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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

咀嚼プレイについて 

孤独のグルメ


 このプレイは自分からはあまり希望しませんが、前向きな女王様は時おり、仕掛けてきます。

 お土産に持って行った和菓子などを、セッションの最中に召し上がり、

 「はい、おすそ分けヨ。あ〜んして」

 てな具合に、多少は仲良しになっている女王様だと、心得ていらっしゃる。

 検索すると「咀嚼プレイの魅力とやり方!病みつきになる変態プレイ!」なんていうのも出てくる。

 SMとは関係なく、独立した趣味・嗜好として現代では認知されつつあるかのようです。

 でも、これってSMなのか?

 奴隷食? 

 う〜ん、支配と服従、女性崇拝の流れの延長線上にありそうですが、なんか違う・・・ような気もする。

 でも、美味しければいいのか。

 なんか間接キス(←もしかして死語?)っぽい嬉しさというか、喜びはある。

 昔、バナナ持参のある女王様は、ショートブレイクの時に素足で踏んでぐちゃぐちゃにして、足指についたのを僕に食べさせてくれたこともありましたが、これは美味しかった。

 実は僕はバナナはあまり好きでなかったのですが、バナナを見下していました。

 これが桃とかキウイだったら、もっとよかったのに (。。)☆\バキ

 踏んで食べさせてくれるんだったら、お尻で踏みつぶして欲しいものです。

    (。。)☆\バキ (。。)☆\バキ

  
 「咀嚼」というのは、口で噛んで、お口の中でぐちゃぐちゃにするんであって、踏みつぶすことじゃない。

 まぁ、どうでもいいけどこの場合は。

 女王様がお楽しみ頂けるのあれば、それでよい。

 僕は好き嫌いもあるので、モノによりますが、それでもあまり好きなプレイではないのです。

 なんだか農家の人に申し訳ないような...(>_<) ていう爺臭い気持ちもあったりして。

 とはいえ、ノーマルな人々にも、SMとは離れた文脈で楽しめるプレイの一つではあるぞなもし。

 食材の味ではなく、雰囲気を味わうものだと思う。

 僕は、言わせてもらえるなら、女王様とは、普通に(セッションを離れて)お食事をしたい。

 コロナ前の時代、セッションのアフターにディナーへお誘いして、割烹にご案内したことがありますが、異常に異様なことをした後で、普通にノーマルなことをして楽しむのも一興です。

 顔面騎乗されてご奉仕した後で、そのご本人の目の前で食事を共にするというのは、ある意味で羞恥プレイ的な醍醐味があることに、最近目覚めましたぞなもし。










[ 2023/04/25 19:26 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(6)

女神様の指紋 

女神様の指紋責め

 だいぶ昔ですが「神々の指紋」という、英国のグラハム・ハンコックというジャーナリストのベストセラーがありました。なかなか刺激的な内容で、ノンフィクションと言われるわりには、妄想を肥大させてくれる啓蒙的な著作で、物議を醸していたという印象が残っています。

 神様なんて本当にいるのか知らんけど、もしいたとして、その指紋については無頓着。

 だが、女神様の指紋となれば、話は別です。

 昔むかし、僕はある女王様に顔面騎乗をされながら、ペニスを弄ばれていました。

 なかなか刺激的な内容なのに、僕のそれがイマイチ反応していなかったので、彼女が、

 「ローションある方がいい? それとも、ない方がいい?」

 と健気に尋ねてくれました。

 「アタシはない方がいいな。 それに無い方が、アタシの手がよくわかるでしょ?」

 一応はオプションを投げかけても、有無を言わせない仕切り方が巧みです。

 僕は仮性包茎で、勃起していない時に亀頭は皮に覆われて守られています。

 それを剝いて、素手の指で刺激するという、僕にとっては恐ろしいことをこれからやろうとする。

 そういう合図で、僕のソレは恐怖で縮み上がってしまった (>_<)

 そんなことにはお構いなしに、女王様はペニスをコスこすと、ソフトな指さばきでしごいてくる (>_<)

 うふふ、どお? きっとアタシの指紋もわかるわよ

恐怖の指紋責め

 彼女は皮を剥いて亀頭を半分ほどムキ出しにして、親指の腹で押さえつけて、スリスリとこすっているよう...

 それもローションをつけずに (>_<)

 そんなことは自分でもやったことがないのに〜 (>_<)

紙面責めスポットライト

 うふふ。指紋があるから、こすれて気持ちいいのよねえ〜♪ 

  ああ・・・ (>_<)  そ、そんな・・・そんな、ソンナそんな、 (>_<) (>_<) (>_<)

 どうなの? なんとか言いなさいよ。それともハイヒールで踏んで欲しいのかしら?


 僕は顔面騎乗されていて、舌は彼女のアナルの中に入っており、話すことができない。

 舌の動きで返事なさい。舌を伸ばして奥まで突っ込んだらYes で、引っ込めたら No よ。

 僕は思わず舌を引っ込めた。

 あら、まぁ、ハイヒールで踏んで欲しいんだ〜

 僕は混乱して、もがきながら首を横にふってみた。すると女王様は軽くふわっと腰を浮かせてくれた。

 お、お許し下さい女王様ぁ・・・ と僕はかろうじて言えたと思ったのもつかの間、お尻はすとんと降りてきて、僕の口はまた塞がれてしまった。

 気まぐれな美しき暴君は、僕の反応で遊んでいるようだ。 それが嬉しかった。

 アタシの指の動きに合わせるように、オマエも舌を動かしなさい。

 僕は言われた通りに、ゆっくりと舌を彼女の菊門のまわりに這わせていきました・・・


 ところで、後方の壁に貼ってあるイラストにお気づきでしょうか。

 彼女はセッション前にこの絵を見てましたが、何も言わずに微笑んだだけでした。



 この女王様に僕は、特に台本を用意せずに、部屋の壁にFemDom 絵画やイラストを掲示しただけでした。
 
 気が向いたら、僕のお気に入りのイラストを参考に、プレイを進めてくれることを期待しつつ・・・

 彼女は僕のペニスをソフトに握り、ゆっくり、ゆ〜っくりと皮を剝いていき、

 完全に亀頭の表面を剥き出しにしたかと思うと、

 「チンポ剝きむき♪」とリズミカルに歌い、また元に戻すという「遊び」を、

 何度も何度も繰り返して楽しまれているよう・・・ (>_<)

ちんぽムキムキ

 女王様は僕の急所を押さえつつ、彼女にとって面白い遊び方を「発明」する。

 僕に怖いことをするようなフリはしますが、恐怖のどん底に突き落とすようなことはしません。

 顔面騎乗されて視界を遮られているので、「指紋」という言葉が、いつもとは違う意味を持って響く。

 「指紋があるから擦れて気持ちいいのよね〜♥︎」

 と、再び彼女は、独特のリズムで口遊みながら、指でこすこすと弄ぶ。

 彼女の声は限りなく優しく、僕の心に沁み込んでくる。

 女神の指紋を、感じたような気がしました。


 
■ 粋に逝きる
絶対領域を舐める本当の自分

[ 2023/03/10 09:06 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(5)

俺のマゾヒズム 


 新春シリーズ企画「俺の女王様」の途中だが、閑話休題。

 今回は、外国でのSM体験について書いてみたい。

 コロナ禍を棚上げにすれば、海外旅行のついでにSMプレイも気楽に出来るぐらいには、身近になっている時代かもしれないが、それでもハードルは高いと思う。

 まず言葉の壁が浮かび上がる。

 国内でもまだ、それほど気軽にはやれない観も残っているSMプレイ。これはある意味で究極の異文化交流の場といえるだろう。

 しかし、政治や経済ならいざ知らず、SMに国境はないと思っている。

 当時の俺はそう信じていた。(今もだが)

 20代の後半、俺は、アメリカ合衆国のSMクラブで、ブロンドの白人女性とプレイした。
 
Nutcracer_deprava

 今はもうないが、ニューヨークのマンハッタンに、Nutcracker Suite という高級SMクラブがあり、そこの看板ミストレス Deprava さんのお世話になった。

 当時の俺は、英検準1級、TOEIC スコア 760点〜ぐらいで、日常英会話なら中・上級と言えなくはないものの、この程度で、外国のSMクラブを訪ねるのは、無謀に思えた。

 しかし、俺は「家畜人ヤプー」を愛読していた老舗のマゾということもあり、敢えてレトロな言い方をするなら、どうしても金髪のべっぴんさんに跪いて、美しく長い脚にキスをしてみたいという、昔からの強烈な夢を叶えてみたかった。

Sub_Top_2020_nanshakh.jpg

 そんな不純な動機で、英語の勉強にしても、就寝前に眠い目をこすりながら、やさしくもない「やさしいビジネス英語」などのNHKラジオ講座を聞き、TIME誌を読み、ヒアリング・マラソンという通信講座を申し込み、街の英会話スクールにも毎週通い、地道にコツコツと勉強していたものだ。

 幸いなことに仕事で海外との折衝や、来日する外国人ゲストの接遇などの機会にも恵まれた。

 いつかは金髪美人の足下にひれ伏して、ご奉仕するのだという願望を抱きながら、国際的なイベントで米国人や英国紳士を、桂離宮や清水寺へご案内し、通訳なしで英語のおもてなしをするという実践経験を積んだ。

 外国人の「接待」や「接遇」という行為は、将来的には外国でのSMプレイで女王様をおもてなしするための Preparation だと考えていた。

 文字通り「奉仕」とは「おもてなし」であることを、こうした体験から俺は学んだ。

 舐めるのはお尻だけでなく、知性や教養も舐めていなければ、マゾとしてのミッションは成し遂げられない。

 そして、ある目的を達成するためには、利他的な奉仕精神が求められる時がある。

 SMのセッションにおいては、母国語でも外国語でも、グローバルなコミュニケーション能力が重要な鍵となる。

 そのためには、あらゆる自己啓発が役に立つ。

 他のことでは、それほどまでにして情熱を傾けることはなかったのに、SMに関してだけは、やった。

 海外でのSMプレイという野望実現のために。

 貯金もたまり、すでに予算面では実行可能だったが、精神面と語学力の点で今ひとつ踏み切れないでいた。

 就職し社会人となって6年。8回目のTOEIC受験で初めて800点を超えたのを根拠に、これで海外でSMプレイができる!という、ささやかな自信を得て、パスポートを取得した。

 目指す国は英国でもオランダでも、あるいはドイツやスゥエーデンでもよかったのかもしれないが、とりあえず「まっとうな英語圏」という基準でアメリカを選んだ。

 大学で俺は、演劇を専攻していて、シェークスピアを原書で読んだりしていたが、本来「まっとうな」という枕詞にふさわしいのはクイーンズ・English かもしれない。

 しかし、付け焼き刃のブロークンな英会話なら、USAのほうが比較的通じやすいと思った。

 その一方で、歴史や文化的観点からは、Female Domination BDSM の本場はヨーロッパという印象を持っていた。また、マゾッホやジル・ドゥルーズの著書も読んでいたので、東欧というオプションも考えた。

 しかし、いろいろ考え、悩んではみたものの、例えば日本のSMクラブで言うならば、大阪か東京かの選択肢のようなもので、最終的にはどちらでも構わないように思えた。

 たまたま別の理由でニューヨークへ行く用事もあって、アメリカにした。

 俺は戦後生まれだが、敗戦国民として戦勝国の女王様に支配されるというねじまがったような倒錯も捨てがたい。

 要は言葉の問題ではなく、コミニュケーション・スキルだ。

 あるいは心の問題。マゾは度胸だ。

 ここで俺は、努力が報われるとかを言いたいわけではない。

 むしろ報われないことの方が多いのが現実だとも思う。

 ただ、後になってから、過去を振り返った時に、報われたのかもしれないな、と思えれば、それは人生における一つの幸福と言えないであろうか。

 だから常に夢や願望(倒錯的願望も)は抱いていたほうがいい。

ニューヨークのミストレス


 セントラル・パークとハドソン川に挟まれたアッパー・ウエスト・サイドにある高層マンションの一角に、Nutcracker SuiteDungeon はあった。ちょっと歩けばメトロポリタン美術館に行ける、とてもSMクラブがあるとは思えない穏やかで美しい地区だ。東京で言うなら、皇居前広場近辺、日比谷とか丸の内のようなロケーションで、ジョン・レノンの自宅だったダコタハウスも近い。

 まるで一流ホテルのスイート・ルームのような内装の部屋で、ネットで事前に予約指名していた Deprava 女王様が、迎えてくれた。長身でグラマーな肢体を目の前にし、威厳のある目で見つめられた時、俺は身が震える思いがした。

 年齢は24歳とのことだったが、俺よりずっと年上に見えた。

 東京・日本橋で購入してきた扇子と手ぬぐいのお土産に、そのいかにも貧乏臭い小品に彼女は喜び、神々しい表情が、一瞬にして少女の笑顔となり、ソフトに俺をハグしてくれた。

 セッションの流れは日本のSMクラブとほぼ同じだ。

 やや気まずいスモール・トークの後、NG項目を伝え、セーフ・ワードを打ち合わせた。

 俺の場合は、日本ではいつもそうしていたように、春川ナミオ氏のイラストのファイルを見せる。そしてやりたいコト、やられたいコトを正直に、初歩的な英語で簡潔に述べた。

 ただ、日本ではあまり見かけなくて意外だったのが、一枚の書類を渡され、読んだらサインをするよう促されたこと。

 それは、もし何か文句あっても、告発しませんとかなんとか書かれている同意書だった。

 実際に、何かのトラブルで、裁判沙汰に発展するケースはたまに起こるらしい。

 さすがアメリカだべや... (>_<) 


 なんだか奴隷契約書にサインするみたいでちょっと興奮した。

 俺が少し戸惑ったような素振りを見せると、ミストレスは Don't worry. Trust me ! と 無邪気に、だが、しっかりとした口調で言った。

 ビビったものの、その瞬間に得た感興に俺は感謝することも忘れなかった。

 こうして俺の、不純ではあったが、それと同時に純粋でもあった夢は、どうにか実現した。

 ニューヨークのミストレス はセッションの後で 優しく次のように言ってくれた。

    You were pathetic but passionate that made me so happy ♥︎.
  (貴方は哀れだったけど情熱的でとても楽しかったワ ♥︎)

 きちんとヒアリングできたのでよく覚えているフレーズで、その意味もわかったことが嬉しかった。

 生まれも育ちも異なる、文化や個性、価値観などもまったく違う異国の女王様と、一瞬だが心を一つにできたという喜びは大きかった。

 俺たちは確実に何かを共有し、共感し、そして共に楽しんだのだ。

 ニューヨークは人種のるつぼ(melting pot)と言われる。

 民族的な違いなども加わり、日本以上に多種・多様な価値観が入り乱れ、それだからこそ個人の違いを尊重し、お互いに気をつかいながら楽しむすべを、彼女はきちんと心得ていた。

 この体験はその後のSM観、いや俺の人生観に貴重な影響を与えてくれた。

 結果だけが全て、ではないとも俺は思っている。

ニューヨークの女王様

 どんな夢でも構わない。

 叶えるための努力をしたかどうか。

 報われなくても悔いの残らない情熱を注いだのか。

 伝わらなかったとしても、誠意は尽くしたのかどうか。

 そこが大切なポイントだと思う。

 人生は短いと、高齢者になった現時点での、現在完了時制でこそ言える心境だが、実際のところそれほど短くもないんじゃないかと、最近の俺は思うようになってきた。

 努力を続けている限り。


 人生は短し、老後は長し。


 老後のマゾ活のために、情熱と努力の精神は持ち続けて逝きたい。

 俺のマゾヒズムのために。

 マゾヒズムに花束を!


俺のマゾヒズム



■ 忘却とは忘れ去ることなり
忘却とは忘れさること


■ わが汚辱の人生
 踏まれても


M活


■ 持続可能なSMプレイ
もっと舌を伸ばして


■ この人を見よ!
女神様が撮影された写真・序章

■ チン踏みの戯れ
チン踏みの刑

■ なに勝手に逝ってるのよ!
4_Cum_結

■ ぶらチンポ
ぶらチンポ_2

■ 記憶しておこうと思う
RealME_Ritual_GTOP_Memory.jpg


■ 感動の人犬プレイ
エクセレント

■ 黒いハイヒールの眩惑
ほらほら


■ ご挨拶の儀式の魅力
ご挨拶




[ 2023/01/07 16:42 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(17)

Happy New Year 2023 ! 

謹賀新年_2023

 新しい年となりました。

 いったい、あと何回の、お正月を迎えることができるのでしょうか... 

 まぁ、なるべく、末永くよろしくおつきあい願いたく思います。




■ 文豪座談会 年間アクセス数ナンバー・ワン!の人気記事!
文豪
       この記事は何故かよく読まれているようです。夏目君、樋口様、ごめんなさい(>_<)



[ 2022/12/31 23:59 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(0)

温泉と上村松園 

これからお仕置きだからね

 温泉旅行に彼女と行って、お宿のお土産屋さんに到着。

 そこで、イキナリこんな台詞を言われてみたら、どんなにステキだろうか。

 ひと昔前に流行っていたM男的台詞付画像などもそうだが、このテの類いは、匿名の誰かがこしらえて、インターネットで拡散し、無邪気に、無責任に広まっていくのが常のようである。

 さらに改変や追加の画像処理、台詞以外にもキャプション等、不特定多数による「多様性」も加わる三次・四次創作ののメディア・ミクスの展開。

 写真やイメージすら置き換え、コピーをカスタマイズ、「独り電通」よろしく、勝手気ままにクリエイティブな妄想に耽る。

 これらを、品のない二次利用、著作権無視の陳腐な剽窃の類いと片付けるには、どこか惜しいユニークな創造性、アートとしての見方も出来ると思う。

 「あからさま」な願望をダイレクトにぶつけてみたり、無意識の陰に潜む「ありのまま」の気持ちさりげなくコラージュしてみたり、孤独なヘンタイの詩情がそこにある。

 写実的な描写もあれば、曖昧に象徴的表現も入り乱れる、実にエキサイティングなアートだ。

 時には、人には言えない秘密のメッセージが込められ、わかってくれる人にだけにしか共有されない独自のイリュージョンが創り出される。

 レディメイドの写真や画像に、言葉を添えるだけの作業でも、なにがしかの「意図」は秘められている可能性はある。

 多くの場合、その「お言葉」を、女王様に言われてみたい、命令されたい、ということなのだろう。

 ごく単純な動機だ。

 しかし、それを事細かに説明するのは、野暮というもの。

 「M男的台詞」には、さながらポエムのような響きも聞こえる言霊が見え隠れする。

 僕もそうなのかもしれないが、社会的には隠者の、ネットでも「うらぶれ者」としての挟持。

 カッコつけてんじゃないよ!と女王様には言われそうだが、見栄や虚栄心を突き抜けたポップアートのように、粋でアバンギャルドな娯楽として楽しみたい。

 元の作者や改変者の意図など、どうでもいい。

 温泉宿の画像も、彼女を見つめている男目線の、男の台詞という解釈も可能だ。

 自分の都合で、自分勝手に妄想する。

 わからないことも愉しみ、自分にしかわからない妄想を楽しむというのも、粋なスタイルだと思う。

上村松園


懐かしのM男的台詞付画像:名作選

M男的台詞付画像_06


M男的台詞



M男的台詞付画像_K01


M男的台詞付画像_ko2

 これなども、ある種のM男台詞付画像の異型と言えないだろうか?
性癖多様性


4_Cum_結


深い流れの剽窃



■ Fem-Dom の輪
Sardaxの絵をコラージュした表紙絵














 








[ 2022/12/23 17:00 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(2)

忘却とは忘れ去ることなり 

Whhipping_Serving_6.jpg

 忘れえずして忘却を誓う心の悲しさよ・・・

   ぁうぅ... ・・・恥の多い人生を歩んできました。

 忘れたくても、忘れられない、心の染みのような思い出。

 君の名は、・・・ ぅ... 女王様 (>_<)・・・  

 SMプレイの思い出というヤツは(僕にとっては)、そういうアンビバレントなものです。

 セッション中の精神状態は、とてもまともではいられなかった。

 当時の映像記録を、オソル恐る見ているだけで、気が狂いそうになる。

 念願の夢を実現させたくて、意を決して行ったはいいが、散々な目にあって討ち死に。

 夢破れて精子あり。 ぅ...ぅ... なかなか思い通りには逝かない...

 それでも、思い起こせば、たまには、報われるような体験もしてきました。

 今回はそんな思い出のひとつをご紹介してみたいと思います。

ご奉仕中にケイン


 もしかした、女王様に鞭で打たれるかもしれない…

 そんな思いにビクビクしながらご奉仕するのは、よいものだ。

 一生懸命にご奉仕しているのに、舐め方が悪いと、ビシッと鞭が飛んでくる(>_<)

 そんな(ごく普通の?)プレイを昔は、かろうじて、していたこともある。

 こちらの誠意が足りないのではなく、女王様にとってご不満な舐め方だと、ダメなのだ。

 まぁ、当然と言えば当然だろう。

 でも、女王様はお優しい(?)から、たとえご満足されていたとしても、

「舐め方がなってないのよ!」 ビシ!

 と、厳しく打ってくる...

 きちんと丁寧に舐めたくて、舌の動きをわざとではないが(わざとらしくではなく)ゆっくりにすると

 遅い!遅〜い!も〜っとスピィーディーに出来ないの? ビシ! バシ!

 どうやっても、お仕置きされてしまうぅう... (>_<) 

 *余談ですが女王様によっては、この部分はゆっくりして欲しいと依頼されるコトもあります

 もっとも、ぐずぐず、モタモタしていても満足される場合もある。

 女王様の、その気まぐれなバイブスは、気心が知れていても、測りかねる難しい領域だ。


 例えば、言葉責めに対する返答次第で、その後の展開は劇的に変わる。

 そういった「駆け引き」みたいなものも、セッションの醍醐味の一つだ。

3rdSession_Ponyplay_03.jpg

 オマエ、それできちんとご奉仕しているつもりなの?

 ぅぁぅぁ...  も、申し訳ございません。

 答になってないわよ! そんな舐め方で私が満足すると思っているの?

 うぅ・・・ あのぅ、努力しておりますぅ…

 オマエが本当にご奉仕できているかどうかを

 後で確認させるため、置きカメで撮影しているのに。


 あぁぁ… ありがとうございます。

 だけどオマエ、確認はそっちのけで、コレ見ながらオナニーするんでしょ?

  めっ、めっそうもございません! 

 嘘おっしゃい! 本番では上手く逝かないから、練習したいって言ってたじゃない?

 ぅうぁぁ… イエ、あのぅ、その可能性が高いとは言えませんが、誠心誠意、

 映像を見て、今後の舐め方の改善策を模索したいと存じます。

 「舐め方」ではなくて、「逝き方」の改善が目的のクセに!

 ぁあ…ぅう イエ、ソノ・・・ ぉ、ぉ お許し下さい....

 射精する決定的瞬間を、後で賢者タイムに自分の目で見たいんでしょう?
 
 ぅうぁ… (>_<)  その・・・ぁぁ… そ、そんなことは・・・あります

 じゃあ、見せてあげるワ!

 今すぐ、私のお尻を舐めながら、オナニーしなさい!


 ええ〜? よ、よヨヨ、よろしいんですか (^^) ?

 私が許可を与える前に逝ったら許さないわよ!

 オマエ、全てがのろいクセに、逝くのだけ早いんだから。うふふ・・・


 (*奴隷は女王様のお尻を舐めながら自慰を開始)

  はぁ...ハァ (>_<) ぅぅぅ... ぁぁぁ

 そうそう、いいじゃない♥︎ その調子で、アナルのシワとシワの間も丁寧に

 もっと舌を伸ばして!


忘却とは忘れさること

 アラ? オマエそこ、大きくなってきたわねえ。でもまだ逝っちゃダメよ!

 これからは、オマエが射精出来るのは、私のお尻を舐めている時だけなんだから!


 ぁぅううぁあ… (>_<)   

   どぴゅんっ どぴゅんっ 



  彼女は言葉責めがとても上手で、アドリブでオリジナリティあるツッコミをどんどん入れてくる達人でした。

 事前のプレイ内容カウンセリングで、置きカメ撮影をお願いした時に、

 「後でおかずにするんでしょ?」

 という痛烈なツッコミがさりげなく巧みで、まいっちゃったんだよね・・・(>_<)

 そしてその後で、彼女はこんな風におっしゃって下さいました。

 私なんかでお役にたてるのかしら? あまり自信ないけど、よろしくお願いします。ウフフ...


 知的で謙虚で、気品もある聡明な淑女でした。

 その年齢のわりには威厳もあり、上品で本当に一期一会の、素敵な女王様です。

 (*最近のトップ画像で、お馬さんごっこをして頂いている女王様です)

 実は、その凄まじい美貌に一目惚れし、彼女のデビュー時に衝動的に指名してしまい、酷い目にあって、トラウマにもなった女王様でした。

 まぁ、美人だから仕方がないや(← 当時はこんな程度に考えていました、スミマセン)

 安直に指名した僕が悪い。彼女はビギナーにしては一生懸命やってくれた。
   (*初回のセッション時、まだ女子大生でした)

 その時は、地雷を踏んだと思い、「もう二度と指名しない!」と思ったものでしたが、どういうわけだか... 惹かれるものがあり、ナンダかんだで、十年程のお付き合いとなりました。一期十会か二十会ぐらい、僕が入った女王様としては最多・最長です。

 瞬く間にドミナとして急成長され、人気ナンバー・ワンとなってからはリピーターとだけの限定セッションとなり、数年前に引退されましたが、永遠に忘れることの出来ないエクセレントな女王様です。

 この出会いには心から感謝しております。本当にありがとうございました。

エクセレント



 思い出には「なかったことにしたい」負の遺産として残るものも正直、あります。

 しかし、恥の多い人生は、意外と短かい。

 還暦も過ぎ、高齢者となった今では、懐かしみながら楽しく思い返すこともできる。

 忘却とは、忘れ去ることではない。

 忘れたいことを、未来に活かすことなのだ。

 凹むことも多かった人生は、振り返れば、たいしたことがなかった気がする。

 どなたかも仰っていましたが、心の傷は消えても、思い出は消えない。

 断捨離が流行っている時代ですけど、モノには使えても、心には使わない。

 捨てるのではなく、苦しかったことを楽しい思い出に変換していくのが、いい人生だと思う。

 忘却で楽になるより、何度も思い返して楽しむことができるようになるほうがいい。

 忘れ去らずに、慈しみ、哀愁を楽しんで逝ければと、願っています。

 タダでさえツラいことの方が多い人生なんだから、なるべく楽しまなくっちゃ!

 でも自分だけが楽しむんじゃなく、女王様ファーストであるべきなのは言うまでもない。

 女王様に楽しんで頂くことが、僕の喜びであり、老後の楽しみなのです。

      (もう老後だが・・・)






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[ 2022/11/25 16:20 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(6)


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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