
恥の多い生涯を送って来ました。
普通の人間関係において、表舞台でマゾのカミングアウトをしたことないけれど、
昔から自分のM性癖がイヤで嫌で、どうにかならんかと思っていた。
そういう劣等感が僕のマゾヒズムの根底にはある。
もっと歪で、人には言えないコンプレックスも(>_<)
いつしか、あるがままを受けれるしかないんだなと、悟りというか、諦めの境地に達した。
だけど、ふと思う。
もしも仮に自分がノーマルだったとして、
その場合、「普通でよかった!」と思えるのだろうか?
何がよかったかなんて、本当は永久にわからないのかもしれない。
例えば、女王様の足を舐めている時。
念願叶ってやっと舐めさせて頂いて幸福の絶頂!
しかし女王様のシラケた目線を感じて、なんかだか、ちょっとね。
現場では戸惑いがあっても、後から思えば、アレがよかった! なんてことも。
不可解な変態願望であろうと、普通の性欲であろうとも、
心の底からよかった!と思えるなら、それは幸福なことだと思う。
マゾでよかった!なんて思ったことはない。
でも今は、思ってみたい。
ネガティブなことを、ポジティブに変換する発想と勇気。
思いがけずそういう視点を、与えてもらえて、よかった。

本日もマゾ花にご来訪頂きまして、ありがとうございます。
昔「変態でよかった!」という名ブログがありました。
イトーさん、元気にしているんでしょうか・・・
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並みならぬ幸福を得られたんじゃないかな、と思います。
Mであることは秘密クラブの会員証みたいなもので
ノーマルだったら入り得なかった世界を訪ね、
ノーマルだったら出会えなかった魅力的な同性と知り合い、
ノーマルだったらお近づきになれなかった魅力的な異性と親しくなれました。
まあ、プラスマイナス、とんとんかな。