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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

マゾでよかった! 

マゾでよかった

 恥の多い生涯を送って来ました。

 普通の人間関係において、表舞台でマゾのカミングアウトをしたことないけれど、

 昔から自分のM性癖がイヤで嫌で、どうにかならんかと思っていた。

 そういう劣等感が僕のマゾヒズムの根底にはある。

 もっと歪で、人には言えないコンプレックスも(>_<)

 いつしか、あるがままを受けれるしかないんだなと、悟りというか、諦めの境地に達した。

 だけど、ふと思う。

 もしも仮に自分がノーマルだったとして、

 その場合、「普通でよかった!」と思えるのだろうか?

 何がよかったかなんて、本当は永久にわからないのかもしれない。

 例えば、女王様の足を舐めている時。

 念願叶ってやっと舐めさせて頂いて幸福の絶頂!

 しかし女王様のシラケた目線を感じて、なんかだか、ちょっとね。

 現場では戸惑いがあっても、後から思えば、アレがよかった! なんてことも。

 不可解な変態願望であろうと、普通の性欲であろうとも、

 心の底からよかった!と思えるなら、それは幸福なことだと思う。

 マゾでよかった!なんて思ったことはない。

 でも今は、思ってみたい。

 ネガティブなことを、ポジティブに変換する発想と勇気。

 思いがけずそういう視点を、与えてもらえて、よかった。


変態でよかった


 本日もマゾ花にご来訪頂きまして、ありがとうございます。

 昔「変態でよかった!」という名ブログがありました。

 イトーさん、元気にしているんでしょうか・・・


 

 


[ 2017/04/27 18:01 ] つぶやき | トラックバック(-) | CM(8)

ひざまずいて足をお舐め 


 言わずと知れた山田詠美の小説。

 人には言えない、僕の愛読書の一冊。

 発表当時(1988年)は、新鮮にしてショッキングな題名に響いたものだった。

 それまで、密室の中だけで囁かれていたであろうこの台詞。

 今どきのSMプレイではもう色あせてしまい、コミカルに聞こえてしまうのかもしれない。

 大根芝居でもいいから、気品のある威厳さでもって、このように命令されてみたいと願っているのに。

ひざまずいて足をお舐め


 遥か昔、この本を大学生協で買った。

 同じゼミの女の子から「ひざまずいて足をお舐め」読んだ?と聞かれる。

 Sでもなんでもない普通の女子大生がこのセリフを言う。
 
 これはモノスゴイことだ。

 革命的に凄すぎることだった。

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 実際にやるかどうかはともかく、「ひざまずいて足を舐める」という行為自体は、わざわざSMクラブにまで逝かなくても、普通にどこでも出来るだろう。

 
↑ 出来ないって (。。)☆\バキ


 鞭や緊縛ほど、反社会的とは言えない。

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 昨今の若い女子は、合コンや歓迎会などで、気軽にこの台詞を使うし、半分ジョークで実演する男子もいる。

 しかし、本家本元であったハズの、SMクラブの女王様は、

 そんな歌舞伎みたいな台詞言えるかっちゅう〜の!

 と一笑に付されてしまう。

 これって、あんまりだと思いませんか(>_<)

写楽

 別に足を舐めさせてと言ってるわけではないのです。  ← 言ってるのと同じ

「足をお舐め!」と、この言葉を言って頂きたいだけ。  ← 結局舐めるくせに

 むぎピョンが最近の記事で、「ただただひれ伏して、芸術品のように鑑賞させて頂くだけで幸せなのです」と書いてますが、僕はあえて異議あり!と言いたい。

 女性の足を舐めることに意義があるのです。


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 むぎぴょんはこうも書いている。

「目の前にあるとそっと口づけたい誘惑に駆られますが、奴隷の唾液で穢すのは畏れ多い高貴な存在です」

 異議あり!

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 その高貴な足を舐めることによって、奴隷(下僕?)の汚れた舌が清められるわけで、これは魂の救済なのです。

 全国の女王様にお願い申し上げます。

 まずは、ひと言、「ひざまずいて足をお舐め!」と、ご命令して下さ〜い(>_<)

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 本日もマゾ花に来てくれて、ありがとうございます。

 まぁ、特に言われなくても、自主的にやみくもに、同時多発的に勝手に舐めてお仕置きされてしまいますけど、何か問題ありますでしょうか?

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【ひざまずいて足をお舐め!ミュージアム】


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どういうワケだか、腕はあまり舐めたくない。
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もちろん「お舐め!」と言われれば、舐めるけどネ



着衣なら野外でもOK
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やはり、男は全裸が基本だと思う。
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舐める時には勃起していれば、なおよし(>_<)




ありがちなシチュで「脚に飲み物をたらして舐めさせるの図」
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まぁ、いわゆる一つの「ご褒美系」ですが、何か問題ありますでしょうか?




網タイツの上から舐めるの「アリ」だよね!
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裏スジ街道を逝くtumblr_mub8z22J9J1rcg3klo1_1280.jpg
このザラザラ感がたまらない


土踏まずも捨てがたい
土踏まずも捨てがたい



指と指の間も捨てがたい
指と指の間も捨てがたい




幸せそうなM男め
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このアングルは最高だと思いませんか?
靴の裏は舐めたくないなあ




女王様とこんなツーショットを撮ってみたいヨ
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この構図も素晴らしい!男はピンボケで正解。
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女王様のクールな眼差しが萌え〜




靴は舐めたくない
靴は舐めたくない


これならギリギリオッケーです
これならギリギリオッケーです


一応、Femdom Art の世界からも
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これぞまさしく「跪いて足をお舐め!」の図
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 普通の男なら誰でも、跪いて足を舐めたいんだよね? 違うの?


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やっぱ素足がいちばん好き





■ 支配と服従のロマンス  足舐めオジさん逮捕!
卒業 

■ 靴フェチM男





こちらのエントリーにも「ひざまずいて足をお舐め!」画像がたくさんありましたのでご紹介しておきます。

■ 勇気が出そうにない時つぶやきたい言葉
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[ 2017/04/26 19:30 ] マゾの本棚 | トラックバック(-) | CM(7)

公開鞭打ちの刑(インドネシア) 



朝日新聞 2017年 4月19日付 朝刊



 海外から時々、この種のニュースが流れてきます。

 またか!と思う反面、まだこんなことやってるの?と驚く。

 日本ではアリエナイし、宗教警察という組織も、妄想的な響きがします。

 この記事を読んでいて、ふと感じたのは、鞭で打たれるというのは「恥」なのか?ということ。

 結婚前にキスをすることが恥ずかしいのかどうかはともかくとして、公開処刑の目的が、

「恥ずかしいことをしたと認識させるのが狙い」 なのだという。

 何事も公開で罰せられるというのは恥ずかしいのかもしれない。

 しかし、鞭で打たれるというのは、どちらかというと誇らしいんじゃないでしょうか?

鞭フェチM男さんのブログなど読んでいても、

 「どうだ、俺って凄いだろ?」って感じです。

↑ すみません(>_<)
 


 いや、ひょっとすると、

 「俺って、逝けてるM男だろ?」 って自慢しているかも。

 ↑ すみませ〜ん(>_<) うそぴょ〜んです。


 
 いずれにしろ、鞭打ちの刑は、儀式的にして演劇的で、公開処刑(?)にふさわしい。

 イエス・キリストも鞭打たれました。

ウィリアム・ブーグローキリストの苔打ち (1880)


 それに比べると、顔面騎乗は惨めったらしい。

 でも、「恥ずかしい」思いをさせるなら、顔面騎乗の刑の方が、抑止力あるのではないか。

 顔面騎乗の公開処刑なんて、誰も見たくないでしょ?

顔面騎乗処刑

 女王様だってきっと、顔面騎乗よりは鞭で打つ方が楽しいんだ。

 どうせ、そうでしょうヨ(>_<)



【関連エントリー】


■ 鞭で打たれる時

■ 鞭で打たれたい

■ 鞭で打たれてみる









[ 2017/04/19 19:45 ] 報道 | トラックバック(-) | CM(4)

三島SM谷崎 

三島SM谷崎



谷崎谷崎:三島君は、Mなんですか?


三島由紀夫三島:またイキナリそう来るんですか? 

「文豪座談会」参照


谷崎谷崎:いや、君はセックスなんてくだらんと思ってるんじゃないかと。


三島由紀夫三島:谷崎先生こそ、男女の性愛よりも足を舐めるのがお好きなのでしょう?


谷崎谷崎それのどこが悪い! 君は女性の足を舐めたことあるのかね。


三島由紀夫三島:いえ、悪くはないと思いますが、清潔な足であれば。


谷崎谷崎:女性の足は存在そのものが美しい。汚い足など存在しない。


三島由紀夫三島:でも肉体的な存在感としての足は汚れている。

       汗臭い足を舐めたいのでしょう?


谷崎谷崎:君、ちゃんとわかってるじゃないか。


三島由紀夫三島:仮面の告白です(>_<)


谷崎谷崎足フェチぐらいで大げさな。


三島由紀夫三島:あれはゲイのカミングアウトだったんですけど。


谷崎谷崎:男の足を舐めたいということ?


三島由紀夫三島:う〜ん、微妙なところですね。足だけなら、女性かな?


谷崎谷崎:立派な女性足フェチだよ。


三島由紀夫三島:大正時代にマゾをカミングアウトする方がご立派です。


谷崎谷崎:してネーから。


三島由紀夫三島:何を今さら。


谷崎谷崎:作品内容と、作家の性癖を同一視してもらっては困るね。


三島由紀夫三島:してネーから。


谷崎谷崎:「サド公爵夫人」より、「潮騒」の方が僕は好きだな。


三島由紀夫三島:そうやって、話をはぐらかすのは、恥ずかしいからですか?


谷崎谷崎:いい言葉責めだ。三島君はもしかしてS?


三島由紀夫三島:いえ、実は、マゾなんです。


谷崎谷崎:やっぱり! そうじゃないかと思ってたんだ。


三島由紀夫三島:谷崎先生は、本当はサドなんですよね。


谷崎谷崎:それはコインの裏表みたいなもので、嘘もホントもないね。


三島由紀夫三島:「陰影礼賛」によれば、心理的に光と影をもたらす美意識のようなもの。


谷崎谷崎:光と影でなく、闇だ。

        暗黒の中のドロドロしたものにこそ、光をあてるべきなのだ。


三島由紀夫三島:それは、女性のお尻の穴の中ですか?


谷崎谷崎:な、何をすっとんきょうなこと言いだすかね?


三島由紀夫三島:「鍵」を拝見しましたが、夫の日記にこんな記述がありました。

        眠っている裸体の夫人を、蛍光灯の下で夫が眺める場面です。


    臀ノ孔マデ覗イテ見タガ、臀肉ガ左右ニ盛リ上ガッテイル中間ノ

    凹ミノトコロノ白サト云ッタラナカッタ



谷崎谷崎:・・・・・・


三島由紀夫三島:これは、アナル礼賛です。


谷崎谷崎:女性のお尻は美しい。ゲイの君にはわからんだろうが。


三島由紀夫三島:ゲイのお尻は、まともな男より綺麗です!


谷崎谷崎:何もそんなムキになって言わなくてもいいのに(>_<)


三島由紀夫三島:ヘトロセクシャルな人にはおわかり頂けないでしょうが。


谷崎谷崎:「あのこと」をする時、お尻も舐めるのかね?


三島由紀夫三島:「あのこと」ってなんのことですか?


谷崎谷崎:とぼけちゃって。男同士で、何をやらかす。


三島由紀夫三島:今のご発言、炎上しますよ。


谷崎谷崎:わかった!足だけなら女性で、お尻なら男のが好きなんだ。


三島由紀夫三島:舐めるのが女性の足でも男のお尻でも、魂の交流は同じくあります。


谷崎谷崎:キモいこと言うんじゃない。舐めるなら女性のお尻が最高だ。


三島由紀夫三島:今のご発言、炎上しますよ。


谷崎谷崎:SかMかと、LGBTは別の問題だろう。


川端康成川端:これこれ、三島君を虐めてはいかんヨ


三島由紀夫三島:あー! 川端康成先生!


谷崎谷崎:言っとくが、ノーベル賞は本当はワシがもらえるはずだったんだからな。


三島由紀夫三島:僕だって、候補者リストに名前があがっていたんですよ。


川端康成川端:今ここでその話するの?


谷崎谷崎:何が「駅長さあん、駅長さあん」っだっちゅうの。


三島由紀夫三島:そこ、僕は大好き。


川端康成川端:SMの話しようよ


“リエたん”朝霧リエ:何ナニなぁに? 面白そうな話してるじゃな〜い❤️


谷崎谷崎:あんたは何者かね?


三島由紀夫三島ラシオラの朝霧リエさんですよ。


川端康成川端:三島君、よく知ってるね、ゲイのくせに。


三島由紀夫三島:今のご発言、炎上しますよ。


“リエたん”朝霧リエ:ゲイの人がMでもいいじゃない。SMは自由なのよ!


三島由紀夫三島:ラシオラにはニューハーフの女王様っていますか?


谷崎谷崎:いたら入会する気か?


“リエたん”朝霧リエ:今は在籍してませんけど、募集中です! 三島さんやりませんか?


三島由紀夫三島:そう来ますか? どうかな・・・


川端康成川端:虐められたいほうだからね。


谷崎谷崎:鞭で打たれたいとか? いや緊縛かな。


三島由紀夫三島:いえ、お恥ずかしいのですが、実は顔面騎乗して欲しい(>_<)


“リエたん”朝霧リエ:大丈夫です。ドミナは全員、顔面騎乗の研修を受けております。


川端康成川端:三島君は、男に顔面騎乗して欲しいんだよ。


三島由紀夫三島:いや、これに関しては女性でもOKです。


谷崎谷崎:まさに、死刑執行人にして死刑囚だな。


“リエたん”朝霧リエラシオラではドミナ及びフロントスタッフ、募集中です!


ラシオラ_リクルート



■ 仮面の告白

俺の女王様・仮面の告白










[ 2017/04/16 15:00 ] 仮想トーク | トラックバック(-) | CM(2)

支配と服従のロマンス 

卒業

 いつだったか、ある中年男性が、女性の脚を舐めて逮捕されるという事件がありました。

「舐めさせて下さい」とお願いして舐めるのは、ちょっと違うような気がする。

 いや、そうでなくて、とにかく女性の嫌がる行為をしては逝けません。

 「足なめ男」が逮捕 衝撃の行為にネット民も「何が楽しいの」と困惑

 この事件では、不意打ち的に舐められたらしい。

 何事も許可を頂いてからというのは当然として、その依頼内容が、女性にとって不快感を伴うような場合、そもそもお願いすること自体が本来のプロトコルに反する。

(この足舐めオジさんは、ブレーキの修理だと偽り女性を車に乗せて足を舐めた後、感謝の意を込めてありがとうと言って女性を解放し、特に危害を加えることはしなかったらしいが、それでも精神的に与えたダメージは計り知れない)

足舐めおじさん


 関連記事:「足なめ男」が再逮捕 「ありがとう」を忘れない姿勢に驚きの声

 僕も、たまに(許可を頂いた上で)女性の足を舐めたり、脚を愛撫することはある。

 そういう時に、「もしかしたら、こんなオヤヂに足を舐められて、気持悪いと思われているかも(>_<)」と申し訳なく思いながらも、目の前のファンタジーに酔いしれてしまう。

 SMクラブや、フェティッシュ・サロン等では、今やそういうことは日常茶飯事だ。

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 女王様も本心ではいい気持はしないが、お客さんだし、仕方ないから「ま、いっか」と。

 そんな妥協で舐めさせて頂いても、面白くもなんともない。

 「まんざら悪い気もしないワ」と、サディスティックな気持を抱いているという幻想が前提。

 願わくば蔑みや軽蔑の眼差しで視て欲しいというマゾヒスムが主流だろう。

 ましてや、性行為のついでに舐めるようではダメなんだ!

 わりと日常的な空間で、可能であれば着衣で、さらに可能であるならば女性から

 「全裸になりなさい!」 

 などと命令されて、跪いて、惨めな状態で無様に舐め舐めする(>_<)

跪いて足をお舐め


 不意打ちで舐めるのは許されないので、根回しのようなものが必要となる。

 マゾヒストは、「舐めなさいと命令して下さい(>_<) と、

 不本意ながら(?)も、女王様にお願いしている。

 実質的には「命令」しているようなもの。

 そこには、今流行のキーワード「忖度(そんたく)」というものが見られる。

 その意味は、「言わなくてもわかるでしょ?」という、暗黙の依頼。

 一般的には不可解でインモラルな世界が、このSMという共同幻想でバーチャルに実現する。

 純粋にSMというカテゴリー、つまり被虐願望としてのマゾヒスムには、

 したいことをさせていただくという図式に違和感が伴う。

 本当はしたくないんだけど、不承不承させられてシマウマ、という絶妙なバランス感が大切なのカモ鴨川

 マゾヒストは、いや仮性Mでも、

 服従したいことに服従する。

 つまり、支配されているようでいて、実際には女王様をマゾが支配している。

 この矛盾が、SMプレイを「茶番劇」と言わしめている本質だろう。

支配と服従

 それでも、その三文芝居を僕たちは真面目に演じる。

 支配しているつもりで実際には服従させられている女王様も、

 服従しているようで実は女王様を支配しているマゾヒストも、

 お互いにそれは言わないお約束。

 演劇的な異化効果により「支配と服従」のパワーゲームが観客のいない舞台で繰り広げられる。

 虚構とはいえ、そこには

 重層的で深みのある「物語」 が存在していることに気づく。

 この神秘的世界の中で、真の意味での支配と服従のドラマが実現していく夢と可能性、

 そしてそのリスクの誘惑に、僕たちは抗うことはできないのだ。

 支配と服従の謎

 本日も「マゾ花」にお越し頂きまして、ありがとうございます。

 この足舐めオジさん、みんなが言うほど変態ではないと僕は思うんだけど、何か間違ってますでしょうか?


 

老い先短いマゾ


 


■ 支配と服従の神秘

■ 完全希望調教とはなんぞや?


■ SMは風俗か?

■ SMクラブの仁義

■ 料理とSM

■ 女王様に告ぐ! 







 

[ 2017/04/08 16:01 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(9)

老いぼれマゾのSMプレイ体験記 

老いぼれマゾと若い女王様

 久しぶりに、全く初対面の女王様とプレイしてきました。

 昔はそれが当たり前でしたが、最近はイベントやSMバーなどで、「とりあえず面識だけはある女王様」と交流する機会が増え、その時の印象で「あ、この女王様とプレイしてみてもいいかも?」と思える場合があります。

 しかし面識があるとネ、逆にプレイしにくくなる心理も働く。
 
 知り合い感覚になってしまい、今さら恥ずかしい(>_<) ( ← 恥ずかしいのが好きなくせに)

 そこがいいんだよ〜、という人もいるかもしれない。

 インターネット登場以前のSMクラブでは、お店に実際に足を運び、アルバムを見て、気に入ったタイプが見つかれば、その場でイキナリ指名する。
 
 売れっ子女王様は雑誌広告に「緊縛が得意」とか、「鞭の練習台になりに来な!」なんて書かれている程度。
 
 ブログもTwitterもないので、どんな感じなのか全くわからない。

 「初めまして、よろしくお願いします」でスタートする、いちかばちかの賭けみたいなものでした。

 だから、相性やスタイルの違う女王様にぶちあたり、しっちゃかめっちゃかにされてしまうケースもあった。

 PTSD(心的外傷後ストレス障害:Post Traumatic Stress Disorder)に苛まれ、心のケアーが必要でした。

 そこがいいんだよ〜、という人もいるかもしれない。

 今回は、3年前に二十歳ぐらいでデビューした、もう新人とは言えないまでも、まだ初々しい女王様を指名した。

 
老いぼれマゾと若い女王様2

 一応デビュー当時から注目はしていて、最初は危なっかしいようにも思った。

 そこがいいんだヨ〜、という人もいるかも。

 「いい感じだけど、しばらく様子見だな」、と保留フォルダにしまっておいた。

 顔は松たか子似で、何も知らない純真無垢な少女のよう。

 僕もいい歳して、こんな子どもっぽい女王様とSMプレイするなんて、児ドウ福祉法違反で逮捕されるかもしれないから、もっと年長でベテランを検討すべきだったかもしれない。

 SMクラブに入店する時期が、ある程度プライベートで経験を積んでから、という人材も最近はいらっしゃいます。

 ベテランであれば初対面でも安心だし、おそらく満足なプレイになるであろうことは想像できる。

 しかし、経験者の多くは、鞭や緊縛を得意のスタイルとしており、そういう女王様に

 「鞭と緊縛はNGで、顔面騎乗をマスト(必須)で」

 などと言おうものなら、「あんたナニしに来たの?」と門前払いされそうなもの。

 今回僕が指名した女王様は、鞭や緊縛はそれほど得意ではなさそうでしたが、最近の若い人にしては珍しく「支配と服従」というレトロなSM観に理解の深そうなキャラクターでした。

支配と服従
こういう古くさいSMがワシは好き(>_<)


 ただ、まるで「しょうがくせい」が書く作文のようなブログを読む限りでは

 「いったい何を考えているのか、サッパリ判らん」

 という面も推し量られ、地雷を踏むリスクもかなり感じました。

 「入ろうか、やっぱりやめとこうか」 毎度のことですが、僕の心は揺れに揺れた。

 そろそろ、大丈夫かな? ( ← って何がだろう?) よし、思いきって逝こう!

 なんだかんだいってこの3年間、僕の心の琴線にフックし続けた不思議な女王様です。

 老い先短いこの人生、この女王様にしっちゃかめっちゃかにされるなら本望だ。

 なので正直に、予約の時に僕は

「初心者ですので、ソフトなフェチプレイでお願いします」

 と電話で伝えました。

 そして、本番当日。

 想像以上にびっくりするほど可愛らしい女王様に、僕は有頂天になってしまった。

 まだ若いのに成熟した女性の気品も兼ね備えた、パーフェクトなお尻、でなくてもの腰

 これほど予想を遥かに越えた美しさなら、何されたって構わない。

 普通はセッションの流れの中で、こういう揺らぎが発生するのですが、会った瞬間にこのような衝動が起こるのは珍しいことです。

 だけど、見かけはよくても、中身がイマイチなことが多いのもこの世の常。

 この女王様、僕のことを判ってくれるかな(>_<)

女王様は判ってくれない


 驚いたことに彼女は、「毛皮を着たヴィーナス」や「痴人の愛」も、乱歩や沼正三なども熟知した、魅力的なS女性なのでした。知識としてだけでなく、SMの思想的感覚、自分なりの意見や他者の所見なども交えて会話のできる大人の女性でした。

 パっと見では、いかにも勘違い系の「なんちゃって女王様」なのに、中身は本物。

 その格差が凄〜い。

 そこがいい〜んだよー、という人もいるかもしれない…  あ、僕のことか


 僕は、もうメロメロになってしまって、

 自分が出来ることだけ の絶対服従を誓い、


 自分の納得することだけ に支配されることを希望し、

 NG項目を伝え、念のためセーフワードも設定し、勇気を出して彼女に全てを委ねたのです。

 ↑ それって全然、委ねてないから  (。。)☆\バキ


 
 この女王様は間違いなく真性サディスティンであり、それに気づいた瞬間は愕然ともなった。

 しかし、どういうわけなのか、彼女は「誠実」に、意外にも真面目にソフトなプレイをしてくれた。

 小悪魔のような小娘に、僕は完璧にやられちまった。

 
 ・・・ という夢を見ただヨ。



 本日も「マゾ花」にお越し頂きまして、ありがとうございます。


 現実には子どもっぽい女王様でも、こちらの妄想でそこは割り引き(割り増しか?)、脳内で大人の女性に仕上げてしまうのを可能とするのがマゾ力です。
 
 難しいけれど、誠実に努力すれば、不可能ではありません。

 いい夢を見よう!





■ 支配と服従の神秘


■ リアルSM(しっちゃかめっちゃかプレイについて)


■ 誰も教えてくれない女王様のためのSM講座

 
■ いいSMプレイが人生を成功に導く



■ 女王様はわかってくれない?

女王様は判ってくれない

[ 2017/04/02 20:20 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(6)


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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