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マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

死後のコレクション問題(仮) 

 恥の多い人生を歩んできました。

 余談ですが、mugiさんのエッセイコミックは、どこを読んでも、思わず目頭が熱くなってしまいます。

 ちなみに、僕が最も泣けたシーン(コマ)の一つがこちらです。



 コレはね〜、心当たりのある人も多いんじゃないでしょうか?

 SM雑誌はかさばるし、保管が難しいから、僕も春川さんのページだけ切り抜いて、ストックしていました。

 この作業自体も、けっこう泣けるんだよね (>_<)

 どうせ残りはほとんど女性緊縛写真やらS男M女向けコンテンツばかりだったから、未練はなかったけど、媒体としての資料的価値には、少し未練にも似た、後ろ髪ひかれるような思いはしていたと思う。

 しかし、平成に入ってからはそうもいってられなくなっていました。

「女王様バイブル」や「スナイパーEVE」など、全ページM男向け記事満載の専門誌がゾクゾク登場します。

 切り抜くところが多すぎる!

 だったら、丸ごと保存すればいいんだけど、とにかくボリュームを減らそうと、M系コンテンツの断捨離を敢行せねばなりません。

 それもまた苦渋の決断で、時間はかかるし、もうめんどくさいから、やっぱり全部捨てるしかないのかも。

 自分が死んだ後のことなんだから、恥ずかしいもクソもないもんだが、遺された人達に、気まずい思いをさせてしまうのはまずい。

 だけど、変なハナシ、僕は人間の意識というのは、死後も残るんじゃなかろうかと、無責任に思っています。

 ま、幽霊や妖怪を信じているわけではないですが、何か漠然と、そんな気がするのです。

 認知症のはじまりかな?

 部屋の中で、M雑誌の整理をしている時、スマホをポケットに持っていながら、スマホを探しまくるというおバカな失態を演じましたが、これは恥ずかしかった。  

 それはともかくとして、逝く時は、なるべく誰にも迷惑をかけずに、逝きたいものです。

 だから、本当に認知症になって、要介護のステージが3とかになっちゃったなら、安楽死させて欲しいです。

 人間いつ死ぬかはわからない。

 終末期の延命治療を拒否する程度の調整はかろうじて可能かもしれないが、基本的に大災害、事故や事件などで突然の不幸に巻き込まれるリスクは誰にだってある。

 コロナもまだ油断できない。

 明日、いや、今日死んでもいいように、身辺整理はきちんとしておきたい。

 それはにはまず、恥ずかしいコレクションの断捨離だよ・・・(>_<)



 ■ 死後のコレクション
絶対に秘密


■ 外国の FemDom メディア
keel


 
 *最近は海外の読者も増えました。mugi さんの春川ナミオ追悼コミックを英訳したページのリンクをまとめておきましたので、Giive it a try man !


English version of "Namio Harukawa Forever ! "
       〜 The essay comic by mugi - san.



Namio Harukawa Forever !  #1


Namio Harukawa Forever !  #2
mugi_p02_20211103191530bc1.jpg

Namio Harukawa Forever !  #3


Namio Harukawa Forever !  #4


Namio Harukawa Forever !  #5
Mugi_p05.jpg

Namio Harukawa Forever !  #6


Namio Harukawa Forever !  #7

Namio Harukawa Forever !  #8

Namio Harukawa Forever !  #9

Namio Harukawa Forever !  #10

Namio Harukawa Forever !  #11

Namio Harukawa Forever !  #12

Namio Harukawa Forever !  #13

Namio Harukawa Forever !  #14

Namio Harukawa Forever !  #15




Namio Harukawa Forever !  #16









 

 








関連記事
[ 2022/08/23 17:49 ] えすえむだけが人生だ | トラックバック(-) | CM(10)
homer様
いつも素敵なブログを続けていただきありがとうございます。

私も春川ナミオ氏の作品はSM雑誌から切り抜いておりました。
そして大量に溜まった M専門誌の保管場所に困り、今年ついにPFUのScanSnapを購入して自炊しました。
mistress、女王様バイブル、家畜人、スナイパーEVE、スレイブ通信と、おおよそ200冊くらいを半年かけデジタル化しました。
失敗も多くしましたが今はiPadで閲覧しています。
やはりコレクションは残すことを考えましょうよ。
(^。^)
[ 2022/08/23 21:06 ] [ 編集 ]
おお!
たいへん興味深いコメントありがとうございます。

 最近は外食ばかりなので、たまには自炊しなさい、っていう意味かと思ったりして ^^

 スキャナーはA4サイズで読み取りに20秒ぐらいかかるエプソンの10年ぐらい前のモデル(プリンター兼用)持っていて、シコシコ地道にやってた時期もあったのですが、かったるくて・・・
 
 iPadで撮影とかもしましたけど、結局、それだってお墓にまで持っていけるわけじゃなし・・・開き直ります。

 雑誌関係は、フリマとかに持っていって、ぼっち羞恥プレイで悶える?

 それよりも、VHSのビデオをどうすっか今、悩んでます。これもMacに取り込んだりもしたのですが、限界ですワ。

 後から楽しむ時期が、あるのかどうかも不透明だし、いまココを大切に、余生を充実させたい気が致します。

 トトン さんはまだお若いから、先の楽しみに頑張れるでしょうね、頑張って下さい!!


 それでは、また^^/




 


[ 2022/08/25 14:59 ] [ 編集 ]
映像作品もそうですが、自虐オナの為に買った道具の数々もどうしよう?
麻縄、蝋燭、全頭マスクは新聞紙でカモフラージュして燃えるゴミで出せますが、浣腸道具、拘束具、鼻フックなどは、そういうわけにはいかないし。
正規のDVDならばビデオ店で下取りしてもらうけど、海賊版や裏モノは…
[ 2022/08/26 08:00 ] [ 編集 ]
こんにちは。

コレクションというのは持っているだけで安心するというか…充実感に包まれるというか、そんな側面があって、長くても残り二十年ほどの寿命で見返す機会もあるのかないのか、これって時間の無駄だよなぁ…などと感じながらも、いまだに録画した映画やドキュメンタリーなどの番組をせっせとDVDに焼いたりしています。しかもCMカットまでしてw

北川プロや甘美会の古いMビデオには骨董的な価値を見いだせる気もしますが、とにかく場所を取るのと死後に性癖がバレるのはなるべく避けたいので、結構早いうちからデジタル化を試みていました。

しかし、それも歳を取るごとに億劫になりますね。
最近はあまり新作を購入する意欲もなくなりましたが…

春川画伯の作品は分厚い画集2冊にまとめられましたし、まあ割と一般にも浸透してるので遺してもさほど気にはなりませんが、SMグッズに関してはどこかで断舎離してミニマム化しないといけないだろうなと覚悟はしています。

終活にはまだ多少早いのかもしれませんが、そろそろ思い腰を上げる時が迫っているのは確かなようですね(^_^;)




[ 2022/08/26 09:18 ] [ 編集 ]
おお! コメントありがとうございます。

ここだけのハナシ、保存状態がよかったきれいな雑誌(スナイパーEVEなど)は、SMバーなどにまとめて「寄贈」しました。お店のライブラリーに加えてもらってもよいし、お客さんに譲って頂いてもよいし、ゴミとして「焼却」されてしまうよりは、精神的にはいいんじゃないかなと思って。

 グッズ類は困りますよね。寄贈するわけにいかないし、僕は「危険ゴミ」の分別袋にいれて、ほかの手キトーな、本物の危険ゴミと一緒に出したりしましたね(バイブとか)使いもしないのに長い、痛い一本鞭があるんだけど、これどうしよう?マジやばい危険ゴミだよね・・・(>_<)


[ 2022/08/26 10:56 ] [ 編集 ]
 ムギさん、お元気ですか?
この種類の悩み、葛藤は共有できる方が限られておりますので、たいへん興味深い、印象深いコメントありがとうございます。

コレクションを眺める時間はもう限られていても、所有していて、いつでも眺めることが出来るという環境にまず感謝したいです。でもこれって、物理的な断捨離ではなく、精神的なものなのかもしれませんね。
「マゾヒズムの断捨離」というコメントのお題が、心に刺さりました。

本やビデオでも、いくら感動して忘れれられないと思っていても、人間って、不思議なもので、必ず忘れてしまうのです。思い出すこともありますが、忘れていたことの衝撃はかなり大きい。だから、忘れたくないから、手もとに遺しておきたい、という願望なのかもしれません。てか、認知症もあるかも?

 僕の人生で絶対に忘れたくない思い出は、数年前にmugiさんと初めてお会いした時のことです。マンツーマンで、フェイスツーフェイスでマゾ男性とお会いしてお話したのは、初めてでした。それも、クリエイティブでアーティスティックな才能豊かな、平成の沼正三のような大先輩と一献酌み交わすなんて、望外の体験でした。

 SMプレイ体験も、忘れたくない思い出が(少しだけ)あります。

人との出会いや、交流の思い出、それらの記憶だけは、断捨離できないと思います。

 記憶をデータ化して、DVDかUSBのメモリーカードに保存できるとしたら、やってみたいですね。意味不明な動機だけども・・・(^_^;)

 mugi さんとはまた、SMに限らず、漫画や映画の話題で楽しいひと時をすごせればと願っております。
 
 それを老後の楽しみに(もう老後だけど)、残りの人生を、歩んで逝きたく思っています。
 mugiさんのブログも楽しみにしておりますので、ご自愛しならが、なるべく更新されるよう希望致します。
 マンガあると一番いいけど、写真でもOKです!

 自撮りのプレイフォトとか、お蔵出ししませんか (。。)☆\バキ
 
 

 それでは、また ^^/

[ 2022/08/26 15:43 ] [ 編集 ]
家族と暮らしている私には「秘密のコレクション」がそもそも無い...なので、以前はなすすべもなかったのですが、最近になってあんなAVやこんな本がオンライン(スマホ)でみられるようになり、いい時代になったものだと思っています...

しかし特に書籍で電子化はまだまだですね...homer様が以前かなり気合の入った記事を書かれた「女王様挫折記」のような本は電子化されたら是非読んでみたいのですが...館淳一さんや由紀かほるさんのM小説なども電子化されないまま消え去ってしまいそうで...


[ 2022/08/26 20:49 ] [ 編集 ]
おお! 興味深いコメントありがとうございます。

 ご家族と暮らしていらしゃるのは素晴らしいですね。こんなブログ読んでないで、ご家族とのお時間を大切にされて頂きたいと思います。

その「かなり気合の入った記事」を、今自分でも読んでみましたが、ちょうど10年ぐらい前に書いたやつ

http://homer.blog33.fc2.com/blog-entry-1053.html

 こんなクソ生意気なこと書いてしまった自分が恥ずかしい。

 でも、我ながら、わりと真面目にいいこと書いてたと思うわ。
 懐かしい記憶を思い出させて頂きまして、ありがとうございます。

 いや〜、ただ、この「女王様挫折記」には本当に感動したんですよ。

 学生時代にトルストイの「罪と罰」とか、ヘッセの「車輪の下」を読んだ時以上に感激しました。

 僕は電子書籍って苦手なんですよね。やっぱり紙がいい。岩波新書か幻灯舎文庫あたりで再販されて欲しいですね。

[ 2022/08/27 12:03 ] [ 編集 ]
私のようなコレクションできない人間にとって、貴ブログやmugiさん、さらにはkazowkさん、馬仙人さんのようなブログが心の支えでしたし、本やAVが電子化されてもそうあり続けるでしょう。改めて感謝いたします。

その意味でも(笑)是非長生きして下さい!
[ 2022/08/28 10:53 ] [ 編集 ]
励ましのコメントを、どうもありがとうございます。

秘密のコレクションは心の中に隠蔽するしかないような気もします。その思い出を忘れなければ、それを支えに長生きできそうな気がします。

 まぁ、クラウド環境も年々充実してきているみたいですが、置き場所のない「モノ」というのは、気持ちや記憶、スピリチュアルなものも含まれている。心の中にも置き場所のない魂の声や叫びを、これからもブログにぶちかまして逝きたいです。

 ブログでは書けない、もっと恥ずかしいことを最近はTwitterでつぶやいてますので、よろしかったらご覧になってみて下さい。
(内容は絶対に秘密なので英文ですが...)

https://twitter.com/homer_2006



[ 2022/08/30 15:53 ] [ 編集 ]
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 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



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