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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

顔面騎乗の想い尻 

homer_memory


 恥の多い生涯を送って来ました。

 僕がなぜこれほどまでに顔面騎乗が好きなのか、その理由の一つはわかっています。しかし、そのことを明確に書いてきませんでした。大切にしていた思い出なので、気恥ずかしいというのもあり、これまで秘密にしていた。

 これが自分のマゾヒスムの原点なのかどうか、そのあたりは曖昧ではありますが、密接な関連性はあるでしょう。

 別に隠していたわけではありませんが、小学校の同級生の女の子との思い出を書いてみます。

 ちょっと恥ずかしいので、文豪の筆致をモノマネして。

吾輩はマゾである。

夏目漱石

 女王様はまだいない。

 どこでいつ、吾輩にマゾヒズムが生れたのか、とんと見当がつかぬ。何でも、吾輩が子どものころ、女の子が馬乗りになり、顔の上に座られた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて、女の子のお尻というものに触れた。

 しかもあとで聞くとそれは、お○んコという、女の子にとって一番大切で、敏感な部分であったらしい。

 このおマ○コというのは、時々我々を捕かまえて煮て食うという話である。しかしその当時は何という考えもなかったから、別段恐しいとも思わなかった。

 この当時は、マ○コとは、お尻の穴と同じだと思っておった。

 ただ女の子のお尻の下で圧迫され、スーと息もできなくなった時、何だかフワフワした感じがあったばかりである。お尻の下で少し落ちついて、女の子の顔を、下から見上げたのが、いわゆる「女王様」というイメージの、みはじめであったろう。

 この時、妙なものだと思った感じが今でも残っている。


 7歳の時です。

 学校の廊下で、仲良しの女の子と無邪気にじゃれあっていて、その子が馬乗りなった次のタイミングで、全く偶然に、彼女のお尻が僕の顔の上にありました(エリック・スタイル



 ここに、いやらしい気持は絶対に、絶対ありません。

 でも今振り返ると、本能的に男の欲望が芽生えたのは、この時だったのかもしれない。

 よくわからないです。

 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 【語ること、書くことは、ある経験を翻訳することであるが、その経験はしかし、それが紡ぎだす言葉のなかではじめて原典となる。】(モーリス・メルロ=ポンティ)

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


 言葉にならない経験というのは、言葉で表現できない。しかし経験に浸っているだけではいつまでもその経験の意味は明らかにならないと、メルロ・ポンティは「翻訳」のメタファーを使って言っています。言葉以前の経験も、言葉として整えられてはじめて形をなす。

 んなコトはど〜でもよくて、とにかくオナニーもまだ知らないお年頃でした。

 たぶん勃起も経験してなかったんじゃないか。

顔面騎乗で勃起

(ちなみに、勃起って、いつからはじまるんですかね? 女の子の初潮と同時期ぐらい?)


 異性を意識するとか、SMなんていう概念などない「まっさら状態」で、言葉にならない「顔面騎乗」を体験してしまったのです。

 僕はこれを長年、どうにかして「翻訳」してみたいと考えていました。

 幼い心の中でも、恐ろしく卑猥で、限りなく神聖な想いが、ごちゃまぜになっていたような、なんとも説明のつかない気持。

恐ろしく卑猥で

 大人になってから各方面に取材してみると、このような体験を持つ人は多数ではないにしても、かなりの数いらっしゃるようです。特にマゾヒストの手記によく現れる「幼少期のある体験」という文言というのは、顔面騎乗と似た形態のお馬さんごっこであったりします。それがお仕置きであったり、スパンキングであったり、浣腸とかビンタとか、その個人個人で様々なバリエーションがある。いい歳したおっさんが、お尻ペンペンされたい願望を持つのは、子どもの時の記憶に原因があることが多い。

 この種の異性とのファースト・コンタクトがきっかけとなり、リビドーを引き起こしたというエピソードは枚挙に暇がありません。

クンニ

 この女の子はとても可愛くて(松たかこに似ていた)僕は大好きでした。何度もこういうじゃれあいみたいなことしていたのです。

 いつだったか、また僕が仰向けになった時、やはり胸の上に馬乗りになって、ほぼエリックスタイルが出来上がった。



 あともう少しでパーフェクト顔面騎乗というポジションに、彼女のお尻(お○んコ)が眼前に迫っていました。

 そこで、時が一瞬、止まった。

 だるまさんがころんだ。

 僕たちはお互いに見つめ合う。女の子はにっこりと微笑んでいました。

 僕はなんだか楽しくて、ワクワクしていました。
 
 もうすぐお尻が顔の上乗る。乗っかるんだ!

 ・・・・・ 乗る。  

乗ってくれるんですよね?

 お尻がフワ〜と浮き上がり、顔の真上に来たと思ったら、お尻はそのまま上昇して、飛んでいった。

 あぁ〜、そ、そんな・・・(>_<)

 女の子は立ち上がって、どこかに行ってしまったのです。

 この時の僕の絶望感たるや、凄まじいものでした。

 おあずけかよ!


(この語彙は当時まだ持ってなかったと思う)


 今思うと、これはあんまりです! ←どこが (。。)☆\バキ

 酷くないですか?

 僕が何したっていうのよ!(>_<)

 ジドウだった僕には「心のケアー」が必要でした(←この言葉も世間にまだなかった)

 誤解のないよう強調しておきますが、いやらしい気持は本当に、絶対にない。

 パンティーを食いちぎり、その向こうにある

アソコにキス

  オ○んコを舐めよう

 などと露ほども思ってない。

顔面騎乗_アナル奉仕
  今は時々、やってみたいと(少しだけ)思うこともあるけれど・・・  (。。)☆\バキ


 この時は純粋に、神秘的で未知なるものへの憧憬しかありません。

 そもそも 性欲的な願望がなかった と思います。

 ただ、かわいい女の子が好きだっただけ。

 そして、その女の子のお尻も含めたオ○んコや太ももといった部位に目がくぎづけになった。

 彼女の性格や、内面の美しさなどは、どうでもよかった のです。

 下から見上げた彼女の顔が、なんとも神々しく、ただ、ウットリとしてしまった。

顔面騎乗の想い尻_05_神々しいお顔

 顔面騎乗願望に僕の場合は、あまり性的な意味がない。

 もちろん顔面騎乗されると興奮しますし、今ではたまに勃起もしますが、顔面騎乗に憧れる気持は、もっと子どもじみた衝動に近い。大人のギラギラした欲望を顔面騎乗に込めることも可能ですが、僕にとってはちょっと違います。あの時のなんだかよくわからない胸のときめきを、今でも追い求めているような気がする。

 そうは言っても、誰がどう考えても、こんな願望はおかしいんじゃないか?と、高学年になるとわかってくる。

 普通にエッチな話題を同級生としている時、女の子のお尻の下で悶えたいなどと、口が裂けても言えなかった。

 この気持は、その後長らく封印されていました。
 
 *)DVD「顔面騎乗に花束を!」の番組収録で僕は、このエピソードをえいちゃんとみづきさんに話してます。その部分をカットしようかと悩みましたが、残しました。

 今はもう、汚れちまったスケベ心のカオスが、顔面騎乗願望と入り乱れており、ワケがわかりません。

顔面騎乗の想い尻_01 顔面騎乗の想い尻_04


 こうした淡い思い出の数ヶ月後、僕は親の転勤に伴い転校することになりました。

 お別れ会の後で、その女の子は無言で僕のほっぺたにキスしてくれた。

 これも衝撃的な事実ですが、この時は

 もう一度顔面騎乗してくれたらいいのにナ

 と思っていたのも真実です。

 ただ、キスというのも初体験で、心がほっこりしました。

 その後は一ヶ月以上、僕は顔を洗わなかった。

 *筆者注* 今は毎日、必ず顔を洗っています!

 都会から田舎の小学校へ転校した僕は、顔がやたら汚かったので浮いてました。

 今でいう陰湿なイジメというほどではなかったけれど、疎外され孤立していました。

 そんな寂しい時に、前の学校で顔面騎乗をしてくれたあの女の子を想い、彼女の重い尻を、想い知りました。

更科青色の想い尻

 顔面騎乗は人の心を豊かにし、幸福にする。
 
 この時の顔面騎乗初体験の記憶はず〜っと、50年近くたった今も、僕の心のどこかに深く残っていて、心が折れそうになった時、寂しい時、悲しい時などに思い出すと、なぜかニヤニヤして、元気になれるのです。

 まったくど〜でもいい話だネ、これは(>_<)

 しかし、このような思い出を、僕はいつまでも大切に、心の奥にしまっておきたいです。


【追記】(2016年4月20日)


 このエントリーは「マゾほど素敵な性癖はない!」とのコラボ記事になりました。

 mugiぴょん、ありがとうございます。





MetaMessage_comic_01.jpg
顔面騎乗のメタ・メッセージ
 

 

 いや〜、今回のエントリーは書くのも考えるのも恥ずかしかった。こんなバカ恥ずかしいことを書いた自分を褒めてやりたいですよ。これを真面目に読んで、純粋に評価してくれそうなM男さんを指名します。僕の一番古い記憶で、恥ずかしい思い出のお蔵出しなので、純粋理性批判のこもった、躍動的なコメントを期待するものです。
 
 まずは、こうした恥ずかしい記事を書くきっかけを与えてくれた、mugiぴょん

 長らく相互リンクでお世話になっておりますKaisubさん。

 どこにいるのかわからない、イトー氏(>_<) 元気でやってますか?

 顔面騎乗にあまり関心なさそうな鞭フェチM男さん。

 あらゆる物事をM視点で語るmakoto139さん。

 これらの方々は、今すぐとは言わないので、今月中、遅くとも5月のGW連休ぐらいまでに、恐れ入りますがコメントをお願い致します。

 これら指名M男氏に関しては、「いいね!」「お気持ちわかります」とか、「エゴマゾ万歳!」などといったような、お茶を濁したようなユルいコメントは絶対に許されません! 異論・反論・オブジェクションがあれば、必ずそれを明記して下さい。僕が判断して、不適切なコメントの中から、抽選で約1名の方に素敵なプレゼントを贈ります!
*当選の発想は、プレゼントの発表をもってかえさせて頂きます。


 もちろん、それ以外の人も、ご意見、ご感想をお聞かせ下さい〜!
 (プレゼントはありませんけど)

僕は何も、顔面騎乗が素晴らしい

 などと言ってるわけではないのです。←言ってるって (。。)☆\バキ

 鞭や緊縛が好きでも、顔面騎乗は毛嫌いする女王様もいらっしゃいますので、こういう事例もあるのだということを知っておいて頂きたいです。

 ある女王様は、「M男はみんな顔面騎乗好きなんだよ〜」と、僕を慰めるように言って下さいましたが、

 そんなの、なんの慰めにもなりません。

 M男が好きなプレイでも、女王様がお好みのプレイではないという厳然たる事実。

 こちらが死に物狂いで懇願しても、「なんだかな〜」と、いかにもつまらなそうに、

 かったるそうに、しぶしぶと渋谷にやる。

 僕は何もいやらしいこと、千駄ヶ谷。

 もっと楽しそうにやってくださいたま市〜! 

 顔面騎乗願望は、なかなか上手くカミングアウトできない世界だとも思われます。

 皆さんにとって、顔面騎乗とは何ですか?

 絶対に秘密にしますから、教えて下さい。


 
北川プロの顔面騎乗論!■ 北川繚子さんとの別の日の会話
No_15
 北川女史に心をまる裸にされるホーマー監督。舌奉仕は顔面騎乗において是か非か?




【顔面騎乗関連記事】


■ 顔面騎乗の起源と歴史

■ 顔面騎乗の社会的評価

■ 顔面騎乗に市民権を与えた男

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【大好評「試験に出る!シリーズ」】

■ 試験に出る春川ナミオ

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明治の文豪も愛した顔面騎乗




顔面騎乗の想い尻_03

 
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[ 2016/04/10 14:20 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(11)
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2016/04/10 17:18 ] [ 編集 ]
SM性癖者のお子様時代の原体験のエピソードは、とても深いですね。

この記事読んで…
私が小さい頃、父とお馬さんごっこして遊んだ記憶がよみがえりました。スネ毛を引っ張って「痛い!」と反応する父をゲラゲラ笑っていた記憶もありますね…。
こういう微笑ましい記憶もありますが、成育家庭での酷いトラウマもあり…SM性癖者は複雑だな、と実感しています(自らは)。

自己分析深めて、いつか自らのSM欲を原体験から説明出来るようにはなりたいと思います。

それにしてもHomerさん照れ屋ですよね。その照れ屋さんぶりが「マゾかわいい」感じですよ!

さらに一歩進んで「マゾ色気」を出せるM男さんになれば、モテマゾ紳士として新たなステージのSM人生歩むのではないでしょうか?
[ 2016/04/12 00:18 ] [ 編集 ]
おお! コメントありがとうございます。

別に隠していたわけでもないですが、僕は照れ屋ですよ!

 前から言ってると思うんだけど、真面目に恥ずかしがり屋さんなのです。

マゾで恥ずかしがり屋なんて、最低でしょう。

恥知らずでないと、やってけない世界です。

 ビギナー時代(今もビギナーだけど)、女王様から「どれ? お○ん○ん見せてごらん」と言われて、お○ん○んを手で隠していたら、「その手をどけなさい!」と命令されて、手をどけると、イチモツは股ではさまれて隠していて、「あなたふざけてるの?」と逆切れされてひっぱたかれました(>_<)

 それを狙っていたわけでもなく、ふざけてもいないよ。

 超マジで恥ずかしかったので、隠していたのです。

 見られたくなかった。

 ペニスには最高級の劣等感がありまして、本当はパンツはいたままでプレイしたかったぐらいです。

 ↑ こんなヤツ、ふつうSMクラブに行かないって

 そんなピュアなマゾだったのに、今じゃ全裸で顔面騎乗されて、あっという間に逝くというありさまで、落ちぶれたものです。

> 自己分析深めて、いつか自らのSM欲を原体験から説明出来るようにはなりたいと思います。

 自己分析はよろしいかと思いますが、原体験から無理に何かを説明しようとするのは、どうなんでしょう。

 原体験にトラウマの原因を押しつけようとうする考え方は、フロイトやユングの心理学の流れにあるのかもしれませんけど、何から何まで原体験や環境に原因があるわけでもない、と僕は思います。あくまで一般論ですが。

 7歳の時の、この顔面騎乗初体験が、自分をマゾにしたとは思ってないです。お尻が好きにはなったんだけど。

 だけど、マゾはみんなお尻が好きだから、結局同じことなのかもしれない。

「マゾ色気」? 緊縛されたM女さんに色気は感じますけど、M男に色気なんかあるんかいな?

 S女目線からのM男の色気って、あり得るんですか? なんか想像できませんが。

 「モテマゾ紳士」っていったい何じゃソレ〜(>_<)

 「亭マゾ」が、M男の人気を高めているようですが、M男とおつきあいしたいS女性って、やはりマイノリティーだと思います。

 S女性人口密度は都心部に集中していて、地方にはいないから。

 ましてや、女王様になれるS女性なんて、どこにもいないんだから(>_<)

 (別にふうこさんのことを言ってるわけではないです。ふうこさんは、ふうこさんで頑張って下さい!)


[ 2016/04/12 16:07 ] [ 編集 ]
ご指名ありがとうございます!mugiぴょんです(笑

僕の書いた記事がきっかけで新しいカテゴリーが生まれ、homerさんの恥ずかしい?過去の体験が明かされるのは光栄ですねー。
この記事を読んで、今まであまり語られてこなかった、homerさんが顔面騎乗にこだわる理由の一端がわかりました。
コメントは長くなりそうですので、また後ほど書かせて頂きます。
少しお時間下さい。それではまたぴょん!


[ 2016/04/13 14:43 ] [ 編集 ]
おお! コメントありがとうございます!

> ご指名ありがとうございます!

女王様を指名したことは何度もありますが、M男を指名したのは初めてです(>_<)

 よろしくお願いします。

mugiぴょんの記事は、よいテンプレートになっております。

心の闇をどう書けばいいのかという意味で、ツラいことや悲しいことはわかりませんが、恥ずかしくて封印したいことは、少しずつ思い出しながら、書いてみたいと思っております。

 おそらくmugiぴょんのトラウマに比べたら、僕のなんかユルいほうだと思いますけど、首を長くして本コメントをお待ちしております。

 それでは、またピョン(^^/
[ 2016/04/13 15:56 ] [ 編集 ]
私の勝手な造語ですが『マゾ色気』というのは、「この人のマゾ乱れ姿、見てみたい!」と思わせるM男さんです(笑)。

S女側から見て、プレイ可能男性かどうかの境界線みたいなものでしょうか。
単なるSM趣味友人なるか、プレイ相手なるかの「差」といいますか…。
以前お会いした時、Homerさんにマゾ色気私感じてましたよ~!

Homerさんをこう、また照れさせてしまってごめんなさい(笑)。
[ 2016/04/14 11:55 ] [ 編集 ]
コメントを書いているうちに自分の原体験も含めてかなり長い文章になってしまいましたので、前半の方はMステのコラボ記事とさせて下さい。(近日更新予定です。)
ここでは後半の「女王様は顔面騎乗がお嫌い?」という内容に関してコメントさせて頂きます。

昔は感じなかったのですが、確かに若い女王様がたは、ご自分から積極的にやってくださる方が少なくなったような気がします。

ある女王様のプロフィールに、"好きなプレイは顔面騎乗”とありました。大変魅力的なお尻をされていて、プロフ写真も10枚ほどあるうちの半分くらいはお尻を突き出したポーズでした。しかし、僕とのプレイではいつも非常にアッサリとしていて、何も言わなければほとんど座ってくれません。そこである時「お好きなプレイなんですよね?」と確認したところ、「あっ、あれはお客さん寄せね。顔面騎乗が嫌いなんて言ったら指名つかないでしょ?」と言われました。魅惑のお尻の持ち主なのでお店の方針もあったのでしょうね。要望されればシブシブと渋谷でやるけれど、できる事なら回避したいという事なのでしょう。

で、思ったんですけど、サービス精神の欠如と女王様を責めるのは簡単ですが、これは一つには長時間の顔面騎乗は非常に疲れるという事もあるのだと思います。

ビギナー女王様には、座る位置も加減も分からずに顔の中心にどっかりと全体重をかけて座られる方がいますが、彼女達は楽でもM男にとってこれはかなり苦しいです。鼻はひしゃげ、まぶたの裏では大小の星が爆発を繰り返し、口をしっかり結んでいないと前歯が折れそうなくらいの圧迫感を感じます。もちろん呼吸も完璧に遮断されます。
ポゼッションプレイとして、本気で椅子と化したいならこんな苦痛に耐える歓びもありかもしれません。椅子に気を使う女王様なんていませんから…

しかし多くのM男性は苦痛よりも、女性の肉体の心地よい感触を最大限に感じながら同時に被征服感をも味わいたいと考えている。
あるいは女王様の秘部に最も接近できるセクシャルなプレイとして好むM男もいる。

M男の呼吸を確保しつつふんわりと優しく包み込むように座る。それでいて適度な圧迫感を与え、多少は苦しい思いも味わわせる。天国と地獄のコラボレーション。絶妙な呼吸制御による桃源郷へのいざない。
これはかなり高度なテクニックと体力を要すると思います。
窒息やうっ血に配慮するために神経を使い、圧力のバランスを取るために下半身の筋肉に過度の負担をかけているのでしょうね。

また女王様の立場になって考えてみると、とてもデリケートな部分を薄布一枚通して興奮しているM男の顔に密着させるのはかなり気持ちが悪いのではないかと想像できます。
M男が無精髭でも生やしていようものならチクチクと柔肌を傷つけますし、不潔っぽいM男に舌でも這わされようものならヒャッと声が出てしまいそうになります。
M男の荒い息が局部に吹き込んでくるでしょうし、苦しがって顔を動かされると秘核を刺激され、おかしな気分になってしまう事もあるでしょう。

homerさんのように、幼少時の純粋無垢な心を持続しながら、子供の遊びのような感覚で顔面騎乗を楽しんでいるM男性はごく少数派だと思われます。

それに女王様も人間ですからセクシャルなプレイは、相手を選びたいというお気持ちもあるのでしょう。マゾ色気を放出している私好みのもてマゾ紳士ならオッケーよ!という事だと思います(笑

ですから、M男の側も少しでも女王様に気持ちよく座って頂けるように、努力を惜しまない事です。 事前の歯磨き洗髪は言うに及ばず、顔の脂は隅々まで丁寧に洗い落とし、髭をきれいに剃り上げて清潔感を強調する事は大切です。そして座って頂いたなら、なるべく大切な部分には息を吹きかけない、大切な核に鼻を押し当てて刺激しない、苦しくてもなるべく顔は動かさないよう心がけるなどの配慮も必要かと思います。

こうしたM男側の心づかいや努力が少しずつ伝われば、顔面騎乗好きの女王様も自然に増えてくるのではないでしょうか?

以上、三度の飯より顔面騎乗がお好きな顔面騎乗のオーソリティ・homerさんにとってかなり不適切なコメントになったと思われますが、いかがでしょうか?ぴょん(笑
[ 2016/04/15 10:52 ] [ 編集 ]
 
 マゾ色気なんて聞いたことなかったですが、ふうこさん、イラストレーターでなく、コピーライターになったほうがよろしいんじゃないですか?

 とりあえず漫画家でデビューしておいてから、「一般S女コラムニスト」になるっていう手もありますね。

 「マゾ乱れ姿」って、どんなんだろ? 僕も見てみたいです。

  顔面騎乗してくれなきゃヤダヤダ〜って、地団駄踏むM男の姿でしょうか・・・

   ↑ 僕はそんなことしないよ(>_<)

  それとも、やっとのことで顔面騎乗された「アヘ顔」のことかな?
 
> 以前お会いした時、Homerさんにマゾ色気私感じてましたよ~!

 それはどうもありがとう(>_<)お世辞でも嬉しいです(>_<)(>_<)

> Homerさんをこう、また照れさせてしまってごめんなさい(笑)。


 いやイヤ、恥ずかしいのが好きだから、いいんですよ。

[ 2016/04/15 20:52 ] [ 編集 ]
 このコメントが凄い!

 「マゾ花が選ぶコメント大賞2016」に決まりました。

 近日更新予定のMステ記事を読んでから、細かいレスはまた後日。

 ありがとうございました。



 

[ 2016/04/15 20:54 ] [ 編集 ]
あ、ありがとうございます!
栄えある賞を頂けて大変光栄です。
っていうか、まだ締切まで間があるのにいいんでしょうか?σ(^_^;)

顔面騎乗は大好きなのですが、ここ数年はほとんどご無沙汰でして、いつか顔騎専門店にでも行って思う存分顔騎を楽しみたいと夢見ています。

僕の場合顔騎されている時は、たいてい同時に別の責めを受けている事が多くて、その苦痛を緩和する為の顔面騎乗ってケースが多いですね。純粋に顔面騎乗だけに集中して、女性のお尻の柔らかさと心地よさを堪能したい!そう思う事も正直あります。

昔はSもできるけどどちらかと言えばM寄りの女性とプレイする事が多かったのですが、女王様専門の女性よりは積極的顔騎率も高かったような気がします。
しかもそのまま秘部・アナル奉仕・聖水・黄金その他サービスもオッケーって感じでした。
M女性の方がやはり男性に対するサービス精神は旺盛なのでしょうね。

まあM男のワガママをそう簡単に許さないところが女王様の女王様たる所以なのでしょう。
最近の僕は、中々思うようにさせて頂けない、女王様のそういう部分、焦らしや不自由さにも魅力を感じています。
[ 2016/04/19 16:06 ] [ 編集 ]
ご無沙汰しております。
コメントのご指名をいただき、ありがとうございました。忘れた頃にと思っていたのですが、5月の連休もう半分過ぎましたので、そろそろコメントさせていただきます。

homerさんの子供の頃の体験談、興味深く読ませていただきました。女の子との戯れの中での後で考えると実にセクシュアルできわどい接触、結構あるもんですよね。女の子たちってけっこう男の子たちを追いかけ回して叩いてきたり、プロレスごっこみたいに乗っかってくることありました。homerさんほど鮮烈な印象としては残っていないですけど、女の子にエビ固めをやられて、まだ反撃できるのにギブアップしたことを覚えています。
それから、ちょっと好きだった女の子に、股間を蹴るふりをされて、「男の子ってここ蹴られるとすっごい痛いんだよ」って言われたのを覚えています。そのとき、自分はそんな反応したんだろう・・・覚えてないんですけど。今だったら興奮しちゃってますけど(笑)

小学校の頃って、女の子はパンツ見せるのも案外平気なんですよね。そんな部分は男の子の方が早く意識していたんじゃないかなあ。ワクワク感はあるんだけどまだ純粋に性的意識にまで至っていない、そんな感じじゃなかったかと思います。今思うとなにか甘酸っぱいような、ほんわかした想いがよみがえります。

homerさんの体験談でもう一つ興味深いのは、マゾヒズムが先天的に決定されるものか後天的に作られるものかという私の疑問にちょっぴり触れる部分があることです。マゾヒズムが後天的かどうかわかりませんが、マゾヒズムの嗜好は多分に後天的に作られる要素が強いような感じがしますね。欧米の人はお尻へのスパンキングや鞭打ちの熱狂的なファンが多いのも彼らの慣習によるもののように思います。
ああ、自分もそうかな・・・?
[ 2016/05/04 23:24 ] [ 編集 ]
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 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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