
今さら言うまでもなく、顔面騎乗において大切なポイントは、(いろいろありますが)一つにはご奉仕関係だと思われます(たぶん)
プロ女王様の中には、
おマ●コだけは舐めさせないんだからネ! と、最初から啖呵切ってくるツワモノもいます。
そうかと思えば、たまには
「最終的にはどこを舐めたいの?」 と、ストレートに尋ねてくれるベテランもいらっしゃいます。
まぁねえ・・・ ここら辺は人それぞれ、女王様次第だと思います。
一つのポイントは、「前」か「後ろ」の問題にもなるのですが、いずれにしても、それを逝っちゃ〜オシめ〜よってな感じて、あまり好ましくないと、僕は思います。
アソコを舐める舐めないの問題は、オプションとかメニューで決まってる場合はともかく、ラシオラみたいにドミナの裁量にまかされているなら、別に決めなくてもいいんじゃないかな。
ノリで。 頑張って女王様に認められたなら、ご褒美として、「ご奉仕」させて頂ける。
まぁねえ、昔からなんとなく、そういうコトになっているような気がします。
これぐらいのスタンスで、もしダメだったら、努力が足りなかったとあきらめる(>_<)
どっちでもいいから、とにかく、命令して欲しい。
もしも、女王様的にイヤだったら、ギリギリのところで「ハイ、そこまで!」とかわせばいい。
僕の場合は、最初のカウンセリングというか打ち合わせの時でも、なんとなくこういう「肝心な部分」はあやふやにして、とっておきたいというのが本音であります。
やってみなければ、どうなるかワカラナイというスリルは、リアルで本物だよ。
後ろはいいけど、前はNGという女王様もよくいるんで、その辺りは気をつかいますね。
アナル奉仕していても、どさくさに紛れて舌を伸ばすと、アソコに届いてしまったりとか。
顔面騎乗の場合は、
てか、前も後ろも同時多発的に舐めちゃいたいですよ(>_<) 業界で長いベテラン女王様は、
「結局、舐めたいだけなんでしょ?」 と、ケロリンと、何もこだわらずに好きにさせてくれる場合もある。
だけ、ではない。
それもある (。。)☆\バキ それもあるけど、それだけではない。
例えば、匂いを嗅いだり、近寄ってくるアヌスを眺めて、濃厚接触する直前の瞬間に離れてしまう(女王様がしゃがみかけて、また立ち上がる)「間」だとか、そういう複雑なバリエーションが無限に連なる宇宙のような時空を心理的・身体的、物理的・非論理的に味わいたいんだよ。
とか説明してみたところで、女王様の方はキョトン(←もしかして死語?)とされている。
何度目かのセッションでこの女王様は、まったりした顔面騎乗の最中に、
「宇宙? 宇宙見えてる?」 と訊いてくれたことがあったんだけど、なかなかやるじゃんと、その時は感動した。
いや、そうではなくて、顔面騎乗の魅力は非常にパーソナルなもので、特定秘密だと言いたいのです。
そんなこと逝っても、開示しなければプレイは進まない、と思われる向きもありましょう。
言葉責めで強制的に自白させられるのもいい展開だと思う。
「舐めさせて下さいと、お願いしなさい!」 と命令されるのも、萌え〜かもしれない。(実際、そういう女王様もいらっしゃった)
昔、僕は「顔面騎乗して下さい」と、直接言えないマゾだったことを思うと、哀願させられる屈辱の瞬間は、屈折してるようでいて、素直になれる唯一のチャンスだった。
そのようにして特定秘密を開示し、自らの真実をさらけ出す快楽が、顔面騎乗にはある。
いや、他の調教・責めにも当てはまるとは思うのですが、顔面騎乗は緊縛や鞭・ローソクよりは、奥が深く、複雑で、わかりにくい巧みの世界であろう。
緊縛や鞭愛好家も、同じことを言うだろうけど・・・
比べても仕方がないのはわかっていますが、鞭や緊縛よりは、僕に限って言えば、ただただ、真剣に、本当に、宇宙いち顔面騎乗が好きな
だけです。
それ
だけではないのですが。
顔面騎乗を表現するイラストでは、舌舐め奉仕の描写に鑑賞の目は向うことが多い。
そして、顔面騎乗絵図の神とも言われる春川ナミオの作品では、そこの描写が上手いぐあいに曖昧です。
具体的に描かれているような図は、意外なほど少ない。
男の舌が、見えるか見えないかギリギリの部分でとどめている。
暗藻ナイトやその他の現代作家の場合、特にこだわりを持つことなくさらりと表現しているような印象を受けますが、ここの露骨な描写があるかないかで、顔面騎乗としての価値が決まると逝っても過言ではないだろう。

ちなみに、このイラストも、あんまりペニスに目立った動きはないようですね・・・