
久しぶりにM男向けの雑誌を買っちゃった。
昔は「家畜人」や「Mistress」、「カルメン」や「女王様バイブル」など、様々なM男系&女王様雑誌を手当たり次第に買っていたものですが、最近はほとんど買っていません。
特に昨年の震災以降は、自分の快楽的消費活動には、何となくストイックになっていました。
それは別にしても、雑誌や書籍を本屋さんで買うこと自体が減ってきている。
その代わりAmazonで購入したり、電子書籍をダウンロードする機会が増えました。
昨年の「スティーブ・ジョブズ」は上巻を単行本で買ったけど、下巻は電子版でダウンロードして iPadで読みました。その方が彼の供養にもなるような気がして。
しかし、読んだ後で結局下巻も紙の本で購入しましたが...(下巻のほうが内容的に面白かった)
本棚に上巻だけあって下巻がないっていうのは何だか気持ち悪い。
余計な出費とは思ったけれども、追悼の意を込めて、積ん読です。(>_<)
買っても読まない本が多いのに、すでに読んだ本をあらためて買ったのはこれが初めてかもしれない。
そんな折もおり、この「女神の愛」が昨年末に発売されていました。
表紙にでっかく春川ナミオの文字。
そして
マネの「オランピア」を真似たような(←ダジャレじゃないからね~)表紙の写真。
雑誌タイトルといい中身といい、いつもの僕なら絶対に衝動買いするところなのですが、その時はジョブズの喪に服していたこともあり、思いとどまりました。
まだ東北では大変な人がたくさんいるのに、こんな本買ってナニしてる場合じゃない(>_<)
年が明けてしばらく忙しかったこともあり、そんなことも忘れていました。
ご無沙汰していた行きつけの本屋を先日久しぶりにのぞいてみると、まだ5~6冊平積みされていた。
とっくに売り切れていてもおかしくないタイミングなのに、あまり売れてないのだろうか....
僕がこれを買わないでどうするの?といわんばかりに見えました。
というわけで、福島の人たちに悪いとは思いましたが、遅ればせながら購入したわけです。
ちょうど1年たったし、オナニー解禁です(>_<)
これは、
大満足 の一冊でした。
「S女性(サド少女)とM男性(マゾ少年)のための新たな専門誌」と銘打つだけあり、確かにこれまでのSM雑誌とは一線を画している印象です。
冒頭のグラビアとリンクしたDVDの出来といい、ディープな体験手記やマニアックなイラストといい、なにもかもが素晴しい。
いやもう、本当にマジでぬけました。被災者の皆さんごめんなさい(>_<)
心の底から申し訳なく思いますが、快楽なくして何が人生と団鬼六氏も生前おっしゃっていました。
僕は一般のAVはまったく見ないので知らなかったのですが、
川上ゆうはかなりよかった。
真性Sではなさそうだが、まさに女神のような癒しの痴女プレイはヘタレM男にはうってつけ。
プロ女王様にはない独特のフェロモンで僕のマゾヒズムを金縛りにしてくれました。
本体の「読み物」としてのコンテンツも、近年まれにみる充実ぶりに思えました。
暗藻ナイトのマゾ・コミックは、描き下ろしなのに絵が10年前と全く変わってませんね(^^)
この人はいい意味で成長してないというか、懐かしかった。
なるほど、女王様ではなくまさに「女神様」の愛といった感じで、全体的には「ゆるめ」でしたが、僕にはちょうどよかった。
やっぱり紙の本はいいですね。
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