いったい何のために、このように滑稽なコトをやっているのだろう?

好きでやっているのは間違いないし、もうやるしかないわけだが、正直なところ、真の理由は、わからない。
何が哀しくてここまで人としての尊厳を棄て、ミジメな道化を演じるのか。
もう惨めとも哀れとも感じなくなってしまったとはいえ、こうしてあらためて写真を客観的に眺めていると、不思議な気分になってくる。セッションの最中には中々わからないものだが、身体が健康で、意識も(比較的)まともな自分の姿に、感謝の気持ちもこみ上げてくるのである。
何度かセッションを重ねていくと、女王様と心を通わせ、共感しあったり、信頼し合っていると思える時がある。特にプレイ内容ばかりでなく、考え方や好みといった、お互いの内面的な部分において、わかりあえると、ちょっと幸福な気分になれる。
支配され、服従するという限られたロールプレイの中で、普通のつきあい方では到達できない境地をお互いに認識する。ここに、性行為とはまた別の次元での愛を確認することもできる。憐憫と言い換えてもいいのかもしれない。
混沌としながらも、感情の浄化を誘う、奥深い行為だと思う。
■ 記憶しておこうと思う
■ 感動の人犬プレイ
■ 黒いハイヒールの眩惑
■ なに勝手に逝ってるのよ!
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お互いの本名も知らない、お金を介したつながりだけど、ある意味どんな関係性より深い。
その深淵を垣間見させていただけるこのサイトが好きです。これからもよろしくお願いいたします。