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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

ぶらチンポ 

 ペニスの描写に控えめな春川さんとは対照的に、大胆なのが Mr.Sardax だ。

 Sardax 氏の場合、絵を依頼する顧客の要望という面もあるかもしれないが、設定が豪華というのか、モノの立派さに加えて羨ましいとも言えるシチュエーションの数々に衝撃を受けた。

ペニス散歩_3

 昭和の日本ではありえなかった FemDom ファンタジーの凄まじい妄想力。この "Airport" と呼ばれる作品は、平成に入ってからだったかもしれないが、世界は広いと思った。

 これにインスパイアされ、いつか僕も、こういうプレイをやってみたいな〜と思ってた。
     (もちろん室内で)

 そんなバカなこと考えてるのも自分だけだろうと、勝手に「ペニス散歩」という名前をつけて妄想してましたが、TallGoddess.comJim さんも、似たようなプレイ画像や動画をアップされておりました。

Bura-Pennice_Jim.jpg

 やはり世界は広い。「そうか、こういうのもアリなんだ」と、勇気づけられ、思いきって10年ぐらい前、SMクラブ女王様にお願いして、ついに実現しました。

 満を持して、その時の自撮り動画からのスナップショットを公開してみます。

ぶらチンポ_2

 この時は、Sardax 氏のイラストをプリントして持参し、女王様にお見せすると、面白そう〜!とノってくれた。

 彼女はこのプレイを気にいってくれて、楽しまれていたようです。

 自分の中ではかなり恥ずかしいプレイの一つで、いくら同好の人たちにでも、シェアなんて出来っこない世界だと思っていましたが、最近は年のせいか、なんだかもうど〜でもよくなってきた。 (>_<)

ぶらチンポ_3


 女王様に「なにナサケナイものぶらさげているの?」と言われた時、「女王様のオモチャです」とお答えしました。
 
「そんなのいらないわよ! こんなブラちんぽ」

 と、ソフトに蹴っ飛ばされたり、優しく踏まれたりしました。

 彼女の素晴らしいネーミングに感動し、以来このプレイを「ブラちんぽプレイ」と呼んで親しんでおります。


ぶらチンポ_1

 長年こんなブログやっておきながら今さらですが、自分の恥ずかしい姿をこうして公にシェアするなんて、以前の僕だったら考えられないことです。

 なかったコトにしたい恥ずかしい記憶も、ひたってみたい昔の想い出に昇華する年齢になったのでしょう。

 でも、こうして実際にやってみると、昔の奇譚クラブなどで告白手記を書いた先駆者たちや、己の写真を投稿したマニア読者の気持ちが、今ならよくわかります。

 恥ずかしがり屋さんの僕も、成長したものだ。

 公開羞恥プレイほどではないけれど、どこかカタルシスを感じられる仄かな快楽と言えるのかもしれません。




現代にも受け継がれている、ぶらチンポ

tumblr_n1p2dw7TwX1s92rveo1_1280.jpg

 アニメっぽい絵になると、あまり萌えないけど、まぁ、どうでもいいか、そんなコト。





*以下の記事で Sardaxのイラスト作品を何点か紹介しています。

Sardax ~英国紳士の描く上品なミストレスたち

■ 女王様の肖像画

■ 毛皮を着たヴィーナス

■ Sardax の世界

■ 顔面騎乗に市民権を与えた男




これもぷらチンポの一種?
tumblr_mxvy8o048t1sk1tldo1_400_20220312093911c36.gif









[ 2022/04/29 11:41 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(8)

春川ナミオのペニス描写 Stoic Namio 

ペニスが強調されることがあまりない_1

 多くの皆さんも、お気づきかと思うが、春川さんの作品では、男のペニスが強調されることがない。

 しかし、ここで紹介する作品では、何かが示唆されているように、僕には思える。

 ズボンのベルトがはずれて、下着が見える。

 おそらく、皮相の見では、勃起はしていないようだ。

 ただ、注目すべきは、右手が拘束されていない点であろう。

 まもなく、マスターベーションが始まるのか?という期待も可能。

 男の舌は奉仕しているようだが、女王様はご不満なようにも見える。

 空をさまよう男の右手を押さえつけて、

「私を気持ちよくさせたら、オナニーを許してあげるわ!」とでも言っているかのよう・・・

 春川さんの意図はともかくとして、そういう解釈も可能と思われる。


 この作品で、もう一つ特徴的なのは、男の舌がきちんと描かれている点。

 他にも似たような描写を見かけるが、あまり多くはなく、これも珍しい。

 北川プロのパッケージ作品に、一つだけ男のベロの表現に芸術性を感じさせるものがあった。

北川プロパッケージ_10

 しかし、ここでもやはり男のペニスは微妙な筆致である。

 春川さんは生前、よくおっしゃっていた。

 女王様に奉仕している奴隷は、楽しんじゃいかんと。

 つまり、興奮してはならんというわけだ。

 ただ、誠実に、ご奉仕するのみ。


 そのお気持ちが、絵にも無意識に(もしくは意識的に?)現れているのではないだろうか。


ペニスが強調されてない例

 

■ 春川ナミオの珍しい作品

*例外的にこの作品では、ペニスが強調され描かれている


 ■ 表象としての春川ナミオ美術
Promnade_of_tongue.jpg



English version of "Namio Harukawa Forever ! "
       〜 The essay comic by mugi - san.



■ Namio Harukawa Forever !  #1



■ 最後の時










[ 2022/04/23 10:16 ] 試験に出る春川ナミオ | トラックバック(-) | CM(0)

またガール *またがる・ma-ta-ga-ru = ride on 



 イヤ、しゃれでなくて。(駄洒落だけど)

「跨がる」(またがる・matagaru)ride onという言葉が好きです。その意味する行為も。

 もう少し正確に言うと、「またがれる」という受身形がいいかな。

 あ〜、跳び箱になりたいヨ (>_<) 

 顔面騎乗とは、顔の上に跨がるわけですが、この「跨がる」というアクションそのものは、古くはお馬さんごっこにも繋がるミッシング・リンクでしょう。


MaTa_Girl_1.jpg


 こんな、いかにも健全なようでいて、ドロドロしたいやらし〜いい妄想をかき立てるビジュアルはそうないよ。

 もう、そのものズバリじゃ勃起しね〜し (>_<)

 チューいちぐらいの時、純粋な気持ちで体育館に行ったらば、女子バレー部員の同級生が練習してるのを見て、思わずムラムラ〜としたのを思い出す。

 その頃はまだ、SMという概念にそれほど染まってなかったが、罪のない勃起はいつやってくるのかは予想できない。

 しかし、僕のうちに溢れでていた、ワケのわからない心とからだのときめきは、まさしくマゾヒズムの萌芽ではあったように思う。

 鞭もローソクも顔面騎乗も知らない、無垢なマゾヒズムが、ムクムクと(いや、シャレでなくてネ)沸き出しつつあったのである・・・

 ちなみにムクと言えば、無垢な少女の緊縛絵師の椋陽児を思い出す・・・

椋_4

 
[ 2022/04/16 15:41 ] 勃起力に花束を(>_<) | トラックバック(-) | CM(3)

問題SM小説 

問題SM小説

 恥の多い生涯を送ってきました...

 みうらじゅんさんが、春川ナミオの追悼画集に、少年時代の思い出として、家の近所ではなく、遠い街の本屋でSM雑誌をチラ見していたという、微笑ましいエピソードを寄稿されていましたけど、似たようなことは僕もやっておりました。みんなもそうだよね?

 経済的にも精神的にも、この種のメディアを堂々と?購入できるようになったのは、やはり大学生になってからです。

 ここでご紹介する「問題SM小説」は、1980年代の半ば、高田馬場の古本屋で手に入れた雑誌。

 この頃すでに「奇譚クラブ」などが、そこそこいいお値段で出回ってましたが、これは比較的新しい雑誌で、安価でした。
 
 「M専門誌」と表紙にあり、当時はまだM男向けの内容は貴重だったので、僕は衝動的に買い求めてしまいました。

 この当時、昭和20年代の「奇譚クラブ」が千円前後で売られていたと思いますが、これは300円ぐらいでした。

 内容的には、まぁまあで、満足しました。特に「問題」でも何でもなかったですが・・・

 何もわかっちゃいなかった少年時代、SMとは「サスペンス&ミステリー」の略なのか、と思っていた時期もありましたが、早熟?だった僕は、チュー学生の頃には語義的には理解していました。

 ヘッセの「車輪の下」やロマン・ロランの「ジャンクリストフ」などを読みつつ、サドやマゾッホ、D.H. ローレンスなどもいい気になって読んだつもりになっていた。何もわかっていなかったくせに・・・

 ショー学生の頃から読んでいた古いSM雑誌から、沼正三を知り、沼の文章に刺激を受けて谷崎や三島、坂口安吾なども読みふける。そうしたきっかけから、僕の脳内に、ユニークな国内外の文献目録が出来上がっていったのでした。

 江戸川乱歩などはショー学生の時に読んでましたが、「人間椅子」は高校に入ってから読みました。

奇譚クラブ  SMキング keel  

  Mエグゼクティヴ 


 SM雑誌が創刊ラッシュを迎えようとするこの時代、思春期夜明け前の僕は、純粋な心を持ちながらも、SMへの興味とヘンタイ願望でドロドロに汚れていました(今もだが)

 そういう思い出も、最近は薄れつつあり、古いSM雑誌を泣く泣く処分したりしております。

 問題のないSM小説も、残しておくには、やや問題があるかもしれません・・・

 こうした闇の文化は、なかなか公式に保存されにくく、残しておくべき貴重な資料だとは思います。
 
 ですから表紙だけでもスキャンして、とりとめのない思い出だけでも後世に伝えてみたいと思いましたが、やめにしておきます(>_<)

  恥ずかしい記憶とともに、心の闇の奥に、葬り去るのが人の道なのかもしれませぬ。



■ 奇譚クラブのマゾフォト

PU_Kitan_OLD_MazoPhoto.jpg



 ■ 女王様の地位向上の歴史

 昔の女王様はなぜマスクで顔を隠していたのか?



 ■ マゾフォトのカメラ目線

マゾフォトの目線



 ■ SMスナイパーの廃刊

 SMメディア変遷の歴史


■ マゾ写メ  

Mazo_Shame_20111216101358.jpg S女性にM男の恥ずかしい姿を撮影されちゃうマゾ写メ (>_<)







メディアに見る女王様の地位向上の歴史



 乳房は見せても、顔はみせない乙女心...








[ 2022/04/09 13:25 ] 昔のSM雑誌から | トラックバック(-) | CM(0)

どんなご縁で(仮) 

秀美女王様_SMグラビア

 これも前回の和樹女王様と同じ一般写真週刊誌からの1枚。

 そして指名したくても、ご縁がなかったという意味でも同じ。

 だったら、同じ記事の中で言及すればいいのにっていうツッコミも予想されますが、僕、

 「二人女王様」って、どうも苦手なんですよね (>_<)

 一回のセッションでは、お一人女王様というのが基本であります。

 でなければ、メインの女王様以外に、女王様は3人以上が理想です!

↑ 意味不明





[ 2022/04/01 18:59 ] 伝説の女王様 | トラックバック(-) | CM(0)


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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