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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

森園みるく/Beehive 

Behive_01

  シリアスな劇画調タッチで、一般コミック誌に初めてSMクラブがメイン・ステージとして登場した記念碑的な作品。

 タクシー運転手、堀内政人が偶然乗せた客はSMクラブ「蜜蜂の巣」で女王様をしている洋子だった。

 彼女はこの運転手を専属奴隷としてポチと名づけ、自分の仕事現場に同行させる。

Femdom 的な視点、つまりM男側からの眼差しでクラブ女王様の人生観や哲学がリアルに描かれており、ドラマとしての充分な見応えを感じた。

 プレイとしてではなく、実際の人生における人間関係としての女王様と奴隷の構図を通して、より深い愛の真実に迫る力作だ。

 (単行本が1997年に発売されたが現在は絶版)

クリックすると画像が拡大されます

  

ビッグコミック・スピリッツ/小学館



【関連エントリー】

 お元気クリニック 麗羅(三山のぼる)  ハレンチ学園

Sです、あなたは? おねえさんのキック









[ 2005/11/15 09:55 ] BdSmマンガ夜話 | トラックバック(-) | コメント(-)

夫婦のSM 



 このブログを読んで下さっている海外在住の主婦の方で、偶然夫の(パソコンのデータ?から)M性癖を知り、ショックを受けながらもSMのことを勉強しようとして自分でもブログを始めたという人がいました。

 その人は特にS趣味があるというわけではなかったらしいけれど、夫が自分に隠していたマゾ性癖について理解し、夫が望むような女王様像に近づきたいと願っているような印象を受けました。

 知らぬは旦那ばかりなり。

 幸せなご主人だと思います。

 夫を愛するが故に、不本意ながら彼の変態性欲を満足させようと努力するなんて、なかなかできることではないでしょう。愛してはいても、スルーするか、嫌われてもしかたがなかったかもしれないのです。

 親バレより怖いのが、

何も知らない奥さんに自分のマゾ性癖が発覚する

ことではないでしょうか。相手側に全くの理解がない場合は最悪のケースも考えられるので慎重にならざるを得ない。でも最近はこの奥さんのようにインターネットで情報を入手し、よその夫婦のオープンなSMライフの実態などをブログなどで知ることも出来る、いい時代だとは思います。

 その主婦の方のある日のブログにこんな記載がありました。以下抜粋でご紹介します。

 ・・・(前略)夫はSMの相手とは、哲学や芸術・文芸などの深い話をしていたようです。つまり妻であり、悩みのなさそうな私には「こんな話をしても分かってもらえない」と思われていました。
(中略)いわゆるSMプレイをやる人たちは、会話における「教養」というのはとても大事みたいです。バカじゃ出来ないよってことなのかもしれません。それくらい、心の深い部分でのつながりを見つけたくなるほどSMの世界って理解を超えたつながりがあるのでしょうか。

 私はきっとそこまで行かないだろうな。よくわかりません・・・


 SMプレイに知性や教養が絶対に必要とは言わないけれど、保安や公衆衛生、プライバシーなどの問題から、相手に対する理解や信頼が必要なのは言うまでもありません。これが「普通の夫婦の愛」とどう違うか、あるいは違わないのかということについては、それぞれ個人差があると思いますが、数ある愛の一つの形態であり、深いかレベルが高いかという話ではないと思う。あるとすれば信頼関係の深さかもしれない。「普通の夫婦」がアブノーマルな行為をしている例もたくさんあるわけだし。



 性のいとなみとしてのSMではない場合(SEXの前戯的に夜のベッドの上だけでのみSM的なセッションを行っているカップルも多い)、それはSEXと同等かそれ以上の価値を持ち、つまり相手(SMのパートナー)に対しては夫婦関係もしくはそれとは別の種類の信頼関係が成り立つことはありえると思う。つまり遊びではない。マジ。それでは一種の不倫か? 

 この種のセッションを持つことは、妻への裏切りになるのだろうか?
 
 SM趣味のない奥さんだったら、割り切れるものなのかどうか。
 
 例えば旦那の不倫相手(SMだけのパートナー)とは、セックスなしでただ「お馬さんごっこ」に興じるだけの関係であれば、奥さんにとっては「バカな人」ですんでしまうのかもしれない。これが顔面騎乗やクンニまでやるセッションだと心境はおだやかでなかったり・・・

 ゴルフの趣味のない妻の夫が、月に一度別の女性(セックスはしない)とラウンドを回るのとどう違うのだろうか。もしも奥さんがゴルフ好きな場合は納得がいかないのは確かでしょうけど。

 だけど結局この問題は赤の他人がとやかく言える筋合いではありません。その夫婦、人間関係の歴史や内容によりけりだと思います。

 ただ、自分の知らない世界を相手が持っていることがわかった時、その世界を理解しようとする試みは、普遍的な愛、もっと深い信頼関係への1歩なのだとは言えるでしょう。

 僕としては、こんな奥さんにだったらバレてもいい!とは思いますね。

 自分からカミングアウトするよりもスリリングだし、偶然とはいえ知ってしまったこの状況を効果的に利用して、さらなる官能の世界へと突入して頂きたいものです。知らないフリして。


「こういうのが好きなんでしょ?」 


とかなんとか、小悪魔的にアプローチされてみたりなんかしてして! (>_<)



Sweet_Mariage■ 甘い結婚(Sweat Mariage)


【関連エントリー】



■ 甘い結婚(Sweat Mariage)
Sweet_Mariage



■ 家に帰ると夫が必ず便器のフリをしています
PU_become_toilet.jpg



■ 家に帰ると妻が必ず死んだフリをしています








[ 2005/11/12 22:19 ] 雑記 | トラックバック(-) | CM(0)

顔に座られる時 

顔に座られるとき

 顔面騎乗という概念はいつごろ発生したのだろうか?

 日本におけるネーミングの起源については先日のエントリー「面騎乗の起源と歴史」で触れたが、行為や願望としての歴史やルーツは未だ明らかにはされていない。

 文豪ゲーテの脚フェチ性癖や正当派純文学「初恋」で知られるツルゲーネフのマゾヒズム願望は文献資料として残っているが、「Facesitting」(顔面騎乗を英語では一般的にこう呼ぶ)という名称は20世紀以前の資料に見当たらない。しかし「女房の尻に敷かれる」という表現が江戸時代からあったとするなら、同様の表現、行動、願望が、西洋文明社会になかったはずがない。事細かに調べたわけではないのだけれど、僕は個人的にこれは椅子と関係があると思っている。

 Human Furniture(人間家具)というジャンルが西洋には古くからあり、海外のフェムドムサイトでも定番のカテゴリーとしてある。通常のマゾヒズム願望である、女王様から奴隷として、人間以下、モノのように扱われたいという誘惑が、女性の椅子になりたいという気持へと導かれるのは妥当であろう。しかし、これだと男が四つん這いになって背中に女性が座るという構図がまず思い浮かぶ。これはこれで人間馬という別の領域で、日本には谷崎潤一郎という草分け的大御所がいる。

 江戸川乱歩の「人間椅子」のように、一種フェティッシュな願望とも密接なつながりがあるように思われる顔面騎乗ワールドは、今世紀(21世紀)に残された最大の謎として、緊急を要する研究課題のひとつだ。

 春川ナミオの芸術的な主要テーマになっている顔面騎乗の文化的な将来性に期待が高まっている。 

顔面騎乗





顔面騎乗






【関連エントリー】

人間椅子 ■ 人間椅子


■ 顔面騎乗の社会的評価

■ 試験に出る顔面騎乗

■ 初心者S女のための顔面騎乗教室

■ 彼女に顔面騎乗をしてもらう9つの方法

■ 顔面騎乗の形而上学

■ 試験に出る春川ナミオ

■ 顔面騎乗に市民権を与えた男


顔面騎乗に花束をDVD_cover 恥ずかしくも僕の顔面騎乗への思いを映像化しました(>_<)


■ もし、ヘタレMが北川プロの作品を監督したら


■ 本当はツライ顔面騎乗

■ 試験に出るSM

■ 顔面騎乗の美学

■ ガンキ?

■ 幸福な顔面騎乗

■ レヴィ・ストロース逝く(はるかなる顔面騎乗)




*顔面騎乗に関するサイトは国内にいくつかあります。


顔面騎乗ファン
 顔面騎乗に花束を!」に出演してくれた eichan のブログ(更新は休止中ですが過去ログは読めます)

facesitting fun

Facesitting Japan


Happy Facesitting は2005年11月現在行方不明です。



【憧れの一瞬ギャラリー】

背中に座られる時 ■ 背中に座られる時

人間便器 ■ 人間便器にされる時

首輪 ■ 首輪につながれる時

鞭で打たれる時 ■ 鞭で打たれる時

鼻責め ■ 鼻責め

乳首を責められる時 ■ 乳首を責められる時

命令される時 ■ 命令される時

自然に帰る時 ■ 自然に帰る時





[ 2005/11/12 21:42 ] 憧れの一瞬ギャラリー | トラックバック(-) | CM(0)

「SMキング」 



SMキング


 (「SMキング」1973年(昭和48年)12月号 大洋図書)


 1970年代に入ると、華やかな表紙に彩られたSM誌が次々と発行され、全国的に流通するようになる。しかし置いている書店は限られており、フェムドム専門誌と呼べるほどのものはまだなかった。あくまでも主流は男がサドで、女性緊縛写真の扱いが大きかった。ただ、少しずつではあったが、男性マゾヒズム願望を満足させるような内容が、多様化するSMメディアの中で一つの独立したコンテンツとして登場してくるようになる。春川ナミオのイラストは着実にその地位を確固たるものしつつあったし、テレビ番組「11PM」でもSMがトピックとして取り上げられたり、それまではマニアの間だけでしか知られていなかった「家畜人ヤプー」が出版され、一般的に話題となったのもこの頃だ。三島由紀夫や谷崎潤一郎(「痴人の愛」)の功績も大きい。ゆるやかな過渡期であったのかもしれないが、フェムドムの夜明けはまだ遠い先のことのように思えた。
 
 これは小学生の時に近所に捨てられていたものを偶然拾ったこともあり、古いSM雑誌の中でも特に愛着がある。僕がこの世界に目覚めてしまった直接のきっかけだったのかもしれない。

 団鬼六責任編集とあり、確かに内容はかなり充実していたようである。しかし、力みすぎたのか2年ぐらいで姿を消した。70年代のこの時期はSM誌の創刊ラッシュの時代で、狭いマーケットでの過当競争において、内容的によいものが生き残るとは限らなかった。残念である。




【Femdomメディア史】

奇譚クラブ   keel  

M雑誌_レディーズ_vol3 Mエグゼクティヴ 




[ 2005/11/11 16:49 ] FemDom メディア史 | トラックバック(-) | コメント(-)

性癖の親バレ 

 僕のブログのコンテンツは言わばお蔵出しみたいなもので、ネットから入手したものもありますけど、ほとんどは押し入れから持ってきてます。親にも見せられない、いわゆる「死後のコレクション」なわけですが、実は数年前に入院した時、身の回り品を病院まで届けてもらうために僕のマンションに入った妹や親にこの秘蔵コレクションの存在が部分的に発覚してしまいました。もっとも、それよりずっと以前、子供の頃に隠しもっていたSM雑誌を捨てられていたこともあり、

面と向かっては何も言われない けれど、

なんとなく僕がSMに関心があることは前々から親バレはしていたのですが。

 だから療養中ということもあり、見られた恥ずかしいコレクションについてはとやかく言われませんでした。もともと家族で性に関する会話そのものがなかった家庭だし、わかっていても口に出さないというムードは、我が家の伝統としてあったのです。親にしてみれば、自分の子供がマゾだなんて、やりきれないんじゃないかな。特に戦前に生まれて、いわゆるSMに関する免疫もない世代なわけで、僕としてはできれば知られたくなかったことです。ま、知られちゃったものは仕方がないけど。

 それより以前にこの種の話は赤の他人ともそんなに気軽にはできない気がしています。

 ブログなどを読んでいると、最近の若い人はわりとオープンに性に関する会話を家族ともできているようでちょっと驚きました。特にSMに関する話題は、もうそれほどタブー視されていないような状況で羨ましいというか、ちょっと複雑な気持ちになります。友達感覚の親子関係とでもいうのか、「キミ」とか、ファーストネームで呼び合うような雰囲気には違和感があるんだけど、変に断絶しているよりはいいのかもしれない。子が親を殺す犯罪も多発している現代において、コミュニケーションの最も基本的なスキルが育まれる家庭という空間で、性やその他のマジな会話が交わされるムードはむしろ望ましいとも言えるのでしょうかね。



 *小学生の時に拾って、親に見つかり捨てられてしまったSMキング
大学生の頃、古本屋で見つけ即購入した。1000円ぐらいだった。





[ 2005/11/10 22:24 ] つぶやき | トラックバック(-) | コメント(-)

FemDom 抒情画家 

ドイツのジムさん
ドイツのジムさん

 いたるところで作品を見かけるわりには、詳しいことがほとんど知られていない謎のアーチスト。

 通称ドイツのジムさんの作品はインターネットが普及するはるか以前からもよく紹介されており、70年代の日本のメディアにも何度か登場している。

ドイツのジムさん_06

 ユビキタスとはこの人のために使いたくなる用語。

 かろうじて今でも入手可能なリソースとしては、1980年代にフィクションインクが発行していたボンデージ本や河出書房の文庫「サドマゾヒズム覚醒する愛」(大類信著)などの中でこの人の作品をみることができる。

 ネットには出典が明らかでない多数のイラストが偏在している。
 
ドイツのジムさん_04

 たいてい長い脚に編み上げのロングブーツをはいたお尻の大きなグラマラスな女性が、中年紳士を辱め、苛めるといったシーンが多く描かれ、ひとめでこの人の絵だとわかる微妙な共通性見られる。

 モノクロ作品が多いが、着色された作品も見かける。

ドイツのジムさん_02

 また、本人の手によるものかどうかは不明だが、写真とのコラージュっぽい作品もある。

ドイツのジムさん_05

 ペニス責めがこの人のツボなのだろう。

ドイツのジムさん_03


 自己のマゾヒズム願望をここまで正直に、忠実に描くコダワリはあっぱれと言うほかない。


ドイツのジムさん_07_お馬さんごっこ

ちゃんと「お馬さんごっこ」もおさえられている!偉い!


 
[ 2005/11/10 00:46 ] マゾロポリタン美術館 | トラックバック(-) | コメント(-)


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 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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