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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

古き良き時代のマゾヒズム 

古典主義的マゾヒズム

  SMバーやフェティッシュ・サロンだけでの話ではなく、ごく普通の一般論として、年下の女の子から「頭いいですね」と言われると、悪い気はしないが、実はたまに頭にくることもある。どうしてそんなことがわかるのか?

 会話の内容にもよりますが、何気ない社交辞令や、お世辞として言うにしても、不適切な表現だと思う。まぁ、それほど目くじらたてるほどのことでもないのですが、本当に頭のいい女性なら、目上の男性にそういうことは言わないだろう。

 むしろ僕なら、「頭悪いですね」と言われたい。

 この場合相手が頭のよくない女性でも構わないのですが、理想を言えば自分よりは知的で上品であるのが望ましい。そういう女性から哀れみの目で見られ、馬鹿にされる屈辱が最高にウレシイのはどういうワケだろう。自分もバカだからわかんないけど、マゾだからという単純な理由だけではないとも思う。
 
 対人関係における頭の良し悪しというのは、主に相対的なもので、しかも主観的な分水嶺もある。昔に流行ったM男の言い分に「バカな女の子に虐められたい」というのも(今どき恐ろしくて言えないが)あるにはあった。親父狩りするギャル系女王様みたいなのもそろそろ古い部類になるのでしょうか…

 龍さんのヤプーズ系はソフト路線ならNGではないにしても、正直勘弁して欲しい世界ではある。

 もっと古いマゾヒズムでは、己より高貴で知的な女王様にこそ服従して、支配されたいという古典的な願望が今でもほそぼそと生き残っている。

 しかし、明らかに頭の悪そうな女王様に出逢ってしまった時でも、己自身の未熟と稚拙を恥じ、相手の未熟さと稚拙さをも受け入れることに喜びを見いだすのが、古典主義的マゾヒズムの王道なのかもしれない。難しいことだけれど。

 未熟で若い女王様を、必然的に「逆調教」させて頂くような、ある意味では畏れ多く不本意な状況の受容にこそ、頭の良いマゾヒズムがあると言えないだろうか。


【追記】 龍さんからのコメントを賜りましたので、関連する過去記事をご紹介します。
 
 私が選ぶヤプーズの傑作(昔のだけど)

 ■ 調教ヴィーナス監禁ファイル ~残酷な女神達~





[ 2023/10/10 14:44 ] マゾの手帳 | トラックバック(-) | CM(2)

これは奇抜な女だ 

奇抜な女だ


 1949年(昭和24年)に発行された雑誌です。

 最近はあまり聞かないコトバですが、「奇抜」って、どういう意味なんでしょうか。

 「奇抜な女」っていう表現も、昨今では物議を醸しそうな言い回しでもあります。

 「奇抜なファッション」とか、アイデア、演出、手法などにはよく使われる言葉ですが、人に対しての形容詞としては、やや使いにくいと思う。

 この雑誌で表紙に使われているイメージが、当時の共通認識だとすれば、今はもう奇抜な人だらけ。

 奇抜の定義・解釈が今と全く違う。

 戦後すぐに婦人参政権が実現したとはいえ、まだ女性蔑視的な雰囲気も残っていた時代かもしれない。

これは奇抜な女だ_02

 それはないにしても、とにかく奇抜なレイアウトで売りたいというエネルギーを感じます。

 まだ写植技術が普及していない状況の中で、アナログなコラージュで頑張っている図版。

 この版下を作成した人は、マゾヒストの気があったのでしょうか。

これは奇抜な女だ_03

 後ろに見えるのは銀座の和光ビルじゃないかと思うのですが、これも勇気あるというか、今だとクレーム来ますかね。

 カストリ雑誌だから、まぁどうでもいいようなものの、後の時代を先取りするような、アヴァンギャルドな感性ではなかったでしょうか。

 戦後の混沌とした状況の中、出版文化も手探りであったろうと思います。

 男子の妄想、要望の中に、「奇抜な女性」を待ち望む機運の黎明期だったのかもしれません。

 誤解を恐れずに言わせて頂くなら、SMの女王様になれる、あるいはなれそうな人材は、奇抜な女性と言えるのでしょうか・・・ 
 
 現代においては、それこそ奇抜な考え方になってしまうのかもしれません。

 どちらかと言えば今は、昔に比べると、ごく普通の女性、あるいはいいとこのお嬢さんが、SMクラブの女王様に参入してきている時代になって久しいと思われます。


 ■ 女王様の地位向上の歴史

 昔の女王様はなぜマスクで顔を隠していたのか?

■ SMフェニックス
SMフェニックス_表紙

■ 奇譚クラブのマゾフォト

PU_Kitan_OLD_MazoPhoto.jpg






 ■ マゾフォトのカメラ目線

マゾフォトの目線



 ■ SMスナイパーの廃刊

 SMメディア変遷の歴史







[ 2023/03/24 18:27 ] マゾの手帳 | トラックバック(-) | CM(2)

貞操帯プレイの謎 

貞操帯への思い

 余談ですが、射精管理や貞操帯プレイって、心理的なロールプレイとしては理解できるような気がします。

 きちんとしたお付き合いのあるパートナーさんとの長期的な関係であればともかくとして、例えばSMクラブなどでの、いざ実際にセッションの現場においては、最終的に貞操帯を外して、許可を得ての自慰(あるいは射精)などは許されるものなのでしょうか・・・?

 もちろん、女王様との取り決めや距離感、ケースバイケースというのもあるでしょうけど、例えばSMクラブ等での限定された空間、時間において、その場でのファイナルファンタジーとしての射精は「アリ」と考えてよろしいのでしょうか・・・?

 「支配と服従」というシナリオのコンセンサスがあれば、両者の合意のもとで、逝ったり、逝かなかったりというドラマツルギーが想定されると思われます。

 「逝ってはダメ!」という命令の下、お許しなく逝ってしまうという大団円?

 はたまた、ルイーンド・オーガズムというオプションもあるでしょう。

 ただ、貞操帯をつけられてから(あるいは自分でつけて)、そのあと外されるまでの間に、どのような物語が展開するのでしょうか。

 なにしろ、僕は貞操帯を付けたくても、サイズが小さすぎて装着出来ず、また管理されるほどもたない早漏というお粗末なペニスであり、しかも仮性ホーケーという、マゾの三重苦に悩まされてきました。

 大人のオモチャみたいな貞操帯を購入したこともあり、骨董品を眺めるようにして妄想に耽る程度で、具体的なシナリオというか、言葉責めのイメージが思い浮かばないのです。

 例えばSMクラブに120分ぐらいのコースで入ったとして、仮想ストーリーとしては、「一週間オナニー禁止」とか命令されていたつもりになって、貞操帯をつけられてからわずか30分後を「解禁日」とする設定を無理矢理こじつけて、外してもらって晴れてオナニーをさせて頂く・・・とか? そんな感じの展開もあり得るのかどうか・・・?

 まぁ、「貞操器具を女王様の手によって装着される」という設定自体がすでにエキサイティングだとは思います。

 もう、どうにでもしてくださ〜い (>_<) という無防備な屈服の果てに、どのような物語が想定され、実際に行われているのか・・・

 謎です。 

 やったことのある経験者にしかワカラナイ知見が、貞操帯プレイには潜んでいます。




■ 男性貞操帯プレイ
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■ 射精管理の起源と歴史



■ 射精管理



■ 初心者M男の初級射精管理講座
GTOP_67_射精管理


■ 爺(自慰)の自粛





[ 2023/03/20 19:36 ] マゾの手帳 | トラックバック(-) | CM(3)

(仮)厄介なマゾ、あるいは「若気の至り」 

 ロンドン在住のプロ女王様が、興味深いつぶやきをされているのを見つけました。

 音声をオンにして動画をご覧頂きたいのですが、彼女はウエブやSNSを積極的に活用して、プレイ希望者とのアクセスに成功している今風のドミナです。

 通常のプロモーションでは、イケイケどんどんで勝気なドミナぶりを演じていますが、ここでは、珍しく本音を正直に吐露されているようで、印象に残りました。

 発言内容を意訳してみましたので、以下をお読みになってから、もう一回動画をご覧になってみて下さい。

英国のプロ女王様

 マゾは「厄介」かって? 何よりも言いたいのは、彼らは実際にはできないことを、ファンタジーとしてのみ受け入れるってことかしら。・・・。ほとんどのマゾには、こだわりの妄想があるんだけど、(ソレが大好きでやってみたいという情熱はあっても)いざ現実にやろうとすると、ビビって逆ギレするの。
 前にもあったんだけれど、そのことがいつも頭から離れないワ・・・


 意味的にはだいたいこんな感じでしょう。

 なんだかいつもの Twitter の威勢のよさと比べると、彼女は内心、凹んでいる印象です。

 freak out という、日本ではあまり馴染みのないスラングが聞き取りにくかったですが、「ビビる」とか、「逆ギレする」、「ぶっとぶ(ハイになる)」など幅広い意味で使われます。

 海外ではSMクラブの顧客をたいていスレイブ(Slave = 奴隷)と総称しているようですが、ここではわかりやすく「マゾ」としました。

 どうやら彼女、以前マゾ客に逆ギレされたことがあるようです。

 これは、SMのセッションにおいては昔からある、古くて新しい問題で、いわゆる「理想と現実」のギャップについての言及です。

 例えばマゾの立場から言えば、本当はNGなんだけど挑戦してみたい項目(一本鞭や黄金など)に対して、女王様の側からは、未知なる快楽として、本来NGの項目でマゾに目覚めてもらえるよう導いてみたい、という調教願望や支配欲とのせめぎ合いの世界であり、時々持ち上がるテーマです。

 ある女王様が、「この前、マゾに逆ギレされちゃった、テヘ (>_<)」と落ち込んでいたので慰めたことがあります。

 「そういうことも、あるだろサ」と言っただけですけど (。。)☆\バキ

 限界ギリギリまでファンタジーを楽しむには、信頼関係と経験、スキル、人柄、タイミングなど、様々なハードルをクリアしておくことが望ましい。

 マゾの側からすれば「本当はNG」なんだけど、この女王様とならOKかも?という「前向きの願望」が少なくとも大前提となるでしょう。

 しかし実際にやってみて、やっぱりダメだったということはもちろん、ありえる。

 春川ナミオさんもかつて、黄金にチャレンジされようとして、女王様のお尻の下で、顔の上にポタっと小さいのを落としてもらったんだけど、結局、口の中には入れられなかった....というエピソードを、ご本人から直接伺ったことがあります。

 「アカンかったね。少量ならいけると思ったんやけど」と苦笑しながらおっしゃっていました。春川さんがその時に使われた表現が「若気の至り」でした。

 それはともかくとして、僕もセーフワードを叫びまくるという、みっともない経験を、昔はしたことがありましたので、この動画の女王様のつぶやきが、強く胸に刺さりました。

 セッションが始まってから、「それは嫌だから止めて下さい!」とは、なかなか言えない。

 女王様がそれを言わせないような、ほどほどにコントロールできる器量の持ち主ならばいいけれど、ただサディスティックに楽しみすぎて我を忘れて責め続けてしまう!という恐ろしい(いや、理想的な?)シチュエーションもある。

 相性の問題も含めて、個々に正解も不正解もない世界です。

 だから「厄介」だと、この女王様は言いたいのかもしれない。

 最初この動画を観た時に、厄介なスレイブを批判しているかのようにも感じたのですが、そうでもないらしい。まだ若いけど、スキルと経験はありそう。

 彼女の営業用HPを見ると、なかなか見事です。

 そこに見え隠れするアバターは、マーケティングのための虚像のヴィジュアルなのでしょう。

 先述の動画も含め、日々のことをつぶやいてます。

 Madam Emilia | London Dominatrix

 本当は優しくて誠実な、言い換えればは野心的で真のファムファタール的なアブナいドミナなのかもしれない。

 そういう悪女、じゃなくて、ミステリアスな魔女のようなドミナの手にかかって、ガチで地獄のどん底に落とされ、苦痛の叫び声をあげてみたいという「上級のマゾヒズム」をお持ちの御仁には、魅力的なドミナでしょう。

 それを承知で入ってみて、やっぱり泣きを入れるというオプションもあるアル(たぶん)。

 まったくもって本当に、なんて「厄介」な世界なのでしょう。

 僕が20代の頃、ビギナー時代に入ったあるSMクラブで、女王様の責め方に耐えられず「やめて下さい!」と思わず怒鳴ってしまったことがあります。 Freak out してしまった。

 女王様はびっくりされて、すぐにやめてくれましたが、後から思うのです。彼女にはもちろん悪気はなく、一生懸命にロールプレイを演じてくれていた。ちょっとかみ合っていなかっただけのこと。

 当時の若かった僕には、現場でそこまでは思い至れなかった。

 この件に関しては深く反省しています。

 若気の至りというやつ。

 しかし、このようなすれ違いは、SMのセッションでは、時折あります。

 そのようなツラい悲しみを乗り越えて、マゾとしての成長もあったかと思う。

 プロ女王様がドキッとして戸惑うのは、相手を「支配している」という虚構の物語が崩壊する時です。
 
 素に戻ったマゾは舞台から降りてしまう。

 プロとしての女王様が落ち込むとすれば、そういう時でしょう。

 そのリスクは常にある。

 そのことをお互いによく理解し、納得してセッションに臨めれば、怪我は少なくてすむと思います。

 上手くいかないこともあるだろうサ、ぐらいな寛容な気持ちでプレイできればよいですね。



■ 理想と現実 2009年 11月 28日付エントリー記事

 昔、思わずプチ逆ギレしてしまった悲しい思い出についてカミングアウトしています... (>_<)

 その時にあるプロ女王様から、次のようなコメントを頂きました。

関西でSMの女王様をしています
本来Mの方が主役であるはずのSMで
そういったことをされるSの方がいらっしゃることを悲しく思います

Mの人が本当に無理なことはしないということをわかってる
女王様もいらっしゃいますので諦めないで欲しいなぁと思います
きっとトラウマを克服してくれる女王様に出会えますよ

事前に「昔、無理な事をされてトラウマになったので絶対に無理な事はしないで欲しい」と言っておくのもいいかもしれません


 
 この時にきちんとした返信ができませんでしたが、ありがとうございました。







[ 2022/12/09 17:48 ] マゾの手帳 | トラックバック(-) | CM(2)

意図の誤謬 

 一つ前の「ドヤ顔フェチ」のエントリーで、つるさんが触れていらした映像はこれかな?



 つるさんのコメントが、あまりにも文芸的な名文ですので、無許可で再掲させて頂きます。
 (つるさんゴメンナサイ)

最近の化粧品のCMに出ている小松菜奈の表情を見ると、なにかぞくぞくするものがあります。

横目遣いのまなざしが、どや顔というのとちょっと違いますが、「上から目線」で見下ろされているようです。

口元も嘲りを含んだようで、なにかこちらの邪な欲望を見透かされ見下されているようです。実際はそうではないんでしょうが、そう感じさせるポテンシャルをもっているのにそそられます。鞭よりも強力かも。


 まさにおっしゃる通りだと思います。

 美術解説と文芸評論をあわせたような素晴らしいコメントありがとうございました。


 爽やかな健全性の中に、あえて淫らなものを見てしまいたい。

 意図の誤謬 ってやつでしょうか?



 

 全然関係ないですが、小松菜奈で検索してたら、こんなのもそばにヒットしてた。



 昔、Macユーザーだった頃(今もだが)カラクラを中古で買ったことあるんですが、それがバレてた??

 Amazonもそうだけど、勝手にリコメンドしてくれなくても、もういいから〜(>_<)




JobsvsGates




[ 2022/06/02 17:16 ] マゾの手帳 | トラックバック(-) | CM(2)

春川ナミオを観ずして顔面騎乗を語るなかれ 

 マゾ花と仲良しブログ「マゾほど素敵な性癖はない!」で、「春川ナミオ個展」についてエントリーされています。

 あるいは巨尻でいっぱいの本


 正確には画集への言及なのですが、かつて澁澤龍彦がハンス・ベルメールについて触れたような筆致で、素晴らしい美術評論になっていますので、ぜひご覧いただきたい。

  ↓ 例えばこんな感じ ↓


濃密で、きめ細やかなモノクロームの引き締まった画面。 
SMコレクターやSM奇譚などのグラビアで馴染んだ懐かしい二色刷りの色合い。 
春川作品にはこのサイズとこのカラーがよく似合います。


 mugiさんがおっしゃるように、この画集はレトロなぬくもりを意識したようなつくりになっていて、昭和の時代を知るマニアにとって、魂に突き刺さる、たまらない魅力に溢れている。

 エディシオン・トレヴィル社の出版物には、高価な美術画集というイメージがあっただけに、この装丁には想定外(イヤしゃれでなくてネ)で、失望直前の新鮮な驚きがあったのですが、言われてみればなるほど、そういう狙いがあったのかと、納得しました。
 
 今買わないと、絶版確実の貴重な画集ですので、ぜひ会期中にサイン本を入手したい。

 ていうか、僕はすでに買ったけど、永久保存版として、もう1册買おうと思っています。



■ 画期的な春川ナミオ画集!凄すぎる





[ 2019/04/07 10:29 ] マゾの手帳 | トラックバック(-) | CM(1)


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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