恥の多い人生をおくってきました。

僕はこれまで、マゾヒズム全般、そして自分に特有・固有のマゾヒズムを、主に女王様に分かって頂きたくて、努力してきました。
しかし僕の恥ずかしいマゾヒズムを、女王様はナカナカ判ってくれません(>_<)
何事にも言えるのかもしれませんが、特にSMの世界というのは、
わかる人にしか、わからない。 わからない人には、絶対にわからない。そういう世界でしょう。

そこで、前から気になっていた新刊を、買って読んでみました。
この本のエッセンスを、ちょっとだけ、紹介してみます。
まずは、下のこの画像(テキスト)をご覧下さい。
↓

これを、とりあえず、素直に下から上に向って読んでみて下さい。
その後、立ち上がって上体をヒネリながらで首も曲げて(無理しないでネ)
(スマホやタブレットのユーザーは、画面表示を固定してひっくり返す) 少し斜めっていてもよいから、逆さまにして、見て頂きたい。
すると、アレ?

いくつかの文字が、左右まで反転しているのに、最初は気がつかなった人もいらっしゃるのではないでしょうか?
それが、何だっちゅうねん! ・・・っていうツッコミはなしで(>_<)
僕たちは普段、様々なことを見たり、聞いたり、触ったりしているのですが、何気なく自然に感じて、メッセージを受け取っているようでいて、実はそれは自分なりの思考によって形成されている「別物」に変化している、ということに、なかなか気づいていないようです。
というようなワカリニクイことを、すんなり分からせてくれる、気持ちいい本。
その変化に貢献するのは、個性や感性など、時には教養や無知、あるいは偏見などから、歪にねじれることもあるかもしれない。
この「新しい分かり方」がわからないと、全く分からんであろうかと思います。
「分かる(判る)」という本質を理解していないと、わかるものもわからなくなる。
とかナントカ偉そうに言いながら、正直自分の中でも、まだよく分かっていないことが多すぎるのですが・・・。

人によっては「今さら感」、「あるある感」も感じられるでしょうが、そのバリエーションの豊富さが、この本のテーマみたいなもので、いろいろな意味で、これから人生の岐路に立つであろう新社会(新入生)や、僕のようにこれから前期高齢者の仲間入りするような老いぼれにも、かなりな読み応えがあります。

何かを決断する時、そして考える時、様々なオプションを想定するには、思考の引き出しにそれらが無ければ選べない。判っても分からなくても、選択肢の種類や数は、何かしらあったほうがいいと思うな。
この書籍は昨年の出版でしたが、新刊本は危なっかしいので、滅多に買って読まないんだけど、これはよかった。
いわゆる「自己啓発本」ではないけれど、十分にその価値のある不思議な読み物としてオススメです!
エンターテインメント的にも読めるので、漫画や落語などの創作のネタ本にも適しているかも。
どうでもいいか、そんなコト(>_<)
■ いいSMプレイが人生を成功に導く
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