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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

暗藻ナイトのコミック・マゾヒズムの覚醒 

 この人の描写は凄まじい。

コミックマゾ_5

 挿絵であればまだイマジネーションの膨らむ余地があるのだが、漫画においては、そのものズバリが表現される。

 視覚の暴力ともいえるその直接的メッセージは強烈で、内なる何かが目覚めるだろう。

 見た瞬間マゾになってしまうか、自分の中に隠されたダークマターが一気に覚醒してしまう。

 それぐらい、マゾヒズムへの訴求力が強く、ある人にとっては曖昧で、よくわからなかった恥ずかしい性癖が、ビジュアルに明らかにされていく。その明快さこそが最大の魅力だと思う。

コミックマゾ_6

 コミック・マゾにおいては、言葉や設定、ト書きに至るまで、とことん徹底している。

 醜く勃起した肉棒を固縛される屈辱のコスチューム

    ↑
 このようなキャプションは、よくぞ言ってくれました〜!というぐらい痛快。

 僕のような軟弱なエゴマゾの感性にも、深く突き刺さる(>_<)

 マゾへの取り扱いも半端ない。

コミックマゾ_7

 かつての教え子との、なんとも幸福な再会。

コミックマゾ_8

 あり得ない状況も、すんなり受け入れることが許される暗藻ナイトのマジック。

コミックマゾ_1

 誰がどう見ても、何だか知らないけどみじめ〜な気分になる恍惚を与えてくれる。

コミックマゾ

 誰だって、こんなことされたくない(>_<)と思っている人でも、見ているうちにやってもいいかも?

 なんて思っちゃったりなんかする恐れがあって、これ以上読み進めて逝くことができませぬ(>_<)

暗藻ナイト_ボーイ・ミーツ・ロープ

 今さらながら、自分で紹介していても恥ずかしくなってシマウマなのですが、これまでどういうわけかまともには記事化していませんでした。

 それは、リスペクトしていながらも、潜在意識の中で排除していたのかもしれない・・・

コミックマゾ_2

 ここで紹介している画像は古いものですが、雑誌「女神の愛」での新作を見ても、昔から一貫してブレがないところが凄いと思う。

 ヘタレ軟弱マゾには、ちょっとついて逝けそうもないフォースを感じる。

コミックマゾ_4


 それなのに、グイグイと引込まれてしまう魔力が、この作品の魅力だ!(なんのこっちゃい)


コミックマゾ_9

 この漫画を違和感なく読めてしまうのが、マゾの性(さが)なのであろう。

コミックマゾ_3

 クールジャパンのコンテンツとして、このコミックマゾもリストに加えて欲しいと願うものですが、どこか間違ってますでしょうか?


【マゾ花の独断と偏見による、クール・ジャパンのマゾまぞコミック】


ひさうちみちお「理髪店主の悲しみ
 

お元気クリニック 麗羅(三山のぼる) Behive ハレンチ学園

Sです、あなたは? おねえさんのキック pu_桂 正和 「エム」  pu_Sweet_Mariage


キューティーハニー



■ 号外!「エムさん」が街の本屋さんで発売?
M-san_001.jpg





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[ 2017/12/23 14:24 ] BdSmマンガ夜話 | トラックバック(-) | CM(12)
いいですねぇ、コミック・マゾ。けっこう仮面でSMに目覚め、お元気クリニックでフェチに目覚め、コミック・マゾで自身のマゾヒストを実感したと言ってもいいでしょう。「女神の愛」を買えば新作が見れるんですけど、暗藻ナイト作品以外は、私の趣味と合わない事が多いんです。あまりにも高価な20ページになってしまうので、作品集としてガッツリ読みたいです。三和出版関係者で、このブログを見ている人は、是非とも商品化して下さい。コミック・マゾを含めた過去の作品もリバイバルさせたら売れると思うんですけどねぇ。
[ 2017/12/23 17:33 ] [ 編集 ]
 おお! コメントありがとうございます。

「けっこう仮面」でSMに目覚めたのですか? けっこうですネ〜

 いえ、シャレじゃなくてね。

 僕はもう「ハレンチ学園」の時にマゾを自覚していたように思いますが、
永井豪の作品群の中で、どれで「覚醒」したのかは特定できないような気がします。

 でも、「けっこう仮面」はかなりのフォースを感じましたね(善の)

 暗藻ナイト作品には、ダークサイド面が濃いように感じるのですが、間違ってますでしょうか?









 
[ 2017/12/24 10:24 ] [ 編集 ]
暗藻ナイト作品のM男は「ヒギーっ‼御許し下さい」って叫んではいるけど、こんな酷い目に遭いながらもフル勃起しているんですよね。それが素晴らしいし、羨ましい。私は残念ながら、そこまで到達していません。
けっこう仮面の虐められ役の「高橋まゆみ」ちゃんは1度だけお仕置きに感じまくった事がありました。身体中をタコにはい回れて快感で狂ってしまう「テンタクルウの刑」でした。何度、抜かせてもらった事か。
当然ですけど、「けっこう仮面」での一本鞭より「コミック・マゾ」の一本鞭の方が痛く感じます。それが堪らないんですよね(笑)
[ 2017/12/24 12:25 ] [ 編集 ]
>こんな酷い目に遭いながらもフル勃起しているんですよね。それが素晴らしいし、羨ましい。

うん確かに! あそこまで痛いと勃起しないワ(>_<)

それがある意味で理想だとしても、ワシには無理だから(>_<)(>_<)

「けっこう仮面」の場合、快楽責めという感じ。

「コミック・マゾ」には快楽もあるけど、苦痛の方のフォースが強いようです。

 快楽のツボと、苦痛のツボは、同じようで違う。
 重なる部分もあるのかもしらんが・・・

 でも、大好きな女王様になら、「ヒギーっ‼御許し下さい」って叫ばされてみたいような気もするカモ鴨川。

          ↑ 時々だけども。



[ 2017/12/24 12:50 ] [ 編集 ]
 90年代スレイブ通信、ミストレス、家畜人などのⅯ男雑誌が現役だった頃はよく買いましたが「コミックマゾ」の存在は知りませんでした。いつ頃の出版だったのでしょうか。ヘタレな私は今は雑誌など買わないのですが、ご紹介頂いた場面を見ただけで結構そそられました。まあ悪まで妄想の世界なら憧れは自由ですからね。漫画といえば一つ思い出したものがあるので付け加えておきます。柳沢きみお作「女だらけ」です。5人の姉にいつも苛められている末っ子の弟・六助が主人公のギャグ漫画でマゾ度はかなり高かった記憶があります。ウィキペディアによれば73~75年頃ジャンプに連載され何とテレビドラマ化の実績もあるそうです。柳沢きみお先生といえば「トイレット博士」でこちらはスカトロもの。少年漫画にも関わらず随分やってくれていた時代ですね(笑)。
[ 2017/12/24 18:35 ] [ 編集 ]
 おお! コメントありがとうございます。

「コミックマゾ」は不定期で発行されていた「SMシークレット」という雑誌に連載?されていました。
正確には知りませんが、90年代後半だったと思います。
ただ暗藻ナイト氏以外の作家もこのシリーズに参加していたようです。

「トイレット博士」はとりいかずよし氏ですね。

 そういえば画風が柳沢きみお氏に似ているような(笑)

 手塚治虫やその門下が牽引した1970年代の少年漫画雑誌ブームの頃は、まだSM系コミックは存在してませんでしたが、マイナーな作家により、まれに、ささやかに、時々、ストーリー展開として「SMっぽい」作品は発表されていたようです。

 でもそれは成人向け週刊雑誌においてでした。

 本格的にいわゆる「ジドウ」や「ショーガクセー」向けの作品としては永井豪の「ハレンチ学園」が画期的でした。
 
 このジャンルがいちやくメジャーになったのは吾妻ひでおなどによる、いわゆる「美少女・ロリコンもの」の中に、フェティッシュな系統の作品が登場してきた80年代からだったと思います。

 特に「少年ジャンプ」では、その後に花開くM心に刺さる系コンテンツの下準備がなされていたような気がしますね〜。 

 暗藻ナイト氏の男性マゾヒズムに特化した作風は、独自にして最初のM男向けコンテンツだと思います。







[ 2017/12/24 19:23 ] [ 編集 ]
暗藻ナイト氏の作品は、しっかりと構成されたストーリーに支えられているので漫画としても充分に面白いと思います。しかし、これまであまりコミックス化されていませんね。

漫画家も印税が入ってなんぼの商売ですから、三和出版には女神の愛掲載作品の単行本化を是非是非お願いしたいですね。

作品に描かれているマゾヒズムも僕の願望にかなり近いものです。
作品に登場するM男の全頭マスクや、鋲付きコックニッパーや拘束具などは僕も所有しています。

一本鞭や緊縛や吊りやアナル責めなどもけっして誇張ではなく、現実的にも受け入れ可能な責めだと思います。巨女に踏み殺されたりする妄想とは違い、リアリティがあります。

だから余計に股間が反応するんだと思いますね。すくいようのないマゾには違いありませんけど(>_<)

登場する女王様は僕の好みではありませんが、小柄でアイドル顔のご主人様にこんなハードな調教を受けたい。

是非、来年の目標にしたいと思います^o^
[ 2017/12/24 23:11 ] [ 編集 ]
 おお! mugiぴょんピョン!! なんかお久しぶりでない?

暗藻ナイトのエントリーは、思いがけず反響があって少し驚いた。

今さらかよ(>_<)ていう内容で、なんとなく紹介するのもためらわれたのですが・・・

mugiぴょんの目標達成をお祈りしております。よいお年を!



[ 2017/12/25 15:17 ] [ 編集 ]
 すいません。「トイレット博士」は私の勘違いでした。失礼しました。

 「SMシークレット」という雑誌は表紙のロゴに見覚えがあります。何度か購入したかもしれませんが、コンテンツが趣味に合わなかったせいか内容は全く覚えていません。あの時代は他に「卑弥呼」とか「カルメン」なんていう雑誌もありましたが皆長続きしませんでした。「卑弥呼」は確か朝霧リエ様が表紙に登場したこともあったと思うのですが・・・。

 朝霧リエ様の表紙で忘れられないのは、金色にデコったボディスーツで「家畜人」の表紙を飾られた時ですね。素敵過ぎて表紙だけで何度もおかずにしました。そんな愚息も今や長期閉栓ですっかりヘタレ。暗藻ナイト師匠の漫画でも読めば少しは「喝!」が入るかな、などともの悲しい思いに浸る年の瀬です(恥)。




[ 2017/12/25 23:13 ] [ 編集 ]
三和出版関係者も絶対、このブログの存在を知っていると思います。プロならば情報を収集したいものだし、愛好者の意見なくして本は作れないだろうから。SMシークレットが廃刊してかなりの年月が経ちます。版権がどこにあるのかは分かりませんけど、「女神の愛」掲載分だけでも単行本化して欲しいですね。そういえば、「ミストレス」にも一時期連載してなかったでしょうか?記憶違いかもしれないけど、出来るならば、新旧含めた作品集にして欲しいですよね。三和出版さん、宜しくお願いします‼
皆さんも読みたいですよね?
[ 2017/12/25 23:32 ] [ 編集 ]
おお! 連投おそれいります。

ワシも「卑弥呼」も「カルメン」も買いまくっておりました(>_<)

 まぁ、内容的に趣味にあわないものも時々あるにはあるけれど、そんなコト気にしてる場合でなかったです。

 なにせ70年代には単独でのM男向け雑誌が存在してませんでしたから、

80年代に入ってぽつポツ出始めたそれっぽい雑誌は、ここでスルーしたら二度と手に入らないだろうという恐怖心?から目についたら速攻で買う。

 商業誌として成立する(立派な?)M男系コンテンツの登場には衝撃を受けました。

「家畜人」が定期的に刊行されるようになったのには嬉し(恥ずかし)涙が出ました。

>暗藻ナイト師匠の漫画でも読めば少しは「喝!」が入るかな、

いや〜、そりゃ入るでしょ。「読むとマゾになる」コミックはこれだけですよ!

[ 2017/12/26 15:28 ] [ 編集 ]
おお! コメントありがとうございます。

いや〜、三和出版関係者は見てないみてない、読んでないと思うわw

でも宝島社の人に読んで頂いて、「このマゾ漫画がすごい!」って本出してほしい。

その中に六反りょうやエムさん、こりんさんなどの作品も入れて下さい。

[ 2017/12/26 18:53 ] [ 編集 ]
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 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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