
今さら言うまでもなく、SMには、いろいろな責めのスタイルがある。
特に道具を使わず、誰でもすぐに出来そうだけれど、難しいのが言葉責め。
下手するとコメディになってしまうので、やはり経験というか習熟は求められる。
言葉(台詞)そのものより、タイミングとか口調なども重要なんだ。
それとの合わせワザみたいなものですが、僕は視線責めが大好き(>_<)
わざわざカテゴリーを立てなくても、皆さんも無意識にやってるでしょう。
↑ 「ヤラれちゃっている」っていう意味でね
しかし、SMクラブのプレイメニューには、載ってない場合が多い。
オプションにもないし、そんなもんにわざわざ追加料金払う気になれない人もいるだろう。
だからこそ、深堀りして、濃密な時間となるまたとない機会でもある。

簡単には説明できない魅力が潜んでいる。
まさに目は口ほどにモノを言う。
セッション中に、マゾが何かドジ踏んで、女王様から
あらあら とでも言われんばかりの表情に、激萌え〜してシマウマ(>_<)

しかし、これは誰でもいいというわけにもいかず、さらに、心理的状態とか、個性にもからんでくるので何とも言い難い微妙な領域の快楽、官能世界という感じ。

懐かしい〜(>_<) M男的台詞付画像!
昔あった
「M男的台詞付画像」でも、僕は台詞よりも登場する女性の目線が刺さりまスた。
(台詞はピンキリでしたが、中にはいい感じのもありました... )
羞恥的要素の強い、不特定多数の視線が好まれる場合もあるのでしょうけど、やはり崇拝する特定の(お気に入りの)女王様から、見下されるのが、最もインパクトあるような気がします。

↑
こんなの絶対に言われなくないけどネ(>_<) でもこの画像見ちゃうと、それもいいかも?と思えてくるから不思議だ それにしましても、こういうの(M男台詞付画像)を作ってる人たちは、こんな娘っこから、こういうこと言われてみたいと思って作ってるんでしょうけど、凄い才能だと思う。

元画像には台詞ないわけで、普通の人なら、恥ずかしくて出来ないよ。
その画像の、つまり女性の視線・目線・表情から、ありえない言葉責めを創りだす文才は素晴らしい。
いや、普通の人でないからこそ可能とも言えるけど、普通のマゾにはできないでしょ?
(そうでもないか・・・)
んじゃ
普通のマゾって何だ?というツッコミが予想されますが、一般的なマゾは画像だけで、だから視線責めだけで満足できますが、アブノーマルなマゾの場合は、自分でカスタマイズした、自分好みの台詞をその目線に乗せて聞きながら逝く。
んじゃ、アブノーマルなマゾってどんなんなんだ?という声も訊かれる。
朝霧さんは
先日のコラムで、「マゾの嗜好も大差ないしね」などと綴られていましたが、いつの時代も、マゾは多様化していて、どれがまともで、どれが異常かなんて誰もわからんだろうし、定義出来ないと思う。
ただ、日常的にいろいろなマゾのバリエーションを見慣れているプロ女王様にとっては、みんな似たり寄ったりで、特に明確な差異には無頓着になるのかもしれない。
「マゾの嗜好も大差ないしね」 などと言われると、相変わらずワンパターンな自分のことを思い出して、少し悲しくなる。
僕は自分のことを「仮性マゾ」とよく自嘲気味に言ってますが、あまり深い意味なくて、強いて言えば「ひと皮剥けてないマゾ」とでもいいましょうか、中途半端なマゾぐらいの気分です。
ある女王様は、
「みんなそれぞれユニークで、いいワルいのモンダイじゃないヨ」 といみじくも宣いました。
みんなちがって、みんないい。 そういう気持ちの眼差しが、視線の奥にあって欲しい。
■ ジロリの女
■ フツーのマゾ