
クラーナハ 「ホロフェルネスの首を持つユディト」 以前から注目していたのだが、タイミングを逃し、心密かに楽しみにしていたこのイベント。
ユリイカとパンプスプランニングが、粋なクリスマス・プレゼントを企画してくれました。
その名も
ヴィーナス・ナイト。
このネーミングはセンスがいいと思う。
SM関連の文脈で必ず出てくる
「毛皮を着たヴィーナス」を持ち出すまでもなく、M男なら誰でもヴィーナスが大好き。
すでにその筋では有名なフェチイベントに発展し、2年前にも
ご紹介してます。
↓

ヴィーナス・ナイト楽しそう!(2014年 6月30日付記事) この時期の開催、しかもクリスマス・イブという日程は初めてではなかったでしょうか。
僕は本来パリピではなく、正直言うとこの種の催しには出無精なのですが、年に一度、会いたい人達に会えるついでになら、参加してみてもいいかもと。
↑ もっと正直に、行きたくて逝きたくてたまらんかったと言えばいいいのに (。。)☆\バキ このイベントで目を引くのは、何と言ってもバブル期郷愁のフェティシズムをかきむしる「お立ち台」!

愚かな願望がその台で晒し首にされ、女性の脚に囲まれ、踏まれるという幸福な快楽地獄?
この構図は僕にとって、春川ナミオ氏のある風景を彷彿とさせてくれる。

どれだけ土下座しようが、いくら地べたに這いつくばっても、このアングルから女性の脚を見上げることは出来ません。
SMクラブでは似たようなシチュエーションはかろうじて可能でしたが、長らく妄想としてのみ成立する世界でした。

これは「処刑島の女王」という、春川さんにしては珍しいコミック作品。
ヴィーナス・ナイトでは、この現実離れした設定を実現してくれます。
こうした状況を人為的に造り出すのは困難でしたが、テーブルを改造して簡易晒し首機(?)に仕立てるとは、パンプスさんのクリエイティブな技術力には拍手。

こうなってくると、ユディトに首を切られたホロフェルネスの、あの恍惚とした表情に思わず共感してしまう。
しかもヴィーナスは、都内の主立った有名女王様全員集合という豪華キャスティング(>_<)

顔面騎乗にこだわるフェチでなくとも、これは「普通に」逝くしかないイベントでしょう?
前回の満員御礼の実績を踏まえて今回はフリープランの初日と、事前予約が必要な二日目という献立。
こうした配慮はありがたい。
M男の聖地・ユリイカもポピュラーになりすぎて、なんちゃって勘違い客もたまに訪れるらしい。
参加者はルールやマナーを守って、気持よく楽しみたいものです。
ということで、今日はたまたま上野に来てたりして、世界遺産への登録が決まった国立西洋美術館で開催中の
クラーナハ展を観ていました。
これからちょっくら池袋のまで逝ってきますが、何か問題ありましたでしょうか?

こちらもオススメです!
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【クラーナハ展―500年後の誘惑】
ルーカス・クラーナハ(父)「ヴィーナス 」
会期:2016年10月15日(土)~2017年1月15日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分 毎週金曜日:~午後8時まで
※入館は閉館の30分前まで。本展は土曜日の夜間開館はありません。休館日:月曜日(ただし、2017年1月2日(月)、1月9日(月)は開館)、
2016年12月28日(水)~2017年1月1日(日) ※1月10日(火)は開館。
【ユリイカ関連のエントリー】
■ 12年目のカミングアウト・一期一会
■ マゾの社交場・ユリイカ
■ そうだったのか!「ユリイカ12周年記念冊子」
■ 知らないと損をする鏡ゆみこのツイート
■Go ゴー!池袋 丼本ゲット 
ユリイカ9周年祭関係記事
■ ユリイカ十周年に寄せて■ ユリイカ10周年・後夜祭の速報 ■ イカす女王様天国・イカ嬢 ■ SMサロンに初めて行ってみる
僕が初めてユリイカへお邪魔した時のエピソードです(>_<)■ 粋な会話をしたい この時はゆみこさん不在で、夕樹七瀬、みづき桃香と初めて会った。■ 魂を揺さぶる女王様騎馬戦ムービー 【ヴィーナス関連のエントリー】
■ 人はマゾに生まれない
ウィリアム・ブーグロー『ヴィーナスの誕生』(1879年)カラヴァッジョ「ホロフェルネスの首を切るユディト」(1620年頃 ウフィツィ美術館)

「近代絵画」(2012年 1月27日付エントリー)
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集まる人を飽きさせない、斬新な企画があるから、
面白いと人気があるのでしょう。
ブイナスナイトの意味もわかりました。
参加するM男性は首だけだして、
台に乗るのは女性で、
M男性は羞恥を味わえて、
観客は女性の脚を堪能できるのでしょう。
ただ鞭やケインで叩かれる痛みはないですから、
興味からの参加は可能でしょう。
SMは底辺を拡げて、
参加させるのが狙いだと、
関西の有名な女王様が言われていましたが、
首を出したら抜けることができなくなるかもです。
でも、人生は楽しんで幾らですから、
楽しくなかっても経験する勇気も必要なのでしょう。
会ってみたい女王様は沢山いますね