最近、どのSMクラブがいいのか、オススメの女王様は誰? とかいうご質問をよく頂くようになりました。
マゾとしてあるべき流儀や、もてマゾ紳士になるには?といったご相談も受けるのですが、
んなこと知るかっちゅう〜の! ん〜でなくて、具体的なお答えは致しかねます (>_<)
僕が知りたいくらいです。
このブログは「
マゾなぜ相談室」ではありませんので、何かお悩みの方のご相談にのることは
出来ない相談です(>_<) とは言いつつも、そんな突き放すような、冷たいことも言いたくはない。
でも、無責任なことを言ったりして、失望させたりするのも憚られる。
相談者には若いM男性が多く、何を求めているのかが不明なのと、自分が何を求めているのかがわかってないケースもお見受けします。
ちなみに、マゾヒズムに年齢はあまり関係ないらしい。
M青年でも、高齢マゾでも、そのマゾヒズムの本質に違いはないのかもしれません。

それはともかくとして、マゾなぜ相談に限らず、相談者は、相談内容よりも、自分のことがまずわかっていないことが多いです。
実際、僕自身も未だにわかっていないところがあるのだけれど、単純に鞭で打たれたいとか、縛られてみたいとか、あるいは女王様に気に入られたいとかいうシンプルな願望であるなら、どこでもいいし、誰でもいい。
みんなはおそらく、そこまでシンプルではないはずで、もっと複雑な何かがあって、それを解決したい。
あるいは満たされない願望にフラストレーションを抱えているのだと思うのです。
その複雑な何かモヤモヤしたものを、冷静に見つめ直すことが大切だと思う。
しかし、若い人には、とりあえず、やってみなはれ、と言うしかない。
M性感でも、SMクラブでも、自分がいいと思ったところに逝ってみなはれ。
そこでいい思いをするか、シッチャカメっちゃかな目にあうか、責任持てませんけど(>_<)

僕の経験から言えるのは、SMクラブで自分のファンタジーが実現し、願望が一瞬満たされたとしても、なんの解決にならないことが多いということです。
むしろ問題が増幅してしまうことだってある。
これはプライベートのSMプレイにも言えるのかもしれません。
それを女王様のせいにしてはダメです。
一番いいのは、プレイする前に女王様に相談してみることではないでしょうか。
ありのままの自分を曝け出せば(それが難しいのだが)、自分を受け入れてもらえる可能性は、どこの相談室よりも確実だと思います。

と、そんなことを考えていたら、昔から相互リンクしていて、愛読している女王様ブログの最近の記事に、一つの解答を見たような気がしました。
僕にメールを下さった読者の方は、
この記事をご覧になってみてはいかがでしょうか。
↓

「SMクラブでもM性感でもしっくりこないあなたへ」 何となく僕と考えていることが似ているような気がする。
これはよくある
「客寄せパンダ記事」ではありません。

今さら新人のベビー・ドミナじゃあるまいし、この人はそんなみえすいた営業をする女王様ではない。
まぁ、「読むと指名したくなる女王様ブログ」ではありますが、それよりも、悩めるM男へのやさしい眼差しの方が強く感じられます。
海千山千のベテラン・ミストレスだからこそ書ける迫力の筆致は、全ての悩めるM男必見の記事です!
それにしても、凄い記事。なかなかここまでアケスケに書けるものではない。
プレイを予約したら何も考えずに勃起しろって言ってますよ(>_<)
これはブルース・リーの「考えるな、感じろ!」に通じる哲学。
そうなんですよ。SMというのはアレコレ頭で考えるものじゃない。
女王様ブログにもいろいろありますが、この人のは別格です。
自分のことを「風俗嬢」と言い切ってる。僕にはそういう考え方できないんですが・・・
他にないねこういうタイプ。
オ・オ・オ○ンコー!!!(>_<)
僕は別にオ○ンコにはこだわってないです。
(どうでもいいか、そんなコト)

「気まぐれコンセプト」
ビックコミック・スピリッツ 2016年 7月11日号■ 正しいマゾのなり方
■ 悩み相談
■ 女王様からの手紙