

 他にも似たような描写を見かけるが、あまり多くはなく、これも珍しい。

 北川プロのパッケージ作品に、一つだけ男のベロの表現に芸術性を感じさせるものがあった。

北川プロパッケージ_10

 しかし、ここでもやはり男のペニスは微妙な筆致である。

 春川さんは生前、よくおっしゃっていた。

 女王様に奉仕している奴隷は、楽しんじゃいかんと。

 つまり、興奮してはならんというわけだ。

 ただ、誠実に、ご奉仕するのみ。


 そのお気持ちが、絵にも無意識に(もしくは意識的に?)現れているのではないだろうか。


ペニスが強調されてない例

 

■ 春川ナミオの珍しい作品

*例外的にこの作品では、ペニスが強調され描かれている


 ■ 表象としての春川ナミオ美術
Promnade_of_tongue.jpg



English version of "Namio Harukawa Forever ! "
       〜 The essay comic by mugi - san.



■ Namio Harukawa Forever !  #1



■ 最後の時










[ 2022/04/23 10:16 ] 試験に出る春川ナミオ | トラックバック(-) | CM(0)


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