これは珍しい韓国のお馬さんごっこの映像。
最近はYou TubeにもSM系動画がアップされています。日本のテレビ番組からのピックアップから、OWKなどの本格的なものまで、バラエティに富んでいますが、これは韓国のアダルトビデオか何かでしょうか。
日本では今ひとつ盛り上がりに欠けるSMプレイにこのお馬さんごっこがあります。たわいもない遊戯だとは思いますが、僕は大好きです。年配者の方には愛好者も多いのではないでしょうか。
欧米のBDSMシーンではPonyPlayとして人気があるのは、やはりあちらは騎馬民族文化の歴史が長いからなのでしょう。馬を使うシステムや道具が整備されている。OWKなどのHuman Ponyの映像をみると、それなりのリアリティがありますね。「ごっこ」ではなく、生活の中に定着している感じ。伝統や文化に根ざした存在感の違いには立ち打ちできません。

お馬さんごっこは日本では、谷崎潤一郎の「痴人の愛」の中で登場しました。大正時代後期の新聞小説で、官能的な二人の愛の遊戯として「お馬さんごっこ」が紹介され、一躍大ブームになった。(作品が)
自由奔放なナオミの、ニュースタイルな女性の生き様が脚光を浴び「ナオミズム」という流行語も生まれました。「S女」とか「女王様」という言葉や概念もなかった時代だと思われますが、その先駆けだったと言えるかもしれません。
「痴人の愛」は一般的に純文学としての名声の誉れも高い名作です。この作品のインパクトのわりには、「お馬さんごっこ」がメジャーになりきれないのは、これがあまり「SM的ではない」からなのかもしれないと最近思うようになりました。それでは、何をもって「SM的」というのか? これも議論の多い項目ですけど、俗に「鞭・ローソク・浣腸」という具合に、変態性・性的倒錯というカテゴリーに入れるには「お馬さんごっこ」は、少しだけ「健全」なイメージがあるような気がします。もちろん「痛い」「苦しい」人馬調教もあるのでしょうが、なんとなく微笑ましい、明るい感じが先に来る。映画「女性上位時代」に見られるようにさわやかなイメージさえ感じられます。
最近の若い人はバカにしてやらないんだろうと思ってましたが、韓国のこのお二人は若く、楽しそうでいいですね。
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韓国は日本同様、男性上位の社会ですので、女性に責められるようなこうしたプレイは万人受けしませんが、おそらく韓国のMマニアには好評でしょう。韓国のそうしたMビデオ市場がどうなってるのかよく知りませんが、アジアでは唯一日本と同じようにアダルトに対する規制が緩い国でもあります。中国とかだとアダルトビデオ上映しただけで死刑ですから。。。東南アジアはイスラムが強くてダメだし。。。
以前韓国の超ハードなTRAMPLING動画を見ました。韓国のMビデオ市場は日本ほど発展はしていないでしょうが、かつて日本が脱亜入欧で西洋を真似て近代化したように韓国も日本を真似て日本に追いつけ追い越せでMビデオ市場を発展していってほしいです。アジアでそれが期待できるのは韓国ぐらいですから。そんな僕は嫌韓なんですけどね(^^ゞ