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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

ゾーンSM 

WorshipMistress.jpg

 アメリカン・フットボール(NFL)にゾーン・ディフェンスという作戦というかフォーメーションがあって、ロングパスを警戒しつつも近場のランプレイにも備えるという守備範囲の広い戦略があります。

 それから野球でも「ストライク・ゾーン」などと言いますが、この「ゾーン」という言葉は、スポーツ関係の他ではあまり耳にしませんね。

 ふと思い出したのは、昔の海外ドラマ「フレンズ」に出てくる英会話で「friend zone」という表現があり、恋人や愛人にはなれないけど、「よいお友達」にはなれそうな人間関係で使う。
 
 昭和の時代は告白してふられる時の常套句でしたが、その真意は「どうでもいいお友だちであることが多いようです。

 今回は、「ゾーン」という言葉・表現に注目してみたい。

WorshipMistress_02.jpg



 何かと便利な「お友達ゾーン」の関係性は、仕事関係とも微妙にかぶる領域があるように思います。


 SMにおいては、日常的に深い主従関係はなくとも、セッションの時だけに限定して「主従ゾーン」に入るというのはよくあります。

 あるいは、プレイはしたことないけれども、SMバーなどでプロの女王様(元プロも)と対面でお話する時などに、「局地的な主従ゾーン」に入ります。

 有名女王様で近寄りがたいオーラが感じられる時、こちらはそのゾーンの周辺エリアで匍匐前進している。

匍匐前進

 前進しようか?撤退すべきか(>_<) 突撃したら玉砕するかも(>_<)(>_<)(>_<)

 あまり仰々しい敬語は使えないけれど、こちらも「おおせのままに」とか、「かしこまりました」なんていう、普段は使ってない語彙を、恐るおそる使ってみたりして、まぁ楽しめます。

 すると、たまに瞬間的な言葉責めが降り注いだりして

  *まれに顔面騎乗とか ← ないって (。。)☆\バキ

 カウンター越しに、突然ネクタイを引っぱられ、「アゴクイ」ぐらいは(好意的に)されたりします。

Ago-kui_1.jpg


 こういう時に当意即妙なやりとりが出来るかどうかで、主従ゾーンの範囲や密度、空気感が決まってくる。

 つまりコミュニケーションのクオリティが決まる。

 言うまでもないことですが、会話は一歩通行ではダメで、相手の言うことを受け入れることが大切。

 それは必ずしも同意することを意味せず、あからさまに否定もしないけれど、敬意をこめて受け流したりする。

 メッセージの本質や結論が、ゾーンに浮遊している状態だとも言えるでしょう。

 今、ふと唐突に思いついたような表現ですが、こういう「ゾーン意識」みたいなものが、なめらかなコミュニケーションを成立させるのに大切ではないかなと、思ったりしました。

 身も蓋もない言い方をするなら、曖昧にしたままにしておく。

 アメフトのゾーン・ディフェンスではないけれど、どっちつかずのユルい状況で、ポジティブな言い方だと様子見ですが、なかなか高度なスキルではないかと。

 理不尽な出来事や、意味不明な人の行為に対して、ピンポイントな悪意や憎悪でなく、ゾーン悪意(憎悪)で対応できれば、衝突やコンフリクトのリスクが軽減するのではないでしょうか。

Kankokukitachosenn.jpg


 先日、北朝鮮と韓国の首脳会談が話題になってました。

 あえて「何が」とは言いませんが(コレこそゾーン意識)、日米や日韓、あるいは米朝関係、日ソやイギリスとEUなど、様々な国際政治関係でも、こうしたゾーン意識が高度に作用している。問題が緩やかに持続する限りにおいて、解決はしない代わりに、破綻や決裂もない。どちらも先送り。

 SMプレイにおいても、マゾの言いなりになるのを嫌う女王様が、それなりの自己主張をしつつ、いかにマゾの矛盾した快楽に対応するかにしのぎを削る場面で、宙吊り状態を持続させるのは、無意識にもこのゾーンに入り込んでいるような気がするのですが、何か間違ってますでしょうか?

 SMが知的遊戯と言われるのは、高度に政治的な哲学が利用される面もあるからで、そこのところがネ、な〜んかネ。イヤラシイと言えば、いやらしい。あんまり気持ちよくないというか、なんというか。

 しかし、よいSMには、妄想や幻想はあっても、嘘はない。

 ゾーンが異なるだけです。

Zettai_None.jpg
みんなの大好きな「絶対ゾーン(領域)」


 SMのセッションにおいては、両者の異なるゾーンが重なる時が、少なからずある。

 あるいは、微調整しながら重なりあうようにお互いが意識する。

 純真な気持ちで素直に、裸の声でコミュニケーションできた時の感動があるから素晴らしい。







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■ 会話のキャッチボールが大切だと思う




[ 2018/09/22 14:51 ] 雑記 | トラックバック(-) | CM(2)

Call Me Mazo 



 なんとなく "Sir" を「マゾ」に置き換えて読んで(聴いて)しまうま。

 女王様と一緒にいる時だけ、僕はマゾになるんだ。(そういう歌詞じゃないけど)




When I ride by myself

I don't ever get no help

But when I roll up with her

Everybody calls me sir

No matter how long I stay

They never ever know my name

But when I walk in with her

Everybody calls me sir

Northern California, same old Friday night

Pretend to be invisible underneath these city lights

Then I met my baby, felt like I struck gold

Now they treat me like royalty everywhere I go

Oh, oh, oh, oh

When I ride by myself

I don't ever get no help

But when I roll up with her

Everybody calls me sir

No matter how long I stay

They never ever know my name

But when I walk in with her

Everybody calls me sir

Oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh

Call me sir

Oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh

Oh, oh, oh, oh

I ain't goin' nowhere unless he's there with me

'Cause I…












[ 2018/09/19 18:50 ] You Tube ネタ | トラックバック(-) | CM(2)

女性誌の表紙を飾る女優さんに虐められたい 



 こういうのが朝っぱらからコンビニの店頭に並ぶと、狼狽してしまう。




[ 2018/09/08 06:27 ] たわごと | トラックバック(-) | CM(14)

#おしりを見るとストレスが減るらしい 

vintage_Love

 いろんなハッシュタグがあるんだなぁ...

 確かに、カワイイお尻は見てると気分がほっこりして、

頬ずりしたくなる。

 ↑ みんなそうなんだよね?
 

 ということは、春川ナミオ画伯のお尻マゾ絵図は、高度経済成長を支えたサラリーマンのストレス軽減に一役買っていたことになりますよね。

 顔面騎乗も良いけど、より負担の少ない水平顔騎がオススメです。

 妄想が現実となったあの日



■ 春川ナミオの芸術
PU_春川ナミオの芸術



■ 顔面騎乗の形而上学




■ 春川ナミオのデジタルリマスター作品
春川ナミオのデジタルリマスター作品

■ 春川ナミオを虐める会
春川ナミオを虐める会



■ 春川ナミオの足フェチ画像
春川ナミオの足フェチ画像



■ 顔面騎乗の社会的評価



■ 彼女に顔面騎乗をしてもらう9つの方法
彼女に顔面騎乗をしてもらう9つの方法




[ 2018/09/02 12:44 ] つぶやき | トラックバック(-) | CM(4)

まる子ロス 〜いしかわじゅん氏の追悼記事 

 お盆休みに故郷の実家に帰省していた時、恥ずかしい「死後のコレクション問題」(昔のSM雑誌やビデオなど)を、どう整理したものか悪銭苦闘していた。

 今思うと、むしの知らせだったのでしょうか、たまたま押入れにしまってあった「ちびまる子ちゃん」を、本当にふと、何気なく手にして、くすくすと読んでいました(>_<)

 さくらももこさんが旅立ってしまったという喪失感は、ただ単にファンの一人としてというよりも、もっと大きくて普遍的な何かを失ったという感じがしてなりません。

 そう思っていた矢先、漫画家いしかわじゅん氏の「さくらももこさんを悼む」という日経での記事を拝見しました。

 僕がもやもやと感じていたことを、かなり明確にしてくれているので、日経にもいしかわさんにも無断でここに全文を共有させて頂きますが、何か問題ありますでしょうか?



 それにしましても、この人の名前を久しぶりに見ました。

 この前日にも朝日新聞に談話が掲載されていたので、なおさら印象深い。

朝日新聞_いしかわじゅん談話

 僕がまだかろうじて「漫画少年」だった10代後半、彼の作品や漫画評論などを熱心に読んでいたので、とても懐かしいのですが、このブログのカテゴリー「BdSmマンガ夜話」というのは、NHKの「BS漫画夜話」から拝借していて、その番組にもいしかわ氏が出演していたのをリアルタイムで見ていたので、本当に懐かしい。

 僕よりはひとまわりほど上の世代のいしかわさんは、往年の漫画少年であったのはもちろんですが、いい感じの「マンガ老年」になられて、昭和生まれのおじさんの気持ちを適確に代弁されていらっしゃいます。

Ishikawa_YuKoku.jpg


 僕らの世代や、いい歳した大人がきちんと楽しめた「ちびまる子ちゃん」も、今の時代のこども達にとってたいへん貴重な作品だと思う。

 イジメや虐待などで悩んだり苦しんで自殺なんぞを考える前に読めば、生きるヒントや勇気が与えられるような、そんな気がします(たぶん)

 全国的に「ちびまる子ちゃん」やさくらももこさんの書籍が品薄状態となり、増刷が決まったそうで、なによりです。

 



[ 2018/09/01 11:16 ] BdSmマンガ夜話 | トラックバック(-) | CM(5)


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筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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