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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

不快の定義 



 最近はブログもアダルトものからSM関連も含めて、数の増加に伴いその内容はますます細分化、多様化してきています。過激さも以前よりエスカレートしてきている印象。M願望にしても、自分には「そこまでできない」ような内容がけっこうある。

 基本的に不快なら読まなきゃいいわけで、他人のやることだし、別にたいしたことなかろうなどと思っていたものですが、これからはそうも言ってられなくなりそうなニュースがアメリカで話題になっていました。

 ブッシュ大統領は先月、身元を明示せずに不快な書き込みをインターネット上で行ったり、迷惑な電子メールを送信したりすることを禁止する法令に署名しました。
 これはつまり変態ブログを匿名で公開することも犯罪になる可能性を暗示する法律で、憲法修正第一条(言論・表現の自由)ともからんで現在もかなり物議をかもしているようです。

 そもそも「不快」とはなんぞや? 

「女性から鞭で打たれたい」と思うことはある人にとっては不快かもしれない。
(ていうか普通は痛いし、不快なんでしょうね、やっぱり^^)

 だからといって、そういう願望や妄想を、あるいは体験記を書くことが、犯罪になるとしたら、これはかなり深刻な問題でしょう。

 不快と感じるかどうかは人によって異なるからです。ある人にとっては快感になる。そんな曖昧なことで犯罪を定義されてはたまらない。

 表現の問題とは少しズレますが、姉歯建築士による偽装やライブドア問題でも「違法性の認識」がとりざたされていました。法律で線引きをするのはどこからどこまでなのかというのは、とてもやっかいな問題です。

 例えば、使用済み下着を未成年から買うことを禁ずる条例がある。買わなきゃいいのならもらえばいいの?または成人した女性からは買ってもいいとか?
 さらにそういう条例のない他の都道府県ではオッケーだったりする。

 法律に触れなければ何をしてもいいのか?

 結局、個人のモラルの問題から整理しないとならないような気がします。

 青少年を犯罪から守るという視点は必要とはいえ、露骨な性的描写からも法律で規制するのには違和感を覚えます。または、ある特定の人にとって「不快」という理由だけでその情報を規制してしまってよいのでしょうか。

 今のところ日本ではこの種の議論はあまり活発ではなかった。もともと米国などに比べると個人の自由や権利を尊重するようなかたちで多様な意見を持つことが難しいとされる日本社会。インターネットの普及やブログの流行が、そうした壁を崩しつつあるような感じです。

 だけど、ブログなどで個人的な体験や妄想を公開することが、その内容に関して法的な規制が可能なのか必要なのかという議論はバカげている。

 親とか学校、またはプロバイダーの自主規制ぐらいであれば納得できなくもないですが、お上にとやかく言われたくないですね。




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[ 2006/02/01 21:51 ] 雑記 | トラックバック(-) | コメント(-)


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