fc2ブログ

マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

Beauty is in the eye of the beholder 

 この英語のことわざは、大学入試英語の参考書などでは「たで食う虫も好きずき」などという訳語があてられていたような記憶があるのですが(高校受験だったかもしれない)そんな古臭い文言は知識としてあってもいいけど、最初に押さえておくべき理解としてなら、

「美とは見る人(beholder)の目の中にある」

 てな感じに、直訳的な解釈の方が、青少年の皆さんにはオススメだと思います。

 「十人十色」も、なんかピントこないし・・・(人による)

 まさに、この「人による」という、イマ風に言うならダイバーシティのことを言ってるんだ。

 もう一つ、欧米で有名な言い回しに、

  Different strokes for different folks.  というのがある。

 直訳すると、「異なった人々それぞれに、異なった打ち方の鞭打ち調教」

 こっちならば和訳は「たで食う虫も好きずき」でいいと思う。

Beauty_is_in_the_eye_of_the_beholder.jpg

 この光景は、プレイではよく体験する場面で、僕の大好きな瞬間です(人による)

 ( ↑  みんなそうだよね?)

 女王様に言って頂きたい台詞のベスト10には入っているはずの、


  もっと舌を伸ばして!

 の英訳として、最近入手した表現が

 Get in there with that tongue !

  受験英語の感覚で extend(伸ばす)という動詞を使いたくなるけれど、ネイティブの感覚だと Get という基本動詞の運用が、この意味にハマる。

 前置詞 with の使い方も、日本人の感覚からは発想が難しいんだと思われる。  

 with your tongue の方が気持ちに刺さるかもしれない。

Get_in_there_with_your_tongue.jpg

 まぁ、女王様にもよりますが、この後の展開は言わずもがな(>_<)

 高齢者にも持続可能な、安全で安心の、楽しいSMプレイを目指して・・・

 








[ 2021/07/06 14:02 ] 心にしみる言葉 | トラックバック(-) | CM(2)

写真にドキドキし続けている 

 先日閉幕した「Yes ! Mistress」展の会場で、モビール写真館というオプショナル企画がありました。

 これは、昔ながらの写真館のように、その場で撮影してくれて、その場で高画質のプリントで頂けるというもので、iPhoneで撮影された展示内容のギャラリー内で、粋なサービスだなと思いました。

 スゴ腕のカメラマンさんが、いい感じで被写体とコミュニケーションを取りながら写真を撮る。ポラロイドのような安っぽさはなく、本格的照明のセッティングもされたプチ・スタジオ状況です。

 プロ仕様のデジカメで数テイク撮影し、PCの中でベストショットを絞り込み、依頼者(被写体)とも相談、確認して1枚千円でもらえちゃう。データでも頂けるのかと思いきや、その「紙焼き」のような写真1枚だけのお持ち帰り。

 僕はゆみこさんに誘われるままに、その場にいた女王様たちと記念撮影してもらいました。

 スマホや携帯でお気楽に撮られるのと違って、かなりのプレッシャーを感じた。

 恥ずかしいというレベルを飛び越えて、なんか恍惚となってしまっていた。

 そして、ふと、懐かしいような気持にも。

 そうか、これが写真を撮る、ということなんだよな、っていう。

 携帯デジカメの「はい、チーズ」(←もしかして死語?)とは別物だ(当たり前だけど)

 この瞬間って、今だけなんだ。(当たり前だけど)

ゆみこさんとat_星男

 その場で手渡された写真に、僕は思わず唸ってしまった。

 というより、女王様達の表情はもちろんなのですが、なんとも妙なことではありますが、自分の顔つきに感激が沸き上がってしまった。

 自分で言うのも照れるんだけど(>_<)、マゾマゾしいいつもの感じではなく、なんか爽やかというのか、好感度抜群のチョイマゾオヤヂに見えるよ〜?

 ものすご〜く、不思議で、ホントに感動した。

 こんな感じのドキドキ感が、ずいぶんと久しぶりの感覚だったような気がするのです。

 新鮮で忘れ得ぬ思い出となりました。

 それは、ノセうまの撮影者である小宮山祐介氏の人柄にもよるところが大きかったのだと思う。



 写真が「せつない」ことの理由は、

「二度と再現することができない」

 という一点じゃないでしょうか。

 永遠に失われてしまった時間が写っている。

 たしかに存在した場面なのに、それは今では跡形もなく、なくなってしまっているから。
 
 しかも、ものすごく克明に、細部まで、その時の状態のまんまが写っている。

 そのことが、見る人をせつなくさせる理由なのではないかなと思います。


写真家・上田義彦さんが「写真にドキドキし続けている」の中で



 昔、インスタントカメラの「写るんです」が発明・発売された時、この「せつなさ」は一気に拡散したように思う。出会いの一期一会を他者と共有する。

 そしてデジカメの発明と普及で、その規模はもっと拡大し、逆に「せつなさ」は薄まった。

 そのデジカメ機能が携帯電話について、スマホやアプリの共有メカニズムと結びつき、個人的であった「せつなさ」が同時多発的に膨張しているかのよう。

 切ない気持になりたくて、いろいろな写真を見るというモチベーションだけは同じなのに、最近は「ドキドキ」しにくくなってきているような気がするのは、僕だけだろうか...


 どうでもいいか、そんなコト





■ Bar 星男 がSMバーになった日
Yes_Mistress



[ 2017/06/15 04:18 ] 心にしみる言葉 | トラックバック(-) | CM(2)

わたしの「ふつう」と、あなたの「ふつう」はちがう 

My_normal_diversity.jpg


 それを、わたしたちの「ふつう」にしよう。

 これは、ある自治体が制作した人権啓発ポスターのコピーです。

 多様な価値観を受け入れて、お互いの個性を認め合う。

 金子みすゞもいっているように、みんなちがって みんないい。


Futsu_1.jpg


 口で言うのは簡単ですが、頭でわかっていても、心の中ではどうなっているのでしょうか。

 時々僕は、仕事やボランティア活動などで、話の噛み合ない人に、似たような言い方を使うことがある。

  あなたの常識と、僕の常識は、違うみたい。 
 (順番は入れ替えてますけど)


 個性や価値観がみんなちがうのは、当たり前のことで、それを再確認するだけでは何の解決にもなりません。

 ちがうことを認めつつ、歩み寄るのが、本当は理想なんだ。

みんなちがって、みんないい


 たまに、SMバーなどで「常識」を「性癖」に言い換えて、知り合ったM男性に言うこともあります。

 しかし、異なる性癖のM男性に歩みよるのは難しい(>_<)

 彼に出来ること(鞭とか)が、僕には出来ない。

 しかし、僕に出来ること(顔面騎乗とか)は、彼にも出来る。

 そんなの、ズルくないですか?

↑ どこが  (。。)☆\バキ




CBT_Futsu.jpg

 わたしの「ふつう」と、あなたの「ふつう」はちがう

 このコピーの本質は、平等とか自由の問題ではないと思います。

 極論すれば、人はみな不平等で、不自由なのです。

 それを受け入れて、自分にとって身の丈に合った願望や快楽を模索する。

 あなたの願望と、僕の願望はちがう。

 僕はこれを女王様にも(恐る恐る)言ってみたりする。

 僕は鞭がNGなのに、女王様は鞭が大好きだとします。

 もしも彼女が僕を鞭で打ちのめしたいと望むのであれば、

 別に打たれても構わないかも鴨川〜(>_<)と思える時が稀にあります。稀に。
 (ある特定の女王様に限ってのことですが・・・)

 でも多くの場合女王様は、「マゾがそれを望んでいるのだろう」と推測している。

 僕は本当はそれを望んではいない。

 女王様は僕が心の底からは望んでいないことを承知し、少し手加減して打ってくれる。
                     (↑ココが重要!)

 なんだか不思議なことですが、それが嬉しかったりして。

 こういう微妙で意味不明なマゾヒズムの快楽は、他の人とちがうとは思う。

Futsu_2.jpg


 他の人にとってフツーなことが、別の人にはフツーではない。

 そんなコトはよくあることで、ことさら、今さらどうよ?ってな感じに思うのですが、そのような当たり前のことがわかってない人が増えたのでしょうか...

 他者が自分の「フツー」とちがうことに怒り、いじめやストーキングに走ってしまうのは哀しいことです。

 もともと「自分がフツーでない」と思っていれば、世の中はもう少し平和で、愉しくなるような気がする。


 どうでもいいか、そんなコト。


 本日もマゾ花にお越し頂きまして、ありがとうございます。

 この年齢になってくると、自分が「ふつう」ではないということを、俯瞰的に客観視するようになりました。

 変態な自分を、今は普通だと思っていますが、何か問題ありましたでしょうか?



わたしの「ふつう」と、あなたの「ふつう」はちがう

 


owk_Futsu.jpg




■ 勇気が出そうにない時、つぶやきたい言葉

KneelDown_Kiss_01.jpg





心に響く言葉





[ 2017/02/05 08:06 ] 心にしみる言葉 | トラックバック(-) | CM(13)

きれいは汚い、汚いはきれい 

足の裏舐め

 これまでナイショにしてましたが、僕は女王様の足の裏を舐めたい人です(>_<)

 ただ、そこまでピン・ポイント指定でハッキリとお願いしたことはありません。

 プレイ前のカウンセリングや希望内容の打ち合わせでは、

 あの・・・、もしよろしければですが、気がむかないようでしたら結構なのですけれど、可能であれば、
「跪いて足をお舐め!」と命令して下さい(>_<)


 とかナントカ、曖昧に漠然とごまかし、核心的な表現はなるべく使わない。

 
そうはいっても、結局「命令して下さい」と命令してるようなもので、気がひける(>_<)


 まぁ、口では言えないけど、今ならこんなGIF画像を「これスゴいですよね!」とか言って見せるでしょう。

 
tumblr_o99z2nViwQ1rm35woo4_500.gif
魂胆がミエミエなんだよ (。。)☆\バキ


 でも特に何も言わなくても、足で顔を踏まれたり、口の中に足突っ込まれたりする。

 女王様は全てお見通し。

 ドサクサにまぎれて足の裏だろうが太ももだろうが、舐めさせて頂けるチャンスは多い。

 しかし、こんな台詞は口が裂けても言えません(>_<) ↓

エムさん_足の裏

「風呂入れ」ってか?

アリエナイでしょ!

女王様と一緒に風呂入りたい(>_<) ←もっとありえないから (。。)☆\バキ



昔はよくあったんだけどネ
Tongue_2b.jpg


 M男なら誰でもそうだが、舐めさせて頂く女王様の足は清潔であって欲しいと思う。
 
(匂いフェチなど特定の性癖がある場合をのぞく)


 女王様だってそれがわかっているから、プレイ前はいつも身体をきれいに洗っています。
 
M-san_foot_Fetish_2.jpg

 きれいにしているのに「臭い」と言われたら、ちょっと傷つく女王様もいるかもしれない。

 僕は特に臭いのがきらいというわけでもないですが(ここら辺ビミョーだ)どちらかというと「無味無臭系」がよろしいかと思います。

 でもまぁ、病気にはなりたくないから、なるべく清潔な状態であって欲しい気はする。


 土踏まずの部分は、地面触れてないだけに意外ときれい
tumblr_o99z2nViwQ1rm35woo8_400.gif
足指の間はけっこう強烈な匂いする時があります(>_<) どうでもいいか。


 「清潔で透明感ある体臭」が好きですね。 ( ← どんな匂いや?)

 そこを逆手にとって「臭いのが好きなんだろ?」って言わせるストーリプレイは想定外で、

  そういう言葉責めもあったのか!
 と感激しました。

 この倒錯のこじれ方は、普通のようで普通じゃない。

 いや、もしかしたらありがちな、定番の屈折なのかも・・・?


 それにしましてもエムさん(M男)にも様々なタイプがあるなぁと、感心します。


WEB漫画「エムさん」の作者のTwitter
mu0FNhks_400x400.jpg

 単行本がいよいよ明日 22日発売!


絶対に秘密ですが、僕は買いに行きますよ! 



 亭マゾを買いに行く時よりは、なぜか恥ずかしくないのはナゼだろう?...






 * きれいは汚い、汚いはきれい  
シェイクスピアの「マクベス」 第1幕に出てくる台詞


[ 2016/08/21 11:56 ] 心にしみる言葉 | トラックバック(-) | CM(3)

人生にマゾヒズムは必要か? 

人生にマゾヒズムは必要か

 必要かどうかはともかく、それがなくても生きるのには困らないけれど、苦痛を快楽に変換できる能力は「あったら楽しそう」というのは、それがない人にも理解できるのではないでしょうか。

 怪我や病気など切実で身体的な、あるいは心理的な苦しみに耐えうる基本的な能力というのは、本来人間は持って生まれています。

 苦しみに対処するためにマゾヒズムが有効ということではなく、もしそれがなかったり、バランスが悪かったりすると、心が病んだり、死に至ることもあるかもしれません。

 近年、自殺者が増えている傾向にあるのは、マゾヒズムがないがしろにされているからではないでしょうか。

 マゾヒズムが必ずしもあなたの人生をよいものにするとは限らないにしても、オプションとして持っていても悪くはないと思います。

 生まれながらマゾヒズムを持っている人は、劣等感に悩まされず、それを誇りにして実り多い人生をおくりましょう。

 それ(マゾヒズム)がない人は、すぐマゾになるべきです。

 では、どうすればなれるのか?

 それが難しい。

 ただ女性の足もとに跪いて足を舐めればいいというわけではないのです。


necessity_of_mazo.jpg


 努力や勉強をしてなれるものではありません。

 特になりたくないのに、なってしまうこともあるし、どうしてもなれない人も大勢います。

 気づいたらなっていた! などという事例もあります。

 最近は、けっこういい年齢になってから「Mに目覚めました」という人も増えているようです。

 そういう人は始めからそのような素因を持っていたか、自覚がなかっただけでマゾだった可能性もあります。

 人生にマゾヒズムは必要なのだと悟ることが出来れば、マゾな人はより豊かで輝きのある人生をおくれるし、マゾでない人は、マゾを目指して前向きに生きることが出来るはずです。

 
 人生にマゾヒズムは必要なのです。

tumblr_n08p16wN8V1t9hwvro1_1280.jpg





 
[ 2014/03/02 22:00 ] 心にしみる言葉 | トラックバック(-) | CM(2)

へりくつ 

利き手を人にあずけるほど、

俺は “自信家” じゃない……


意地も見栄もないM男なんて最低よ!

by ゴルゴ 13




ゴルゴ13

■ 罪と恥




オナニー小僧
自慰像

韓国の大学にあるらしい、本当の自慰像。









[ 2012/04/13 22:37 ] 心にしみる言葉 | トラックバック(-) | CM(0)


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



さらに詳しく




【連絡先】

メールフォーム

励ましのお便りもどうぞ!





カテゴリー




 顔面騎乗に花束を!



homer 初監督作品!

ついに発売!(2010年7月)



【アンコール Top 画像】

お馬さんごっこ


月別アーカイブ


【最近のトップ画像】

PU_mesen.jpg

PU_GTOP_Randam_01.jpg

PU_Yudit.jpg

アクセスランキング

[SMカテゴリー]

13位

アクセスランキングを見る


m(_ _)m


ランキング