fc2ブログ

マゾヒズムに花束を!

恥ずかしくて、ためになる情報発信 Female Domination & BDSM

この人を見よ! 

女神様が撮影された写真・序章


 俺の女王様はジャーナリストで、米国CNNの海外特派員だ。

 2012年から東京勤務となり、日本の文化・伝統・歴史を担当している。彼女は、ニューヨークで被虐的倒錯性癖を持つ男性客を相手にする、パートタイムのドミナをやっていた。

 わかりやすく言えばドMのヘンタイを鞭で打ったり、辱めたりする。

 来日して彼女はすぐに東京でも、ある会員制SMクラブに登録し、プロ女王様をサイドビジネスとして活動を開始した。

 彼女はミシマやカワバタなど、日本文学に関心を持つ知的な美人で、特に沼正三の「家畜人ヤプー」がお気に入りであった。

 俺もその作品が愛読書であると彼女に告げると、

 Actually, are you a masochist yourself ?

 「実際のところ、貴方はマゾヒストなの?」と、好奇心いっぱいの笑顔で問いかけてきた。

 いきなりダイレクトな質問に俺は戸惑いながらも、「さあ、どうだろうか。でも貴女のようにステキな女性になら、支配されたり、命令に服従してみたいとは思います」と、敢えて控えめに、しかし具体的に答えた。この瞬間から、米国白人女性と、アジア系黄色人男性の、奇妙な主従関係が成立した。

 俺は彼女の奴隷となったのだ。

 つまり、俺の身体と心は、彼女の所有物になった。

 彼女は「NAKED !」(裸におなり!)と強い口調で命令した。

 身体に電流が流れたような衝撃に、俺はすぐに全裸になった。

 彼女は俺を拘束し、赤いタグを取り出した。

 そのタグには FRAGILE(取扱注意)と記されていた。

 それを俺のペニスに取り付けると、彼女はそれを撮影した。

  これが、貴方が絶対に秘密と隠していた、ナサカナイ包茎ペニスね。

 私はジャーナリストとして、真実を報道する使命があるのよ!

 本当の貴方の姿を、世界中の人々に知ってもらいましょう!


  (>_<) 

 俺は本当の自分の秘密が、彼女によって暴かれることに、なぜか恍惚を感じていた。






 
ありのままのあなたが一番



関連記事
[ 2023/01/02 00:01 ] 俺の女王様 | トラックバック(-) | CM(8)
今年も宜しくお願いします。
新年一発目から刺激的な記載ムラムラしました。
[ 2023/01/02 10:21 ] [ 編集 ]
おお! 新年あけましておめでとうございます。

 こ年もよろしくお願いします。

[ 2023/01/03 12:30 ] [ 編集 ]
還暦を越えたマゾです。毎度楽しく拝見させていただいています。若い頃に留学していまして、スゥエーデンで、初めてプレイしました。当時、日本にはSMクラブがなかったのです。帰国してから、中野クィーン等のクラブもでき、日本でもSMプレイができるようになりましたが、京都人の私にとっては、東京のSMクラブは遠い存在でした。マゾに目覚めたのは中二で、梶山李之の『男を飼う』のカッパコミックスを読んだのがきっかけです。homer 氏のような経験をお持ちの方が、とてもうらやましく思います。また、過去のSM経験記事が掲載されるのを楽しみにしています。
[ 2023/01/04 20:46 ] [ 編集 ]
 おお〜! あの当時にスゥエーデンで何を学ばれていらしゃったのでしょうか? まさかSM留学ではありませんよね(笑)距離的にはチェコのOWKも近いし… あ、その頃はまだなかったかな。 

 僕は30代の時にフィンランドに行ったことがあります。友人がシベリウス・アカデミーに留学していたので、遊びにいったのですが、ヘルシンキにSMクラブはありませんでした。僕は初めての外国がアメリカのニューヨークでして、その時の目的はガチでSMでした。ブロンドの白人レディに鞭で打たれてみたいという、なんとも俗っぽい願望を叶えることができました。痛くて恥ずかしい青春の思い出であります。いずれ、そのうちブログでも触れてみたいと思っております。

 それにしましても、北欧はいいですよね。僕はヨーロッパの中では、何度か訪れているフランスやイタリアよりは、スゥエーデンやオランダなど、「北方」の方が好きです。
 それからケルト文化圏はいいですね。オスカー・ワイルドやエンヤが大好きなんです。

  京都のご出身で初SMが外国というプロフィールは、興味深いというか珍しいのではないでしょうか。
 日本のSM文化圏は関西方面が「発祥の地」みたいな、根拠なき幻想を抱いてました。
 タガイタイさんの世代であれば、大阪のレイ辺りで「洗礼」を受けていそうな時代だと思います。

 SMに限りませんが、関西圏の文化は、特に京都などは伝統的に粋というか洗練されていたように思います。
 松尾芭蕉よりは与謝蕪村があか抜けているように感じます。
 でも僕は北海道出身なので、北方からのパースペクティヴで見れば、関東も関西も同じ異文化の中の別バリエーションみたいな感覚です。

 タガイタイさんのスゥエーデンでの初SM体験のお話、ぜひ伺ってみたいです。

 さしつかえなければ、(いや、さしつかえあっても (。。)☆\バキ)、またコメントよろしくお願いします。


 ps. Get nakedのご指摘、ありがとうございます。

 ここは、正確には 当時の記憶では Naked, on your kneels. と続きました。

おそらく台詞として、Getが文頭にあると噛みやすいので、省略されたのかもしれません。
あるいは、発話されていても、ストレスが置かれてなく消失して、聞こえなかった。

 ネイティブの感覚からすると、「Get」がない方がそそるような気もします。(たぶん)
 
 女王様のお言葉は、口調やイントネーションの違いで、心への刺さり方が違いますよね。
 日本語でもそうですが、米語の場合はスラングでも詩情があるみたいだと、僕のノン・ネイティブ感覚には感じられるところだと思います。


 例えばk女王様から「わかった?」 と念押しに確認される場合、

 You got understood ? よりは、

 シンプルに Understood? や Got that ? の方が刺さる。

 通常の表面的な英会話より、シンプルでダイレクト、ディープなコミュニケーションが、SMの場面でかろうじて成立してたりすると勝手に感じております。
 
 外国でのSMプレイは、日本語では寡黙だった分、Talkative になりがちだと思います。


[ 2023/01/05 08:24 ] [ 編集 ]
70年代後半に、パリ大学の大学院に文部省から留学させてもらっていました。海外旅行自由化になったとはいえ、短期の観光ならいざ知らず、長期旅行には旅券取得にも、会社の商用証明、留学承認書類、あるいは預金残高証明等が必要で、結構ハードルが高かったのです。1$が230円前後でした。英語圏の留学試験倍率は20数倍と高い割には、私の様なフランス等の英語が母国語でない所は競争倍率も2~3倍と低かったのです。パリまでの片道がIATAで30万円ほどしましたが、文部省から貰った交通費を節約する為、横浜からナホトカ、シベリア鉄道を使うソ連経由でヘルシンキまで行きました。そこから、ロヴァバニエミ、ノルゥエー領のカウトケイノを経てアルタ(ノールカップ観光の基地です)で学校が始まるまでの夏の間カフェテリアでバイトをしてストックホルムに南下してきました。日本はまだポルノ厳禁で、必死にポルノ雑誌を読み漁りました。お目当ては勿論SMで、M男専門の雑誌も結構ありました。タブロイド紙にプロのS女様の広告があり、おそるおそるTELしてプレイをしました。確か、ガムラスタンの中華料理店の2階ぐらいだったと思います。Doggy playが好きだと言うと、裸で首輪をされオートミールのようなものを犬皿で食べさせられました。20代の強烈な思い出です。税金で留学させてもらって、SMをしているのですから不届き者です。帰国して、大阪の『唄子』というSMバーで日本で初めてプレイしました。でも、20代の私の取ってほとんどが熟女女王様で、若い女王様を求めるには、やはり東京へ行かなければならなかったので、出張の時に隙を見つけて中野へ行くぐらいしかできませんでした。余談ですが、日本の賃金が過去30年上がっていないというのは、30年前のSMプレイの料金と現在のプレイ代に大差がないという事でもわかる気がします。就職し結婚してSMとは御無沙汰になっていましたが、人生一段落ついたので、そろそろマゾ活を始めようと思っています。失われた30年を homer 氏のブログで勉強し直そうと思いまので、またSMの歴史を記事にしていただければ幸いです。




[ 2023/01/05 13:28 ] [ 編集 ]
おお! パリ大学へ公費留学とは、素晴らしいご経歴ですね。ご丁寧なコメント返信ありがとうございます。

 僕も大学時代には、恥ずかしながら第一外国語に(極めてみたいと妄想して?)仏語を選んでいました。
 結局単位落として留年しちゃいましたが、フランス文学には翻訳で親しんでおりました。

 失礼かもしれませんですが、察するに団塊の世代でいらっしゃるタガイタイさんは、高度経済成長期に、モーレツ社会人としての青春時代を捧げられたが故に、失われた30年を、老後のマゾ活で取り戻したいと… 若輩者ではありますが、そのようなお気持ち、わかるような気が致します。

 それにしましても、パリ留学へ、ユーラシア大陸を陸路シベリア鉄道で行きますか〜? タフガイさんですね。そこんところのご経歴の方が凄いです (>_<) では、ストックホルムからパリへはどうやってたどり着いたのでしょうか? 今度はバルト海またいでエストニア〜ラトビア〜リトアニア経由の陸路ですか?? ちょうどチェコもかすってるし(あっ、OWKはまだなかった時代でしたな)

 いやはや、何と申しましょうか、ジャック・デリダ「ヨーロッパはアジアの岬」だと言ってたようなスケールですね。スゥエーデンに寄り道したいというのが動機だとしても、感動しました。いや感激と言ってもいいくらい胸に刺さりました。あの当時はそれぐらいの情熱とモチベーションがないと、リアルSMは不可能な時代だったのだと思います。だけど、もしかしたらと思ってはいたのですが、やっぱりスゥエーデンはSM留学みたいな感じでしたね(笑)

 本ちゃんのパリ大学でのご専攻、ご研究分野は何だったのでしょうか?

 さしつかえなければ、(いやさしつかえあっても (。。)☆\バキ)、よろしければご教授願います (>_<)

 ネホリハホリお尋ねしてしまってすみません。
 お気に障りましたらご勘弁願います。m(_ _)m

 還暦もすぎてしまった今となっては、もうそろそろ、マゾ活は卒業して、終活でもすっかナ、みたいな気分でおりましたが、老後のマゾ活という視点を与えて頂きまして、感謝しております。齢を重ねるにしたがって、マゾ活にも体力・精神力がよりいっそう求められるかと思いますので、お身体ご自愛のうえ、楽しまれて下さい。

 僕は一昨年、大病を患い、一瞬でしたが生死の境を彷徨いました。

 人生長いようでいて、わりと短いと思います。

 高齢者になってからこそ感じる独特の現在完了時制ではないでしょうか。

 妄想している時間の方が、リアルSMの時間より長いですね。
 
 人生は短し、しかし、マゾ活は長い、ほうがいい? 

 タガイタイ様のマゾ活をご支援できるような記事を書いてみたいと存知ます。

[ 2023/01/05 16:02 ] [ 編集 ]
このコメントは管理者の承認待ちです
[ 2023/01/05 17:13 ] [ 編集 ]
 Merci beaucoup !

 フランスに行けばよくルーブル美術館でまる1日過ごしたものですが、ある時、ボンヌフを渡ってセーヌ川の向こう側まで気晴らしに散歩したことがあります。大学都市とも言われるパリ市街ですが、ソルボンヌの方までは足を伸ばせませんでした。あの辺り一帯がそうなんだろうナぁ、ぐらいに眺めていただけでしたが、美しい景観だったことは印象に残っております。ナポレオンの時代から区画整理、整備されてきただけあって、街全体が美術館のような空間ですよねパリは。ゴミゴミした東京も最近は再度再度の再開発でいろいろとやらかしているみたいですが、美意識を見習って欲しい。

 それにしましても、文字通り本当の青春時代を、東京のど真ん中で過ごされていたのですから、複雑なご心境だったであろうかもと思います。全共闘時代の闘志崩れみたいな先輩や講師が大学にいましたが僕の頃はもうノンポリが主流というか、なんだか全体的にユルい雰囲気でした。付き合いはありませんでしたが、「サラダ記念日」の俵万智が同級生です。大学のキャンバスではオウムの幹部も見かけたことがあります。SMクラブの隆盛が急激に始まったのもこの頃からで、僕は大学生時代に、親の仕送りのお金でSMクラブに初めて逝きました。そのウシロメタイ罪悪感が今も僕を苦しめております。国費留学に便乗してのエム活よりも、罪深いかと…

 ご専門の研究テーマのカミングアウト、ありがとうございました。

難しい、デリケートな分野だと思います。好奇心からうかつにも質問してしまいましたが、他意はありません。

 日本では医療倫理の問題も含めてあまりクローズアップされにくい項目だと思います。それこそNHKのクローズアップ現代などでたまに接する話題ですが、実は妹が離婚したり、妊娠中絶したりで、やや身近に触れたことのある部分で、周囲の無理解や一般的な意識レベルの未熟さに驚いたことがあります。

 特定の個人情報を、このような稚拙なブログのコメント欄で共有するのも、やはりさしつかえがあっては申しわけないので、これ以上は自粛しておこうかと思います。

 サド文学の現地ローカルな研究だったり、勝手にヘンテコな妄想、想像してました (>_<)


[ 2023/01/06 08:36 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


プロフィール

筆者に宿る仮想人格:homer



 自分に素直になりたい!そう願っているひねくれ者なのかもしれません。平凡で小市民的な暮らしを営む一方で、過激な妄想世界を漂う、無意識過剰の仮性マゾ。



さらに詳しく




【連絡先】

メールフォーム

励ましのお便りもどうぞ!





カテゴリー




 顔面騎乗に花束を!



homer 初監督作品!

ついに発売!(2010年7月)



【アンコール Top 画像】

お馬さんごっこ


月別アーカイブ


【最近のトップ画像】

PU_mesen.jpg

PU_GTOP_Randam_01.jpg

PU_Yudit.jpg

アクセスランキング

[SMカテゴリー]

10位

アクセスランキングを見る


m(_ _)m


ランキング