
歳とると、体力が落ちてくるものなんだ。

今さら手遅れとは思いつつ、部屋で筋トレとかストレッチをやってみようかとも思うのですが、モチベーションを維持することの方が難しいですね。

こういう女王様がパートナーになって頂けると、持続可能なのですが・・・
マゾヒズムも、体力の一つなんだな、と思いました。

体力増強や健康維持の名目でやるには、動機が不純という気はします。
いつもより動悸も激しくなるだろうし、心臓マヒや心筋梗塞のリスクも高まるでしょう。
高齢者マゾの方がこのようなプレイ中に逝ってしまうというのはシャレにならない。
しかし、生前に春川ナミオさんがおっしゃっていたように、女性のお尻の下で死ねれば本望という心境が、今頃になってようやく、身に沁みて心に刺さるものがあるのです。
あるいは、谷崎潤一郎の名作「瘋癲老人日記」で、憧れの女性の足の拓本から仏足石を作成して、自身の墓石にしようとする主人公の爺さんの気持ちも、今だからこそ理解できる。
顔面騎乗や女性崇拝、ご奉仕の真っ最中に、来世を願いもせず、今世に執着も持たずに、
「ああ、今、おれは死ぬんだ」とさえも思わずに、さりげなく、あっさり、コトっと、逝く。

苦しみの中に最高の快楽があるマゾヒズムにとって、理想的な大往生ではなかろうか・・・
しかし、顔面騎乗されている時に死んでしまったら、女王様に申し訳ない。
誰にも迷惑をかけずに、静かに、苦しまずに... コトッ と、逝きたいものですじゃ。
■ 日本一の男の魂■ 拷問されたい願望
■ Go To SM クラブ
「週刊ビッグコミックスピリッツ」 2020年51号
- 関連記事
-