fc2ブログ

マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

メタ・メッセージ 

顔面騎乗が好き!

 顔面騎乗という言い方もずいぶんとポピュラーになりました。

 しかし僕は今でもこの言葉が、ナカナカ口に出せません。

 声に出したくない日本語ですが、昔はコレが言えなくて苦労しましたし、泣きました。

 苦しまぎれに「女王様の椅子になりたいです!」と言ってみたら

 四つん這いにさせられて背中に座られたりして。( >_<)

 まあ、それもアリ なんだろうけど、

僕の本当の気持ち、「心の闇」がわかってない。

 ↑ そんなの、誰もわからんって


 そういう貴重な(=イタイ?)経験をしてからです。

 春川ナミオの絵をSMクラブに持参するようになったのは。

顔面騎乗のメタメッセージ2

 女王様に「こんな感じで・・・」と、ためらいがちにお願いする。

 こういう絵を人に見せるという行為自体が、たいへんに 恐ろしい時代 でした。

 この絵と同じようなコトをして欲しい!という隠されたメッセージ。

顔面騎乗のメタメッセージ1

 これは特に隠されているとは言えないけれども、メタ・メッセージがある。

 ただたんに顔の上に座ってもらって、それで「ハイ、おしまい」というわけではない。

 初めての時はもうそれだけで、その一瞬だけで満足してしまいましたが、顔面騎乗されている間には、多くのドラマがあります。

01_Message.jpg

 メタ・メッセージとは、本来の意味をこえて、別の見方・立場からの意味を与えるメッセージ。

 よく使われる例に、思春期や児童期に好きな異性をいじめるというメッセージは、「好意」というメタメッセージがあります。

 メタ・メッセージはスムーズに伝わらないし、誤解されることも多い。

  顔面騎乗のメタ・メッセージにはいろいろありますが、「羞恥心」であったり「圧迫感」であったり、あるいは死と隣り合わせの「窒息感」もあるのかもしれない。

アナル奉仕


 根底には舌奉仕の願望が隠されていますが、人によってはそこに癒しや「お尻の奥には何があるんだ?」という探究心を追求する場合もある。

 M男に限らず、男性にとって女性のお尻は神秘的でミステリアスな存在。

 己のマゾヒズムを充足させる手段として、奉仕活動から奴隷、家畜状態、物体(便器)化などなど、実に様々なリビドーがある。

 そんな偽善的なことを言う前に、ひとたび女性が男性の顔の上に座ったなら、次にどのようなアクションが期待されるのか。それは明らかでしょう。

02_Meta_Message.jpg

 そこのところは、言わなくてもわかって下さいよ〜(>_<)みたいな...

 SMクラブには、そのメタ・メッセージをわかってくれない(受け取ってくれない)女王様もいらっしゃいます。そのこと自体は別にいい悪いの問題ではありません。

 メタ・メッセージの理解力の有無、受け取る気持ちのあるなしは別の次元になる。

 シンプルに言うと、タイミングや相性、あるいはたんなる「やる気」の問題でしょう。

 こちらとしても、メタ・メッセージをくどくど説明する勇気はないし、そうなるともうそれは「メタ」ではなくなってしまいます。

03_Message.jpg

 あからさまに説明すると、情趣が消えてしまう。

 本来的には説明不能な世界です。わかってもらえなければ、それまでのこと。

04_Meta_Message.jpg

 ある程度のことはわかっている。わかられていると信じることにロマンを感じます。


 本当は、ストレートに自分の気持ちを正直に言えれば、苦労しないのだけれども・・・。

 「貴女が好きです」ときちんと告白する前に、(それがナカナカ言えないから)食事に誘ったり、鞭で打たれたりしてデートを重ねるのはごく普通に一般的に行われていることでしょう。

 顔面騎乗は、「好きです」と、告白するのに似ているような気がする。


似てネ〜ッよ  (。。)☆\バキ
 


 無理をせず、かといって手抜きもすることなく、メタ・メッセージの交流が実現できれば、それは素晴らしいコミュニケーションだと思います。


顔面騎乗が好き!

 ↑ のメタ・メッセージが コレ ↓

MetaMessage_comic_01.jpg
 




【顔面騎乗関連記事】


■ 顔面騎乗の起源と歴史

■ 顔面騎乗の社会的評価

■ 顔面騎乗に市民権を与えた男

■ よくわかる顔面騎



【大好評「試験に出る!シリーズ」】

■ 試験に出る春川ナミオ

■ 試験に出る顔面騎乗

■ 試験に出るSM


■ 文豪座談会

明治の文豪も愛した顔面騎乗


■ 別の日の会話
No_15
 北川プロのCEO、北川繚子さんが語る顔面騎乗論。舌奉仕は顔面騎乗において是か非か?


Meta_Message_of_FaceSitting_04.jpg



関連記事
[ 2014/07/13 21:41 ] 顔面騎乗探求 | トラックバック(-) | CM(9)
ご無沙汰しております。

この時期は、某女王様に無理を言い、「冷やし顔面騎乗」が心地良いですが、あまり冷やすと、日本酒でいう「吟醸香」、そう 素敵な香りが失われるので室温より少し下げる程度が宜しいと想います。

昔、ある女王様と顔面騎乗の話をしていた時に、女王様曰く、男性に顔面騎乗をしてもらったことがあって、感動したことがあるそうです。

それは玉の部分が最初は、気持ち悪かったが、最後は気持ち良かったそうです。ただビジュアル的には最低だそうです。

男は・・・いいえマゾヒストはこだわりを捨てたら終わりです。


嗚呼、貴兄と呑みたいです。
サラリーマンは辛いです。
でもないか
[ 2014/07/14 20:18 ] [ 編集 ]
鞭で打たれたいです=好きです。 これは完全に同じ意味です。
でも、僕もちゃんとこちらの『本来の希望』を『言葉で』伝えられたという記憶はないですね。
『死ぬまで鞭で叩いて下さい』ではヤバすぎるし、『死ぬ程鞭で叩いて下さい』では死ぬ程の範囲に個人差がありすぎるし、『死ぬちょっと手前の、キモチよくなるところまで叩いて下さい』なんて言えば、バカにしてるのか?と思われる恐れもあり、、。
色々悩みましたが、上手く行った試しなかったです。でも顔面騎乗でも同じ悩みがあったとは知らなかった(笑)。
[ 2014/07/19 17:08 ] [ 編集 ]
「 鞭で打たれたいです」っていう言い方は、ずるい。

 ていうか、かっこいい。かっこよすぎ!!

 でも、細かいところまでは、ナカナカ言えないものですよね。

 そこんところが一緒かな。


 「顔面騎乗されたいです」というのは、かっこ悪いし、やっぱり面と向かっては言えないよなぁ〜

 (特にル○子さんには)
[ 2014/07/22 16:18 ] [ 編集 ]
おお! 男がする顔面騎乗なんて、発想すらなかったです。

  ・・・というか、発想したくないよ〜(>_<)


マゾは、恥は捨てても、こだわりは捨てられませんよね。

 今度、どこかで一杯やりましょう。聖水でなくて普通のビールで。

[ 2014/07/22 16:22 ] [ 編集 ]
ホーマー様
始めてまして

何でも極めると事は素晴らしいと思いながら、いつもブログ拝見させて頂いております。

ただとても不思議なのは、どうしてこういった嗜好があるのに

あまり風俗に行かないというのはなぜなのでしょうか?

自分は性に耽溺して毎月のように風俗に通っています。

とても不思議です。

興味本意なだけの質問、大変失礼と思いつつコメントさせて頂きました。






[ 2014/07/27 12:15 ] [ 編集 ]
おお! コメントありがとうございます。

ん? 極めてますか? 極めてないと思うんだけど・・・(^^)


 一般的に「SMクラブも風俗営業」というカテゴリーにならえば、僕も風俗に行ってると言えるのでしょうか。

 20代の頃は、先輩に誘われてピンサロやキャバクラみたいなところにも行ったことがありますが、あまり面白いと思わなかったです。

 それくらいなら、SMクラブのほうがまだいい。

 ただ僕は、SMを風俗的な文化とは思っていても、ソープのような風俗営業と同じ目線で見ていません。

 つまりソープ嬢と、SMクラブの女王様は別の職種だと考えています。

 (どちらがいいとか、エラいとかいうレベルの話ではないです)

 これは個人的な感覚で、なかなかわかってもらえないと思う。

 SMクラブが存在していなかった昔は、ソープ嬢(トルコ嬢)に女王様っぽいことをお願いしていたマゾヒストもいましたが、それは仕方がなくやっていたのでした。

 性やセックスと同一視できるSMもあるし、性行為の前戯的なオプションとしてのSMもある。

 そして、セックス不在のSMも。

 女王様とセックスしたい気もたまにはしますけど、原則としてセックスとは別物ですね、少なくとも僕にとっては。

 僕の考えでは、セックスは「身体だけでもオッケー」みたいなウエートが重く、心が通っていなくても性的エクスタシーが達成可能なのに比べて、SMプレイは精神的な部分が大切で、その場限りのおつきあいだとしても、セックスよりも濃い心の交流が可能なような気がしています。

 そして、それは不完全なのです。

 おそらく、僕は間違っているのかもしれません。

 フェチの世界にしても、脚だけで、靴だけで、髪の毛一本だけで逝ける人に、その対象となる女性の人格や心の交流は必要ないのかもしれない。

 もちろん、心の通ったセックスが素晴らしいのでしょうが、それは普通の人が感じることで、心の通ったSMの方がいいんだもん!と思えるところが、変態の変態たる所以でしょう。

 いや、最悪の場合でも、心の通っていないセックスよりは、心の通っていないSMでもいいんだもん(>_<)と思えてしまう。

 きっと絶対に間違ってますな、僕は。

 変態を自覚し、僕はそれを自嘲しますが、本当は変態じゃないことも密かに願っているような気がします。

 普通の恋愛をして、普通のセックスをしてみたい・・・のかもしれない。

 ま、正直自分でもよくわかりません。

 

[ 2014/07/27 14:48 ] [ 編集 ]
ちよっと言葉足らずですいません。

風俗といいいましたが、SMクラブのことです。
ホーマーさんは仕事が忙しい場合、オナニーも月1回くらいしかしないようなことを述べていましたし、SMクラブにも年に確か
1度くらいと言っていたような気がします。(どの記事だったか忘れてしまいましたが、間違っていたらすいません)

年に1度くらいで満たされるのかな?

なんてどうでもいいような質問です。
[ 2014/07/27 15:45 ] [ 編集 ]
 年に1度くらいでは満たされないんでしょうね。

 だからといって、毎月逝けば満たされるとも思えない。

 回数でなくて質の問題だと思う。

 若い頃は満たされなくて、満たされたくて一ヶ月に何度も通った時もありました。

 でも、結局、いつまでたっても満たされない。

 あるきっかけでSMが嫌になって1年以上リアルからご無沙汰していた時期もありました。


 毎回思うのは、「何か違う!」という後悔と、とりあえず成し得たという充実感の入り交じった違和感で、それに背徳心と羞恥、相性の悪かった女王様への不満など、様々に複雑な心境です。

 昔は、もう二度とこんなコトやるもんか!などと決意し、崩れて、また逝くという繰り返し。

 どちらかというと妄想するのが好きなので、現実は妄想に勝てないし、そういうものだと割りきっています。



[ 2014/07/27 22:25 ] [ 編集 ]
ホーマー様

僕もなんちゃってM男なのでよく女王様に要望を伝えたら、

「それだったら普通の風俗いけば?」なんてよく言われます。

女性に触りたいし舐めたいし、鞭嫌だし、縛られるのも好きでない。

ただ、顔面騎乗は好きだし、聖水や黄金プレイにも、なんの抵抗もありません。

誰に教わった訳でもないのですが、首絞められて失神させられることに異常に性的エクスタシーを感じます。

まあ、やっぱ変態ですね。そんな自分が嫌いです。

そんな訳で、こんな癖の変態プレイに付き合ってくれる嬢とも沢山遊びましたが、当然、恋したことはありませんでした。

別に偏見があった訳ではないと思っていたのですが、無意識レベルでは、やっぱり偏見もあったかと思います。

ところがです。最近、痴女系女王様にまさかの恋をしてしまいました。

女王様の汚いところ、全部拝見しましたが・・・・

なんか美しい。なんか、・・美しいぞ!

馬鹿みたいな発言かもしれませんが、真剣に好きになってしまいまし

彼女を想うと胸が文字道り痛いくなります。心臓悪いのだろうか?

この歳で恋なんてしないと思っていたした。しかも、女王様に。

なんか、理屈じゃないんですね。

これがホントに愛かは知りませんが。






[ 2014/07/29 22:33 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



さらに詳しく




【連絡先】

メールフォーム

励ましのお便りもどうぞ!





カテゴリー




 顔面騎乗に花束を!



homer 初監督作品!

ついに発売!(2010年7月)



【アンコール Top 画像】

お馬さんごっこ


月別アーカイブ


【最近のトップ画像】

PU_mesen.jpg

PU_GTOP_Randam_01.jpg

PU_Yudit.jpg

アクセスランキング

[SMカテゴリー]

13位

アクセスランキングを見る


m(_ _)m


ランキング