
銀座の画廊で面白そうな作品展が開催中との情報が寄せられました。
ザッヘル=マゾッホに捧ぐ「毛皮を着たヴィーナス」
― 倒錯されたエロチシズムの光と影 ― フライヤーのイラストは河出書房から出ていた「毛皮を着たヴィーナス」の文庫の表紙で以前使用されていた金子國義による作品です。

主催ギャラリーの解説によると「マゾッホの描く肉体的な苦痛から快楽へと移行する、その支配と倒錯をコンセプトに展覧する試み」とあります。
平たく言えば Femdom、あるいは「男性マゾヒズムをモチーフとする」作品展ということになるのでしょうか。
女流の作家も出展しているようですが、もしかしたら女性サディズムも入ってくるのかもしれません。
SとMは同じコインの裏表という面があるとはいえ、男性マゾヒズムと女性サディズムの描き方に、ジェンダーの違いがどう反映されてくるのか実に興味深いものがあります。
本ブログ読者の皆様にも、おすすめだと思われますので、近隣の方はぜひご覧になられてはいかがでしょう。
スパンアートギャラリーにて、2月14日まで。もう来週いっぱいで終わりじゃん(>_<)
銀座2-2-18西欧ビル1F 11:00〜19:00 *最終日は17:00で閉館 休=日
こうしたコンセプトの作品展は全国的にも、というか感性のとんがった東京においてもチョー貴重。
情報をお寄せ頂いた新進気鋭のイラストレーター様に感謝致します。
僕も久しぶりに銀座に足を運んでみようかと思っています。
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このブログ記事になってよく見たら…
DM記載の参加の先生方の、大御所の大先輩の宇野亜喜良先生がいたりして…驚いてます!!
女性作家は皆S女なんでしょうか…(そうだったら凄い)。私の描いてるプレゼント用SMイラストがかすんでしまいそうです…。
ですが、私自身のポートフォリオに入れたい暗示的なフェムドムイラストのインスピレーションになりそうな展示なので、これは私も見に行きます!