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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

六本木レーヌ・ゆかり女王様 

六本木レーヌ・ゆかり女王様

 還暦を過ぎたマゾには懐かしい女王様だと思う。

 中野クイーンのレガシーを受け継ぐ京子ママのお店が六本木レーヌです。

passion_08.jpg

 当時はまだメディアに顔出し可能な女王様は少ない時代。

 しかし、アイマスクをつけていても、感じる目力と妖気が際立っている。

passion_11.jpg

 僕はこのグラビア写真を見て、彼女の指名を決意した。

 まだ大学生でシャイな僕にしては、大胆な決断だったと思う。

 そう思わせるだけのインパクトが、この写真にはある。

 当時は、M男向け企画に、マゾヒストの心に刺さる魅力が希薄な時代だったから。

passion_07.jpg


 1970年代からそうであったように、編集者もカメラマンもマゾヒストの気持ちなんてわかってないし、モデルの女王様役の女性も

 実はM女だったりして、

 M男向けのグラビアのほとんどは、チグハグな構成が目立っていた。

 女性緊縛写真の場合であれば、まっとうな縄師が撮影を兼ねるような現場なので、きっちりとした演出で突き抜けたフォトが見られたが、「女王様と奴隷」というコンセプトの写真は、「SMセレクト」などを例外として、本当に中途半端なものが多かった。

 この桜桃書房から単発で出た「PASSION」という写真集は、そういう意味で画期的だった。

 ゆかり女王様は当時すでに人気のプロ女王様で、単なるポーズだけでもリアルな存在感が引き立っている。

passion_09.jpg


 昔は「女王様がマゾのペニスを責めるの図」というのはあまり描かれなかった。

 1980年代後半ぐらいから、SM風俗店の急速な台頭の流れとともに、こうした描写も増えてきたように思う。

 秘すれば花であったような、女王様とマゾヒストの実態が、鞭・ローソク・緊縛以外で、密室の中で何が行われていたのかが、少しずつ露になっていく過渡期だったのかもしれない。

 僕もこの時、ゆかり女王様に顔面騎乗されながら、何がナンだかワカラナイうちに逝かされてしまった(>_<)

 ソレ以外はほとんど覚えていないけれど、ソレだけは強烈に今でも覚えている。

 「SMプレイって、そういうものだったの?」という、新鮮な感動があった。

 世間知らずのウブな大学生には、刺激が強すぎたように思うのだけれど、とにかく、優しいプレイだった。


passion_06.jpg

  ↑
 このグラビア・シリーズでは顔出しされていませんでしたが、

 その後、別のメディアで素顔を見せてくれた。

  ↓



 この撮影では、後ろの障子に影を効果的に映し込むという照明の使い方が絶妙だ。

 知ってか知らずか偶然なのか、春川ナミオさんの描く陰影を思わせる巧みな手法だと思う。

 スタンディング顔面騎乗というスタイルは、春川さんも好まれていた構図。




 このグラビア企画の真骨頂は、和室で赤いハイヒールという、当時としては斬新なコーディネイトだ。

 やっぱり、コーディネートはこうでないと (。。)☆\バキ
 
 もしかして、死語?  ↑ 

 社会人になってからも、何度かお世話になりましたが、程なく退位されてそれっきりです。

 僕にとっては永遠の女王様となりましたが、まだお元気なことを、願っております。 

 *下の広告は、10年以上も経った後のもので、ここで掲載されている「ゆかり」女王様は別人です。
六本木レーヌ広告

 上段左端の良美さんは、池袋のSMバー・ファムファタールで会える(はずです)







■ 天野蘭女王様 育児とSMを両立させたママさん女王様の元祖!
天之蘭女王様_01
 *この記事にはご本人からコメントが入っております!


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[ 2021/06/06 12:09 ] 伝説の女王様 | トラックバック(-) | CM(7)
ご無沙汰しております。

京子ママの指導が行き渡っている女王様ですから しっかりと威厳さを纏ってましたね

桜桃書房も しっかりと 女王様が持っている威厳さを引き出して妖美な世界を表現してくれておりました。

当時のSM業界の状況を知っているものからして 昨今の威厳さの無さには目を覆うたくなります。

歳を取りました。

今は簡単にSNS上で「マゾから 貰った」 「マゾから してもらった」と発信しているのは悲しい限りです。

威厳さのかけらもございません。

今は古本屋業界で2000年までの女王様雑誌が人気らしく定価以上で取引きされているのも
やはり女王様自身の威厳さに惹かれるからでしょう。

昔と今は違いますから 
愚痴を話しても仕方ありませんし

そうは言っても
今でも当時の女王様とプレイ出来るのは恵まれておりますのでこの辺りで

誰か 女王様もどきのSNSは淘汰してくださいと願わずにはいられません。
[ 2021/06/06 12:52 ] [ 編集 ]
 おお! 早速のコメントありがとうございます。

 まぁSMに限らずとも、「昔はよかった」的なハナシや、古き良き時代を懐かしむようなコトを言ったり書いたりは、したくないなと思っていても、ついやっちゃってる自分が嫌になります。

 同世代の人たちと会う機会があると、いつの間にかそんなノリになりますが、歳とると記憶が積み重なっているので、仕方ないのでしょうね。

SNSは、ほとんどやってないから知りませんでしたが、女王様の自己顕示欲というのは、あまりシェアしたくない代物だと思います。

 わざわざ自分で顕示しなくてもにじみ出る威厳が尊いのであって、インターネット以前にはバレることのなかったようなキャラが思わず拡散してしまうリスクがSNSにありそうですね。

 その点で言うと、こういうM男ブログやマゾのTwitterは、読まれて軽蔑されて、惨めになっていくプロセスが全国ナマ中継されてくみたいで、萌えるような気がします。


[ 2021/06/06 13:26 ] [ 編集 ]
homer様
いつも素敵なブログをありがとうございます。
中野クイーン、六本木レーヌ、とても懐かしいです。
私が初めて跪いた女王様がクイーンの京子様でした。
女王様としての威厳、調教の厳しさと優しさ、
縄と鞭の扱いを含めて素晴らしいミストレスでした。
初めてのお相手が京子様であった事は、私にとって
とても幸運でした。
クイーン、レーヌと3年間ぐらいお世話になり、
マゾとしての基本?のようなものを学び、
Mの喜びと自分の嗜好を確認できて、
京子様には今でもとても感謝しております。

今は無くなってしまいましたが、中野のスタジオも
クイーン、フォービテン、アダマス、アレキサンドライトと
クラブは代わりながらも、吊りと縛りの技術を持った
女王様が多く在籍されていたのを思い出します。

クイーンの良美様とは、プレイ経験はありませんが
昨年の12月、池袋のファムファタールでお会いしました。
お元気でした。

春川ナミオさんは亡くなってしまいましたが、
お世話になった女王様が、皆お元気でおられる事を
願うばかりです。

homerさんもどうかお元気で、
このブログ、いつも楽しみにしております。

homerさんとはmixiの春川ナミオさんのページで
接点がありました。

[ 2021/06/06 23:31 ] [ 編集 ]
 おお! コメントありがとうございます。

 いや〜お久しぶりですね。お元気そうでなによりです。コメント、本当に嬉しいです!

 なんとトンぱいせんとも「レーヌ兄弟」だったとは、光栄であります。

 最近、そういう人が多くて、やはりあの時代、中野クイーンか六本木レーヌか、みたいな殿堂クラブだったんでしょうね。

 いつのころからか、mixiはもうログインできなくなっちゃって完全に放置プレイですが、あの頃のことは今でも時々懐かしく思い返しております。


 昔は、自分より年齢が上の女王様に、なにかと手ほどき受けながら、SMの作法を学んでいたものですが、もう最近はさすがにベテラン女王様でも自分より20歳以上若いドミナとプレイする機会が増えてきました。

 歳を重ねてくると、体力面でも不安材料が増えてきますけど、また別の楽しみ方も増えてくるようにも感じています。

 だからといって「上から目線」になることはないのですが、下から目線で崇拝するのが、だんだん難しくなってもきているような感じもします。いわゆる「逆調教」?みたいなことも、不本意ながらしてみたくなったりなんか、してみたりしなかったりして(>_<)


 トンさんのほうこそ、お元気で。

 僕もまたいつか、池袋のファムファタールには逝ってみたいと思っております。

 もし機会があれば、武勇伝をお聞かせ頂ければ、幸いです。

 本当に、コメントどうもありがとうございました。

 またお気軽にツッコミお願いします。






[ 2021/06/07 10:42 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2021/06/08 09:24 ] [ 編集 ]
お久しぶりです。やはりレーヌと言えばママの思い出が一番記憶残ってます。確かクイーン在籍時代に後にも先にも聖水頂いたのは京子ママでした。少し塩味したのを覚えててそれ以後何年かクラブ活動してましたが一度も聖水は飲んでません。この頃は最後にシャワールームで身体やあそこにかけてもらってフィニッシュしてました。若い時は顔面騎乗されながら、どこも触らずフィニッシュしたのが最高のプレーでした。
もし興味ありましたならバンコクでのプレー活動投稿します。
[ 2021/06/09 14:33 ] [ 編集 ]
おお! コメントありがとうございます。

 レーヌの記憶は、昔すぎてあまり覚えてないのですが、いい思い出ばかりではありませんでした。

 僕はプレイ体験記はあまり好きでないので、自分では書かないようにしてますが、聖水はやってません。

 聖水って、特にリクエストさえしなければ、飲まなくてすむ?もんだと思っていたけど、
数年前にある女王様から、「飲ませてやりたい!」とか急に言われて、無理矢理飲まされたことがあります。

 彼女は優しい女王様で、こちらのNGプレイにはいつも消極的というかスルーしてくれていたのに、
なぜかその時は押しが強くて、美人で清潔感のある好みのタイプだったので、不本意ながら受け入れることに(>_<)

 直飲みで、味の方はまあまぁ良かったけど、全部は飲みきれませんでしたね。

 やっぱり、あまりいいものとは思えず(人による)、それきりになってます。

 でも、ドジ踏んだらりしたら飲まされるかも?という恐怖感は、鞭と同じで、いい感じの被虐感であるかもカモ川。
 
 小水の用を足されたあとの、後始末ご奉仕ぐらいが、いいところです(>_<)

 黄金は絶対にNGです。後始末もお断りしております。

 さすがに、「食らわせてやりたい!」とか言って仕掛けてくる女王様はいませんけどね。


 これからもいないことを祈っております(>_<)






[ 2021/06/09 18:56 ] [ 編集 ]
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 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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