
僕の年代でも古くさいと感じられる「男子厨房に入るべからず」という表現は、そのまま「女王様は厨房に入るべからず」と置き換えられる。
別に女王様が家事やってはいけない理由はないのだけれど、イメージが商売道具のプロ女王様の場合はそうはいかないのだろう。
知的なS性がウリのドミナが、M女役でAVに出演した(?)スキャンダルで引退を余儀なくされたケースもあった。
それはともかく、女王様の引退の最大の理由が、結婚や育児だったりする。
最近は「ママさん女王様」も増えてきているが、育児とSMはそうかんたんには両立しない。難しい問題が多い。
伝説の立花玲子女王様の娘さんは、自分の母親がM男を責めているビデオを偶然みてグレてしまったというエピソードが有名だ。
汚れた体が持つ心 自分の履歴から完全に抹殺しなければならないほど重たいデータが、SMにはある。
「辞めました」と引退宣言しただけでは「消去」しきれない属性が残されるように思う。
振り返って恥じたり後悔するよりも、きちんとフォルダを作って保存しておくのもオプションではないだろうか。
SMとの出会いが、その後の人生を台無しにしてしまうような事態にはならないよう願っています。


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本文拝読するに母親の職業を知りぐれてしまったのは、娘さんではなく倅さんだったような記憶もありますが、今日お邪魔したのは別件で。
「立花玲子は実はM女だった」
という創作文章をSM雑誌に投稿したライターが、玲子様に呼び出されて土下座侘びさせられた、
という話(同じ雑誌の次号に載ってた)はご存知でしょうか?
雑誌名を失念してしまったので、ご存知なら教示願いたいと思い参上しました。
詳細は拙FBに投稿したとおりです。
そうなのですよねえ。
例の木村花騒動で木村響子さんのtweetを見るにつけ、思い出さされてならないのです。