
最近、ちょっと気になっている FemDom Art をご紹介します。
教会らしきところへ奴隷を「持参」していく貴婦人の姿。
これだけならどうということのないFemDom的な描写ですが、注目したいのは二人の前方(画面としては後方)の壁に見える、祭壇画のように圧倒的な存在感で迫ってくる大理石の彫像。
数年前、イタリアのサン・ピエトロ大聖堂を訪れた時の記憶が蘇った。
中世のイタリアにありそうな荘厳な様式で、神秘的とも、不気味とも言える雰囲気が祀られています。
なにやら意味深な寓意も見えそうな、妖しい美しさが光ります。
鞭を持つ女神?のような、その下に全裸で拘束されている男たちのレリーフ。
教会でなく礼拝堂かな?
僕のよく知らないアーティストですが、想像力を膨らませてくれるような作品。
西洋美術の伝統をバックボーンに持つアーティストの作品は、ひと味違うと思います。

同じアーティストによる別の作品です。