アマゾン・コムによると
ムチと罰~ドSソング・コンピレーション を買った人はこの本も買ってるんだそうで、買っちゃいましたよー。
な~んか Amazon にしてやられた!という感じ^^;;;
先日紹介した
M-自分の取扱書は自分のM度を知るための本でしたが、自分がSなのかMなのかよくわからな~いという人には参考になるでしょう。
この2冊に共通して言えるのは、
イヤラシい内容では全くありません。 もっともそれを期待して買う人もいないでしょうが、性的な場面ではなく、日常生活やビジネスシーンにおけるコミュケーションスキルという観点から述べられており、これは
自己啓発本です。自己のSM度を知ることで人生を豊かにしましょう!というワケ。
例えば以下のような項目にYesかNoでSM度チェックを行います。
□仕事でもプライベートでも、周りは敵だらけ。全然気にしないし、勝ちに行くけどね。
□いつも自信満々。職場や仲間の前ではリーダーシップを発揮することが多い。
□人と話している時に腕や脚を組む。
□とことん負けず嫌い。「目には目を」やられたらやり返すがポリシー。
□「は?」という言葉をよく使う。相手を小ばかにするつもりはないんだけど。
□さりげなく自慢話をすることが多い。いや、さりげなくっていうかワザとかも。
□5分待って!と言われて、5分を1秒でも過ぎるイライラする。

項目数が多い上やたらと丁寧なだけに、診断結果から分類されるキャラもマニアックだ。
Mキャラであれば「ボランティア系」「舎弟系」「シンデレラ系」「透明人間系」など、Sキャラであれば、「体育会系」「サービス過剰系」「マインドコントロール系」「ハリケーン系」などそれぞれ6タイプ用意されている。
そして各々のタイプごとに長所と弱点を指摘し、傾向と対策、理想的な行動パターンなどを提案する。
苦手なタイプとのおつきあいの仕方など、かなり具体的に踏み込んでおり、SM度診断が正確であれば、そのキャラクターには有効なトリセツになっていると思われる。

「リバーシブル系Sタイプ」といって、S&Mのスイッチの切り替えが自由に出来るようなキャラも設定されていて、なるほどですね~と感心しました。Mキャラでこのような芸当は難しい。
診断ゲームとしても楽しめるし、読み物的にも面白い。
自分がSかMのどっちかだと思っていても、実際はそうでない可能性もあるわけで、そういうことを気づかせてくれる良書とも言える。
それにしましても、占いや自己啓発分野にもSM関連が参入してきました。
親に隠れて「奇譚クラブ」を罪の意識で読んでいた時代からすると、信じられない。
そのうち大学入試にも「S系」とか「M系」というカテゴリーができたりしてね。
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