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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

芸術的な、あまりにも藝術的な写真 



 CFNM(着衣女性・全裸男性)が基本原則ではあるSMシーンにおいても、「パンツいっちょう」を奨励する少数派の意見を見過ごすことはできない。

 しかも半ケツ状態という、中途半端な惨めさが、グローバル化時代の屈折したマゾヒズムに普遍的な美意識を与えてくれる。

 すらりと伸びた女性の脚から、安定した鞭のストロークが炸裂する。



 なんだか、無性に鞭で打たれたくなってきたヨ(>_<)





 
[ 2013/02/23 08:16 ] 萌え画像 | トラックバック(-) | CM(7)

萌えるマゾヒズム 

ホイチョイ
 
 マゾヒスムとはいったいどういうものなのか、長年考えてきましたが、ここに一つの解明の光を見たような気がする。

 日常から非日常へ、支配的立場から服従的立場への転落という構図は、トラディショナルなマゾヒズムの基本です。

 おそらく全てのアブノーマル願望の本質には、この「胸キュン」現象が関与しているのであり、そこにはどういうシチュエーションで萌えるかという個人差や嗜好性の違いがあるにすぎない。

 「ご主人様」と呼ばれてキュンとなる人もいれば、「この変態野郎!」と罵倒されて萌える人もいるわけで。

 せっかく敬語を使われていたのに、あるタイミングでタメ口に切り替わった時に萌えるというのは、現代的草食系マゾヒズムには、十分ストライク・ゾーンなのであろう。

 僕も40代ぐらいまでは、自分の口のききかたがなっていないのを棚に上げて、目下の人間のぞんざいな言葉遣いに内心「ムッ」としたりもしたのですが、いい歳になってくると、何だか知らないけど寛容になってくる。

 というか、どうでもよくなっちゃうんですよね、もう。

 もちろん言葉は大切だし、言葉責めも好きなので、こだわりはあります。


 ある時期から、若い女の子たちの男の子みたいな口調や、純正な大和撫子ラインから外れたトーンにどことなく惹かれるものを感じるようになってきた。

 若い人には意味不明でしょうけど、一度でも新人の指導的立場や管理職などを経験した中年以降の世代であれば、この4コマ漫画のように、年下の美少女からの「タメ口」攻勢に惹かれる心理はよくわかるのではないだろうか。

 あえて「美少女」と書きましたが、ここに同性愛的な要素が絡んでくるとよくわからん(>_<)

 ゲイM Tさんとか秋山さんなら、美少年にタメ口きかれたら萌えることもあるのかな?

 それはともかくとして、それまで対等か、こちら側が支配的なポジションにいたのに、瞬間的に発生する想定外の立場の逆転が、マゾヒズムのツボの一つを刺激してくれることは確かであろう。

 本名を呼び捨てにされたり、部下から屈辱を受けるというストーリー・プレイが欧米の Femdomシーンでは定番です。

 これとは逆に、女王様から敬語で言葉責めされて萌える屈折したマゾヒズムもある。

 これなどは敬語表現が高度に細分化される嗜好から出て来たオプションみたいなもので、日本独特の文化だと思う。

 メイド喫茶が日本でヒットするわけです。

 沼正三的にはゆるいと言えるのかもしれませんが、価値の多様化とともにマゾヒズムもグローバル化してきました。

 いずれにしても女王様には、上品に、美しい日本語を話して頂きたいと僕は願っています。


 どうでもいいか、そんなコト。



 【少しは関連するかもしれないエントリー】

新井恵理那m
■ 胸キュン!(←死語?)



[ 2013/02/11 08:00 ] マゾヒズム概論序説 | トラックバック(-) | CM(5)

Go ゴー!池袋 丼本ゲット 

 先日、日本橋の「中原淳一展」を観た足で池袋に立ち寄り、ゆ@様の丼レシピ本をゲット。

 ユリイカ9周年祭は、丼ご版のようにアットホーミーな雰囲気でほんわかしておりました。

 それにしましても、この「Don Bondage」は凄すぎ。

 これほど「ヌける」ようにつくり込まれていたとは想定外です。

丼レシピ本 ゆみこフォト

 これで900円は安い。

 「あの目的意識」を持たれる人にとっては、少なくとも3千円ぐらいの価値があります。

 スナイパーEVEのグラビアのごとく、「鏡ゆみこ写真集」状態。

 お店の周年記念品というレベルを凌駕し、プロフェッショナルな品格が漂う。

 これらの写真は、没になったであろうテイクも含めて、ギャラリー新宿座あたりで展示して欲しいものだ。

 もちろんメインのコンテンツである料理の写真も素晴らしい。

レシピ#1 生意気エシャロット

 僕には自炊の知識や経験がないのでレシピ部分のことはよくわからないけれど、そんなド素人にも簡単に作れそうなものばかりで、どれも美味しそう。

 映画好きには笑えるネーミングや、お茶目なキャプションの数々。

 インパクトある絶妙な筆字など、ファッション雑誌のような上品さにプチSMをトッピングした構成から、ユリイカ周辺に集う一流のクリエイター(例えばアート・ディレクターを担当した高橋ヨシキはクエンティン・タランティーノ監督も認める才能の持ち主)がよってたかって楽しみながら制作した光景が目に浮かぶ。

 いいなあ... さすがユリイカだべや。

 読んでよし、眺めてよし、抜いてよし(>_<)

 もちろん、ついでに丼飯を調理してもよし。

 ↑  それが正しい使用法なの (。。)☆\バキ 


 このクオリティの高さは、どんなにお金や人材を投入してもそう簡単に実現できるものではない。

 しかし、見た目にはそうした気負いが感じられないところがまた憎い(>_<)

 気張らずにちゃちゃっとこさえちゃう「ゆみこマジック」。

 ちゃちゃっとなのに、何コレ超スゴイじゃん!

 この奇跡のコラボは、そのへんにある ありあわせのもの

 でゆたかな美を創造した中原淳一を連想するのが正しいです、たぶん。

 早川舞の巻頭言が心にしみる。

ユリイカ「丼」表紙

 ユリイカにて好評発売中! 在庫僅か(>_<)

 一人暮らしの孤独なM男は ゴーゴー池袋!


 Don Bondage 製作スタッフ

アート・ディレクター:高橋ヨシキ
スタイリスト・ヘアメイク:緑川ミラノ・蘭花
カメラ:中澤秀紀 岩澤深芳
監修:岡田安史

◆協力:Baby Doll  AFFIX parapara   Kurage



◆ユリイカ9周年記念事業実行委員会

朝霧リエ 石川ゆうや 泉屋 井上ソフト 川瀬陽太 資生堂 椿 駿河ヒメコ 汁男 粗太郎 
常磐響 二村ヒトシ 早川舞 腹黒 古澤健 牧鞭太郎 柳下殻一郎 七瀬夕樹 ゆま 玲芳龍







[ 2013/02/09 08:06 ] つぶやき | トラックバック(-) | CM(2)

中原淳一展 

 日本橋の三越で開催中の「中原淳一展」を観てきました。

 このお目めぱっちりのイラストは誰しも一度は見たことあるんじゃないでしょうか。

 ちょうど10年前にも没後20年ということで大きな回顧展が開催されましたが、今回は生誕100周年記念のイベントとしてそれを上回るかなり大規模な構成になっています。

 会田誠の天才でごめんなさいには負けるけど、よくあるデパート催事のレベルではありません。

中原淳一「それいゆ」表紙_1

 戦後日本の女性美は、中原によって定義されたと言っても過言ではないのかもしれない。

 女性誌やファッション雑誌などが皆無だった時代に、女性が美しく生きるための新しいライフスタイルを提案した。

 挿絵画家としてだけなく、編集者やデザイナー、人形制作、舞台プロデュースなど、マルチなクリエイターとして活躍した様子は、須磨利之 を連想させる。

 竹久夢二の流れを汲む筆致は、高畠華宵や 蕗谷虹児 にも重なるイメージに見えますけど、叙情画というには少し「ケバい」感じの元祖ではなかろうか。

 なので、僕的には女王様的なイメージを投影しやすい作品が多いのです。

中原淳一 髪の絵本

 独特の「目ちから」を感じる。

中原淳一生誕百周記念展
 

 原画を中心に雑誌や付録など約400点が展示され、画集や評伝、関連書籍も多数販売されています。

 本当の美しさとは、外見ではなく内面にあるべきという中原淳一の美学は、普遍的であると誰しも信じていると思われるのですが、一方で人は見かけが9割とも言われる現代においては、見失しなわれがちな価値観なのではないでしょうか。

 そんなことをあらためて感じました。

 今年いっぱい、愛知や大阪など各地で巡回展も予定されています。(三越展は2月18日まで)







[ 2013/02/08 18:18 ] 美術 | トラックバック(-) | CM(0)

どんぶりフェチの夢〜ユリイカのM丼 

ユリイカ Don フライヤー

 僕は丼ご飯が好物で、実は某吉○屋のヘビー・ユーザーだったりする。

 といっても、毎日食べたいというほどでもなく、どういうわけだか、1週間〜10日ぐらい間があくと、無性に食べたくなり、身体がウズウズしてきます。

 「そろそろ行くか!」と意を決して、どこの吉野○へ行くか、場所と時間の検討にとりかかる。

 まるでSMクラブに行く時みたいな感じ(^^)

 忙しいからといって、おもむろに立ち寄って、やっつけ的に早食いするのは好きではない。

 もちろん、つゆだくの丼から無我夢中になってご飯と牛肉を、なるべく同時多発的に口の中にかき込むという、見た目にあの品のないスタイルは維持しつつ、内面は優雅に。

 「どんぶりもの」という刹那的な食感を、心ゆくまでまったりと味わいたいではないですか。

 懐ぐあい(お腹と財布の両方的)に余裕があれば天丼やカツドンもよく食べます。、
 
 イクラ丼なんかもいいですが、あったかご飯に納豆と生玉子ぶっかけかきまぜも大好きです。

 とにかく丼というやつは、いろんなシチュエーションとバリエーションで、その人の人生を豊かに彩ってくれる。
 
 そう、丼は、青春時代の大切な思い出を抱きしめるように味わうべきなのだ。

 そういう孤独な丼フェチ(とM男)に美味しいレシピ本が発売されます。

 流しの女王様として名高いユリイカのゆ@様が、全国の独り暮らしM男性のために書き下ろされました。

 ユリイカ「丼」表紙

 どんぶりだから、「ドン・ボンデージ」

 やられましたネ。

 どんぶりにヤミツキになっている(拘束=bondage されている)てな意味を重ねあわせているのでしょうか。

 見事なネーミングもさることながら、フライヤーのコピーまわりも秀逸!

 電通か博報堂でも絡んでいるのかいと言いたくなる粋なデザイン。

 この出版を陰でサポートされている人材もハンパではありません。

 ゆみこさんのパワフルな人脈と、ユリイカ9年の歴史を物語るような企画に思えます。

 彼女の茶目っ気たっぷりで潤いのある心情が毎日つぶやかれている ゆ@様ツイート

 この中で時々紹介されていた

 SMの女王様にしては意外と素朴な食生活

 が元ネタになっている。

 ユリイカ9周年記念プロジェクトとして発刊され、限定500部!シリアルナンバー入り! 

 明日2月7日発売。

 これに合わせて(というかこちらが本筋ですが)ユリイカ9周年&ゆみこ誕生会が 2/7(木)~2/9(土)に行われます。

 サイン会も行われるのかな?(おそらく購入者にはサインぐらいしてくれるかもカモ川〜?)

 詳細はゆ@様のダイアリーをご覧下さい。


 この書籍は紀伊国屋書店では販売されず、池袋のユリイカでしか入手できません(>_<)

 予約も通販もしないとのことで(なぜだ?)ゲットにするにはイカに行かないと(>_<)
     

(いや、シャレじゃなくてね)

 
 しかもお一人につき2冊までしか購入できないシステムなんだと(なぜだ!)

 3冊以上も欲しい人っているの? ゆ@様フリークの中にはいるのかもしれないなあ...

 大量に購入してヤフオクに出品されるのを防ぐためとか?

 僕は自炊やらないんで、別に本はど〜でもいいんだけど(。。)☆\バキ

 願わくば、ゆ@様の手料理としての丼ご飯を食べてみたい  (。。)☆\バキ (。。)☆\バキ 



鏡ゆみこ
 いよいよ明後日2/7(木)~9(土)はユリイカ9周年

 ★ 9日は、アテクシゆ、弥生、ラミィーの合同聖誕祭となります♪丼本は2/7発売!よろしくね。


@KagamiYumiko



ユリイカ







■ SMサロン  5年前に初めてユリイカを訪ねた時の思い出など・・・


■ Mのランチ

GTOP_M_Lanch.jpg


■ 黄金カレーライス





















[ 2013/02/06 07:31 ] ゆ@様ツイート | トラックバック(-) | CM(0)

会田誠 

 会田誠さんについては、「ヘンタイでごめんなさい」展 を観るまで詳しいことを知りませんでした。

 それでも作品を拝見していて、なんとなく三島由紀夫の影響でも受けているのかしらと感じていたところ、今日の朝刊に僕の思いを裏付けるような記事がタイムリーに載っていましたのでご紹介します。


会田誠_朝日新聞読書欄記事

画像をクリックすると全文がお読み頂けます



 彼の作品の根底にある過激な挑発精神は、やはり三島に通じるものがあったようです。

 おバカな市民団体が、ものの見事にその挑発に釣られてしまったのは、森美術館の勇気ある企画のおかげもあったにせよ、現代美術家としての彼の才能がオフィシャルに認められた証とも言えるではないでしょうか。

 僕がブログで会田誠展を紹介したぐらいで攻撃してくるアラシさんには、ぜひ朝日新聞もターゲットにして頂きたいです。



【関連してないかもエントリー】

■ 三島由紀夫の愛した美術

■ 寺山修司と三島由紀夫



[ 2013/02/03 12:26 ] 人物 | トラックバック(-) | CM(0)


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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