FC2ブログ

マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

SMプレイの作法 

 恥の多い生涯をおくってきました(>_<)



 大学で僕は演劇を専攻してまして、主にこの学問は作品の鑑賞や評価をしますが、たまに演じたりもしてました。

 役者として舞台に立ったこともあり、その時のわずかな経験が今に逝きていると感じることもあります。

 *念のために申し添えておきますが、いわゆる「観客調教ショー」の類いには参加したことないです(>_<)

  この世はすべて舞台。
  男も女もその役者に過ぎない。
(シェイクスピア「お気に召すまま」)

 人々は社会人を演じ、家庭ではまた各々それぞれの役割を演じ、そしてSMクラブでは全く別のロールプレイを演じている。

 Play には、文字通り「遊ぶ」という意味の他に「演じる」というのがあります。

 芝居をするというのは、ある意味で遊ぶことです。

 だけど、真剣にやる。

 このことは、SMとよく似ているように思う。

 マジメな遊び心がないと、上手くできませんし、楽しくない。

 不真面目にやるような人は、この世界にあまりいないけど、意外と無知な人は多いのかもしれない。

 マドンナも言うように、知は力なりというがごとし。

 善意からでも、知らないがゆえに、愚かなことをしでかしてしまうリスクが常にある。

 かつての僕はものを知らず、世間知らずで困ったものでした。(今もだが)

 SM的遊戯を趣味でやるにしても、真剣に、そして安全第一でやって逝きたい。

 そして、相手をリスペクトし、感謝する。

 一人芝居ではない。

 この相互関係を意識した作法を守ることが、大切だと思っています。

 そうすればきっと、楽しくて、美しい演劇的空間が生まれる。

 それが虚構だろうが仮想現実でもかまわない。

 自分にとっては、「本物」なのだから。

 奴隷役を演じてはいても、服従しているのは事実。

支配と服従

 道化芝居とはいえ、女王様に従順でいるというシナリオに、嘘はない。

 なんだか紛らわしいけれど、SMというのは凄く矛盾している。

 そのカオスの中で、異化効果をどれだけ期待し、実現できるのだろう....

 支配と服従。苦痛と快楽。女王様と奴隷。

 相手にとっても、都合のいいロールプレイを演じる。

 この両者に折り合いをつける物語が、SMプレイなのだと思います。


 そのコラボレーションの中で、お互いにウイン&ウインの関係性を築ければ最高だ。

 




■ 緊縛事故について 僕自身のツラく悲しい思い出・・・について書いてみました(>_<)

現代緊縛入門


関連記事
[ 2019/04/20 10:14 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(7)
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2019/04/20 15:45 ] [ 編集 ]
初めまして。
私はごくごくたまに、SMクラブで遊んでいるような小心者であります。
ホーマーさんよりは一回りほど下の世代ではありますが、昭和の時代のあの独特の、おどろおどろしい雰囲気をかろうじて知っているので、本物のSM的な世界に憧れる一方で、自分には無理だろうと距離を置き、素人っぽいお遊びで満足しています。このお遊び感覚には、なにかしら後ろめたさも感じていましたが、真面目な気持ちではありました。
 なるほど、英語で遊ぶと芝居するは同じ語源ですね。SMでマゾヒストを演じることは、遊ぶこともでもある。女王様に敬意をもって、真剣に遊ぶのであれば、恥じることもないのだということ気づかせて頂きました。そんなことをくそマジメに考えてしまう自分も無知で愚かで嫌になってしまいますが、不思議とホーマーさんのブログを拝見しておりますと、救われるように思います。ありがとうございました。
 これからも、小心者で恥ずかしがり屋のマゾを癒して頂けるようなコラムを期待しております。 
[ 2019/04/21 08:42 ] [ 編集 ]
私もSMプレイは最小空間の演劇だと思っていました。
女王様を演じる女優と、奴隷だったりマゾヒストだったり、変態スケベ親父だったりを演じる男優の芝居。台本はあったりなかったり。
マゾッホ先生は脚本家であり演出家で、女王様(女主人)とのプレイを演出して、ベストSMプレイ(当時はそういう言葉はないけれど)を作ろうと考えたし、そういう能力があった。結果はともかく、むしろボロボロになったという、演出家の意図した結果を作り出したのか。
寺山修司も似ているかもしれない。
SMクラブではたぶん女王様が演出家になるんでしょうか。土下座でご挨拶→鞭→蝋燭→あんなプレイ→こんなプレイ→射精、みたいなシナリオをうまく演出出来る人もいれば、出来ない人もいたり。男優が下手だと怒鳴る演出家もいたり。灰皿投げないで煙草の火を押し付けたりして。
そうか。SMプレイのドキドキ感や高揚感って役者が舞台に上がる時の高揚感に似ているのね。
そうやって、女王様という女優兼演出家と、私という役者がプレイルーム(昔はあった)という舞台で、脚本はあったりなかったり、で演じる1時間ちょっとの芝居。それを楽しんでいたんだけれど、ホーマーさんならおわかりでしょう。演劇に肝心なものがひとつ欠けている。
この芝居にはお客さんがいないんだ。芝居を見てくれるお客さんが。見られて興奮するのか、お前は変態か!と怒られそうだけれど。
演劇なら、お客がいないと。この最小限の演劇的世界をより演劇に近づけたいと思うと、やはり観客の介在はなくてはならない。
野外プレイでみずしらずの人に見てもらうという寺山的な展開もあるかもしれないが、寺山はみずしらずの人に見せる演劇を、別の観客に見せていた。みずしらずの人も役者だったわけで、寺山はどうでもいいけれど、やっぱり観客がいないとなぁと思う今日この頃です。いや、自分のみじめな姿を誰かに見てもらいたいんじゃなく。
マゾツホ先生は時にパリの社交界で、連れている女性の前に跪いて靴にキスしたりして、まわりを驚かせたりして遊んだみたいですが。それじゃあんまり満足はしてなかったみたいですね。
おそらくホーマーさんはブログ読者という観客を得て、ご自身の小空間演劇SM世界を作られているから、それでいいんでしょう。
SMプレイ=SM演劇は以前から思っていたことなので、ちょっと余計な一言でお邪魔させていただきました。
[ 2019/04/21 09:47 ] [ 編集 ]
 おお! 秘密コメントありがとうございます。

この世は舞台で、人間が三文役者なら、フェイク人生でもよろしかろう。

 カテゴリーのサブタイトルと矛盾しますが、SMだけが人生ではありませぬ(>_<)

密やかに遊ぶこと。

 誰とも共有できない思い出というのは大切にしたいですよね。

[ 2019/04/21 10:41 ] [ 編集 ]
 おお〜! 
こちらこそ、癒されるコメントを、どうもありがとうございます。

 正直に言うと僕は普段、それほど真面目ではないと思うのですが、SMだけは真面目にやってるような気がする。
SMは非日常ではあるけれど、日常生活をSMのように真面目に生きて逝きたいと願っております(>_<)
[ 2019/04/21 11:30 ] [ 編集 ]
おお〜!!!ネホリさん、熱量の高くて熱いコメント、毎度ありがとうございます。
 
> SMプレイ=SM演劇は以前から思っていたことなので、ちょっと余計な一言で

 いえいえ、今回のエントリーでは、的を得て心に刺さるご指摘で、永久保存版にしたいです。

 可能ならリツイートしたいぐらいで、後日、ブログ記事で勝手に拡散させて頂きまする。

 大学時代は学問的に演劇論を勉強はしたけど、まだSMの実体験はなかったし、卒論を準備しだした頃に初めてSMクラブに逝ったわけでしたが、「SM演劇論」という考え方には至らなかったでしたね。今なら卒論のテーマにそれを選択すればよかったのに(>_<)と思いますよ。

 おそらくSMプレイをされている人は皆さん、お芝居を無意識にやっているし、気づいているんでしょう。

 心のどこかで、「これは本当の自分じゃないんだ!」とかナントカ抑圧から逃避し、自意識を防衛する。
だけど同時に、それが「本当の自分」だということも、理解している。

 演劇論的に近代のSMはマゾッホが実践したように、マゾが演出家で俳優、女王様というのは女優というより舞台装置にすぎなかった。現代SMでは、女王様は製作総指揮で主演女優。マゾは舞台監督も兼ねる脇役。という設定や線引きは曖昧で、やはり舞台上では女王様と奴隷のアドリブ劇がコラボレーションされていくのが理想なのかな、と考えています。

> マゾツホ先生は時にパリの社交界で、連れている女性の前に跪いて靴
>にキスしたりして、まわりを驚かせたりして遊んだみたいですが。


 沼正三だったか天野哲夫だったけか(どっちでもいいけど)、SMバーじゃない普通の店のカウンターで同じようなことをやって周囲を引かせ(喜ばせ?)ていた伝説が有名ですけど、これ初めて知った時まだ10代だったんで、びっくりしたのが本音。僕のSMに観客はいらね。しばらく、いや、ず〜っとそう思っていた。

 もちろん、演劇論的には、芝居の成立に観客は不可欠で、能の世阿弥はそれを「離見の見」で解説していたけれど、見られて嬉しいのは、普通の演技、つまりエロ抜きエッチなし、裸なしSMなしでも、十分官能的というかエキサイティングなのよね。
 大学時代に、初めて芝居を一緒にした友人は、「毎日舞台に立てるのなら、セックスなんていらねえ!」と本気で語っていた。僕はそこまでの境地には至らなかったけれど、舞台の上から、見知らぬ観衆と対峙する時、勃起するようなカタルシスは覚えている。それよりも、スポットライトに当たって、散々稽古した台詞をスラスラと言えた時の快感は最高だった。当時は小劇場ブームの時代で、貧乏学生が芝居にハマり、食えないのを承知で役者稼業へ就活していった気持ちは理解できる。僕も実は、もう少しでそうなるところだったかもしれない。

 ナニをするにしても、他者の視線を意識する快楽というのは、仕事でも遊びの世界にもありますよね。
平成の自撮り撮りカルチャーやインスタ映えの流行もその流れにあるような気がする。

 ハナシがそれましたが、今だったならば、恥ずかしがり屋さんの僕だって、mode et Baroque のようにカジュアルなSMバーで馴染みのバロックちゃんに跪いて、見知らぬ客の前で足にキスしたりはできると思う(たぶん)。

  ↑ やったことないですが。


 だけど、内心ではそこに第三のギリシア人には居て欲しくないなぁという気持ちは少しだけ残ってはいるんだ。
余計な口出しせずに黙って見てるだけなら、まあどうぞ、ぐらいな腰の引けぐあいですが、何か問題ありますでしょうか?

[ 2019/04/21 12:11 ] [ 編集 ]
よろしければ拡散してくださいませ。
この手の話はついつい熱くなりますね。

>おそらくSMプレイをされている人は皆さん、お芝居を無意識にやっているし、気づいているんでしょう。

果たしてそうでしょうか、という疑問がずっとありました。
確かに「お許しください、女王様」なんて言わないし。土下座もしないし鞭でも叩かれない。それがもう芝居的な世界なんだ。
でも、「お許しください、女王様」って土下座したら、「芝居じゃないんだから。真面目にやってよ」って言われたことあるし。
なんだろう。台詞に節がついていたんだろうか。歌舞伎とか大衆演劇的だったのか。そう言えば、某SMバーに大衆演劇好きな女王様がいたっけ。
駄目だ。話がそれるそれる。

何が言いたいかと言えば、別人格になりたい人と、ただ快楽を求める人がいるSMの多様性はあると思います。女王様にもM男性にも。
ストーリープレイが好きな人と、鞭なら鞭、アナル責めならアナル責めが好きな人との違いでしょうか。
ただ、スーリープレイが嫌いな人の中には、演技が下手とか、演技すると醒めちゃう人もいて、逆に演出家タイプのマゾッホ先生みーたいな人もいるのかなぁ。

観客の件はあえてホーマーさんは観客いないほうがいい派だろうと思って言ってみましたよ。私は演劇である以上、観客はいないといけないと思う。ギリシア人は観客でなく、脇役、能で言えばワキツレくらい。逆に世阿弥の観客論も出たけれど、能のワキに当たる人を観客の代表としてみれば、女王様のシテに対して、私はワキで観客代表でもいい。金払ってるんだし。w
もうひとつには私がシテで女王様がワキ。私の変態ぶりを女王様に見ていただいて客観的な評価をいただく、とすればSMと能はずいぶん近いのかもしれません。
だから、SMバーの客はどうなんだろう。彼らも群集劇の役者で私の客にはなってくれない? いや、超ハードプレイをバーでやってた人たちはじっくり見ちゃったから、私はその時は彼らの観客だったのか。

>平成の自撮り撮りカルチャーやインスタ映えの流行もその流れにあるような気がする。

これはそれこそ40年前の寺山修司であり、江戸時代の「八笑人」であり、案外普通のことだと私は思っています。

誰だって目立ちたいし、自己表現はしたいもん。
ただ第三者の客を意識したら、お客さんに喜んで欲しい、受けたい、という気持ちが起こってきますよね。受けたいというのは「笑い」でなく感動でも驚きでも。たとえば、SMプレイの場合はみじめさが「笑い」にもなるし、愛を貫いて鞭に耐えれば感動にもなる。二人きりだと痛いだけのプレイが、観客がいると変わるような気がしないでもありません。
[ 2019/04/21 15:06 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



さらに詳しく




【連絡先】

メールフォーム

励ましのお便りもどうぞ!





お世話になってます



ピンクの鞭





狂い恋う

ラシオラ

あやつきのブログ

tabooバナー

バロックバナー小















アシッド

花清バナー

ミストレス

パープルムーン

BarBAR

桃太郎バナー

美花バナー

大阪SMクラブ_Fetish_SM

マルチプル

アダルトグッヅビアンカ

テレクラ・ツーショットのイエローキャット

女王様の退屈しのぎ

ゲイMT



ちょいMドットコム

DUGA

麗雅

コルドンブルーバナー

プレジス

脳内快楽バナー

更科青色の思いつき(仮)バナー

女王鏡華の猟奇的人体実験室バナー

鏡花女王様-蜘蛛の巣

SM遊戯バナー

麗奈ブログ

ユリイカ

一年目の浮気

whipLogo

ピンククリスタル

アマルコルド

ヴァニラ画廊

SMペディア

奇譚クラブ

東京SMクラブ

女王様出会い研究所

女王様出会い研究所

名古屋ベラドンナ_涼子女王様のブログ

名古屋SMクラブBella-Donna愛瑠(エル)

アンモナイト

月別アーカイブ


【最近のトップ画像】

PU_mesen.jpg

PU_GTOP_Randam_01.jpg

PU_Yudit.jpg

アクセスランキング

[SMカテゴリー]

18位

アクセスランキングを見る


m(_ _)m


ランキング

SM名言集



みんな違って、みんないい


yaso―特集+ドール yaso―特集+ドール





ブログパーツ