
今朝の朝刊に載っていた広告です。
本のタイトルにもツッコミを入れたいところですが、イラストにちょっとのけぞりました。
男同士のお馬さんごっこは勘弁して下さい。
そのキャプションとなっている「試験に出ない」例文がいい味出しているので解説したい。
Don't worry. He is a docile pervert. 【和訳】 大丈夫。彼は おとなしい変態 だよ。 ここで注目すべきは "docile" という英単語。
これは試験によく出る重要単語です。(英検でもTOEICでも)
「おとなしい」とか「従順な」という意味ですが、docile animal といえば「従順な動物、家畜にできる動物」というように、確かにちょっとヘンタイチックな文脈で使える形容詞ではある。
欧米では、お馬さんごっこを愛する変態には docile つまり「おとなしい」人が多いからこんな例文が使われるのでしょうか。
pervert はずばり「変態」ですが、欧米ではこの意味だと "kinky"が一般的で、pervert はどちらかといえばフォーマルな使われ方をします。
pervertも kinky も、頻出重要単語とは言えないまでも、試験に出ないというわけではありません。
ただ、kinky はカジュアルなだけに、pervert のほうがより本格的というか、アブナイ感はあるような^^
「性倒錯者」という本質的な意味もあります。
だから男同士でお馬さんごっこするような場合には適切なのかもしれない。
由緒正しき、女性の馬となる古典的な「ヘンタイ」の図

これが女王様のお馬さんになっていたら kinky を使ったほうが正解だと思う。
どうでもいいか、そんなコト ちなみに僕はついに英検1級に合格しましたし、もう試験を受けることもなかろうという年齢になってきましたので、そういうニッチなマーケットを狙った書籍ということなら、買ってもいいかな〜と思っております。
「お馬さんごっこ」をモチーフにした表紙というのも、なんとなくご縁を感じる部分ではあるんですよね。

まさに僕に「買いなさい!」と言ってるかのような表紙ではある(>_<)
本当は、こんな表紙(↑)にして欲しいんだけど 【関連エントリー】
■ 楽しいお馬さんごっこ
■ NHKの変態講座


■ お馬さんごっこ
■ 背中に座られる時