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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

月別アーカイブ  [ 2008年12月 ] 

よいお年を! 

 いつ思ってもいいはずなのに、毎年12月も終わりに近づくと、「1年って早いよな~」と感じる。去年の今頃は何やっていたっけ?新しいカレンダーや手帖など見ながら、来年について思いをめぐらしてみたり。12月のこの時期だけ、「今年1年」を総括してみたくなる。普段は「来月」や「先月」のことなんかほとんど考えないくせに。日本人の独特の「情緒」が年の瀬に際立って感じられるような気がする。少しだけいつもと違うロマンティシズム。

 なんとかのんびりとした大晦日をむかえてはいますが、世の中は深刻な不況。とりあえずこんな気分でいられる自分は幸せなのだと思いたい。誰からも刺されることなく、首を切られるでもなく、無事に歳を越せそうだというだけで、神様に(いればだけど)感謝したくなります。

 今年もSMクラブで何度か鞭打たれました。親子ほど歳の離れた若い女王様の練習台になり、思いっきり泣かされたものです。このような行為は神様を(いればだが)冒涜するようなものかもしれない。だけど、少なくとも好きなことにお金を使える自由な身の上というのは、健全と言えるのではないかな。変態のクセに偉そうなことほざくなと言われそうですが、お金を払ってまで苦痛や不自由さを楽しむなんて、マゾヒストってもの凄い贅沢な倒錯なんだと思う。金銭的にというよりも精神的な面でね。サディストさんと張り合うつもりはありませんが、マゾヒストの方が質素だし、ミジメだし、かわいそうじゃないですか。それなのに本人が幸福を感じることができるのは、気持ちにゆとりがあるからだと思うのです。

 かつてイギリスでもたいへんな不況にあえいでいる時、新聞記者が経済学者のケインズに「長期的にみて、我々はどうなるのでしょうか?」と尋ねた。経済のエキスパートに、何か楽観的な見通しを期待しての質問であったのだろう。この時のケインズの答えが伝説的に有名なのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 「さよう、長期的にみれば・・・」 と、ひと呼吸おいて彼は次のように述べた。

長期的にみれば、我々はみんな死んでいる

 「北斗の拳」の遥か以前の、このあまりにもお茶目な答えは、英国のマスコミ史上に残る大爆笑を記者団にもたらした。

 もともと明確な答えなどありえない質問、聞いた記者だってそれぐらいのことはわかっている。「なんとも言えない」「ノーコメント」でも誰も責めないだろう。しかし「人間はいつか必ず死ぬ。だからそんなこと心配しても仕方がない」という言外の意味は、今の我々の心にもしみるメッセージとして伝わる。ところがそこにいたドイツ人記者は「こんなジョークはけしからん!」とマジきれしたそう。ケインズ流の、いや英国風ユーモアを理解するには気持ちのゆとりが必要ですね。

 リッチな人もワーキング・プアーも、死が避けられないのは皆同じ。日々の暮らしに不満や問題があろうとも、限られた人生をどう生きるかでクオリティ of ライフは決まる。通り魔に明日刺されて死ぬかもしれないのだから、その時に後悔しなくてもいいような生き方、一日、いや1分をかけがえのない一瞬として大切にしたい。それはSMクラブで過ごす70分にもいえる。仕事先での時間。家族と過ごす時間。一人でいる時間。どんな時間でも、そこにいる自分の気持ちひとつがその価値を決める。時間の長さは同じでも、中身を決めるのは自分。

 どうせ長期的にはみんな死んでいるわけだから。気の持ち方ひとつでハッピーになれるのではないでしょうか。今年1年を振り返ってみるとそんなことを感じずにはいられません。

 皆様も健やかに新しい年をお迎えください。
[ 2008/12/31 09:47 ] つぶやき | トラックバック(-) | コメント(-)


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 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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