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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

日本一のM男の魂 

日本一のM男_2

 歳とると、体力が落ちてくるものなんだ。

日本一のM男_1

 今さら手遅れとは思いつつ、部屋で筋トレとかストレッチをやってみようかとも思うのですが、モチベーションを維持することの方が難しいですね。

日本一のM男_3

 こういう女王様がパートナーになって頂けると、持続可能なのですが・・・

 マゾヒズムも、体力の一つなんだな、と思いました。

日本一のM男_4

 体力増強や健康維持の名目でやるには、動機が不純という気はします。

 いつもより動悸も激しくなるだろうし、心臓マヒや心筋梗塞のリスクも高まるでしょう。

 高齢者マゾの方がこのようなプレイ中に逝ってしまうというのはシャレにならない。

 しかし、生前に春川ナミオさんがおっしゃっていたように、女性のお尻の下で死ねれば本望という心境が、今頃になってようやく、身に沁みて心に刺さるものがあるのです。

 あるいは、谷崎潤一郎の名作「瘋癲老人日記」で、憧れの女性の足の拓本から仏足石を作成して、自身の墓石にしようとする主人公の爺さんの気持ちも、今だからこそ理解できる。

 顔面騎乗や女性崇拝、ご奉仕の真っ最中に、来世を願いもせず、今世に執着も持たずに、

 「ああ、今、おれは死ぬんだ」とさえも思わずに、さりげなく、あっさり、コトっと、逝く。

えいちゃんコレクション_201

 苦しみの中に最高の快楽があるマゾヒズムにとって、理想的な大往生ではなかろうか・・・

 しかし、顔面騎乗されている時に死んでしまったら、女王様に申し訳ない。

 誰にも迷惑をかけずに、静かに、苦しまずに... コトッ と、逝きたいものですじゃ。



■ 日本一の男の魂



■ 拷問されたい願望
日本一の拷問男 _1


■ Go To SM クラブ

「週刊ビッグコミックスピリッツ」 2020年51号




[ 2023/03/28 19:08 ] BdSmマンガ夜話 | トラックバック(-) | CM(6)

これは奇抜な女だ 

奇抜な女だ


 1949年(昭和24年)に発行された雑誌です。

 最近はあまり聞かないコトバですが、「奇抜」って、どういう意味なんでしょうか。

 「奇抜な女」っていう表現も、昨今では物議を醸しそうな言い回しでもあります。

 「奇抜なファッション」とか、アイデア、演出、手法などにはよく使われる言葉ですが、人に対しての形容詞としては、やや使いにくいと思う。

 この雑誌で表紙に使われているイメージが、当時の共通認識だとすれば、今はもう奇抜な人だらけ。

 奇抜の定義・解釈が今と全く違う。

 戦後すぐに婦人参政権が実現したとはいえ、まだ女性蔑視的な雰囲気も残っていた時代かもしれない。

これは奇抜な女だ_02

 それはないにしても、とにかく奇抜なレイアウトで売りたいというエネルギーを感じます。

 まだ写植技術が普及していない状況の中で、アナログなコラージュで頑張っている図版。

 この版下を作成した人は、マゾヒストの気があったのでしょうか。

これは奇抜な女だ_03

 後ろに見えるのは銀座の和光ビルじゃないかと思うのですが、これも勇気あるというか、今だとクレーム来ますかね。

 カストリ雑誌だから、まぁどうでもいいようなものの、後の時代を先取りするような、アヴァンギャルドな感性ではなかったでしょうか。

 戦後の混沌とした状況の中、出版文化も手探りであったろうと思います。

 男子の妄想、要望の中に、「奇抜な女性」を待ち望む機運の黎明期だったのかもしれません。

 誤解を恐れずに言わせて頂くなら、SMの女王様になれる、あるいはなれそうな人材は、奇抜な女性と言えるのでしょうか・・・ 
 
 現代においては、それこそ奇抜な考え方になってしまうのかもしれません。

 どちらかと言えば今は、昔に比べると、ごく普通の女性、あるいはいいとこのお嬢さんが、SMクラブの女王様に参入してきている時代になって久しいと思われます。


 ■ 女王様の地位向上の歴史

 昔の女王様はなぜマスクで顔を隠していたのか?

■ SMフェニックス
SMフェニックス_表紙

■ 奇譚クラブのマゾフォト

PU_Kitan_OLD_MazoPhoto.jpg






 ■ マゾフォトのカメラ目線

マゾフォトの目線



 ■ SMスナイパーの廃刊

 SMメディア変遷の歴史







[ 2023/03/24 18:27 ] マゾの手帳 | トラックバック(-) | CM(2)

貞操帯プレイの謎 

貞操帯への思い

 余談ですが、射精管理や貞操帯プレイって、心理的なロールプレイとしては理解できるような気がします。

 きちんとしたお付き合いのあるパートナーさんとの長期的な関係であればともかくとして、例えばSMクラブなどでの、いざ実際にセッションの現場においては、最終的に貞操帯を外して、許可を得ての自慰(あるいは射精)などは許されるものなのでしょうか・・・?

 もちろん、女王様との取り決めや距離感、ケースバイケースというのもあるでしょうけど、例えばSMクラブ等での限定された空間、時間において、その場でのファイナルファンタジーとしての射精は「アリ」と考えてよろしいのでしょうか・・・?

 「支配と服従」というシナリオのコンセンサスがあれば、両者の合意のもとで、逝ったり、逝かなかったりというドラマツルギーが想定されると思われます。

 「逝ってはダメ!」という命令の下、お許しなく逝ってしまうという大団円?

 はたまた、ルイーンド・オーガズムというオプションもあるでしょう。

 ただ、貞操帯をつけられてから(あるいは自分でつけて)、そのあと外されるまでの間に、どのような物語が展開するのでしょうか。

 なにしろ、僕は貞操帯を付けたくても、サイズが小さすぎて装着出来ず、また管理されるほどもたない早漏というお粗末なペニスであり、しかも仮性ホーケーという、マゾの三重苦に悩まされてきました。

 大人のオモチャみたいな貞操帯を購入したこともあり、骨董品を眺めるようにして妄想に耽る程度で、具体的なシナリオというか、言葉責めのイメージが思い浮かばないのです。

 例えばSMクラブに120分ぐらいのコースで入ったとして、仮想ストーリーとしては、「一週間オナニー禁止」とか命令されていたつもりになって、貞操帯をつけられてからわずか30分後を「解禁日」とする設定を無理矢理こじつけて、外してもらって晴れてオナニーをさせて頂く・・・とか? そんな感じの展開もあり得るのかどうか・・・?

 まぁ、「貞操器具を女王様の手によって装着される」という設定自体がすでにエキサイティングだとは思います。

 もう、どうにでもしてくださ〜い (>_<) という無防備な屈服の果てに、どのような物語が想定され、実際に行われているのか・・・

 謎です。 

 やったことのある経験者にしかワカラナイ知見が、貞操帯プレイには潜んでいます。




■ 男性貞操帯プレイ
CB_6000_b

■ 射精管理の起源と歴史



■ 射精管理



■ 初心者M男の初級射精管理講座
GTOP_67_射精管理


■ 爺(自慰)の自粛





[ 2023/03/20 19:36 ] マゾの手帳 | トラックバック(-) | CM(3)

大江健三郎さんの訃報に接して 

死者の奢り

 大江健三郎は40年以上前、学生時代に読んだっきりで、ほとんど興味はなくなっていましたが、「死者の奢り」という本だけは大切に保管していた。

 愛読書というわけではなくて、なんとなく手元においておきたい本。あえて言うなら人にもあげられない。このタイミングだと、読みたいと思う知人にであれば贈ることができるかもしれないが・・・

 この人は、僕だけの感じ方かもしれないけど、日本のトルストイかドストエフスキーみたいな感じに、偉大な作家だし敬意を抱くものの、必ずしも好みのタイプではなく、彼の作品を愛する読者との対話や議論も避けたい気分。
 
 でも今の時代に、惜しい人を亡くしました。

 世の中が、特に日本がもう少しマシになるためには必要な作家、思想家だったと思います。

 読まず嫌いだったような気もして、哀悼の意を込めて何か精読してみたい心境。


 大往生だったと思います。

 心からご冥福をお祈りいたします。




■ マゾの本棚
俺の本棚

■ ひざまずいて足をお舐め
ひざまずいて足をお舐め


■ 新しい分かり方
新しい分かり方

■ やっぱり人はわかりあえない
やっぱり、人はわかりあえない


■ お尻の穴
アナル・アナリシス


■ 伯爵夫人 蓮實重彦
伯爵夫人






[ 2023/03/15 15:35 ] マゾの本棚 | トラックバック(-) | CM(0)

歪な共有願望 

エゴン・シーレ

 勝手に人のブログや海外サイトから、自己投影できそうな画像を紹介していた自分が、自らのプレイフォトを公開するようになるとは、このブログを始めた当初は思ってもいませんでした。

 成長した、というか変態度が上がったと言うべきか...

 余談ですが、「そちらのブログで紹介して欲しいセルフ写真があるので晒して欲しい」といったご依頼やお申し出が、時々、読者の方から舞い込みます。

 自分のコトを棚にあげておいて、偉そうに言うつもりはありませんが、ごめんなさい、そういうご要望にはお応え致しかねますので、よろしくお願いします。

 お気持ちは、わからないでもありません(たぶん)

 ただ、よりによって何もこの中途半端でマイナーなブログでなくとも、今はSNSなどで、気軽に自撮り画像を公開できる世の中ですし、ご自身でご自由にのびのびとやられる方がよろしかろうと思います。

 第三者によってさらし者になりたいという願望もあるのかもしれません。

 であるならば、パートナーの女王様にお願いして、露出されてみてはいかかでしょう。

 まぁ、それができないから、似た者同士と思われる僕みたいなブロガーに依頼されるのかもしれませんが・・・

全裸でオナニー開始!

 僕は、どちらかと言えば「のびのび」とは、実はやってはいないのです。

 苦し紛れにやっている、と言った方が近いのかもしれない。

 行き場のない思いを、誰かに受け止めてもらいたい、などという高邁な気持ちなどでもなく、もちろん自己主張などではありえず、ただ、よくワカラナクて得体のしれない、自分から離れていってしまうものを繋ぎとめるために、なし得る限りの苦悩のなれの果て・・・みたいな?気がします。

 懇意にしているM紳士やブログ仲間の方から、思いがけず秘蔵のお宝写真を頂くこともあり(非公開を前提にした頂き物)、それはそれで貴重で光栄な賜りものなのですが、受け止め方がよくわからずに、戸惑うこともあります。

 ぐさりと心に刺さり、共感と思い入れが芽生えたとしても、それ故に逆説的に紹介できない気分も発生したりする。

 似た者同士のご同輩の趣ですから、どんな写真であろうとも、心を寄せてみたい気持ちはありつつも、自分で思い入れを抱けないような、見ず知らずのイメージを紹介するのだけは、気がすすまないものなのです。

 お互い様なのかもしれませんが、理解して下さい、と申し上げるのも心苦しい限りです。

 それでも、どうかご理解、ご了承を願い致します。

 恥ずかしくて、あまりためにはならないブログではありますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。


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■ 恥ずかしいマゾがいる。マゾの恥ずかしさというというものはない


■ そうだったのか!羞恥心
何となく変態

■ 愛のおめグミ調教









[ 2023/03/14 09:21 ] つぶやき | トラックバック(-) | CM(0)

女神様の指紋 

女神様の指紋責め

 だいぶ昔ですが「神々の指紋」という、英国のグラハム・ハンコックというジャーナリストのベストセラーがありました。なかなか刺激的な内容で、ノンフィクションと言われるわりには、妄想を肥大させてくれる啓蒙的な著作で、物議を醸していたという印象が残っています。

 神様なんて本当にいるのか知らんけど、もしいたとして、その指紋については無頓着。

 だが、女神様の指紋となれば、話は別です。

 昔むかし、僕はある女王様に顔面騎乗をされながら、ペニスを弄ばれていました。

 なかなか刺激的な内容なのに、僕のそれがイマイチ反応していなかったので、彼女が、

 「ローションある方がいい? それとも、ない方がいい?」

 と健気に尋ねてくれました。

 「アタシはない方がいいな。 それに無い方が、アタシの手がよくわかるでしょ?」

 一応はオプションを投げかけても、有無を言わせない仕切り方が巧みです。

 僕は仮性包茎で、勃起していない時に亀頭は皮に覆われて守られています。

 それを剝いて、素手の指で刺激するという、僕にとっては恐ろしいことをこれからやろうとする。

 そういう合図で、僕のソレは恐怖で縮み上がってしまった (>_<)

 そんなことにはお構いなしに、女王様はペニスをコスこすと、ソフトな指さばきでしごいてくる (>_<)

 うふふ、どお? きっとアタシの指紋もわかるわよ

恐怖の指紋責め

 彼女は皮を剥いて亀頭を半分ほどムキ出しにして、親指の腹で押さえつけて、スリスリとこすっているよう...

 それもローションをつけずに (>_<)

 そんなことは自分でもやったことがないのに〜 (>_<)

紙面責めスポットライト

 うふふ。指紋があるから、こすれて気持ちいいのよねえ〜♪ 

  ああ・・・ (>_<)  そ、そんな・・・そんな、ソンナそんな、 (>_<) (>_<) (>_<)

 どうなの? なんとか言いなさいよ。それともハイヒールで踏んで欲しいのかしら?


 僕は顔面騎乗されていて、舌は彼女のアナルの中に入っており、話すことができない。

 舌の動きで返事なさい。舌を伸ばして奥まで突っ込んだらYes で、引っ込めたら No よ。

 僕は思わず舌を引っ込めた。

 あら、まぁ、ハイヒールで踏んで欲しいんだ〜

 僕は混乱して、もがきながら首を横にふってみた。すると女王様は軽くふわっと腰を浮かせてくれた。

 お、お許し下さい女王様ぁ・・・ と僕はかろうじて言えたと思ったのもつかの間、お尻はすとんと降りてきて、僕の口はまた塞がれてしまった。

 気まぐれな美しき暴君は、僕の反応で遊んでいるようだ。 それが嬉しかった。

 アタシの指の動きに合わせるように、オマエも舌を動かしなさい。

 僕は言われた通りに、ゆっくりと舌を彼女の菊門のまわりに這わせていきました・・・


 ところで、後方の壁に貼ってあるイラストにお気づきでしょうか。

 彼女はセッション前にこの絵を見てましたが、何も言わずに微笑んだだけでした。



 この女王様に僕は、特に台本を用意せずに、部屋の壁にFemDom 絵画やイラストを掲示しただけでした。
 
 気が向いたら、僕のお気に入りのイラストを参考に、プレイを進めてくれることを期待しつつ・・・

 彼女は僕のペニスをソフトに握り、ゆっくり、ゆ〜っくりと皮を剝いていき、

 完全に亀頭の表面を剥き出しにしたかと思うと、

 「チンポ剝きむき♪」とリズミカルに歌い、また元に戻すという「遊び」を、

 何度も何度も繰り返して楽しまれているよう・・・ (>_<)

ちんぽムキムキ

 女王様は僕の急所を押さえつつ、彼女にとって面白い遊び方を「発明」する。

 僕に怖いことをするようなフリはしますが、恐怖のどん底に突き落とすようなことはしません。

 顔面騎乗されて視界を遮られているので、「指紋」という言葉が、いつもとは違う意味を持って響く。

 「指紋があるから擦れて気持ちいいのよね〜♥︎」

 と、再び彼女は、独特のリズムで口遊みながら、指でこすこすと弄ぶ。

 彼女の声は限りなく優しく、僕の心に沁み込んでくる。

 女神の指紋を、感じたような気がしました。


 
■ 粋に逝きる
絶対領域を舐める本当の自分

[ 2023/03/10 09:06 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(5)


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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