
キリストの割礼(グイド・レーニ 画、1640年頃) 割礼については「旧約聖書」にその記述があることから、ユダヤ教信仰の一環という認識も多いようですが、古代ギリシアの歴史家ヘロドトスの「歴史」にも、古代エジプト人・エチオピア人も昔から割礼を行っていたと紹介されています。
しかし、古代ローマやギリシアではそのような風習がなかったため、奇異の目で見られていたのかもしれません。
その後、キリスト教の影響もあって割礼文化は西欧社会に広まっていきました。
割礼、つまり今で言うところの「包茎手術」は、歴史的・宗教的・衛生的な理由を問わず、西欧社会ではわりあい「普通に」行われる一方で、日本ではそれほど普及していない観があります。
ですから、
「包茎チンポが虐められる」 という文化・風習は、
日本独特のもので、西欧社会ではあまり一般的ではない。
というよりも、欧米の成人男子の包茎率が低いというのが、彼らがマイノリティとして迫害されずに生き延びてきた最大の理由でしょう。
キリスト教徒はしばしば弾圧されてきましたが、包茎という理由で差別されたり、虐められることはなかったのです。
そもそも、みんな恥ずかしがって言わないから本当のところ正確な数字が不明ですが、どうやって調べたのか日本人の包茎率は
7割を超えるという統計データもあります。
もしそうであるなら、日本人のマゾヒストの7割も包茎とも言えることになります。
M男自体が少数ですから、その中に占める包茎マゾ男の密度はかなり高いと思われます。
欧米男子のマゾヒストの包茎率は、これまで低いと考えられてきました。
欧米のマゾヒズム願望の大きな項目にCBT (Cock Ball Torture)というのがあり、その映像数は膨大です。
その中で「チンポ虐め」のイメージには、多くの場合、皮の剥けた立派なペニスが登場します。
しかし近年、インターネットによる無修正画像の異常な「解禁現象」により確認されたのが、少数ではあるものの、
欧米の成人男子にも包茎野郎が少なからず見受けられたという事実です。
例えば、English Mansion というサイトにあるFemdom ムービーには、
包茎のM男を虐める女王様の物語がありました。

少ないながらも、あっちにも包茎野郎はいた。
画像の修正や不正ではなく、包茎チンポはあります!
それでもBDSMというジャンルに限って言えば、少なくともFemale Domination(女性支配)というカテゴリーではやはり少数派なのが包茎チンポ。
包茎チンポが女性にバカにされたり、辱められるという優れた伝統や文化は、日本固有のものであることを認めざるを得ません。
国際社会におけるマゾヒストの包茎問題について、我が国は積極的に支援と保護の政策を打ちだし、彼らがもっと気持ちよく虐められる環境を整備していかなければならないでしょう。
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