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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

下手でもパワフル 

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 絵やイラストを上手いと思うかどうかの評価は、主観的な要素も大きいので一概には言えませんが、明らかに技術的なレベルで「ナンダカな〜」みたいなのはけっこうあって、僕はわりとそういうのも好む傾向がある。


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 Femdom系作品の場合、描き手の願望がイメージの本質であり、それを共有できる鑑賞者なら、絵の上手い下手はたいして問題にならない。

下手でもパワフルなFemdomアート_010


 ここで紹介しているのが、レベルが低いとは言いませんけど、春川ナミオやSardaxのような完成されたスタイルと比較するなら、やはりイマイチな水準とは言えるでしょう。

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 それでも、人に言えない秘めたる願望を描くために、稚拙な技術を超えた表現力が、心の闇からわき上がってくる。


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 もちろん、可能ならもっと上手に描いて欲しいなとも思うのですが、表現されている状況やポーズなどに

「うん、うん、ワカル、ワカル」

 と納得できれば、もうその作品には永遠なる芸術としての価値が生まれてしまう。


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 リアルなCGから同人誌系のヘタウマにも、Femdomをモチーフとする表現には得体のしれない普遍性があり、どの作品にもパワフルなインパクトを感じます。


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う〜ん、ワカルなア (>_<) 


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誰でもこんなコトされてみたいよね


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この作者は「毛皮を着たヴィーナス」の愛読者ではないでしょうかね〜(^^)


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 実に様々なシチュエーションが描かれています

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 顔面騎乗の構図にも、独特のこだわりや持ち味があるわけで・・・ 



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 これはなかなか芸術的。教会の祭壇画みたい。


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[ 2013/03/21 08:30 ] マゾロポリタン美術館 | トラックバック(-) | CM(2)

Sardaxの電子ブック「毛皮を着たヴィーナス」発売 

Sardax電子ブック「毛皮を着たヴィーナス」表紙

 英国のFemdomアーティスト Sardaxが、「毛皮を着たヴィーナス」の電子ブックを出版しました。

 「毛皮を着たヴィーナス」は僕の愛読書でもあり、このブログでも紹介したことがありますが、Sardaxも以前からこの作品への習作をオマージュ的に制作しており、彼のウエブサイトでもすでに何度か発表されていました。

 今回は待望の新しいイラストとともに、キンドル用のE-Bookとして、Amazonなどで購入できるようになったものです。

 しかもSardax自らが翻訳を手がけており、世界的なFemdom挿絵画家による新解釈が見どころともなるでしょう。

 英語訳は僕も二つのバージョンを読んでいますが、日本語訳をすでに読んでいると英文による表現の違いについてはなんとなくわかるもので、Sardaxの新英語訳のほうが読みやすく感じました。
 
 英文解釈が苦手な人でも、Sardaxのイラストを楽しみながら、英語のよい勉強にもなると思います。



Venus in Fur sardax chapter 7




Sardax電子ブック「毛皮を着たヴィーナス」リンク




【関連エントリー】
*以下の記事で Sardaxのイラスト作品を何点か紹介しています。

Sardax ~英国紳士の描く上品なミストレスたち

■ 女王様の肖像画

■ 毛皮を着たヴィーナス

■ Sardax の世界

■ 顔面騎乗に市民権を与えた男



Sardax のオフィシャル・サイト

Sardax_banner

[ 2013/03/08 07:42 ] トピック | トラックバック(-) | CM(1)

ジロリの女 

ジロリの女_010

 坂口安吾といえば「堕落論」なわけで、僕はこれを読んでから、堕落してもかまわないのだというような気になり、事実、堕落した。

 まぁ、読まなくても堕落はしていたと思うけれども。

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 それ以前に、最初からもう、これ以上は堕ちることもできないほど堕落していた。

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「堕ちる」ことの快楽を知るには、堕ちる以前の、もしかしたら崇高だったかもしれない自分を意識できなければならない。

 この感覚はマゾヒズムと通じるものがあるなと思う。


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 武士道にも、天皇制も、日本文化にはマゾヒズムを受容する素地があったような気がする。

 沼正三が「ある夢想家の手帖から」の中で「ジロリの女」を紹介しているが、坂口安吾もマゾヒズムの理解者だったのだろう。


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 女性から見下されたように「ジロリ」と見つめられるのを不愉快に感じる人は、堕落することが出来ないのだ。


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ジロリの女ジロリの女
(2012/09/13)
坂口 安吾

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■ 家に帰ると妻が必ず鞭を持っています



■ 家に帰ると妻が必ず女王様のふりをしています
pu_家に帰ると妻が必ず女王様のふりをしています



■ 家に帰ると妻が必ず死んだフリをしています



■ 家に帰ると夫が必ず便器のフリをしています




■ M男の審美眼





[ 2013/03/05 19:14 ] マゾの本棚 | トラックバック(-) | CM(2)


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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