
時々、海外の読者から春川さんのイラストに関してお問い合わせを頂きます。
よくあるのが、絵の中に書き込まれているキャプションや、タイトルなどの日本語について。
「なんて書いてあるの?」「どういう意味ですか?」という、質問をされました。
絵の中では文字データとしてウエブ上では現れていませんから、コピー&ペーストで翻訳ソフトへ持っていけません。
春川さんご自身による手書き文字もたまにあります。
僕が「ダイアリーシリーズ」と勝手にカテゴライズしている作品群がそれです。

この手書き筆跡の文言は、言うまでもなく、そこにいる女王様目線の日記です。
時々、M奴隷視線とも読める場合もあって、興味深いものがあります。

部分的に少ししか見えなくて、全文を読むことは出来ないのですが、だいたい予想はつく。
この不完全性が、読み手にイマジネーションを発揮させてくれる機会となり、絵によりいっそうの深みを、美しい輝きを加えます。
よくある「M男的台詞付画像」ではないけれど、この類いの文言には、思わず感情移入して引き込まれてしまいます。
ほとんど文芸作品の世界に近くて、春川さんのまた別の一面を垣間見る思いが致します。
■ 春川ナミオの幻の流出原画
■ 挿絵画家としての春川ナミオ
■ 春川ナミオのストイックなペニス描写について
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春川先生の画は好きです。ただし、私は生騎乗に魅力を感じなくて、エナメルやラバーのビキニで騎乗して欲しい。
これは個人の好みなので、正統も邪道も無くて、乗ってもらえるだけで尊いと言えるでしょう。
そういえば、暗藻ナイト先生はどうしているのでしょう?
ずっと昔、SMシークレットで漫画を連載して、単行本も出ていました。その「コミック・マゾ」は、今は高値になっています。
女神の愛でも連載していましたけど、「コミック・マゾ」以来、単行本化されていないし、単行本化できるほどのストックはあるはず。
先生はhpも持っていないようなので、読みたくても読めない。
宝の山が埋もれてしまっています。