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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

懐かしのFem-Dom画像 



 僕がインターネットを初めて始めたのが、いつだったかを正確には覚えてないけれど、使ったPCはアップルのColor Classic 2 だった。当時はパソコン通信とか「電子会議」(スゲーなこのネーミング!)などと言って、テキストオンリーのメーリングリストみたいなサービスを利用していました。

 厳密にはまだインターネット時代の夜明け前で、1990年代の中頃だったと思う。

 電話回線にモデムで接続するやっかいな段取りで苦労してた覚えがあるけれど、楽しかった。

 その頃の「お宝画像」( ← もしかして死語?)をカラクラの内蔵HDから発掘しました。

 これは僕にとっては最古・最初期のデータで、出典が不明ですが、おそらく owk かどこかのフェティッシュサイトからゲットしたんだと思う。

 Fem-Dom なんて言葉も当時は日本になかったし、知らなかったけれど、インターネットを通じてこの世界が開けたような気がする。

 日本のSM雑誌ではマイナーなカテゴリーだった概念、すなわち Fem-Domというものが、世界的には意外と大きな市場であり、古本屋でコソコソせずにこうした海外画像を入手できる新たな環境は、視野を画期的に広げてくれた。
 
 いや、コソコソする必要なんかないんだという勇気さえ、与えてくれたように思う。

 冒頭で紹介しているこの画像、レタッチされたコラージュっぽい趣が当時は新鮮に感じられた。

 僕も Adobe Photoshop など、高度で高価なソフトウエアを使い始めた頃であった。

 西洋絵画のイメージで言えば、ゴシックだかバロックなんだか、そういったキーワードでくくれそうな雰囲気だが、SMの新古典主義とでも言えそうな、斬新なのにどこかレトロな味も出していて、眠っていたヤプー感性に目覚めたような気がしたものです。

 日本の古めかしいSMでは、とても真似出来ないインパクトの強い海外BDSMイメージに僕は魅せられていく。

 四畳半の和室では貧乏臭くて、実際にはやってられない「痴人の愛」のお馬さんごっこは、すでに郷愁の時代。

 太陽の光り輝く湖畔や森の広がるヨーロッパの野外で行われるポニープレイは、重く暗く閉じられたSMの概念を大きく解放してくれた。

sTOP_65_PonyPlay.jpg

 外でやりたいとか露出趣味に走るのでなく、突き抜けた明るい精神性が、西洋風BDSMの魅力だと思う。

 もちろんダークで、日本よりアンダーグラウンドな、ディープな世界もあるわけだが、そういう本格的で刺激の強いイメージよりも、ファンキーで能天気な明るさが僕は好きでした。

 

【なんとなく関連してるかもしれない過去記事】

■ 外国の FemDom メディア
keel



 ■ 死後のコレクション
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