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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

初めてのSMプレイ 

松たか子_01


 恥の多い生涯を送って来ました

 僕が二十歳の頃、5〜6歳は年上と思われるSMクラブ女王様との思い出。

 その女王様は、松たか子にどことなく似た感じで、成熟した大人の女性に見えた。

 こんな綺麗なお姉さんに、これから虐めてもらえるんだ(>_<)

 それがまさに今、現実となることに、目眩を感じながら、案内された部屋に入ると、

 プレイルームの壁には、鞭や縄が、これ見よがしにズラリと並んでいた。

 背筋に冷たいものを感じながら、わかりきったことを、つい尋ねてしまった。

 「これは、なんのためにあるのですか?」

 すると、意外な答えが返ってきた。

 「きもちいいため」 

 松たか子が、まるで少女のように答えた。

 当時の僕は、漠然とした妄想の中で縛られたり、鞭で打たれたいという願望を抱いていて、少しは痛いのを女王様のために我慢するものだと頭から信じていた。

 だから僕は、この答えの意味が理解できなかった。
  
 「痛い時もありますよね?」 と聞き返した僕に、彼女はきょとん?とした。

 
↑ 空気を読めてない、痛い質問(>_<) なかったことにしたい


松たか子_気持いいため


 プレイ内容はほとんど記憶にないのに、このやりとりだけが印象に残っている。

 正直痛いことされるのを恐れていたが、覚悟を決めてはいた。

 プレイルームが普通のマンションの和室だったことをかろうじて覚えている。

 しかし、やったことのメモリーが全部とんでいる。それぐらい舞い上がっていた。

 この当時は、SMクラブに行けば自分の願望は全て実現するんだと勘違いしていた。

 60分コースで予約して、自分の中にあったやってみたいプレイリストは、

ご挨拶の儀式(1分)
ご挨拶の儀式

恥ずかしい羞恥責め(2分)
跪いてご挨拶

跪いて脚を舐めて(3分
跪いて足を舐めるサムネイル

馬となり鞭打たれ(5分)
お馬さんごっこ_現在NG
 *数年前に腰痛めまして、できなくなりました(>_<)

顔を足で踏まれ(1分)
つまりはこの重さなんだな_25

首輪つけられ引き回され(3分)
首輪つけられて引き回され

顎クイ(5分)
顎クイ_追加申請


あまり痛くない乳首責め(2分)
あまり痛くない乳首責め

縛られて吊られて(緊縛〜ほどく時間込みで16分)
緊縛_現在NG

お尻にキスさせられて(6分)
お尻にキス

恐ろしく卑猥な顔面騎乗(10分)
恐ろしく卑猥な顔面騎乗


   ↑ たった60分でこんなにできないからネ

 その他、可能であれば木馬責めされたり(2分)、ローソクを背中にたらされたり(3分)あまり痛くない一本鞭(1分)、ビンタされたい症候群(1分)などなど、今から思うと無謀というかわかってないというか、いろいろと何でもやってみたいと考えていたのだと思う。
 
 それらをきちんと言葉で言えたのかどうかすらも覚えていない。

 この時は、鞭も縄も使用されなかったように思う。

 それほど痛い思いはしなかった。というより痛いことは何もされなかった。

 テンパリ過ぎて、興奮していたのかどうかも怪しい。
 
 たしか、女王様がコンドームを僕のそれにつけようとしていたような気がするが、その辺りもあいまいだ。

 希望した内容の半分も実現されず、物足りないように感じていた。

 でも、とにかく初めてだったので、なんだか

もの凄いことをした という達成感の方が大きく、

 満たされた気分にはなっていた。頭の中は真っ白だった。

 なんかもの凄いこと(素尻で座って頂く・・・)
人間椅子


 SMプレイはこれが初めてだということは伝えておいたはずなので、おそらく松たか子としては、ビギナー向けのソフトプレイで対応してくれていたのだろう。

 もう30年以上昔、まだハードプレイとか、セーフワードやNGという概念も持ち合わせていないウブな時代の、おぼろげな記憶の中の、淡いエピソード・・・

 このような記憶を大切にしたいと、僕は思っている。


 どうでもいいか、そんなコト





[ 2016/03/26 20:16 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(5)

アームチェア・マゾ 

アームチェアマゾ_2

 アームチェア(肘掛け椅子)にはちょっとした思い入れがあります。難関の公立高校合格祝いに、両親が書斎机と一緒にプレゼントしてくれました。机は父のお下がりでしたが、椅子は当時の値段で10万円ぐらいする立派な新品で、座り心地は抜群。まぁ、たくさん勉強してもらいたいという親バカ心だったのだと思います(笑)

 なのに、そのごたいそうな椅子に座って最初に読んだのは沼正三の「ある夢想家の手帖」でした(苦笑)

 しかし、もっぱら漫画やSM関係本ばかり読んでいたのに、高校時代からまっとうな読書量が飛躍的に増え、大人っぽい難しい書籍を読むきっかけともなり、こういう環境を与えてくれた両親には心から感謝しています。

 初オナニーもこのアームチェアでやりましたね(どうでもいいか、そんなコト)

 あれからもう40年余、今もその椅子に座ってこのブログを書いています。

ロッキングチェア・マゾ

 それはともかく、自宅にいながら、「地球の歩き方」みたいな本を読んで旅した気分になれる人のことを「アームチェア・トラベラー」といいます。(または「ロッキングチェア・トラベラー」とも)

 僕も初めての海外旅行の時は(まだインターネットのない時代でしたので)現地情報の収集がけっこう大変でしたが、そういう準備期間の方が長く、楽しい記憶として残っています。実際の旅は予定通りにはいかず、ハプニングとトラブルの連続。旅の恥はかきすてとばかりに、パニックになりながらも危機一発で、ギリギリセーフな状態で切り抜けてきた。今となってはそれも良い思い出となっていますが、準備の大切さと、楽しさを実感したものでした。

 僕は幼少時にSMに芽生え(?)、小学高学年の頃には、雑誌広告などから会員制秘密サロンめいたSMクラブの存在を知り、

 「大人になったら、ここへ絶対に行こう!」 と、

 確か10歳になる前には、かたい決意をしていました。 

 そして、大学時代に初めてSMクラブに行くまでの約10年間、僕は文字通りの

 アームチェア・マゾ だったのです。

 現実にはお目にかかることのない女王様を相手に、アームチェアに座りオナニーしていた。

妄想が現実となったあの日
妄想が現実となったあの日


 普通に(清純系グラビアアイドルなどで)オナニーすることですらある種の罪悪感があるお年頃。マゾ願望で逝くしかないのは最悪のコンプレックスを感じていた。

 中学〜高校時代は、表向きは健全に部活動や勉学、アルバイトやボランティア活動などをする「良い子」の仮面をかぶった実は「悪い子」なのだという劣等感を抱いていました。

 そういう後ろめたい気持でいながら、脳内的には鞭も聖水も、緊縛もローソクも、人間便器や人間椅子、奴隷・家畜・ペット、ぜ〜んぶオッケーでした。なにしろ肘掛け椅子で「奇譚クラブ」や沼正三を読んでましたから。

 その頃はリアルでやりたいという願望よりも、妄想の方が楽しく、

 NG項目なんか、全くありません。


 想像だけなら自由だし、ある意味でパワフルなもの。「そういう世界」を知っているという妙な優越感が、本当はイケナイことを考えているという劣等感を押しのけていた。知識は力なりというのは、そういう意味でもあるのでしょう。

 しかし、社会人となり、ある程度経験(と言えるほどたいしたものでもないですが)を重ねてくると、あれも出来ない、これも無理(>_<)とだんだんわかってくる。

アームチェアマゾ・イラスト

 仮想現実的な体験とはいっても、実際に身体を使ってやるSMの重みは、長年にわたるアームチェア・マゾにとっては刺激が強すぎた。

 鞭ってこんなに痛かったんだ(>_<)  ← 当たり前だ (。。)☆\バキ

 女王様も、普通の人なのね(>_<)   ← 当たり前ネ (。。)☆\バキ

 豪華プレイルームって、マンションの和室なんだ(>_<)   ← 当時はそれで普通


 心のケアーが必要だったのでは?と、今では思う。← ないから (。。)☆\バキ

アームチェアマゾ_3

 初SMはわけがわからないうちに終わって、それなりの感激はあったものの、喪失感も残った。人間とは、いや自分はなんと無力で、情けない存在なのだろうと、SM的な体験を繰り返すごとに落ち込む。青春時代にはあまり気にならなかったけど、分別のある社会人になってしまうと、どうしてこんな変態行為をして喜べるのだろう?と自己嫌悪に悩んだ時期もありました。

 だから大人になってSMクラブで己の願望を満たすためのプレイが実現するようになってからも、リアルでなくSM小説やイメージ、絵画や映像を通して、自分の好きな妄想だけに耽り、自己の殻に閉じこもってしまう快適性を好むようになりました。

 そんなことをやっていると人間関係につまずいたり、悩んだりすることも多くなる。

 僕も含めいわゆるエゴマゾというのは、このようなタイプが多いのではないかと思いますね。

 これからは「エゴマゾ」という言い方をやめて、「アームチェア・マゾ 」という表現に変えたらいい。

 いつの日か椅子から立ち上がり、部屋を出て実際に外の世界へ旅立つ。

 その時にエゴが取り払われて、問題が解決する可能性も見えてくるような気がする。

 だから、顔面騎乗されて、ご奉仕している時に逝かせてくださ〜いい(>_<)と、大きな声で言おう!

 結果を恐れず、行動しないことには何も始まらない。
自分の歩幅でまず一歩

 そして逝く寸前に「まだ逝っちゃダメ!」と言って欲しいのですが、

どこか、間違ってますでしょうか?


アームチェア顔面騎乗





■ ある思い出
(通称:エマニュエル夫人の椅子)
エマニエルの椅子
 このタイプの籐椅子にも思い入れがあります(>_<)






[ 2016/03/18 20:33 ] 仮性M日記 | トラックバック(-) | CM(6)

好き好き春川ナミオ旋風 

 マドンナの春川ナミオ大好きカミングアウト。

 この発言は「ある意味で」吉瀬美智子が春川ナミオを絶賛したのに等しいインパクトがある!

吉瀬美智子「春川ナミオ大好き!」
↑ 言ってないから (。。)☆\バキ


 マドンナもファンなのだから、吉瀬美智子さんが好きでもおかしくない。

↑ おかしいって  (。。)☆\バキ


 しかしこれは、世界中に顔面騎乗旋風を巻き起こしています。

 アメリカ大統領選で候補者指名争い最中のヒラリー・クリントンがまずマドンナに同意しました。

ヒラリークリントン
  
 続いて、共和党のトランプ氏もカミングアウト?

トランプ氏

 トランプ氏は、若い頃に顔面騎乗のやり過ぎであんな顔になったらしい。

 こうなると、日本政府も黙っていられない。

安部首相

 安部内閣は、顔面騎乗の仮設調教ルームの建築を全国の自治体に指示しました。

春川ナミオさんのイラストって素敵m

 これを機会に、ユーミンもAKB48も、みんなでTwitterやFacebook などに、春川ナミオさんの絵を投稿するようになればよいなぁと思っていますが、何か問題ありましたでしょうか?

吉瀬美智子_知は力なり


 僕は何も、吉瀬美智子さんに顔面騎乗してもらいたいと言ってるわけではありません。

 ↑ 言ってなくても、思ってるだろ  (。。)☆\バキ 




  全部どうでもいいよね、そんなコト(>_<)





[ 2016/03/13 13:07 ] 試験に出る春川ナミオ | トラックバック(-) | CM(4)

お尻が!こう、顔全部に!ふわ〜って! 

 マドンナの顔面騎乗は芸術よ!宣言の影響が、早くも日本の池袋に! 

 新人女王様による、顔面騎乗の初体験ツイートが公開されました。

 寝そべってるのがりんごさんです。仁王立ちしてるのが、先日引退されたモイラさん。

りんご_初顔面騎乗_01

 この、待っている時間、責め待ち刻がなんとも言えない至福の時である。

 女王様候補生が、ベテラン女王様に顔面騎乗されちゃう!という、歴史的瞬間です。

しかも、撮影は鏡ゆみこさん。女王様3名によるコラボレーション!!

りんご_初顔面騎乗_02

 この中間のショット、モイラさんの膝が曲っているプロセスの絵が欲しかった。

 普通は、3枚組写真で構成するのが、顔面騎乗作品の基本です! どうでもいいか、そんなコト。

 それにしましても、女性が女性に顔面騎乗するなんて、スゴ〜い。

 それも女王様同士ですぜ。

 男が男に顔面騎乗するなんて、ありえない けど、女性同士なら、許される?

 りんごさんのツイートが微笑ましい。永久保存版です(>_<)


りんごのツイート


 なかなか、「ふわ〜っ」という感じには、M男にはなりませんけどね。

 「ムギュ〜」 ってな感じで、苦しいことが多い。

 モイラさんは、やさしく、ふんわりと、顔面騎乗されたようです。

 ワシも、そういう顔面騎乗が希望〜っス  (。。)☆\バキ


 この時の気持を忘れずに、感動的な顔面騎乗をM男さんにしてあげて下さいね〜(>_<)




【顔面騎乗について真面目に考えるエントリー】


■ ファッションで見る顔面騎乗 顔面騎乗は着衣であるべきか? それとも・・・
ファッションとして顔面騎乗_Yuk_5


■ 顔面騎乗の社会的評価


■ 顔面騎乗の形而上学  普遍的な世界遺産としての顔面騎乗
胸か尻か?それが問題だ










[ 2016/03/12 10:29 ] つぶやき | トラックバック(-) | CM(5)

マドンナが紹介した春川ナミオの絵を読み解く 

マドンナが投稿した春川ナミオの絵

 先月、10年ぶりの来日公演を行った歌手のマドンナが、春川ナミオのファンだという。

    マドンナ春川ナミオ

 この意表をついた組み合わせに、思わず心の中で「ほんまかいな〜?」と叫んでいた(春川氏は大阪在住)

 マドンナはインスタグラムに典型的な顔面騎乗イラストを投稿し、こう書いています。

 Knowledge is Power  (知識は力なり)

 This is Art !  By Harukama Namio Japanese illustrator.

 これは芸術よ! 春川ナミオという日本のイラストレーターの作品。お気に入りの一つ。

 マドンナはこれまでにも、Instagram に、刺激的なイメージを投稿していましたが、春川ナミオはあまりにも唐突でした。

春川ナミオの画像投稿の1週間前の投稿 ↓
マドンナ_成功への匂い
成功への甘い匂い (The Sweet Smell of Success !)


 マドンナは以下のように続けます。

 It has nothing to do with my ability to be.

 それは、私の(母親としての)あるべき能力とは無関係なの。

 マドンナはいったい、どういうつもりで春川ナミオの絵を投稿したのでしょうか?

 この時期、彼女は元夫との間に生まれた息子の親権争いの渦中にあり、その件での複雑な心境を春川ナミオ作品を利用して問題提起したのではとの見方もできます。



 昔からセンセーションを巻き起こすのが得意な彼女らしい言動で、微笑ましくも感じますが、不仲な元夫との泥沼の親権争いと、息子からも敬遠されて悲嘆にくれている近況から、憎たらしい元夫を、この絵のようにお尻で踏みつぶしたいと思ったのかどうか・・・。

 いや、そうではなくて、たとえ世間から母親として失格の烙印を押されようとも、子を育てる権利は自分にもあるのだと言いたかったのかもしれません。

 マドンナの気持はわからなくもない。

 先日、「保育園つくれよ!」という日本のお母さんのつぶやきもありましたように、仕事や育児にと頑張る母親のストレスは、深刻だと思われます。


春川ナミオ_自伝_5歳_s
保育園つくっても、お尻の大きな保育士がいないと意味がない!


春川ナミオ_自伝_3歳_s
こういう保育士さんを、育成しなければならない必要性を国はわかっているのか?


 言葉では言いつくせない何か を、この絵の力を借りて伝えたかったのでしょうか...

 僕も昔「顔面騎乗が希望です」とうまく言えなくて、春川ナミオの絵を見せて

 「これ、迫力ありますよね!」

 とか言ってたりしてました。  ← それとこれとは全く話が違うから  (。。)☆\バキ)

 それにしても、M男がこういう絵を紹介するのならともかく、女性がやりますか?

マドンナが投稿した春川ナミオのイラストオリジナル

 そういえば、ユリイカの12周年記念冊子「ゆみこさんに100の質問」で「春川ナミオの絵をどう思いますか?」というのが ボツ になっていたのですが、SMの女王様といえども、この種の絵についてコメントするのは心理的に抵抗があると思う。

 特に局部奉仕をNGとする女王様であれば、

 春川ナミオの「顔面騎乗イラスト」に違和感を持つのは仕方がないのかもしれません。

 顔面騎乗したくなければ、しなくてもいい。(なるべくなら、して欲しいけれども)

 だけど、好き嫌いは別にして、春川ナミオの絵の芸術的価値は、認めて欲しいと願っております。実際のところ、現代のSMの女王様は、春川ナミオの絵をどう思っているのでしょうか? 

 もしこれを読んでいる女王様がいらっしゃいましたなら、匿名で結構ですので、コメントをお寄せ頂ければ幸いです。


 マドンナの「春川ナミオは芸術よ!」宣言により、顔面騎乗が再評価される機運が高まることが期待されます。

 今度から「この絵はマドンナも好きなのですよ!」 だからしてくらひゃい(>_<)と、使えることになりました。

 M男の市民権運動も、世界的に盛り上がるかもしれません!

↑ M男に市民権ないから





 どうでもいいか、そんなコト(>_<)

 





【春川ナミオ関連エントリー】


■ 春川ナミオの絵について・団鬼六
団鬼六氏プロフィール写真
 SM文学の巨匠が春川ナミオのマゾ絵を絶讃!


■ 原画の迫力
No_01_みづき


■ よくわかる春川ナミオ
よくわかる春川ナミオ



■ 試験に出る春川ナミオ
オイヴィア



■ 春川ナミオの芸術
PU_春川ナミオの芸術



■ 顔面騎乗に市民権を与えた男
春川ナミオ_北川コレクション_エリザベス



■ 春川ナミオさんとお会いしました!
春川ナミオと
  憧れの巨匠とついにご対面!


■ 春川ナミオ原画展 in 札幌
札幌展




【春川ナミオの作品を紹介しているエントリー】

■ 春川ナミオの足フェチ画像
春川ナミオの足フェチ画像


■ 近代絵画
pu_オランピア

■ 鞭占い
 珍しくケインを持たせた女王様が描かれています。

■ 死ぬ前に一度はやってみたいこと
 GIFアニメ作ってみました(^^)

■ 描かれる女性たち


■ 巨女渇愛


■ 人間便器
人間便器_サムネール









[ 2016/03/11 19:19 ] トピック | トラックバック(-) | CM(2)

SMの女王様に市民権を与えたのは朝霧リエです 

SMに市民権は与えたのは私です
 
 東日本大震災の年に、団鬼六さんは永眠されました(2011年5月6日)

 生前の団氏と初めてお会いした時、基本的人権などないM男を相手に、まともに口をきいてくれるのだろうかと、今思えば、愚かな不安におののきながらお目にかかったのは10年前。

 「最近は俺もマゾかもしれないんだ、よろしく頼む」 と、

 茶目っ気たっぷりにご挨拶して下さったのが忘れられません。

 これがなければ、「春川ナミオ原画展」メッセージを寄稿してもらおうなんて厚かましい考えは生まれなかった。鬼はとても優しい人でした。

在りし日の団鬼六さんと(2006年)
団鬼六さんと


 SMの草創期、団鬼六の作品を読んでいない人でも、

SM = 団  という方程式だけは知っていた。

 しかしほとんどの人は、この方程式の解がわかっていなかった。アップルの「全ての人にコンピュータを」という思想と同じようには、全てのフツーの人がSMという未知なるものを手にしたわけではない。今の若い人にはピンとこないと思うけど「団鬼六」という記号には、iPhone のりんごマークのようなアイコンとしてのド迫力だけが際立っており、そして、Appleとは真逆の不気味なオーラに包まれていたのです。

 団鬼六の自伝「SMに市民権は与えたのは私です」は、僕がSMクラブに逝きまくっていた1990年代に出版されました。一般用語としてのSMは比較的ポピュラーになってはいましたが、中途半端な趣味の世界ではない、というハードルの高さも、70年代〜80年代に団鬼六さんが拡散していた功罪です。SMは鬼のやること。鬼畜の世界だったのです。

 この当時は依然として 男はSで当たり前

 緊縛された女性の羞恥がもてはやされ、M男はグロテスク で存在そのものが否定されていた。

 だから、その相手をする女王様にも市民権はなかった。

 団鬼六作品の映画に主演し「SMの女王」と言われた谷ナオミもM女であり、伊藤晴雨の時代から、この世界は「S男M女」が主流で「S女M男」的なものは疎外されていました。(*参考エントリー:女王様の地位向上の歴史

 しかし、SMに市民権というコピーだけは一人歩きして、一般の素人男性にも「女性を縛ってみたい!」という願望に火がつき、そうした行為が密かに流行しました。縛られたがるM女性はいても、S女性はいなかった。

 あくまでも 男目線 の市民権だったのです。

 女性が男を縛るなどという文化はまだ遠い先の話でした。

緊縛男子
 ラシオラ出身の女王様が昨年出した写真集


 男女雇用機会均等法が1985年に制定され、セクハラという言葉がこの頃から使われるようになりました。SM嬢を主題とする一般文芸作品として、1988年の「トパーズ」(村上龍)、山田詠美の「ひざまずいて足をお舐め」などが出版され、女王様がクローズアップされる時代の雰囲気が少しずつ盛り上がってきます。90年代のインターネットの普及も、SMのサブカルチャー化を促進し、ネットによるSMコミュニティ、コミュニケーション再編が始まろうとしていました。

 折しもSMクラブが百花繚乱のように出現し、風俗産業の最底辺で「M男市場」がようやく活性化しつつはあった。しかし、未成熟で規制のかからない業界の中には、気の弱いマゾヒストを搾取するような放置プレイも横行する。

 ラシオラは、そんな時代に、1990年代の後半に登場しました。ラシオラが革新的だったのは、SMクラブの質的向上を目指し、女王様の意識レベルを高めるような運営をしていたことです。それまでとは全く異なるアプローチで、女王様に市民権を与えるような動きをしていました。(ラシオラのSM 朝霧リエの思想と美学)

ラシオラにはハイ・スペックなミストレスが集まり、高度なセッションが行われていた。
ラシオラ広告_1998年
 元イカ嬢の夕樹七瀬、ピンクリの瀬里奈や、赤星せいら(中野アダマス)など、ラシオラ出身の血統は誉れ高い


「SMに市民権は与えたのは私です」が、今年になって再び文庫版で発売されたばかりです。

 今回、特に注目したいのは、この本の解説文を、ラシオラの元・女王様だった早川舞さんが書いていることです。

「団鬼六」本の解説をSMクラブの元女王様が?

 巨匠・団鬼六作品の解説文を担当するというのは、この世界では輝かしい栄誉。舞さんに白羽の矢が当たったのはとても喜ばしいことだし、心から祝福せずにはいられません。

 ただ、この解説が全くフツーだったのには、やや違和感を抱きました。彼女を起用した出版サイドの思惑に、きちんと応えていないように読めた。「解説文」の解説をここでする必要などないのですが、この人選だからこそあえて、どこかで突出して欲しい。ヒネリと辛口のスパイスを利かせて、団鬼六をアヘアヘ言わせることが出来るのは、元女王様の彼女だけなのだから。

早川舞_106m

 舞さんが女王様デビューした当時、SMの市民権の普及にともない、SM自体の価値観の多様化と細分化が同時多発的に発生していました。女装や同性愛なども含むその周辺の思想や感性に激的な変化のうねりが巻き起こっていた。SMクラブの女王様にも、多様性が認められる過渡期とも重なります。舞さんはひょっとすると、ラシオラ時代には苦労していたのかもしれません。純正S女ではなかったからか、真性M男の期待に応えるべきセッションでの評判があまりよくなかった。ラシオラにはそういうドミナも多かったので、うまくやっていけるんじゃないかなと思っていました。初期はともかくとして、ラシオラにはごくフツーの女性も多く在籍していたし、今もいる。そのこともSMの市民権を象徴しているように思えます。

 早川舞さんは美人だし、知性豊かで人がらも良い。

 朝霧リエのDNAを正統に受け継ぐ、カリスマ女王様として君臨する可能性もありました。

 しかし当時のラシオラのドミナの中では、アイドル系の立ち位置で、実像とのギャップにコンフリクトが発生していたのかもしれない。等身大のアイドルみたいな女王様像を求めるM男も現れ、マゾヒズムの質も変化していた。



 SMがビジネスとしての市民権を得たのであれば、そういう変化にも対応しなければ、マーケティング的に問題やトラブルが発生する。舞さんは自分のSM観と市場原理との落差に悩み、葛藤していたのでしょうか、彼女のシフトは徐々に減り、いつの間にかラシオラのアルバムから消えていました。

 「いつまでもいると思うな女王様」 by 更科青色
 
 舞さんが「SMに市民権はあっても、女王様にはない」と思ったかどうかわかりません。「元」女王様という肩書きを武器に、フツーの世界への道を選んだ。それは賢い選択だったろうし、結果的に成功していると思います。

 もしかしたら、とんがった解説文を書きたい野心があって、それが出来るのに平凡な「解説文」に落とし込んだ。そう考えるならばおそらく、元SMの女王様としてでなく、フツーのライターとしての判断だったのでしょう。知識としては昔ながらの、古き良き時代の趣をかろうじて理解し、なおかつ新世代のSM観も肌で感じていた。

 団鬼六さんの言う「市民権」とは、文芸ジャンルで、SM系コンテンツが新潮社から出版されたり、婦人公論に載ることを意味していた。本当にSMが市民権を得たと言えるためには、フツーの人々がSMをやらなければならない。舞さんはどちらかというと、フツーの女性だったように思う。

 僕らの世代の異端者がこの本を買うのでなく、平成生まれのフツーな人たちが初めて読むのには、この解説でいい。

 今やSMはマニアックな倒錯世界でなく、サブカルチャーの王道をいくコンテンツに成長しました。その是非はともかくとして、未成年を含むほとんど全ての人が、SMというツールを手にすることができます。

 おかたい学問をしている女子大生が、見ず知らずのおじさんに顔面騎乗を無邪気にする時代。

 元女王様が書くからといって無理に突出する必要はなかった。団鬼六作品の解説を書いたという快挙に喜び、勝手に筋違いな期待をしてしまっていたけれど、団鬼六を知らずに初めてこの本を手にするフツーの人たちには、わかりやすいナビゲーションになっている。

 SMのユーザー意識が変わろうとする時代の分岐点で立ち止まり、模索したであろう舞さんらしい筆致は、SMの表現者としての伝統を引き継ぎ、次世代に適確なメッセージを伝えている。

 ほとんど今では失われてしまったかのように僕にも感じる「SMの情趣」への、道しるべとしての役割は果たしています。この解説を読んで、本当に喜んでいるのは、天国の団鬼六さんでしょう。

 彼女の執筆したコラムが、週間新潮や婦人公論に掲載される日もそう遠くないかもしれない。

 早川舞さんには、これをきっかけとして、もっと大きく飛躍して欲しいと願っています。


SMに情趣を_団鬼六




【関連エントリー】

■ 元・女王様ライター早川舞さん

■ 団鬼六氏永眠

蛇と鞭


■ 日本三大M男  早川舞さんのマゾヒスト取材記について


■ 団鬼六の伝記本「赦す人」発売 2012年12月5日付エントリー


■ SMキング/団鬼六責任編集SM雑誌



■ 団鬼六「死んでたまるか」

■ 往きて還らず


■ 春川ナミオの絵について  団鬼六よる春川ナミオのマゾ絵画評!


■ 花と蛇3

■ 団鬼六「SかMか」




[ 2016/03/06 10:00 ] マゾの本棚 | トラックバック(-) | CM(5)


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 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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