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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

月別アーカイブ  [ 2016年04月 ] 

顔面騎乗の想い尻 

homer_memory


 恥の多い生涯を送って来ました。

 僕がなぜこれほどまでに顔面騎乗が好きなのか、その理由の一つはわかっています。しかし、そのことを明確に書いてきませんでした。大切にしていた思い出なので、気恥ずかしいというのもあり、これまで秘密にしていた。

 これが自分のマゾヒスムの原点なのかどうか、そのあたりは曖昧ではありますが、密接な関連性はあるでしょう。

 別に隠していたわけではありませんが、小学校の同級生の女の子との思い出を書いてみます。

 ちょっと恥ずかしいので、文豪の筆致をモノマネして。

吾輩はマゾである。

夏目漱石

 女王様はまだいない。

 どこでいつ、吾輩にマゾヒズムが生れたのか、とんと見当がつかぬ。何でも、吾輩が子どものころ、女の子が馬乗りになり、顔の上に座られた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて、女の子のお尻というものに触れた。

 しかもあとで聞くとそれは、お○んコという、女の子にとって一番大切で、敏感な部分であったらしい。

 このおマ○コというのは、時々我々を捕かまえて煮て食うという話である。しかしその当時は何という考えもなかったから、別段恐しいとも思わなかった。

 この当時は、マ○コとは、お尻の穴と同じだと思っておった。

 ただ女の子のお尻の下で圧迫され、スーと息もできなくなった時、何だかフワフワした感じがあったばかりである。お尻の下で少し落ちついて、女の子の顔を、下から見上げたのが、いわゆる「女王様」というイメージの、みはじめであったろう。

 この時、妙なものだと思った感じが今でも残っている。


 7歳の時です。

 学校の廊下で、仲良しの女の子と無邪気にじゃれあっていて、その子が馬乗りなった次のタイミングで、全く偶然に、彼女のお尻が僕の顔の上にありました(エリック・スタイル



 ここに、いやらしい気持は絶対に、絶対ありません。

 でも今振り返ると、本能的に男の欲望が芽生えたのは、この時だったのかもしれない。

 よくわからないです。

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 【語ること、書くことは、ある経験を翻訳することであるが、その経験はしかし、それが紡ぎだす言葉のなかではじめて原典となる。】(モーリス・メルロ=ポンティ)

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 言葉にならない経験というのは、言葉で表現できない。しかし経験に浸っているだけではいつまでもその経験の意味は明らかにならないと、メルロ・ポンティは「翻訳」のメタファーを使って言っています。言葉以前の経験も、言葉として整えられてはじめて形をなす。

 んなコトはど〜でもよくて、とにかくオナニーもまだ知らないお年頃でした。

 たぶん勃起も経験してなかったんじゃないか。

顔面騎乗で勃起

(ちなみに、勃起って、いつからはじまるんですかね? 女の子の初潮と同時期ぐらい?)


 異性を意識するとか、SMなんていう概念などない「まっさら状態」で、言葉にならない「顔面騎乗」を体験してしまったのです。

 僕はこれを長年、どうにかして「翻訳」してみたいと考えていました。

 幼い心の中でも、恐ろしく卑猥で、限りなく神聖な想いが、ごちゃまぜになっていたような、なんとも説明のつかない気持。

恐ろしく卑猥で

 大人になってから各方面に取材してみると、このような体験を持つ人は多数ではないにしても、かなりの数いらっしゃるようです。特にマゾヒストの手記によく現れる「幼少期のある体験」という文言というのは、顔面騎乗と似た形態のお馬さんごっこであったりします。それがお仕置きであったり、スパンキングであったり、浣腸とかビンタとか、その個人個人で様々なバリエーションがある。いい歳したおっさんが、お尻ペンペンされたい願望を持つのは、子どもの時の記憶に原因があることが多い。

 この種の異性とのファースト・コンタクトがきっかけとなり、リビドーを引き起こしたというエピソードは枚挙に暇がありません。

クンニ

 この女の子はとても可愛くて(松たかこに似ていた)僕は大好きでした。何度もこういうじゃれあいみたいなことしていたのです。

 いつだったか、また僕が仰向けになった時、やはり胸の上に馬乗りになって、ほぼエリックスタイルが出来上がった。



 あともう少しでパーフェクト顔面騎乗というポジションに、彼女のお尻(お○んコ)が眼前に迫っていました。

 そこで、時が一瞬、止まった。

 だるまさんがころんだ。

 僕たちはお互いに見つめ合う。女の子はにっこりと微笑んでいました。

 僕はなんだか楽しくて、ワクワクしていました。
 
 もうすぐお尻が顔の上乗る。乗っかるんだ!

 ・・・・・ 乗る。  

乗ってくれるんですよね?

 お尻がフワ〜と浮き上がり、顔の真上に来たと思ったら、お尻はそのまま上昇して、飛んでいった。

 あぁ〜、そ、そんな・・・(>_<)

 女の子は立ち上がって、どこかに行ってしまったのです。

 この時の僕の絶望感たるや、凄まじいものでした。

 おあずけかよ!


(この語彙は当時まだ持ってなかったと思う)


 今思うと、これはあんまりです! ←どこが (。。)☆\バキ

 酷くないですか?

 僕が何したっていうのよ!(>_<)

 ジドウだった僕には「心のケアー」が必要でした(←この言葉も世間にまだなかった)

 誤解のないよう強調しておきますが、いやらしい気持は本当に、絶対にない。

 パンティーを食いちぎり、その向こうにある

アソコにキス

  オ○んコを舐めよう

 などと露ほども思ってない。

顔面騎乗_アナル奉仕
  今は時々、やってみたいと(少しだけ)思うこともあるけれど・・・  (。。)☆\バキ


 この時は純粋に、神秘的で未知なるものへの憧憬しかありません。

 そもそも 性欲的な願望がなかった と思います。

 ただ、かわいい女の子が好きだっただけ。

 そして、その女の子のお尻も含めたオ○んコや太ももといった部位に目がくぎづけになった。

 彼女の性格や、内面の美しさなどは、どうでもよかった のです。

 下から見上げた彼女の顔が、なんとも神々しく、ただ、ウットリとしてしまった。

顔面騎乗の想い尻_05_神々しいお顔

 顔面騎乗願望に僕の場合は、あまり性的な意味がない。

 もちろん顔面騎乗されると興奮しますし、今ではたまに勃起もしますが、顔面騎乗に憧れる気持は、もっと子どもじみた衝動に近い。大人のギラギラした欲望を顔面騎乗に込めることも可能ですが、僕にとってはちょっと違います。あの時のなんだかよくわからない胸のときめきを、今でも追い求めているような気がする。

 そうは言っても、誰がどう考えても、こんな願望はおかしいんじゃないか?と、高学年になるとわかってくる。

 普通にエッチな話題を同級生としている時、女の子のお尻の下で悶えたいなどと、口が裂けても言えなかった。

 この気持は、その後長らく封印されていました。
 
 *)DVD「顔面騎乗に花束を!」の番組収録で僕は、このエピソードをえいちゃんとみづきさんに話してます。その部分をカットしようかと悩みましたが、残しました。

 今はもう、汚れちまったスケベ心のカオスが、顔面騎乗願望と入り乱れており、ワケがわかりません。

顔面騎乗の想い尻_01 顔面騎乗の想い尻_04


 こうした淡い思い出の数ヶ月後、僕は親の転勤に伴い転校することになりました。

 お別れ会の後で、その女の子は無言で僕のほっぺたにキスしてくれた。

 これも衝撃的な事実ですが、この時は

 もう一度顔面騎乗してくれたらいいのにナ

 と思っていたのも真実です。

 ただ、キスというのも初体験で、心がほっこりしました。

 その後は一ヶ月以上、僕は顔を洗わなかった。

 *筆者注* 今は毎日、必ず顔を洗っています!

 都会から田舎の小学校へ転校した僕は、顔がやたら汚かったので浮いてました。

 今でいう陰湿なイジメというほどではなかったけれど、疎外され孤立していました。

 そんな寂しい時に、前の学校で顔面騎乗をしてくれたあの女の子を想い、彼女の重い尻を、想い知りました。

更科青色の想い尻

 顔面騎乗は人の心を豊かにし、幸福にする。
 
 この時の顔面騎乗初体験の記憶はず〜っと、50年近くたった今も、僕の心のどこかに深く残っていて、心が折れそうになった時、寂しい時、悲しい時などに思い出すと、なぜかニヤニヤして、元気になれるのです。

 まったくど〜でもいい話だネ、これは(>_<)

 しかし、このような思い出を、僕はいつまでも大切に、心の奥にしまっておきたいです。


【追記】(2016年4月20日)


 このエントリーは「マゾほど素敵な性癖はない!」とのコラボ記事になりました。

 mugiぴょん、ありがとうございます。





MetaMessage_comic_01.jpg
顔面騎乗のメタ・メッセージ
 

 

 いや〜、今回のエントリーは書くのも考えるのも恥ずかしかった。こんなバカ恥ずかしいことを書いた自分を褒めてやりたいですよ。これを真面目に読んで、純粋に評価してくれそうなM男さんを指名します。僕の一番古い記憶で、恥ずかしい思い出のお蔵出しなので、純粋理性批判のこもった、躍動的なコメントを期待するものです。
 
 まずは、こうした恥ずかしい記事を書くきっかけを与えてくれた、mugiぴょん

 長らく相互リンクでお世話になっておりますKaisubさん。

 どこにいるのかわからない、イトー氏(>_<) 元気でやってますか?

 顔面騎乗にあまり関心なさそうな鞭フェチM男さん。

 あらゆる物事をM視点で語るmakoto139さん。

 これらの方々は、今すぐとは言わないので、今月中、遅くとも5月のGW連休ぐらいまでに、恐れ入りますがコメントをお願い致します。

 これら指名M男氏に関しては、「いいね!」「お気持ちわかります」とか、「エゴマゾ万歳!」などといったような、お茶を濁したようなユルいコメントは絶対に許されません! 異論・反論・オブジェクションがあれば、必ずそれを明記して下さい。僕が判断して、不適切なコメントの中から、抽選で約1名の方に素敵なプレゼントを贈ります!
*当選の発想は、プレゼントの発表をもってかえさせて頂きます。


 もちろん、それ以外の人も、ご意見、ご感想をお聞かせ下さい〜!
 (プレゼントはありませんけど)

僕は何も、顔面騎乗が素晴らしい

 などと言ってるわけではないのです。←言ってるって (。。)☆\バキ

 鞭や緊縛が好きでも、顔面騎乗は毛嫌いする女王様もいらっしゃいますので、こういう事例もあるのだということを知っておいて頂きたいです。

 ある女王様は、「M男はみんな顔面騎乗好きなんだよ〜」と、僕を慰めるように言って下さいましたが、

 そんなの、なんの慰めにもなりません。

 M男が好きなプレイでも、女王様がお好みのプレイではないという厳然たる事実。

 こちらが死に物狂いで懇願しても、「なんだかな〜」と、いかにもつまらなそうに、

 かったるそうに、しぶしぶと渋谷にやる。

 僕は何もいやらしいこと、千駄ヶ谷。

 もっと楽しそうにやってくださいたま市〜! 

 顔面騎乗願望は、なかなか上手くカミングアウトできない世界だとも思われます。

 皆さんにとって、顔面騎乗とは何ですか?

 絶対に秘密にしますから、教えて下さい。


 
北川プロの顔面騎乗論!■ 北川繚子さんとの別の日の会話
No_15
 北川女史に心をまる裸にされるホーマー監督。舌奉仕は顔面騎乗において是か非か?




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顔面騎乗の想い尻_03

 
[ 2016/04/10 14:20 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(11)


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筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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