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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

マゾヒズムが世界無形文化遺産に登録 

顔面騎乗は無形文化遺産 05

 日本政府が提案していた「マゾヒズム・日本人の伝統的な精神性」が、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されました。

 SMの知識や技術を未来の子どもたちに正確に伝え、心の美しい女王様の保護・育成のために、普段は寡黙なSM関係者が文部科学省や政府に働きかけていた地道な活動が実を結びました。

顔面騎乗は世界文化


★伝統と創造の主体的な担い手を育くむために

 何がマゾヒズムの文化なのかわかりにくいかもしれませんが、SMの御三家とも言われる「鞭・ロウソク・浣腸」の調教メニューで解説します。

 こうした責めのスタイルは、SMの基本的な形とされており、これらはツールとしての「有形」な文化遺産です。

 今回登録されたのは、「無形」文化遺産であり、目に見えない

 一般の人には理解されにくいマゾヒズムという精神文化が認められたもので、この点で画期的でした。

心の目で見る


 古代文明の発達と同時に、あるいはそれ以前から支配する者と服従する者といった階層に分化してきた人々の「格差」は、現代の人類に受け継がれてきました。これがSMの文化的起源です。


顔面騎乗は無形文化遺産 03



 その長い歴史と伝統、風俗、慣習といった文化的な側面を象徴するSM(サディズム&マゾヒズム)の中で、権力構造ではなく、あるいは主人や奴隷といった政治や経済とは異なるアプローチで、日本では独特のマゾヒズム文化が生まれ継承されてきました。

 ユネスコの無形文化遺産は、長く受け継がれてきた慣習や踊り・歌といった芸能、工芸技術などを登録し、再評価し守って行こうとする取り組みです。

 日本のマゾヒズム文化の登録が発案されたきっかけには、谷崎潤一郎や三島由紀夫がノーベル賞候補者リストの最終段階にまで残っていたという記録が公開されたのに起因します。

 それ以前からも、日本における武士道の忍耐や恥の文化など、独自の伝統スタイルがマゾヒズムとは離れた感覚で注目されてはいましたが、今回新たに、マルキ・ド・サドやマゾッホなどの西洋文学的なSM観とは別の視点から、「和」の慎み深い精神性と謙虚・従順な美徳が評価されることになったのです。

顔面騎乗は無形文化遺産 02

 その慎み深い精神性として「顔面騎乗」が注目された背景には、現代日本美術の巨匠・春川ナミオがモチーフとして描く顔面騎乗図絵が世界的に支持されているという現状がありました。

顔面騎乗は無形文化遺産


 鞭やロウソクなどの道具を使う調教とは異なる、女王様の身体(尻)を崇拝するという精神的な美徳は、日本を代表するマゾヒズムだったのです。

顔面騎乗は無形文化遺産 06


 顔面騎乗のすばらしさは「一汁三菜」にあります。

 「三菜」とは和食の用語で「三品のおかず」という意味。顔面騎乗の場合、主菜は女王様の黄金が中心ですが、時にはバナナやヨーグルトなどをあらかじめアナルに挿入してから頂けることもあります。
 
顔面騎乗は無形文化遺産 04


 副菜には二品あり、まず秘密の花園の「陰毛」、そして女王様が身につけていた下着の生地や糸クズなど、食物繊維が豊富でありながら、わずかな量でバランスのとれた栄養補給が可能となっています。

 「一汁」はご聖水、あるいはアナル周辺の体液です。

 女王様の太もも(絶対領域)からの「お吸い物」には格別な味わいがあります。

顔面騎乗は無形文化遺産 07

 自然を破壊することなく、女王様からの愛の恵みにより、なおかつ自然に寄り添った食文化のスタイルが顔面騎乗の魅力でしょう。


 今回のユネスコの英断によって将来的には、恋人や夫婦の関係においても、顔面騎乗の忌避感が薄れ、いつでも、どこでも、誰とでも、顔面騎乗の文化を享受する機会が増えることが期待されています。


ンなわけねーダロ!  (。。)☆\バキ 


顔面騎乗は無形文化遺産 03

 マゾヒズムが社会的に評価され、顔面騎乗が世界を魅了する時代がまもなくはじまります。



 ど〜でもいいか、そんなコト




■ 顔面騎乗の社会的評価



■ 試験に出るSM
試験に出るSM
SMの歴史は世界四大文明の発祥とともに始まった...



■ SM道
土下座_s
武士道とは、マゾヒズムと見つけたり



■ 春川ナミオの芸術
PU_春川ナミオの芸術



■ つまりは、この重さなんだな
つまりはこの重さなんだな_30


■ 描かれる女性たち



■ そうだったのか!マゾヒズム
学べるニュース
池上彰がSMを解説したら?




[ 2014/01/29 20:16 ] たわごと | トラックバック(-) | CM(5)

スルーは有罪? 

有罪6

 最近鍵コメント(非公開コメント)をよく頂きます。ありがとうございます。

 この場合、原則としてレスは控えるようにしています。

 だけど、もしかしたら、なんらかのお返事を期待されている方もいらっしゃるのかもと思い、気持ち的にスルーしているわけではありませんよ〜、ということをお伝えします。



 僕もたまに、相互リンク先のブログでも、内容によってはシークレットモードでコメントをする時があり、そういう場合には特に先方からのレスを期待していませんでした。

 しかし、きちんとした内容で書かれているのに、特に過去記事にまで遡って読まれているような読者の場合には、スルーするのは失礼なのかもしれません。別にスルーしているわけではなく、ただなんとなく

「そのままにしている」 だけなんだけど...(^^;;;)

 ↑ それをスルーっていうんじゃ (。。)☆\バキ


有罪11

 「初めまして。いつも拝見しています」

 的なご挨拶程度なら、

 「あ、どうも」 的なレスしかできないと思うし、

 それで構わないんだったら、別にレスしなくてもいいか? みたいな感じです。


有罪12

 それと、承認制にしているのと、毎日チェックしているわけでもないので、レスは遅れがちで申しわけなく思っております。

 常連さんのオープン・コメントの場合、スルーしても問題なかろうと思えば(レスしたいけどちょっと忙しかったりすると)放置になってしまいます。

 御顔騎さんのように深い(?)コメントを頂いたら、それよりもっと深いレスをしなければならないようなプレッシャーに負けて、いつか倍返しにしようと思っているうちに放置になってしまう時もあったりします。

FaceSitting_guilty.jpg


 結局何もしないのは「有罪」なんですけど、執行猶予にしておいて下さい(>_<)

 まぁ、こんなチラシの裏みたいな、しかも変態ブログを読んで下さっているだけでもありがたいのに、わざわざご丁寧に好意的なコメントを頂けるというのは、嬉しいことです。

 ありがとうございます。

お馬さんごっこ





[ 2014/01/15 22:42 ] 雑記 | トラックバック(-) | CM(2)

海外ドラマに見る「お馬さんごっこ」の社会的位置づけ 

 アメリカのテレビドラマ「BONES -骨は語る-」に、「お馬さんごっこ」が大きなテーマとして取り上げられているエピソードがあります。

 この人気シリーズを知らない人のために一応書いておきますと、主人公は「骨から人物を特定する」有能な法人類学者ブレナン博士。FBI捜査官のブースからは(親しみを込めて?)「ボーンズ」(bonesは骨=boneの複数形)と呼ばれています。変死体や白骨遺体から犯人に結びつく手がかりや証拠を突き止め、ブースやその仲間たちと数々の難事件を解決していくという一話完結型のストーリー。

 彼女のキャラクターとしては「物事を客観的に考え、それをそのまま言葉にしてしまう面・・・」(wikipedia)とあり、それが物議をかもしたり、場の雰囲気を壊してしまうようなお約束シーンが毎回登場します。

 しかし、このエピソードではSMやお馬さんごっこに関して実に適確なコメントをしているので紹介したいと思います。


 SEASON #3 第3話 「サラブレッドの最期」(Death in the Saddle)

BONES_05.jpg

 猟奇的に殺害された遺体が発見される。手は前で縛られ、額に傷があり、鼻と唇に軟化剤が塗られて異常にテカっている。血痕をたどって行くと切断された足が埋められているのが見つかった。

 検死の結果、鼻と口についていたのは馬用の日焼け止めクリームで、胃の中にはコーンと燕麦に乾燥糖蜜という馬の餌。馬用のはみをつけていたような傷も上顎の骨膜に見つかる。

 遺体の指紋から、身元はエド・ミルナーと判明した。エドは「馬として」殺されたのだった。

 *ちなみにアメリカには「ミスター・エド」という、馬がしゃべる古いドラマがあったりする(^^)

 捜査を進めるうちに、被害者のエドは「お馬さんごっこ」の愛好家で、それ専用の秘密クラブじみたホテルに宿泊していたことが判明しました。

BONES_サラブレッドの最後 07

 そのホテルでは24時間たっぷりとポニープレイが楽しめるのだという。

 非協力的な宿のオーナーに案内されて、ブレナン博士とブース捜査官が目撃したのは・・・

BONES_サラブレッドの最後 08

 BDSMのコスプレとしてはカワイイもの。ノーマル目線では異様な光景ではあろうか。

 「股がって乗る」シーンが見たかった気もしますが、二足歩行の「ゆるめ」ポニープレイ集団の登場です。

BONES_サラブレッドの最後 09

 ここからは、ブレナン博士とブース捜査官の会話を中心に構成していきます。

ブース:ペアで騎手と馬になりきっているのか?

 嫌悪感を隠せないブースの発言 ↑ に対し、ブレナンは冷静に解説してくれてます。↓

ブレナン:これは支配と服従のプレイね。

BONES_サラブレッドの最後 11

BONES_サラブレッドの最後 10

BONES_サラブレッドの最後 15

BONES_サラブレッドの最後 16

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BONES_サラブレッドの最後 18

 淡々と「靴でオナニーを愉しむ人もいる」と解説するボーンズの言葉をさえぎって、ブースが宿のオーナーに尋ねる。

BONES_サラブレッドの最後 20

 エドの「ご主人様」は、“アニー”と名のる女性。

 エドとはネットで知り合い、相性のよいカップル(つまり騎手と馬)になった。

 しかし事件の前日、二人のポニープレイはエドの妻に目撃されてしまったのだという……

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アニーの「完ぺきな馬は珍しいの」という発言を聞いてブレナンがブースを見つめると...

BONES_サラブレッドの最後 28

「俺を見るな」とはブースの台詞 ↑


BONES_サラブレッドの最後 30













 帰りの車の中での二人の会話。



 アリストテレスもお馬さんごっこが好きだったということを語るブレナン博士。




 馬役の別の男性が容疑者として浮かび上がってきたので、再び「お馬さんごっこ」の楽園ホテルへやってきた二人。

BONES_60.jpg

 ブースの「変態ロデオか?」に、やや差別的口調を感じるが、まぁ、それはどうでもいいや。

BONES_62.jpg







 この変態集団の中にはFBIの人間もいることを知って驚くブース。

 ブレナンに「お馬さんごっこが好きなのか?」と恐る恐る尋ねるブースに彼女が答える。



 性行為とはロールプレイであり、お馬さんごっこもその一つであるとは、いかにも科学者らしい見方ですね。


BONES_78.jpg

ブレナン:セックスでは皆、役割を演じている

BONES_78.jpg

ブース:俺は違う。ノーマルだ。



ブレナン:女を"美しい"と思う時点で対象化しているわ


 ブレナンのこの言葉は心にしみます。

 対象化=崇拝に通じる概念で、つまり女性を好きになるのと、その女性の馬になりたいと願うのは同じということ。

 言ってることは当たり前のことですが、科学的にこのように言われると目からウロコです。



 女性の化粧は、男に「寝たい」と思わせるための対象化の行為だったのです。

BONES_84.jpg

 客観的に観ると(あるいは主観的にも?)、お馬さんごっこもノーマルな性行為と本質的に変わらない。

 ブレナンの言葉はクールに聞こえますが、変態への親しみというか好意的な態度すら感じられる。

 アメリカのテレビドラマ、特に犯罪、裁判モノにSMの類いが登場する時には、多くの場合キワモノ扱いで見下されているような印象が多い中で、この作品ではまっとうに描かれています。何だか救われたような気持ちになります。

 ちょっと「変人」という設定のブレナンに言わせているという点で、少しヒネリを効かせたような演出ですが、彼女の言っていることは全て真実。

 性犯罪の多くは加害者の性的嗜好と密接に関わっている。その嗜好や性癖が異常なら、犯罪もアブノーマルであり、ノーマルな人々の理解を超えていると見られがち。しかし必ずしもそうではないのだという一面もあるでしょう。

 そもそも犯罪そのものが異常なのであって、動機や状況に当事者の性格や個性が関わってくるのは当然のことです。加害者(または容疑者)の性的嗜好を偏見なしに、もっと冷静に見つめるべきなのです。

 ネタバレになるのでもうこれ以上は書きませんが、ドラマとして事件の「落ち」には、まぁ、かろうじて納得のいくものがありました。しかし、それは僕が馬派Mだからなのでしょうか。サスペンスや謎解き、エンターテインメント性で見るなら意見が分かれるところかもしれません。

 もしかしたら、ノーマルな人には不可解な結末に映っているのな?

 ウ〜ん、どうなんでしょう・・・

 愛とは何か? 人を愛すること、愛し合うことの真実を問うようなエンディングはお決まりのコース。

 おさまり具合の良さを強調するために、お馬さんごっこをダシに使ったようなシナリオで、ブースはこの類いのロールプレイに真実の愛はないと批判する。ブレナンもこのラストシーンでは珍しくそれに同意した。

 ぼくは、そこのところだけ気にいらない。愛の形態は人それぞれ。

 お馬さんごっこにも真実の愛はある。

 逆に言えば、ノーマルな性行為にも、噓の愛がある。


 ちょっと大きなレンタル店にならたいてい置いてあると思います。

 馬派Mのみならず、「ロールプレイ」として女王様を演じる職業的ドミナや真性S女性にもおすすめのエピソードですので、よろしければご覧になってみて下さい。

 あ、もちろんノーマルな皆さんもぜひご覧下さい(^^)

ボーンズDVD

BONES -骨は語る- シ-ズン3



【SMがネタとしてピックアップされている海外ドラマのエピソード】

ドールハウス

ドールハウス_5




[ 2014/01/10 08:00 ] マゾの手帳 | トラックバック(-) | CM(2)

今年は「お馬さんごっこ」の年 

パパとお馬さんごっこ

 やってきました〜12年に一度のお馬さんごっこのシーズンが(>_<)

 今年の干支は午ですよ、ウマ

無邪気なお馬さんごっこ


 一般ノーマルな人々も、変態アブノーマルな人も、みんなでお馬さんごっこを楽しみましょう!

 というわけで、ちょっとユニークなお馬さんごっこの画像を集めてみました。


無邪気な子どものお馬さんごっこも・・・

Kidお馬さんごっこ

大人になると、↓ こうなります?

お馬さんごっこ



犬も猫もお馬さんごっこで盛り上がる

猫のお馬さんごっこ_5


お犬様のお馬さんごっこ

お犬様のお馬さんごっこ


ニャンコたちのお馬さんごっこシリーズ

猫のお馬さんごっこ_1

猫のお馬さんごっこ_2


猫のお馬さんごっこ_4

猫のお馬さんごっこ_3

アニメ系お馬さんごっこ


ピカチュー


「サザエさん」のお馬さんごっこはカンベンして欲しいけどナア

サザエさんのお馬さんごっこ


お口直しにコレどうぞ!

エレーン・ヴォン・アンワース_06
Photo: Ellen von Unwerth


 エレーン・ヴォン・アンワースはファション広告の写真で有名な女性フォトグラファー。

 1954年ドイツ生まれのかろうじて現役かと思われますが、若い頃はモデルだったというユニークな経歴が作品に独特のタッチを醸し出しています。

 欧米でみかけるPony Playのエロスというより、男女の無邪気な戯れといった趣ですが、なぜだか通常のBDSMフォトシーンより強烈なインパクトがあるように感じられるのは、彼女の写真家としての巧の技でしょう。


エレーン・ヴォン・アンワース_16

エレン・フォン・アンワース_12

エレン・フォン・アンワース


Photo: Ashley Smith by Ellen von Unwerth




 過去のエントリーで紹介したお馬さんごっこ画像の数々・・・


  

  


乗馬 乗馬 乗馬


  

  





[ 2014/01/06 09:09 ] Photo | トラックバック(-) | CM(0)

アケオメ! 

年賀状2014


 新年明けましておめでとうございます。

あけオメ


 今年もよろしくお願い申し上げます。




謹賀新年_Kazuki
Photo by Kazuki



[ 2014/01/01 13:49 ] つぶやき | トラックバック(-) | CM(3)


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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