
年が暮れようと明けようと、マゾヒストの日常は変わりません。
朝っぱらから大威張りで、女王様との妄想に耽るのがお正月の楽しみであります。
元旦の朝に、ナゼか次のアホ句が思い浮かんだ。
年明けて 老いて愉しき まぞひずむ 年齢を重ねても、自分の未熟さに虚しくなりますが、マゾヒズムも若い頃からちっとも成長しない。
相も変わらず子どもじみたファンタジーに耽ることで、老ける(イヤ、しゃれなくてね)
50代も後半に突入してくると、体力的にも衰えてくるので、SMプレイにもイマいち
力が入らない。
しかし、妄想
力だけは力強くたくましくなっていくので不思議です。
ヴィーナス・ナイトの後半で、お客さんの一人が逆さ吊りにされて虐められていました。
すでにお立ち台の晒し首で満足していた僕は、ポカンと眺めていた。
蘭花さんが「あんたもやってみる?」と近づいてきたので、
絶対に無理(>_<) と丁寧にお断りしました。
でも、ちょっとやってもみてもよかったかもしれない...と、心の底の魂の暗部で、少しだけ思ってしまったかもしれない.....
若い頃はやみくもに、危険を顧みず何でもやってみようかという無謀な気持もあったようにも思うのだけれど、この年になるとSM的な分別もついてくるし、自分の限界も知ってるから、もう勇気は出ない。
別にこれまで隠していたわけではないですが、
逆さ吊りにされて鞭打たれてみたい!みたいな願望 は(まだ)あるように思うのです。
そういう気持にさせてくれる女王様がもしいれば、わからないけれど、おそらく、それでも「却下」することだろう。
「吊りの講習受けました〜」とかナントカ言ってくれてる若い女王様の言葉など
信じられるわけがない! よしんば信頼できる女王様に出会えたとして、その時に震度6弱の地震が起きないともかぎらない。
そういうことを考えてしまうのが「老いる」ということの真実なのだろう。
本気でやる気もないのに、空想だけはしてしまう。
冒頭の画像は、わりと古くから知られているヴィンテージ・フォトで、1920年代のものらしい。
檻に入れられた全裸のハゲおやじが、やはり全裸のミストレスに見下されているの図。
(男はともかく、女王様が全裸である必要はないと思うんだけど、どうでもいいか、そんなコト)
これは誰がどうみても、
愉しそう! 女王様は鞭を持っているみたい。
鞭で打たれるのはイヤだけど、打たれるかもしれない(>_<)というワクワク感は愉しい。
逆さ吊りで鞭打たれるなんて過激な妄想は、老後の楽しみにとっておきたいと思います。
(もう老後みたいなものですが・・・)
新年早々、どーでもいいようなこと書いてますけど、今年もこんな感じです!
僕のマゾヒズムと一緒で、全く進歩のないブログですが、よろしければ本年もおつきあい下さい。
新しい年が皆様にとりまして、佳き年でありますようお祈り申し上げます。