
必要かどうかはともかく、それがなくても生きるのには困らないけれど、苦痛を快楽に変換できる能力は「あったら楽しそう」というのは、それがない人にも理解できるのではないでしょうか。
怪我や病気など切実で身体的な、あるいは心理的な苦しみに耐えうる基本的な能力というのは、本来人間は持って生まれています。
苦しみに対処するためにマゾヒズムが有効ということではなく、もしそれがなかったり、バランスが悪かったりすると、心が病んだり、死に至ることもあるかもしれません。
近年、自殺者が増えている傾向にあるのは、マゾヒズムがないがしろにされているからではないでしょうか。
マゾヒズムが必ずしもあなたの人生をよいものにするとは限らないにしても、オプションとして持っていても悪くはないと思います。
生まれながらマゾヒズムを持っている人は、劣等感に悩まされず、それを誇りにして実り多い人生をおくりましょう。
それ(マゾヒズム)がない人は、すぐマゾになるべきです。
では、どうすればなれるのか?
それが難しい。
ただ女性の足もとに跪いて足を舐めればいいというわけではないのです。

努力や勉強をしてなれるものではありません。
特になりたくないのに、なってしまうこともあるし、どうしてもなれない人も大勢います。
気づいたらなっていた! などという事例もあります。
最近は、けっこういい年齢になってから「Mに目覚めました」という人も増えているようです。
そういう人は始めからそのような素因を持っていたか、自覚がなかっただけでマゾだった可能性もあります。
人生にマゾヒズムは必要なのだと悟ることが出来れば、マゾな人はより豊かで輝きのある人生をおくれるし、マゾでない人は、マゾを目指して前向きに生きることが出来るはずです。
人生にマゾヒズムは必要なのです。
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自分自身に言い聞かせていませんか??(笑
ずっと疑問。
理想の女王様って、所謂とても美しく博識で完璧なプロ女王様なのですか??
homerさんのblogでお見かけする方々も含めて、プロの女王様との話ばかり。
既婚者だと妻にはそんな…って思うのかしら。
別世界の話、ってホントは無いと思うんですが
男のロマン、なのかなァ。