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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

「ラ・シオラ展」明日から 

ラシオラ展

 女王様には感性の豊かな人が多い。

 そうでなければやってけない世界でもあるのだけれど、先天的に芸術的なセンスやクリエイティブな才能があればこそ、このような業界に入り、それなりの実績を残せるという面もあるのだと思う。

 何も深く考えずに就職できるような平凡なライフスタイルではなく、精神的にもそれなりの修羅場を踏み、悩み、苦労を重ねて生きてきた。

 何かのトラウマがきっかけで「痴女」になってしまった人もいる。

 同じことがM男にも言えるけれど、M男はマゾで食っていけないが、女王様はプロのミストレスとしての道が開けている。

 先日、田舎のSMクラブで突然女王様をやらされた女性とプレイしましたというエピソードが寄せられましたが、女性のほうもかなり肝がすわっていないと出来ないことだと思う。

 様々なきっかけや動機があるにせよ、彼女達には、プロとしてのミストレスならではの美意識や経験から生み出される魂の価値があるように思われるのである

 出会いを求めるわけでなく、純粋にプロ意識の強いミストレスが昔から集まることで知られるラ・シオラでは、そういった感性の尖ったドミナ達が数多く輩出されてきた。

 新宿のナイスなフェティッシュ・バー AMARCORD 「女王様による芸術祭」が開催される。


『ラシオラ展』

◆と き  11月1日(火)~11月30日(水)営業時間:月曜~土曜 20:00~4:00

◆ところ  @Gallery Bar AMARCORD 東京都 新宿区 新宿 2-18-7 S3ビル1F
                TEL: (03)6457-7477

定休日:日曜




Ayamoon_yaminokoya.jpg


 マゾヒストのおとぎ話を実現してくれる魔法使いとしての彼女達に期待したい。


【関連エントリー】

■ Gallery Bar アマルコルド

■ シュルレアリズム展






[ 2011/10/31 12:38 ] トピック | トラックバック(-) | CM(2)

男としては最低で、M男としては最高の瞬間 

Montorgueil

 古典的なFemdomアーティストとして知られる Montorgueil が描くマゾヒストには、羞恥心があまり感じられない。

 ほぼ同時代の画家ブルーノ・シュルツによって描かれる哀れさや弱々しさはなく、腹をくくって己の被虐感を冷静に見つめているような潔さが見られます。

 ヨーロッパのエロティック・アートで男性器の描写は特に珍しいことではありませんでした。

 しかし、射精の瞬間をこれほどビジュアルに表現しているものは珍しく、膨大な作品数の中でもこれは際立っています。

 いくら検閲のリスクが少ないブラック・マーケット的な流通の時代背景を考慮しても、かなり大胆な試みだったのではないでしょうか。

Bernard Montorgueil_Bookcover

現在入手可能な出版物では規制が入っているようです。

 芸術的な美的感覚から言っても、こういう図柄というのはそれほどリアルに見たいとは思えないモチーフです。

 オナクラなどなかった時代、女主人の脚で挟まれたペニスで射精することの恥ずかしさたるや想像を絶するものがあります。

 しかしこの絵の主人公は、なんともあっけらかんと逝っている。

 これが当時の思想や感性の文化を反映した結果だとするならば、現代に生きる我々M男は圧倒され、戦慄さえおぼえるのです。

for_Auntie_explore.jpg


 最近は男性器も射精の瞬間も安易に描かれ過ぎているようで、いささか食傷気味です。

 コンピュータ・グラフィクスによるリアルな精液や射精の描写が可能となり、CGならではの独特の「不自然さ」の中に、現代においては失われつつある羞恥の姿がより鮮明に浮かびあがっているように見えるのが皮肉です。


 
Hentai_pics

二次元イラストのようにM男のアヘ顔をセットにされてしまっては逆に興ざめしてしまう...



 M性感やSMクラブでも、いわゆる足(脚)コキは定番のプレイとなっているようですが(僕は経験ありません)なんだか女王様を自慰の道具に貶めているような罪悪感をおぼえます。

 もちろんマゾヒストの脳内では、理想の女王様は常に自分のファンタジーを構成する部品となり、いわば女性をモノ化するという大罪を犯しているわけで、女性崇拝願望を抱く純粋なマゾヒズムゆえに感じるタブー性がさらなる昂ぶりを呼び起こす。

 おそらく Montorgueil 自身もそれぐらいのことはわかっていたはず。

 だからこそ負い目を感じながら、毅然として恥ずかしい行為を命令する貴婦人を描き、それをクールに実行するマゾヒストの描写に傾倒していたのではないかと思えるのです。

 なんの恍惚の表情も浮かべず儀式的逝く姿には、力強いマゾヒズムが表現されており、男尊女卑の社会に生きる一人前の男としては最低の、それでいてマゾヒストにとっては真に感動的な一瞬が捉えられているのです。



Masturbate_For_Auntie_s.gif

鏡がなければ、こういうことやってみてもいいかも鴨川...


Bernard_Montorgueil_206.jpg




Femdom Artの古典の世界では、射精の描写は意外と少ない....







■ 試験に出る精液
センター試験


■ 射精すべきか、しないべきか...



■ SMは風俗か?
SMは風俗か?
 女王様は風俗嬢?



■ 東京都青少年健全育成条例
東京都青少年健全育成条例
 青少年にふさわしいワイセツなコミック



■ 牛プレイ
牛プレイ
 最近人気の乳搾りプレイ



[ 2011/10/29 11:16 ] マゾロポリタン美術館 | トラックバック(-) | CM(5)

男の耳を引っぱる女性 



 この映像、どこの国だかわかりませんけど、彼氏の耳を引っ張って歩けるようなガールフレンドなんて、日本ではあまりみかけません。
(お母さんがこどもの耳をひっぱるとかつねるというのはよくあるが)

 痴女もドヤ顔の女性もそこまではやらないでしょう?

 性格的にそういう女性が少ないというのは、ある意味では日本の良い面なのかもしれません。

 お国がらというか、文化や民族性の違いでしょう。

 海外(主に東欧?)では「Ear pulling」(耳引っぱり^^)とか「Ear dragging」「耳引っぱって引きずり ^^;;;)というキーワードでけっこうなカテゴリーとして成立しているようです。

 日常的なシチュエーションで気軽にできるFemdomプレイとして、日本でも流行してほしい...かも。


You Tube 動画見られない環境の人のためにスナップショットを

Ear_dragging_1

Ear_dragging_2




[ 2011/10/28 00:06 ] FemDom TIMES | トラックバック(-) | CM(5)

スティーブ公認の伝記が発売 

スティーブ・ジョブズ Iスティーブ・ジョブズ I
(2011/10/25)
ウォルター・アイザックソン

商品詳細を見る



 まさに絶妙のタイミングと言ってしまうと不謹慎に聞こえますが、急逝する随分以前からこの伝記が出版されることは知っていましたので、発売されたらすぐに買って読もうと思っていたのです。

 まさかスティーブの死後に読むことになろうとは思ってもいませんでした...

 彼も自分の死期を悟っていたのかもしれません。

 著者は、スティーブ自身によって「僕の伝記を書いてほしい」と指名されたウォルター・アイザックソン。

 この人は、雑誌「TIME」の編集長やCNNにも在籍していた高名なジャーナリストです。

 古くからのMacユーザー、そしてスティーブ・ジョブズのファンならば、さして新しいエピソードはなかったものの、それでもかなり読み応えのある内容でした。

 例えば、ウインドウズのインターフェースがマックを真似たものであるのは有名ですが、それを知った時のスティーブがビル・ゲイツを罵倒した時のやりとりが克明に描かれています。
  
 時々マック(Apple)のオリジナルだと誤解されるGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)、つまりキーボードのタイピングでなく、マウスを使った直感的な操作性はそもそもはゼロックス社のパロアルト研究所が初めて開発したもので、スティーブもそれを模倣している。だからビルが「ゼロックスの技術を盗もうとしたら、スティーブ、君が先に盗んでいたんじゃないか」と言ったのには一理あるのです。

 ちなみに、僕個人としては、どちらが先であるとか、いい悪いの問題ではなく、

「どちらが使いやすかったのか?」

 という視点で、スティーブ、すなわちアップルのMacintoshのほうが優れていたと思っている。

 それでも、マイクロソフト社が Windows 1.0を発売するにあたっては、Appleからライセンスの供与をきちんと受けていたのだから、ビルも義理堅いところがあった。

 その後訴訟問題にまで発展したこの件では、アメリカの裁判所が「パソコンのルック&フィールに著作権は認められない」という判断を下し、Appleはマイクロソフトに敗北し、現在のような状況になっているわけです。

 このようにスティーブ・ジョブズをとりまく人間模様や彼のユニークな人間性と偉大さ、そして弱さなども含めてパソコン黎明期の歴史が豊富なエピソードと詳細な証言で構成され、現代の伝記としてとても面白く読める傑作となっています。

 日本ではなぜか分冊で発売されるのですが、来月発売予定の続編(下巻)も楽しみです。


スティーブ・ジョブズ IIスティーブ・ジョブズ II
(2011/11/02)
ウォルター・アイザックソン

商品詳細を見る


 この伝記を元に映画化への動きもすでに始まっているようです。



【関連エントリー】

■ 貪欲であれ、愚かであれ!

■ iPad 買ったなう


■ i M男

JobsvsGates



[ 2011/10/26 20:16 ] 人物 | トラックバック(-) | CM(1)

ナイスな顔面騎乗 

 先日ご紹介したNice Slaveで、顔面騎乗のナイスなイメージを見つけました。

 このサイトではなぜかモノクロになっていましたが、オリジナルのカラー写真は、 tumblr系ではよくreblogされている僕のお気に入りのイメージです。



 チェック項目は美しいM字開脚と、たくましい背中を下から見上げることのできるポジションで座られている。

 女性の表情が隠れているのが残念ですが、それもまたそそられる。


Nice_Slave_06

 こちらではSッ気満点の女王様の顔がなんともチャーミング。

 下の男の視線も確保されており、最高級の顔面騎乗と言えます。




[ 2011/10/25 09:16 ] 萌え画像 | トラックバック(-) | CM(0)

ナイスなイメージ 

 Nice Slave という、ナイスな海外ブログがあります。

 必ずしもマゾヒズムやFemDom的イメージとは言えないものもありますが、

 見る者の想像力をかきたてる、たいそう刺激的な写真がそろっているので何点かご紹介します。

Nice_Slave_01
春川ナミオ的とはいえないキュートなお尻がナイスですね~!

 この2人の関係は謎です。いずれがトップでボトムなのかハッキリとはしませんが、この時間の前後、空間に漂う雰囲気に魅了されます。手を腰にあてている女性の姿勢がかすかにFemdom的なのに、何かの記事に気をとられ、まだスイッチが入っていない男の表情のコントラストが絶妙。

 このような一瞬が認められる2人のゆるい主従関係を象徴しているかのよう。


Nice_Slave_02

 今の写真とは無関係のエントリーから持ってきましたが、「先ほどは失礼しました」とお詫びしながらご奉仕しているような、そんな連想をさせてくれるイメージ。


 ご奉仕のターゲットが目前にあるのに、女神の衣に触れるのみ。

Nice_Slave_03

この愛おしい瞬間を美しく感じるのが僕の女性崇拝観なのだと思う。




 これも意味不明ですが面白い。



 いったいどのような物語が秘められているのでしょうか...

 こちらの想像力をぶちのめしてくれる意外性が好きです。





 1枚目の写真と似ています。何か意味がありそうで、やっぱり意味不明なところがイイ(^^)

 早い話、お尻が好きってことなのかも鴨川~(>_<)




 まったくワケがわかりませんが、おじさんの手にあるのは僕も持ってるEric Kroll の写真集なのでよしとします。





こんなのもあったんでウケた(^^) homer は Nice Slave なのでしょうか



 いい奴隷になりたいものです...









[ 2011/10/21 21:22 ] FemDom TIMES | トラックバック(-) | CM(4)


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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