
久しぶりに、全く初対面の女王様とプレイしてきました。
昔はそれが当たり前でしたが、最近はイベントやSMバーなどで、「とりあえず面識だけはある女王様」と交流する機会が増え、その時の印象で「あ、この女王様とプレイしてみてもいいかも?」と思える場合があります。
しかし面識があるとネ、逆にプレイしにくくなる心理も働く。
知り合い感覚になってしまい、今さら恥ずかしい(>_<)
( ← 恥ずかしいのが好きなくせに) そこがいいんだよ〜、という人もいるかもしれない。
インターネット登場以前のSMクラブでは、お店に実際に足を運び、アルバムを見て、気に入ったタイプが見つかれば、その場でイキナリ指名する。
売れっ子女王様は雑誌広告に「緊縛が得意」とか、「鞭の練習台になりに来な!」なんて書かれている程度。
ブログもTwitterもないので、どんな感じなのか全くわからない。
「初めまして、よろしくお願いします」でスタートする、いちかばちかの賭けみたいなものでした。
だから、相性やスタイルの違う女王様にぶちあたり、しっちゃかめっちゃかにされてしまうケースもあった。
PTSD(心的外傷後ストレス障害:Post Traumatic Stress Disorder)に苛まれ、心のケアーが必要でした。
そこがいいんだよ〜、という人もいるかもしれない。
今回は、3年前に二十歳ぐらいでデビューした、もう新人とは言えないまでも、まだ初々しい女王様を指名した。

一応デビュー当時から注目はしていて、最初は危なっかしいようにも思った。
そこがいいんだヨ〜、という人もいるかも。
「いい感じだけど、しばらく様子見だな」、と保留フォルダにしまっておいた。
顔は松たか子似で、何も知らない純真無垢な少女のよう。
僕もいい歳して、こんな子どもっぽい女王様とSMプレイするなんて、児ドウ福祉法違反で逮捕されるかもしれないから、もっと年長でベテランを検討すべきだったかもしれない。
SMクラブに入店する時期が、ある程度プライベートで経験を積んでから、という人材も最近はいらっしゃいます。
ベテランであれば初対面でも安心だし、おそらく満足なプレイになるであろうことは想像できる。
しかし、経験者の多くは、鞭や緊縛を得意のスタイルとしており、そういう女王様に
「鞭と緊縛はNGで、顔面騎乗をマスト(必須)で」 などと言おうものなら、「あんたナニしに来たの?」と門前払いされそうなもの。
今回僕が指名した女王様は、鞭や緊縛はそれほど得意ではなさそうでしたが、
最近の若い人にしては珍しく「支配と服従」というレトロなSM観に理解の深そうなキャラクターでした。

こういう古くさいSMがワシは好き(>_<) ただ、まるで「しょうがくせい」が書く作文のようなブログを読む限りでは
「いったい何を考えているのか、サッパリ判らん」 という面も推し量られ、地雷を踏むリスクもかなり感じました。
「入ろうか、やっぱりやめとこうか」 毎度のことですが、僕の心は揺れに揺れた。
そろそろ、大丈夫かな?
( ← って何がだろう?) よし、思いきって逝こう!
なんだかんだいってこの3年間、僕の心の琴線にフックし続けた不思議な女王様です。
老い先短いこの人生、この女王様にしっちゃかめっちゃかにされるなら本望だ。
なので正直に、予約の時に僕は
「初心者ですので、ソフトなフェチプレイでお願いします」 と電話で伝えました。
そして、本番当日。
想像以上にびっくりするほど可愛らしい女王様に、僕は有頂天になってしまった。
まだ若いのに成熟した女性の気品も兼ね備えた、パーフェクトな
お尻、でなくて
もの腰。
これほど予想を遥かに越えた美しさなら、何されたって構わない。
普通はセッションの流れの中で、こういう揺らぎが発生するのですが、会った瞬間にこのような衝動が起こるのは珍しいことです。
だけど、見かけはよくても、中身がイマイチなことが多いのもこの世の常。
この女王様、僕のことを判ってくれるかな(>_<)

驚いたことに彼女は、「毛皮を着たヴィーナス」や「痴人の愛」も、乱歩や沼正三なども熟知した、魅力的なS女性なのでした。知識としてだけでなく、SMの思想的感覚、自分なりの意見や他者の所見なども交えて会話のできる大人の女性でした。
パっと見では、いかにも勘違い系の「なんちゃって女王様」なのに、中身は本物。
その格差が凄〜い。
そこがいい〜んだよー、という人もいるかもしれない…
あ、僕のことか 僕は、もうメロメロになってしまって、
自分が出来ることだけ の絶対服従を誓い、
自分の納得することだけ に支配されることを希望し、
NG項目を伝え、念のためセーフワードも設定し、勇気を出して彼女に全てを委ねたのです。
↑ それって全然、委ねてないから (。。)☆\バキ この女王様は間違いなく真性サディスティンであり、それに気づいた瞬間は愕然ともなった。
しかし、どういうわけなのか、彼女は
「誠実」に、意外にも真面目にソフトなプレイをしてくれた。
小悪魔のような小娘に、僕は完璧にやられちまった。
・・・ という夢を見ただヨ。
本日も「マゾ花」にお越し頂きまして、ありがとうございます。
現実には子どもっぽい女王様でも、こちらの妄想でそこは割り引き(割り増しか?)、脳内で大人の女性に仕上げてしまうのを可能とするのがマゾ力です。
難しいけれど、誠実に努力すれば、不可能ではありません。
いい夢を見よう!
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