
俺はある日、女王様にこんな命令をされた。
いいこと! 私がいない時の、これからの貴方の日常生活の規則を命令するわよ。
自分の部屋で一人でいる時に、私のことを思う時は、必ず全裸で四つん這いになってなさい!
そうやって、いつも女王様である私のことを頭に刻みこむの。
そして、オナニーする時には、大きな声で私に許可を求めるのよ。
私がそばにいなくても、遠くにいる私に聞こえるような大声で、
オナニーさせて下さい〜って、私に懇願するの!
アナタのオナニーのやり方も私が決めるわ。
いつもどうやってるか知らないけど、これからは、こうしなさい。
跪いて口を大きくあけて、舌を伸ばす。
その状態で私のお尻を舐めていると想像しながら、オナニーしなさい。
でも、射精はダメ!
私のお尻を実際に舐めている時でないと、射精できないように調教してやるわ!
女王様のお尻を舐めている時にだけ射精します! って、自分の口でおっしゃい! あぁぁ... 俺は女王様のお尻を舐めている時にだけ、射精をさせて... 頂きます...
自室で独りでいる時にも、アタシの言いつけをきちんと守るのよ! わかった? 私のお尻を舐めていると空想しなしながら、今みたいに舌を長〜く伸ばしてオナニーすること!
【追記】
まだまだ蒸し暑い日が続きますが、部屋で全裸になるのも慣れてきて、もうあまり違和感がない。
しかし、全裸で四つん這いになって舌を伸ばすポーズを独りでやるのは、さすがに違和感がある。
プレイ中でなく、自室で独りぼっちでやる。これはある意味で異常?
はたから見れば、気が狂ってるとしか思えないだろう。
そこに女王様がいて、ツーショットであれば、「あぁ、これはSMプレイなんだな」と納得される光景。
独りぼっちのストーリー・プレイは、孤独な老人の夢物語となる・・・
瞑想のように、座禅のように、四つん這いになって、舌を伸ばす訓練をする儀式。
神聖な儀式としてこれを行う幸福を与えてくれた女王様には、感謝の気持ちでいっぱいだ。
■ 第三の男
■ 陰影礼讃
■ 仮面の告白
■ 尻に吠える
■ 悲しき玩具
■ この人を見よ!