
久しぶりに池袋のユリイカに行ってきました。
順延されていたルイ子さんの聖誕祭が行われており、たいそう賑わっておりました。
いつも感じることに、このお店は接客と客層がよく、恥ずかしがり屋さんの僕でも楽しめます。
ルイ子さんとは、ほぼ一年ぶりにお目にかかりましたが、
いい感じのお姉さんに成長されていた。
ラ・シオラを代表するバリバリの有名女王様でありながら、ホッコリしたイカ嬢でもあるという二面性を持つ不思議なミストレスです(不思議ちゃんではない)
既に、現実でも新人女王様を育成する立場にあるルイ子さんが、それをネタにしたショートコントを披露されました。
これが、なかなかイイ〜んです! 「SMと笑い」という、ちょっと意表をついた取り合わせですが、よくよく考えてみると、SMというのは、実に滑稽な世界であることをあらためて認識した。
このことを本当は、やってる人たちはよく理解している。
SMプレイは真剣にやっているのに
いい歳こいて俺、ナニやんてんだろ(>_<) みたいな複雑な思いが、たまに去来します。
女王様は、あえて、できっこないことを要求されます。
こちらもそれを承知で必死にトライする。
または、本当は好きで好きでたまらないことを、敢えて命令されて不本意ながらやるような演技をする。
かつて僕はこれを「茶番劇」(
■ 支配と服従の神秘)とか、「真面目な軽薄」と呼んでいました。
それは自虐的なものでなく、真に冷静で、そして冷酷な現実でもある。
真剣だからこそ、深く切ないし、おろそかにできない大切な思いとなる。
そこのところが、微妙にいいところでもあり、複雑で矛盾した面白みがあると思う。
難しく考える必要はなく、気持よくて楽しければいいんだ!という御仁や女王様もいらっしゃいますが、それだけではない。
少なくとも、遊び気分で、ふざけてやるものじゃない。
なんだかんだいっても、危険を伴う変態的行為だし、反社会的と誤解されがちな世界でもあるわけで、笑ってすまされないという側面もあります。
■ 緊縛事故について だからこそSM愛好家には、常に真面目で、冷静な視線と誠実な態度が求められるのです。
そのゆとりの先に、笑いが見えれば最高だと思います。
本能のおもむくままに、むさぼるように快楽を求めてしまいがちな、極めて動物的な僕たちが、人間らしい感覚としての笑いを意識する時、ささやかながら、充実した幸福感をかみしめることができそうな気がする。
「SMは真剣だからこそ、人間らしさの渦中に入り込めるのが好きです」とは、
ルイ子さんが自身のブログで述べられている言葉です。
全くおっしゃるとおりで、激しく共感します。

現実社会にも理不尽なことは多いし、納得できなくても、わかった顔して割り切る悲喜劇がある。
イベントの余興的に結成されたかに見えるお笑いユニット「ミストレス☆ライフ」
これは、一般社会ではダークサイドと見なされるSMという価値観で、人間の本質とは何かを問いかけてくる。
その新しい試みに、人間の本質には暗いものはなくて、夢と勇気と希望を与えてれる可能性を感じました。
買ったばかりの iPad Proで自撮り

撮影と掲載に関して、施設と本人の了解を得ておりませんが、何か問題ありましたでしょうか? (>_<) 【*あまり関連のないユリイカ関連のエントリー】
■ 卒業と自転車のサドル■ ユリイカで就活を!■ 二十歳フェチ■ 自転車のサドルになりたい願望 ■ SMクラブの仁義
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