トレヴァー・ブラウンの展覧会が大阪で開催されています。この人は在日イギリス人で、その筋の人たち(フェチアート系)には有名で、僕も大好きな作品が何点かはあるのですが、やや自分の趣味とは異なるような気がするアーチストです。どちらかというと女性緊縛図、それもロリータ系の美少女ボンデージものといったジャンルを得意としており、Femdomとは反対のベクトルではありますが、サドマゾヒムズ的な視点からは萌える要素は十分にあます。
また、現在発売中の「SMスナイパー」3月号にも関連情報とともにトレヴァー氏のインタビュー記事が掲載されており、興味深く読みました。

この人は日本文化を愛する英国紳士なのですが、その作風にはどこかオリエンタルなムードを感じます。また、それとは別に、コミック作家の池上遼一とか叶精作のタッチに似ているような気がします。
世界的に今の日本は、京都奈良の伝統文化ではなく、アニメや美少女キャラに代表されるサブカルチャーで注目を集めており、トレバー・ブラウン氏も自分の芸術的テーマを実現するためにわざわざ来日したとのこと。その集大成が今回の個展で見ることができそうです。
トレヴァー・ブラウン展大阪・サブタレ二アンズで3月9日まで開催中
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